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市長記者会見記録 平成23年5月2日

下記のとおり、市長から発表がありました。

 

(市長)

 皆さんおはようございます。この度の選挙で市長に就任をさせていただきました中松でございます。よろしくお願いいたします。

 本日は、大変お忙しい中、急きょこのようなかたちでお集まりをいただきましてありがとうございます。当面の政策課題や市政運営については、午後からの記者会見でお話しさせていただきます。

 

 昨晩12時前に、山崎総務部長の逮捕という報告を受けました。
 逮捕容疑の詳しい内容につきましては、警察の発表事項以外は承知しておりませんけれども、公務員がその地位を利用して、政治資金パーティの入場券の販売に関与することを禁止している「政治資金規正法違反容疑」と認識をしております。職員が事情聴取されること自体、大変世間をお騒がせしたことであり、さらに、法律を守る立場の公務員が逮捕されたことにつきましては、甚だ遺憾に思っておりますし、市民の皆さんの信頼を損なうことで、大変申し訳なく思っております。


 今後、司法関係者のさらなる調べがあると思いますので、その推移を見ながら、市としては、法に照らして厳重な対処をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、市職員から逮捕者が出たことに対し、市民の皆さんには謝罪を申し上げたい、このように思っております。
 また、改めて職員に対し、法の順守を含め、襟を正すことを徹底してまいりたい、このように思ってございます。大変申し訳ありませんでした。

 

 

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

 

(記者)
 中松市長自身の選挙で発生した事態だが、このことについてどのように受け止めているか。

 

(市長)
 私は今回正式に発表に至るまで、全く関与しておりませんので、承知しておりません。

 

(記者)
 受け止めとしては如何か。自身の選挙を一緒に戦ってきた者がこのように逮捕に至ったということについて。

 

(市長)
 政治資金規正法という法律がある中で、それに抵触したということについて大変遺憾に思っております。

 

(記者)
 自身が道義的な責任について感じているかどうか。また、それがあるとすればどのような形で責任を果たしていきたいと考えているか。

 

(市長)
 私は大変多くの市民の皆さんから負託を受けて市長として当選させていただき、現在、就任をさせていただきましたので、まず、そのことについてきちんと対応することが一番だと思っています。

 

(市長)
 具体的にはどんなことか。

 

(市長)
 私が選挙期間中、多くの市民の皆様に訴えてきたことを守っていくということ。それから今、足元の小樽の景気・経済を含めて大変疲弊している問題を一日も早く解決していきたいという思いです。

 

(記者)
 山崎部長は現在、市役所の中でも主要な地位にある人だが、その人が今回こういうことになったということで、自身が今後展開していく人事への影響もあるかと思うが如何か。

 

(市長)
 それはこれから考えていきたいと思っています。

 

(記者)
 この問題に対する市の対応はどうなっているか。

 

(市長)
 今朝早々に部長会議を開きまして、庁内における職員に対する徹底、法を順守するということについて徹底するように指示をしました。それから今後出てくるかと思いますが、研修や諸会議の中で法を守ることについて徹底していきたいと思います。

 

(記者)
 市が独自にこの問題について調べたりすることはあるのか。

 

(市長)
 調べるというのはどういうことですか。

 

(記者)
 事実関係などについて。

 

(市長)
 それは今後考えていきたいと思います。

 

(副市長)
 これについては何度も言っていますように、事実関係を、今朝も昨日もお話ししているように事実関係を調べるというのは犯罪という意味で当局が調べることです。どういった罪状で、どういう形で書類送検なり、起訴なり、そういうことのステップで、いろんなかたちで公務員の場合は懲戒処分なり、なんなりいろいろなものが変わってきますから、私どもとしましては、第一次的には当局の捜査の推移を見ることです。何回も行政処分はできませんので、それが第一です。
 それが整理されたときに、完全にその法律で失職する場合があります。一定の方向が出た段階で懲戒処分という形で行政処分をするという、それは、昨日、一昨日申し上げたとおり、そういった委員会がありますので、その中で国の判例なり、国家公務員の扱いなり、前例も含めて対処するという流れになります。被疑者として逮捕されたからといってすぐに何かの処分をするという図式になっていませんので、それらが基本的なことですので、御了解いただければと思います。


(記者)
 市の幹部が逮捕されたことについては、今、陳謝されたが、自身の陣営の幹部も同時に逮捕されていることに対して、市長としての考え方はどうか。

 

