展覧会のご案内
中村善策コレクション名作選2「1950〜60年代 画風の完成」
趣旨
1960年代に至り、中村善策の作品は平面化、様式化が進み、現場の風景を超越して大きなデフォルメが加えられていますが、それと同時に豊かな色彩の饗宴が見られ、明快な色面による季節感の表現はその風景画の大きな特徴となりました。
中村善策の作品を愛好する者の多くがこの時代の作品を支持し、また、後輩たちは尊敬の念を込めてその独特の構図を「善策張り」と呼びました。
本展では、1950〜60年代に注目し、北海道、東京、長野など各地の風景を比較しつつ、圧倒的に多くの代表作が生み出された画風の完成期を紹介します。
会期
平成24年4月21日(土)から
会場
中村善策記念ホール(市立小樽美術館1階)
小樽1970-80年代の新風 鵜沼人士とともに
趣旨
1970年代の小樽では、20歳代の若い美術家たちによるグループ展が次々に組織され、時に絵画という共通の表現に意見を闘わせ刺激しあい、時に融合しあいながら活動を継続していきました。
とりわけ、1970年代半ばに市長賞・市展賞を受賞した鵜沼真弓(マユミ・ウヌマ・リンク)・鵜沼人士姉弟は、小樽から全道、全国への飛躍が期待され、新世代の登場を強く印象づけました。
その後、多くの作家の活動拠点は小樽から海外や東京に移りましたが、 小樽での個々の強烈な出会いや交流は今も各作家の創作活動の第一歩を支えていると言えるでしょう。
本展では2009年に53歳の若さで急逝した鵜沼人士を悼むとともに、鵜沼人士を囲み、絵画への情熱にあふれながら1970-80年代にかけて登場した小樽の新世代を紹介します。
会期
平成24年2月18日(土)から5月13日(日)まで
会場
企画展示室(市立小樽美術館2階)
幻視者 一原有徳の世界2
趣旨
市立小樽美術館に「一原有徳記念ホール」が誕生して1年が経過しましたが、マルチな才能を発揮した一原有徳のジャンル横断的な構成を維持しつつ、大型組作品などの入れ替えを行います。
また、モノタイプの発見となった「石のメモ」や、2000年以降に制作され版画制作の最後を飾った「AZシリーズ」などの作品を加え、モノタイプの世界を紹介します。
会期
平成24年4月21日(土)から
会場
一原有徳記念ホール(市立小樽美術館3階)
観覧料(上記展覧会共通)
| 普通観覧料(美術館のみ観覧できます) | 共通観覧料(美術館と文学館を観覧できます) | |
| 一般 | 300円(240円) |
500円(400円) |
高校生 市内にお住まいの70歳以上の方 |
150円(120円) |
250円(200円) |
中学生以下 |
無料 |
無料 |
※( )は20名様以上の団体料金です
次回展覧会予定のご案内
心の原風景−風土への賛辞 木嶋良治展
趣旨
故郷小樽やオホーツク沿岸の海辺など、北海道風景を中心に「北方性」と「雪」をテーマとして描き続けてきた木嶋良治。
その作品のなかで、特に小樽運河は大学入学前に結核で胸を病み休学中に観察を重ね、その時代脳裏に焼き付けた風景が制作の強い動機となっています。
本展では、簡潔な構成と詩のような叙情性をあわせもつ独特の風景画を確立した木嶋良治の世界を紹介します。
会期
平成24年5月26日(土)から平成24年7月29日(日)まで
会場
企画展示室(市立小樽美術館2階)