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小樽市総合博物館・運河館(旧小樽市博物館)

小樽市博物館は、平成19年7月14日から小樽市総合博物館 運河館に変りました。

 

旧小樽倉庫(市指定歴史的建造物第13号)

 

明治26年(1893)、加賀の商人西出孫左衛門、西谷庄八の両名によって構築されたこの倉庫は、外壁に札幌や小樽の軟石、屋根には若狭(福井県)産の瓦とシャチホコが上げられています。ことにシャチホコは、高さ1.5メートル、重量120キログラムの銀瓦製で頭部には製作者四方吉次郎の銘が入った秀作です。また中庭を持ち日の字型に配された倉庫は左右対称の均衡美をそなえ、現存する木骨石造倉庫群の代表格とされ、歴史的建造物に指定されています。


 

シャチホコ 正面写真

 

 

 

 

 

 

 

 

第1展示室

 

<街のあゆみ>

 

元治2年(1865)村並みとなった小樽は勝納川河口周辺が中心地でしたが、港の整備がすすむと色内川・稲穂町方面に移動します。明治13年(1880)、日本で3番目の鉄道が開通すると、北海道の開拓物資集積拠点となり、商都小樽の形を整えはじめ、明治末期には人口9万をこえる大都市に急成長します。
こうした小樽の発展を地図や写真などの資料によって知ることができます。

 

開かれた航路


北前船(弁財船)は、春に大阪を出帆し瀬戸内海、山陰地方、そして日本海の各寄港地を経て北海道に至り、秋には大阪に帰港する年一航海の買積船です。買積船とは、各寄港地で物品の仕入れと販売を行う船です。そうした北前船は、本州と北海道を結ぶ物資流通の大動脈を担っていましたので利潤も膨大なものでした。当時の文書類や写真類そして模型などによって北前船の姿を知ることができます。

 

商都小樽


明治末から大正期にかけての小樽は、まさに北海道を代表する商業都市に成長していました。なかでも色内町かいわいにはさまざまな銀行が軒を連ね、北海道のウォール街を形成していきます。この当時を代表する商店3店舗を復元展示していますので、ひとときのタイムスリップを。

 

ニシン漁


北海道の初期経済はニシン漁によってその基盤が築かれたと言えるほど重要な産業でした。ことに、小樽周辺には忍路(オショロ)、高島など好漁場がたくさんあり盛況をきわめ、獲れたニシンの多くは、しめ粕に加工され、重要な農作物肥料として全国に運ばれました。そうしたニシン漁の様子を精巧に描いた「鰊盛業屏風」をはじめ、写真や漁具類、図表などで知ることが出来ます。また沖揚音頭などのニシン場で歌われていた労動歌も聞くことができます。

 

生活のうるおい


港湾都市小樽に輸入された外国商品には高級なものも多く、その愛好者も急増します。なかでも大正14年(1925)フランスから輸入された9.5ミリメートル小型映画は翌昭和元年には小樽に入り、愛好倶楽部が結成されました。

 

 

第2展示室

 

森の四季

 

国定公園の海岸線は奇岩絶壁の壮大な景勝地。内陸部に入ると自然豊かな原生林。その中に生きている動植物の姿をジオラマで紹介します。
ヒグマの冬眠、ノネズミを狙うキタキツネ、咲き乱れる植物、そして野鳥や昆虫たちの小さな世界では、その鳴き声など、音と動きを取り入れた初春から秋にかけての森のいとなみを感じ取ることができます。

 

大昔・ヒトと生活

 

忍路土場遺跡(縄文時代後期・約3,500年前)から発掘された数々の資料は、当時の生活様式を物語る貴重な資料です。それらの資料をもとに再現されたのが縄文時代後期の生活ジオラマです。そのほか、火をおこす道具や、布、漆(うるし)塗りの櫛(くし)、盆や鉢のような木製品、そしてさまざまな土器や石器などが、縄文時代後期の世界へみちびいてくれます。

 

古代体験

 

土器などに文様をつける方法と、火をおこす労力が体験できます。特に火おこしのシミュレーターは、3種類の木材質による作業時間の差までが体験できる精巧なものです。

 

 

映像展示

 

当館が所蔵する昭和初期の9.5ミリフィルムを「ニシン」「鉄道」など4つのテーマで編集した映像を第一展示室内で公開しています。かつての北海道を支えた繁栄の時代の映像をお楽しみください。

また、平成17年4月からは第二展示室で小樽市内で撮影した植物、昆虫、鳥類などの自然を紹介する映像の公開を始めました。季節ごとに変わる小樽の自然を紹介しています。

 

収蔵資料

 

考古、歴史、民俗、自然など10万点を超える資料を収蔵しています。その一部は毎月収蔵資料展示として紹介しています。また、1万5,000件を超える写真や絵葉書を「デジタルアーカイブ」として保管しています。当館内に設置している端末でキーワード検索も可能です。利用ご希望の方は博物館までお申し込みください。

 

写真:大正時代の竜宮橋

 

 

 

 

 

 

 

 

料金・開館時刻などはこちらです

 

 

〒047-0031小樽市色内2丁目1番20号

電話0134-22-1258

ファクス0134-22-2350

メール museum@city.otaru.lg.jp

 


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