春先から増える花粉症に注意しましょう

木のイラスト

花粉症とは

 花粉症の正体は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応です。体の免疫反応が、花粉に過剰に反応して花粉症の症状が出るのです。

 

<花粉症の主な症状>

☆くしゃみ…外から入った異物(花粉)を外に出そうとする防御反応です。連続して何度も起こるのが特徴です。

☆鼻づまり(鼻閉)

☆鼻汁(水性鼻漏)…花粉を洗い流そうとして、鼻汁の分泌が亢進して鼻から垂れたり、のどに流れたりします。

いくらかんでも出てくる、水様性の鼻汁が特徴です。

☆眼の症状…激しいかゆみ、結膜充血、涙目など

 

花粉症の症状は、主に鼻と眼に現れ、花粉飛散開始とともに症状がみられる人もいれば、花粉が大量に飛散するまで無症状の人もいます。また、その年の花粉飛散数によっても症状の程度は変わります。重症の方では、微熱、倦怠感、皮膚のかゆみ、のどのイガイガ感など、全身の症状がみられることもあります。くしゃみイラスト

 

<花粉症にかかりやすい人>

過去にアレルギーによる皮膚炎や、気管支喘息などにかかったことがあるなど、アレルギー反応を起こしやすい体質である場合は、花粉症(鼻アレルギー)も起こしやすいと言われています。また、アレルギー体質は遺伝するケースが多く、家族に花粉症や気管支喘息、アトピー性皮膚炎など、何らかのアレルギーを持っている人がいる場合に起こしやすいと言われています。

 

<花粉症患者の状況>

全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした2008年(1月から4月)の鼻アレルギー全国疫学調査において、花粉症を有する者が29.8%であったとの報告があります。他に、ダニなどが原因で起きる1年中のアレルギー性鼻炎も増加していることが示されています。

増加している原因には花粉飛散数が増加していることに加えて、いろいろな環境の変化の影響も考えられますが、十分には確認はされていません。

 

 

花粉の種類と飛散時期について

日本では50種類以上報告されています。中でも、スギ花粉が多く、花粉症患者の約70%を占めていると推測されていますが、北海道ではスギ花粉の飛散がきわめて少なく、札幌市では花粉症患者の50%以上がシラカバ花粉によるものと言われています。

花粉の飛散時期は下記のとおりです。

 

(参考)札幌市の花粉飛散時期( 北海道立衛生研究所より )

花粉飛散時期の目安イラスト
 

どの時期に症状が出るかで、ある程度どの植物の花粉症かが予測できますが、医師に相談し抗体検査などをすることが確実です。

 

 

花粉症を予防するために

花粉症の人は、重症化を防ぐために日常生活の中で、花粉を体内に入れないことが重要です!

今、花粉症ではない人も、これから花粉症にならないために、大量の花粉を吸い込まないことが大切です。

 

外出時は

    めがねイラスト

「メガネ」や「マスク」、「帽子」を着用しましょう

メガネやマスクを着用した場合、しない場合と比較し、鼻や眼に入る花粉の数を半分以下に抑えることができます。コンタクトレンズは、花粉がレンズと結膜の間で擦れるので、花粉飛散時期はメガネがお勧めです。また、マスクには湿ったガーゼを挟み込んで使用するとより効果的です。

 

衣服は花粉の付着しにくいものを選びましょう

表面がすべすべした綿かポリエステルなどの化学繊維のものは、花粉が付着しにくくお勧めです。羊毛類の衣類は、かふんが付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなりますのでなるべく避けましょう。

 

 

外から帰ったら

 

手洗いのイラスト
体に付着している花粉を落としましょう!

 

「上着を玄関ではたく」

「手洗い」

「うがい」…鼻から吸い込んだ花粉が粘膜上を移動し、のどに付着しています。

「洗顔」…花粉が人間に付着しやすいのは表面に出ている頭と顔です。

(水や市販の洗浄液で眼や鼻を洗浄すると症状が緩和されることがありますが、花粉が逆流して戻り、かえって症状悪化につながる場合もあるため、医師に相談するとよいでしょう)

 

 

家では

 

禁煙イラスト

 

 

☆洗濯物はよくはたく

 花粉の飛散が多い日は窓を開けず、洗濯物や布団は干さないようにしましょう。

☆たばこは吸わない

 粘膜を傷つけるので、できれば避けましょう。

☆ストレスをためない

 規則正しい生活を送りましょう。 

 

 

 

花粉症の治療

 医療機関で行う薬物療法、手術療法、減感作療法があります。治療と並行して自らが花粉の暴露から身を守ることが大切です。

症状が出た場合、初期に治療できれば、粘膜の炎症の進行を止め、早く正常化することもできるため、花粉症の重症化を防ぐことができます。治療に関しては、耳鼻咽喉科かアレルギー科のある医療機関で、医師に相談しましょう。

 

 

花粉症の関連サイト情報

  

※下記のホームページでも、花粉情報が提供されています。

厚生労働省の「花粉症」に関するホームページ( 花粉症Q&A集)
環境省花粉観測システム(はなこさん)のホームページ(全国花粉飛散情報)
北海道立衛生研究所のホームページ(北海道の花粉情報)

 

 

 

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