市長記者会見記録平成29年4月5日

市長あいさつ

・新年度のスタートにあたって

 総合計画の策定

 小樽JCTのフルジャンクション化

 新日本海フェリー「らべんだあ」の就航

 「歴史文化基本構想」の策定、日本遺産認定に向けて

 稲穂小学校教職員の文部科学大臣優秀教職員表彰受賞など

 

 

市からのお知らせ

 ・組織改革について

 ・第二次小樽市観光基本計画について

 ・小樽市住宅エコリフォーム事業について

 ・小樽市既存借上公営住宅制度について

 ・小樽市空家等対策計画の策定について

 ・小樽市耐震改修促進計画の策定について

 ・南小樽駅周辺地区バリアフリー基本構想の策定について

 ・北海道新幹線新小樽(仮称)駅周辺まちづくり計画について

 ・市立小樽美術館企画展「小樽・美術家の現在シリーズ末永正子展」

 

 

配布資料

下記のとおり、市長から発表がありました(午後1時30分~)

(市長)

 皆さま、本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

 29年度、新たな年度が始まりました。皆さまにおかれましては、引き続き市政につきまして、力添え、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 私が市民の皆さまから負託を受け、市長に就任させていただいてから3年目を迎えます。4年間の任期の折り返しとなります。

 先月閉会した平成29年第1回定例会では、私自身が編成した通年での予算案としては、2度目となる予算案が議決されたところでございます。

 今年度も、職員とともに知恵を絞り、誠心誠意、取り組んでまいりたいと考えております。

 

 さて、今年度は、本市の新たなまちづくりの指針となる総合計画の策定作業を本格化させてまいります。

 新しい総合計画は、平成31年度からスタートする予定ですが、私は、本市が直面するさまざまな厳しい現状を乗り越え、未来を担う次世代の子どもたちに、しっかりと、このまちの将来を引き継いでいきたいと考えています。

 そのため、総合計画の策定に際しては、小樽市自治基本条例に基づき、市民の皆さまとともに計画を作り上げていくという視点に立ち、多様な意見を反映させて、市政の基本的な方向性を皆さまと共有できる計画を目指しています。

 総合計画の策定のプロセスを通じて、市政への関心が高まり、市民参加がさらに加速するよう取り組みを進めてまいります。

 

 先日、北海道横断自動車道余市-小樽間の小樽JCTのフルジャンクションでの整備について、国土交通省が、ネクスコ東日本に対し許可をしました。これまで多くの関係の皆さまと要望活動を行ってまいりましたが、この度、実現する運びとなり、大変、喜ばしく思っております。

 フルジャンクション化により、市内中心部近郊でのIC(インターチェンジ)で乗り降りが可能となることから、後志管内から小樽市内の病院への救急搬送にかかる時間短縮や、後志管内の広域観光推進などに期待をしているところであります。

 

 また、3月9日より、新日本海フェリーの新造船「らべんだあ」が新潟航路に就航しました。運航時間の短縮とともにダイヤも見直され、午後5時に小樽港を出発すると、翌朝9時には、新潟港に到着することができるようになりました。

 これにより、物流面ではフェリー輸送の利用増に結びつくとともに、ダイヤ見直しにより利便性が高まることで、観光客や出張での利用など、より多くのお客様に本市を訪れていただけるのではないかと期待を寄せているところであります。

 

 3月4日には、小樽商科大学グローカル戦略推進センターの主催で、北前船の歴史的価値と観光資源化について考えるシンポジウム「北前船と小樽・後志」が開催されました。

 講演では、北前船が本市発展の基礎となった歴史についての説明があり、北前船が複数の港を経由することで、人や物の移動だけではなく、文化交流にもつながったことが紹介されました。

 現在、特徴ある歴史文化の保存・活用の方向性を定める「歴史文化基本構想」の策定を進めておりますが、本市の特長的な歴史文化を発信するため、市民の皆さま、そして、小樽商科大学などの研究機関や経済界をはじめとする各界各層とも連携し、日本遺産認定に繋げていきたいと考えています。

 

 また、2月12日には、榎本武揚のひ孫にあたる榎本隆光さんを招いての講演会が龍宮神社で開催されたところであります。

ご存じのとおり、榎本武揚は、漁村だった本市を、石炭の積出し港として発展させ、北海道で最初となる蒸気機関を使った鉄道の敷設(ふせつ)や、港や道路の整備を行うなど、明治期に本市の発展に貢献をした人物です。講演では、ロシアのサンクトペテルブルクからウラジオストクまで、66日間をかけて横断したことなどが紹介されました。

 榎本隆光さんは、平成20年に開催された「榎本武揚没後100年記念事業」でも講演されていますが、ヨーロッパとアジアをつなぐ北極海航路が現実のものとなれば、小樽港は有利な立場にあると、物流の拠点としての本市の地理的優位性について言及されています。

 北極海航路は、すぐに実現するものではありませんが、夢のある話であり、大変、勇気づけられる思いであります。

 

