平成19年度記者会見記録
平成19年7月24日 定例市長記者会見
- 新しい総合計画の策定について
- 新市立病院に関する市民説明会開催について
- 小樽市職員の懲戒処分に関する指針および小樽市職員の懲戒処分に関する公表基準の策定について
- 職員の採用について
(配布資料)
- 小樽市総合計画審議会委員名簿(10kb)
- 新市立病院新築に係る市民説明会を開催します(8kb)
- 小樽市職員の懲戒処分に関する指針(5kb)
- 懲戒処分の標準的な量定基準(10kb)
- 小樽市職員の懲戒処分に関する公表基準(6kb)
下記のとおり、市長から発表がありました。
(市長)
今日は4件ほどお話しさせていただきます。
1.新しい総合計画の策定について
はじめに、新しい総合計画の策定についてです。地域別の懇談会等の日程については記者レクチャーが終わっていますが、今日は「総合計画審議会」を構成しますメンバーも決まりましたので、その関係についてお話をさせていただきます。
審議会の委員については、条例の規定によりその構成は、市議会議員・民間諸団体の代表者・学識経験者・関係行政機関の職員・市長が認める者と、全体で30人以内となっており、別紙のとおりその30人が決まりましたのでお知らせします。
今回の審議会の特徴としては、市民参加という考え方から、委員の公募をいたしまして、5人の方にお願いすることになりました。公募には17人の方々の応募がありまして、「総合計画策定会議」の中に選考会を設け、厳正に選考を行ったところです。
結果として資料の役職欄に市民公募と書かれた5人の方にお願いすることになりました。経歴を見ますと大学院生や理美容師の方などがいますし、また、年齢も20歳代が2人、40歳代が1人と若い方も選考されておりますので、それぞれの立場から忌憚(きたん)のないご意見をいただきたいと思っています。
第1回目の審議会は、8月1日の水曜日、午後2時から消防庁舎6階講堂で開催することになります。
次期総合計画は、平成24年度までの財政健全化計画を着実に進める中での策定となりますが、多くの市民の皆さんにこれまでの背景や現状をご理解いただき、一方では、小樽市の新たな将来都市像を明らかにして、長期的視野に立った指針を示す大切な計画でありますので、全市民一丸となってつくり上げて行きたいと考えています。
2.新市立病院に関する市民説明会開催について
二つ目は、新市立病院に関する「市民説明会」の開催についてです。
これにつきましては、「広報おたる6月号」で掲載したわたしへのインタビューでもお話しました。4月の選挙戦を通じまして多くの市民の方々と意見を交換する機会がありましたが、これまで、議会で説明してきましたことや広報誌でお知らせしてきましたことが、まだまだ十分周知されてはいないなという感じを受けた場面がありました。また、その場で直接お話しをすれば、大半の方々には理解をしていただけたという状況もありました。
先の6月議会でもお話しておりますが、市民への説明の仕方について、どういった方法が良いのか早急に検討を行ったところです。その結果、やはり、わたしどもが市民の皆さんの中に入ってお話するのが一番ではないかということで、今回、「市民説明会」を開催することにいたしました。
8月には、市の総合計画の地域別懇談会が予定されており、期間がない中ですので、その中で説明してはどうかという意見もありました。しかし、総合計画の懇談会におきましては、もちろん病院問題も関係しますが、これからのまちづくりという市政全般の懇談会でもありますので、日程的にはかなりきついという部分はあるのですが、別個に説明会を開催した方がいいと判断しました。
説明会におきましては、基本的にこれまで説明してきた内容…市立病院の必要性・重要性の問題や財政の問題、現在地での建て替えができないこと、リフォームでの継続が不可能であることなどを説明し、また、市民の皆さんからのいろいろなご意見に対して十分に説明していきたいと思っています。こういうものを分かりやすく、資料をお示ししながら説明をして、どうしても財政再建のためには統合新築が最良の選択肢であることを理解していただきたいと思います。
説明会へは、わたしをはじめ、副市長、関係部長、病院関係者、事務担当者が出席し、さらには両市立病院長も出席し、実際に市民の皆さんの医療に携わっている立場からも説明したいと考えております。
日程と会場につきましては、お配りしました表のとおり、8月11日(土)から26日(日)までの間で5日間、市内6カ所の会場で行いたいと思っています。最終日は8月26日の日曜日に中央地区で予定をしております。それまでに各地域での説明会に来られなかった方にも来ていただけるよう比較的大きな会場も考えていましたが、都合がつきませんので150人程度が収容できる市役所の消防講堂で行うこととしました。
