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平成22年 小樽市の結核の現状

結核は過去の病気ではありません。
小樽市でも、毎年数十名の方が結核にて治療されています。
結核は、現在では服薬治療(標準治療を行った場合、6〜9カ月)で治る病気となっています。
小樽市の結核の現状を見てみましょう。

結核の症状は、

○咳 結核の症状
○たん
○血たん
○発熱
○体がだるい

これらの症状が2週間以上続くときは、早期に医療機関を受診するよう心掛けてください。

→詳しくは 結核とはQ&A を御覧ください。

【 小樽市の現状 】

(1)結核は今もまん延しているの?

結核のまん延状況は罹患率(りかんりつ)で表し、これは最も基本的な指標となります。
罹患(りかん)率とは1年間に新たに発病した患者数を人口10万人当たりの数で表したものです。
                結核のイメージキャラクター 結核罹患率

 

 平成22年の小樽市の結核罹患率は、17.3となりました。平成21年と比較すると、7.6の増加ですが、経年的にみると徐々に減少しています。 
平成22年の全国の罹患率は18.2で、全国的にも減少してきていますが、世界と比較すると依然として結核中まん延国といわれています。日本で罹患率が一番高い地域は大阪府(29.9)次が長崎県(23.3)、東京都(23.1)、愛知県(22.5)、一番低い地域は長野県(9.1)となっており、地域間の格差はここ数年変わらず大きい状態が続いています。

 

(2)小樽市では1年間にどのくらいの人が結核を発病しているの?

小樽市では、平成22年に23人の方が結核を発病しています。
下記の表にある「喀たん塗抹(とまつ)陽性」とは、たんの中に多くの結核菌が出ている状態で、周りの人にうつす可能性が高いことを表します。

 

結核のイメージキャラクター

                            

年齢別結核患者数

早期に受診することで、「喀たん塗抹(とまつ)陰性」の段階で治療を始めることができます。風邪のような症状が2週間以上続く時は、早めに医療機関を受診しましょう。

 

(3)小樽市で発病した人の年齢構成は?

小樽市では平成22年に発病した方のうち、70歳以上の高齢者が69.6%と高い割合を占めています。現在の高齢者は、結核がまん延していた時代に結核菌に感染した方がほとんどです。若いころに感染した結核菌が、加齢、糖尿病、腎不全などで免疫力が低下した時に活動を始めて発病するケースが増えています。
結核患者年齢構成
65歳以上の方は、年に1回は肺がん・結核検診を受けて胸部レントゲンを撮りましょう。(40〜64歳の方は、年に1回肺がん検診で胸部レントゲンを撮ることができます。)

 

 

(4)小樽市には結核患者さんはどのくらいいるの?

 

小樽市では、平成22年末の時点で42人の結核患者さんが結核の治療や治療後の検診を受けています。全体的に結核患者さんの減少がみられます。

 

 

年末患者総数

(5)BCG接種の接種状況は?

予防接種法により、接種期間が生後6カ月未満と定められています。
BCGは乳幼児の重症結核(結核性髄膜炎や粟粒(ぞくりゅう)結核)を予防する効果がありますので、生後6カ月未満のできるだけ早い時期に、BCG接種を受けることが重要です。(小樽市が委託している医療機関では、生後3カ月以降からの接種をお勧めしています。)
小樽市内の接種率は高く、BCG対象者のほとんどが望ましい時期に接種しています。生後3〜6カ月のお子さんでBCG接種がお済みでない場合は、早めの接種をお勧めいたします。

 

 

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