(市長)
 先ほどもお話ししましたように、私は後援会との関係については、後援をいただいているということでありますが、その後援会の動きについては全く承知しておりませんでしたから、今回、松川局長がああいうかたちになった、そこの経緯についても全く私、承知しておりません。

 

(記者)
 小樽の場合、オール与党体制というか、そういう形の政治がずっと続いているが、そういったものが今回市役所の中でこういった犯罪事実につながる要因になっているのではないか。

 

(市長)
 私はそうは思っておりません。

 

(記者)
 そういう背景とは関係ないということか。

 

(市長)
 はい。そういうことです。

 

(記者)
 今回、関係者が事情聴取を受けているということをいつ頃耳にしたか。それと逮捕の情報については、市の誰から、どんなふうに連絡を受けたか。

 

(市長)
 こういう事実があることについては、4月29日だったと思います。それで知りました。昨日のことについては、12時、ちょっと時間は定かではありませんが、総務部次長から電話をもらいました。

 

(記者)
 29日は誰から連絡が。

 

(市長)
 いや、新聞です。道新さんの記事です。

 

(記者)
 本日開いた部長会議では、どんなことを話したか。特に今回の事件についてどのように注意したか。

 

(市長)
 政治資金規正法で逮捕されたという事実、これについて大変重く受け止めなければいけないということ、市民の信頼を損なったということ、従って今後、同様なことが起きてはいけない、二度と同じ様なことを起こしてはいけない、そういうような思いで部長として部下にきちんと報告、指示をしてほしいということを話しました。

 

(記者)
 市長はこれまで、市の収入役や商工会議所の専務理事でもあった。商工会議所の本会のみならず、歴代の市長を支えてきた支持者であると認識しているが、これまで市役所が政治資金集めのパーティ券を引き受けているということに対して見聞したことはあるか。

 

(市長)
 承知しておりません。

 

(記者)
 今日が事実上の初登庁であるが、正面から入らずに別の所から入ったのは何故か。

 

(市長)
 特に、タクシーがあちらの方に止まりましたから、あちらから入っただけで、他意はありません。

 

(記者)
 先ほどから全く関与していなかったので知らなかったとのことだが、3月22日のパーティに市の幹部が出席していることを目にしていると思うが、これについてはどのようにお考えか。


(市長)
 記憶にありません。ステージから見てあれだけの人数ですから、あれだけの人数が来ていただきましたから、市の職員がいたかどうかは確認しておりません。

 

(記者)
 何人ぐらい来ていたのか。

 

(市長)
 全く分かりません。

 

(記者)
 出席者全体ではどのぐらいの規模だったのか。市長が把握されている範囲で。

 

(市長)
 一応、聞いている範囲では、1200人と聞いています。

 

(記者)
 そのうち市の職員が何人出席していたのか。

 

(市長)
 全く分かりません。いたのかどうかも分かりません。

 

(記者)
 後援会事務局長の松川氏はどういった経緯で事務局長を務めることとなったのか。中松市長と松川氏はこれまで知り合いであったのか。

 

(市長)
 知っていたことは知ってましたけれども、今回の後援会のスタッフとして呼んだのは私では全くありません。松川さん以外も全部私ではありません。それは後援会の役員の方がお声を掛けたのだと思います。

 

(記者)
 現在、政治資金規正法ということで調べが進んでいるが、より詳しく調べていく中で、別の法律が適用されるような可能性もない訳ではないし、現に北海道では議員が辞めざるを得なかったという事例もある。市長自身は積極的に続けていきたいという考えなのか、それとも場合によっては辞めなければならないと考えているのか、その辺りは如何か。

 

(市長)
 辞める気持ちは一切ありません。やっぱり続けていきたいと思います。あれだけの市民の皆さんからの負託を受けて、そして私が小樽市の市政について訴えてきたことをまず、きちんとすることが負託に応えることだと思っていますから、そういうことです。

 

(記者)
 市民の負託に応えるとのことだが、違法行為に関与する陣営幹部がいた中で、その上での選挙の結果でも市民の負託に応えるということか。

 

(市長)
 そうです。

 

(記者)
 違法行為に関与した自身の陣営幹部が。

 

(市長)
 私自身は何も違法行為しておりませんから。

 

(記者)
 自身の責任の問題にはならないということか。

 

(市長)
 私はそのように思っています。私自身は関与しておりませんから。

 

(総務部次長)

 ほかになければこれで終わります。

 

※記者会見の内容は、総務部広報広聴課において文言を整理・作成しています。