開催時刻については、市民の皆さんが参加しやすい時間ということで、土曜日は午後6時から(銭函市民センターの初日のみ午後2時から開催)、日曜日は午後2時から、2時間程度の開催を予定しています。説明会の開催につきましては、市内の全町内会へ「説明会案内」をお送りしまして、回覧による周知をお願いしています。また、市のホームページ(説明会日程のページはこちら)、市立小樽病院、第二病院のホームページにも掲載して周知したいと考えていますが、ぜひ報道機関の皆さんにも報道方よろしくお願いしたいと思います。
3.小樽市職員の懲戒処分に関する指針および小樽市職員の懲戒処分に関する公表基準の策定について
三つ目は、新たに策定した「小樽市職員の懲戒処分に関する指針」および「小樽市職員の懲戒処分に関する公表基準」についてです。これについては、職員課長から説明させていただきます。
4.職員の採用について
最後は、職員の採用であります。今の財政再建により定年退職者の原則不補充ということで、定年退職者あるいは定年に近くなって辞める職員については、もちろん不補充できています。しかし、中途退職者が多く出てきており、業務遂行上厳しいものがあります。
今まで平成16年から今年の7月1日現在までの4年間で約16人の中途退職者がいますので、この部分については何人になるか分かりませんが若干名採用していきたいと思っています。この間の定年退職者は73人おり、これは当然不補充ですが、中途退職者の補充については、これから最終の詰めを行い、若干名の採用をしたいと思います。
採用試験の予定としましては、10月14日に行いたいと思っております。前回は平成16年に採用試験を実施しておりまして、平成17年4月に13人採用しておりますが、それ以来ということになります。
(参考:過去の職員採用試験実施状況)
それでは、懲戒処分の関係について、職員課長からご説明いたします。
(資料に基づき、職員課長が説明)
出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。
(記者)
(小樽市職員の懲戒処分に関する公表基準について)公表の内容で、実際具体的な名前を明かさないという事であると思いますが、説明の中に「社会的影響が著しく大きい事案であって警察等で氏名等公表されているものについては」とあります。これはどう解釈したらいいですか。
例えば、警察では氏名は明らかにしていないけれど、社会的影響が大きい場合には公表するということですか。
(職員課長)
公表の内容に書かれていますのは、基本的に所属の部などは当初から公表するという考えです。しかし、例えば新聞とかテレビ等ではっきりと名前など一定の部分が出されてしまった事例については、通常は部までですが所属の課まで出すとか、今までは氏名を出していなかったのですが氏名がでていたら氏名までとか、ちょっと踏み込んだ形での公表もあり得ます。
(記者)
市立病院の説明会はこの6回ということですが、説明会についてはこれで終わりということですか。
(市長)
終わりというわけではありません。十分我々は議会なりですね、それから広報誌等でお知らせしてきたつもりでいたのですが、まだまだ十分理解されていない部分があるので、今回やってみたいと。
どういう反響があるか分かりませんけれども、取りあえずは6回やってみます。さらにやるとかやらないとかの判断は、その結果を見てからだと思います。当面は議会からの要請もあるので、8月にやってみることにしたわけです。
(記者)
6回の説明会には、すべて市長も出るのですか。
(市長)
全部出ます。わたしも出ますし、それから市立病院・市立第2病院の両病院長も出ます。
(記者)
18年度の決算で数字が出たと思いますが、一般会計の累積赤字はいくらになったのでしょうか。
(市長)
前は12億3000万円ほどと申し上げました。あれより若干下がって、12億円を切る予定です。
(記者)
病院の問題で、起債許可についていろいろ論議がありますが、今のままの計画において国の起債許可が得られると考えていますか。
(市長)
計画については特に指摘されていませんが、すでに現状の、今の病院の収支状況はどうなのかというところが非常に焦点になっています。特に4月以降、患者数が落ちて、収支状況が良くないので、指導を受けているのは「2、3カ月間病院の経営状況を見てみましょう」ということです。
しかし、新病院の問題もさることながら、当面、19年度に購入しようとしている医療機器の起債がそういう状況ですから、大変厳しい状況にあるだろうとは思っています。
(記者)
総務省の公立病院ガイドラインをつくる「公立病院改革懇談会」に、ご存じのように長 隆(おさ たかし)氏が座長になりましたが、それについてはどうですか?
