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市長記者会見記録 平成19年1月4日

平成19年1月4日 定例市長記者会見

  1. 平成19年を迎えて
  2. 意見交換

(配布資料)

  1. 平成18年・19年 各部の取り組み

下記のとおり、市長から発表がありました。

市長:皆さん、あけましておめでとうございます。今年も一年間よろしくおねがいします。 今年は選挙の年ですが、誰が処理するにしてもやっていかなければならない問題は多々ありますので、そういった問題を中心にお話しをさせていただきます。

一番は何といっても財政再建の問題です。これはもう何としても再建団体の転落は避けるという強い意志をもって進めていきたいと思っています。このことは、今日も仕事始めの式で、職員に言いました。 特に、市民サービスを現状維持しながら再建を進めていくという非常に重い課題ですけれども、一番にはやはり人件費の総額抑制、これにつきると思っています。一つは退職者不補充で職員数を減らしていくと。もう一つは従来から進めてきました給料のカットです。3%、5%、7%と3年やってきましたけれども、平成19年度からさらに上積みして10%カットで人件費総額を抑制し、職員を減らしながらこれから5年、7年とやっていくわけですが、何とかその中で進めたいと思っています。
 一番の問題は、歳出を削っても交付税なり、税収が伸びないということで、なかなか先を読みづらい状況でありますけれども、現状とらえられる情報を基にして再建計画を作って対応していきたいと思っております。

二つ目は駅前の第三ビルです。プールがなくなることで陳情などが出されておりましたけれども、やはり駅前の顔でありますし、中心街の拠点施設の一つでもありますので、何とか第一種再開発事業として進めていきたい。1月末には再開発組合が設立されますし、3月末には権利変換計画の認可を受けて、5月に権利者の移転、6月には解体工事に入って、9月にはビル本体工事への着手、平成21年に完成という運びでございます。市としても支援をしていきたいと思っております。
 もう一つ空いているホテルがあるわけですが、これも再建といいますか、解体して再建されるという見通しがあるようです。従って、宿泊のキャパが増えることになります。
 我々としては観光面における今まで問題になっていた通過型観光から宿泊滞在型観光へ転換をしていきたいという、そのための取り組みといいますか、スキーム作りを行ってまいります。従来からずっと言われてきておりますけれども、なかなかいい方策が見つけられないできたわけですが、せっかく700万人を超えるお客様が来てくれているわけですので、これを何とか小樽に引きとどめる、泊まっていただく、こういうことを観光の最大の課題として取り組んでいきたいと考えています。現在70万人強の宿泊者を100万人超にしていきたいと。倍増といきたいところですが、なかなかそうはいかないので、せめて100万人を超える宿泊者を目指し、官民あげて取り組んでいきたいと思っております。こういうことも今日発令した、新しい観光振興室長に特命だとはっぱを掛けたところです。

それから中国との定期コンテナ航路ですけれども、平成14年に開設して5年目に入ったわけですが、毎年貨物が増えてきておりまして、特に平成18年は実入りのコンテナTEU換算(注:20フィートコンテナ換算)で9000個を超え、目標である1万個にもうちょっとというところまできました。たぶんこの春には、週2便体制が実現する可能性が非常に大きくなったと思っておりますので、引き続き官民あげて貨物の増に向けて、取り組みを強化していきたいと思っております。
 どちらかというと輸入が圧倒的に多く、こういったものはなかなか我々の力ではどうにもなりませんが、船会社の神原汽船さんもこの1月から関係企業のツネイシホールディングスに関連企業を全部まとめて取り組むという体制を敷かれたようでございます。貨物の増をにらんで2便体制の可能性が強くなったので、ぜひ実現させたいと思っています。

もう一つは出生数ですね。このところずっと減少傾向が進んでおりましたけれども、全国的な傾向でもありますが、平成15年が900人台、平成16年が800人台、平成17年が700人台、このようにずっと減っていきました。しかし平成18年はたぶん800人台に戻るだろうと。これは現在の12月25日までの数字ですが、前年が756人に対して平成18年12月25日現在で792人のプラス36人という数字になっておりますので、この後、まだ若干あると。たぶん800人は超えるだろうと思っています。
 全国的な傾向もいろいろいわれておりますけれども、小樽もその例に漏れず、出生数が少し回復したように思っています。しかし人口減に歯止めがかかるというまでは楽観視してはいませんが、人口問題についても、引き続き移住促進事業を推進するとともに何とか移住ビジネスにつながっていかないかともう少し検討していきたいと思っています。