(市長)
あれは、やっと国も「公立病院の赤字問題というのが重要ですよ」ととらえて、骨太方針に入ったわけですね。それに基づいて総務省の方で、公立病院の経営改革のガイドラインを作るということです。19年度中にガイドラインを作ってそれを地方に示し、それぞれの地方団体で改革プランを20年度までに作りなさいと。概略的にはそういうことですね。
これから中身の検討に入りますが、大臣が言っているのは三つですよね。三つの視点に基づいてやりたいと言っています。経営の効率化、再編ネットワーク化、経営形態の見直し。この三つについては我々も今、すでにどういう方向で行くかということは検討しておりますし、地方公営企業法の全部適用についても方針を出しています。たぶん、そういうものが出てくるのではないかなと思っていますので、わたしどもとしては、一定程度先取りしている部分もあります。新しくガイドラインが出れば、またそれに沿って、経営改革をやっていかなければならないだろうと考えています。
(記者)
8月にまた、アメリカのフリゲート艦の入港が予定されていますが、見通しはどうでしょうか。
(市長)
まだ分かりません。船は小さいですから、港の施設に影響が出るということはないだろうと思いますが、問題はバースの空き状況と核の搭載の有無、その二つかなと思っています。回答期限までにはまだありますので、それまでに。
(総務部長)
これまで同様に、関係機関に照会して問い合わせ等を行っています。
(記者)
オタモイの遊歩道が通行止めになっていますが、その奥に住む方が移転を望んでいると。オタモイ地蔵尊の所ですね。このことについてはどういう対応を。
(市長)
あそこに手を入れるとなると、どれだけお金がかかるか分かりません。今のところ、お手上げ状態です。ただ、あそこに住んでいる方については、もう危ないから家に戻るように言っているのですけれども、頑として地蔵尊を守りたいと動かないんです。
(記者)
金網が壊れちゃったと言っているのですが、移転させる方が費用がかかると思うのですが。
(市長)
移転というか、別に家があるんです。そこに帰ってほしいとお願いしています。昔からある地蔵尊ですから、お参りに行きたいという人が結構いるみたいで。わたしも幼いときに行ったことはあるんですけれども。でも、あそこの整備といったら莫大なお金がかかります。ちょっとやそっと直したってね。あのがけを本格的にやるとしたら、相当なお金がかかることが予想されるんです。今のところは…しばらく様子見ですね。一般の人が立ち入りしないように、それだけは気を付けています。
昔からいい海水浴場なんですよね。水がきれいだし。上から見たら、本当にすばらしいですよ。
(記者)
車で入っている方もいますよね。
(市長)
車は下まで降りられます。
(総務部長)
つい何年か前までは、海水浴場として駐車場の管理をしていましたから。
(記者)
前回か前々回の定例市長記者会見の折りに、「頑張る地域応援プログラム」にいくつか応募していると聞きましたが、その後の採択の見込みはどうですか?
(企画政策室室長)
それについては12事業ほど出していますが、どれが採択になるとか採択にならないかということではありません。
総務省のホームページに、全国から出たそれぞれの事業の一覧が出ております。国は、特別交付税措置を講じるとしておりますので、今年の12月もしくは来年の3月に行われる特別交付税の算定の時に措置されると考えています。一自治体3000万円の上限です。
(記者)
職員の採用についてですが、4年間で16人の中途退職者がいるということですね。
(市長)
16年度から4年間、6月末までの間で16人の55歳以下の若い人が退職しました。
(記者)
定年退職ではなくということですよね。これは多いと見ていいのか、少ないと見ていいのか分からないのですが。
(市長)
ちょっと多いのではないのでしょうか。事務系の職員だけですから。看護師さんとか保育士さんとかは外してます。全体ではもっといるんですよ。
事務系…いわゆる事務職と、それから土木、建築の技術職員だけで16人いるので、これは多いですよ。
(総務部長)
多いと思います。60歳とか、定年少し前で辞める方は結構いますけれども、50歳前後とか、40歳代で辞めた方がこの2、3年結構多いですから。40歳代、30歳代で辞める職員も最近は多くなってきています。
(記者)
30歳代から50歳代って感じですか。なぜ、こんな若くして辞められているのでしょうか。
(総務部長)
民間に行かれた方もいるし、家庭の事情で辞めた方もいます。理由は個人それぞれです。
※記者会見の内容は、総務部広報広聴課において文言を整理・作成しています。