そのほか、水族館の社長をしている関係で水族館の冬期営業についてですが、今年で3回目となりますけれど、2月3日から2月18日までの16日間冬期特別営業をします。初年度はまあまあ成績が良かったですけれども、昨年はいろんな影響があったのか入館者が減ったんですが今年もまたやっていきたいと思っています。
 施設の改修も少し投資をしてやりたいと思っていまして、新たに展示水槽を改修してコツメカワウソ2頭を展示したいと思っています。それからおなじみのペンギンのお散歩もぜひやりたいと。それからバレンタインデーにちなんで、恋をテーマにした名前や特徴のある魚を集めて特別展示をしたいと。『特別展LoveStory〜お魚たちからの贈り物〜』ということでいきたいと思っています。そのほか、館内の冬期に関連した装飾を実施して、ライトアップなどのディスプレーをやっていきたいと思っています。コツメカワウソは、わたしも初めて聞いた名前ですが、非常に可愛らしい動物ということで何とか間に合うように展示をしたいと思っております。
 また新たな展示といたしましては、モモイロペリカンというのがいるんですけれども、これは本営業からゴールデンウィーク前には展示できると思います。わたしの方からは以上でございます。

 

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

記者:病院の問題ですが、去年の段階で44億円という赤字を市が半分、病院が半分ということなんですけれど、今まで赤字がかさんできた病院が22億円を返すというのは大変なことだと思います。何とかなりそうということですか。

市長:何とかしないといけないんですよ。要するに、新病院を作るために44億を解消するのもあるんですけれども、まず病院自体が毎年起こす起債も借りられないんですよ。44億の回収計画を作らないとそれ自体貸してくれないわけです。毎年借りる起債をね。ですから、これはもう何としてもやりたいと。44億というのは、平成5年から11年までの過去の負債なんですよね。ですから12年からは、何とか一般会計で赤字の補てんをしていますから、もうちょっと努力すると可能な数字ではないのかなと思って今計画を作っています。

記者:人を減らしたりするとか、そういうことは特にないんですか。

市長:まあ人を減らすというか、病棟再編したり、入院基本料が一番高い7対1看護が偶然うまく取り組めるという状況になりました。それでかなりの増収が計れるということもありますし、それから職員の給料もカットしていきますから、それでいい影響を受けるだろうと思ってます。

記者:冒頭のお話しの中で、市民サービスを現状維持した上で進めたいとお話しがありましたが…

市長:基本的にはね。現状を維持しながら進めたいと。

記者:今年は骨格予算ですが…

市長:選挙後どういう体制になるか分かりませんけれども、予算編成はできるだけそういう方向でいきたいと思っています。まあ市民サービスにも幅広くいろいろありますのでね。中には補助金、少額補助金みたいのもあるんですね。3万だとか5万だとか、こういうものはどうなのかなという思いはあるんですけれどね。 安倍総理になってから「頑張る地方応援プログラム」、というのが発表されまして、これは頑張っているところに交付税全体で2700億円の予算が付いてます。これを何とか引っ張り出したいなと思ってまして。東アジアのマーケットリサーチの事業と旧手宮線の整備事業、これは一応ヒアリングを受けてるんですよ。面白い事業だなって事でね。そういったものを上手くこれからどうやって作っていくか。まあ、いろいろな支援策というか応援策があるのでね、もう情報収集して取り込めるものは取り込んでやっていきたいなと思って、今日も職員に話をしたんです。

記者:二つの事業が採択される可能性は?

市長:採択されるかどうかではまだないと思うんですよ。多分、急に出た話なものですから。総理からね。総務省の頑張る応援室の方もどんなメニューがあるのかなと事前に調査したんだと思うんですよね。まず事前調査。小樽から9件ほど出してますけれども、このうち今言った2件が目にとまったということです。ぜひ、我々としては制度に乗っかり、しっかりと事業を作っていきたいと思ってます。

記者:出生数が増えたというのは何か考えられる理由があるのでしょうか?

市長:全国的な傾向でいわれてますけども、新聞紙上では晩婚型の結婚が増えて、いわゆる団塊ジュニアの結婚数も増えてるみたいで、小樽もそういう傾向に乗っかってるのかなという感じですね。まあこれ以上減ったらどうなるだろうかと心配してたんですけれどね。まあ増えたといってもそんな急激に増えてる訳じゃないから、ぜひ歯止めがかかってほしいかなっていう感じです。たった1年だけの現象なのか、もう少し持続していくのかは、もう1年見ないと分からないですが、前半なら結構いい伸びしていたんですよ。後半はちょっと伸び悩んでたので、『去年並みかな』という感じがしてましたね。

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※記者会見の内容は、総務部広報広聴課において文言を整理・作成しています。