 ところで、本日は、物流や港湾に関する話題をお知らせしておりますが、このほかにも、昨年、本市との間で姉妹都市提携50周年を迎えたナホトカ市に、本年は、私自身が訪問し、さらに関係を深めたいと考えております。また、現在、日本とロシアの間ではさまざまな経済協力が期待されていることから、これらの一連の動きを踏まえ、物流拠点としての本市の魅力や優位性について、改めて考えていく契機とし、本市の経済活性化につなげていければと思っています。

 

 話は変わりますが、教育の分野では、稲穂小学校の教職員の皆さまが文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞しました。これは、全校が一丸となり、課題を共有し、学校改善を推進するとともに、学校全体で授業改善に取り組んだことが評価されたものです。

 他校においても、熱心な教育研究に努めており、教育研究所では、市内小中学校の取り組みや検証授業の考察、研究推進校の実践事例などを取りまとめ、「環流」という冊子を発行しています。

このような教育現場における取り組みや授業の様子などを、学校関係者だけではなく、保護者の方々などにも広く紹介することができないか、検討を進めているところです。

 

 このほか、人材育成基本方針の見直しや、さらなる子育て環境の充実、学習環境の改善、株式会社ニトリから寄付を受けた1億円の使い途の決定など、着手したいことや取り組まなければならないことがめじろ押しでございます。

 市長任期の後半に向けて、公約や総合戦略等で掲げた政策を実行することで、本市の持つ魅力や強みを活かし、閉塞感を打ち破るきっかけとしてまいりたいと考えていますので、皆さまのご協力とご支援を重ねてお願い申し上げます。

 

それでは、市からのお知らせを9件お伝えさせていただきます。

 

・組織改革について

 組織改革については、庁内での組織の歪(ひずみ)や硬直化が、多様化する市民ニーズや社会情勢の変化に的確に対応することができるのか、就任時から気になっており、すぐにでも手を付けたいと考えておりました。

 このため、昨年4月の人事異動で組織改革担当を配置し、まずは、本市が取り組む5つの重点項目、(1)子育て支援の強化、(2)企画・政策・まちづくり部門の強化、(3)産業・観光振興の強化、(4)安全で安心なまちづくりの強化、(5)高齢者対策の再編、を定め、平成30年4月の本格実施に向けて取り組むとともに、平成29年4月には簡易な改革と緊急性の高い改革を実施することとしました。

 平成29年4月に実施する15項目のうち主な項目につきましては、まず、福祉部子育て支援課を子育て支援室に格上げし、1課体制から2課体制に見直し、子育て支援体制の強化を図ってまいります。

 次に、港湾室に「港湾振興課」を新設し、港湾物流の促進やクルーズ客船の誘致など、小樽港の利用促進を効果的に進めてまいります。

 また、産業港湾部に日本遺産担当を配置し、日本遺産の認定を目指してまいります。

 次に、納税課内に徴収一元化組織の設置により、債権を適切に回収することで市民負担の公平性を確保してまいります。

 このほか、グループ制の導入などにより業務の平準化を進めるとともに、課名や役職名を変更して、市民の皆さまにとって分かりやすい組織を目指してまいります。

 

・第二次小樽市観光基本計画について

 このたび、今年度からの10年間を計画期間として、本市の観光振興の指針となる「第二次小樽市観光基本計画」を策定いたしました。

 本計画は、本市が観光都市として、持続的な発展を遂げるため、「ホンモノの小樽とふれあう-観光客と市民がふれあい、新しい発見があり、また来たいと思える街-」を、まず、目指すべき姿として掲げ、次に、小樽観光の課題を洗い出し、方向性を見定め、さらに、基本理念を実現するための多様な施策や取組を示した内容としております。

 本計画を基に、小樽が持つ、たくさんの魅力を市民の皆さまと共有し、本市を訪れるより多くの観光客が、ホンモノの小樽にふれあっていただけるような観光まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 

・小樽市住宅エコリフォーム事業について

 平成28年度から省エネルギーと環境負荷の低減を目的に「小樽市住宅エコリフォーム助成事業」を実施しておりますが、新年度から事業の一部を見直して、少しでも市民の皆さまに利用しやすい事業として利用が促進されるよう取り組んでまいります。

 内容としましては、窓の断熱改修工事を行う場合に、居室の全ての窓の改修が必要でしたが、一部の窓のみでも対象とすることとしました。

 また、同一住宅の利用は1回限りとしておりましたが、数回に分けても利用できるように緩和するとともに、過去に「小樽市住宅リフォーム事業」を利用している場合も本事業の利用ができるように見直しました。

 

・小樽市既存借上公営住宅制度について

 次に、小樽市既存借上公営住宅制度について説明させていただきます。

この制度は、子育て世帯を対象に、より少ない負担で利便性の高いまちなかに住めるように、民間が所有する既存の賃貸共同住宅を市営住宅として借り上げ、低廉な家賃で転貸する制度です。

 借り上げる住宅の条件等ですが、借上期間は20年間を前提とし、今年度の予定戸数は概ね10戸程度で、原則として1棟での借上げを予定しております。募集エリアは、平成29年度については、小樽駅、南小樽駅及び小樽築港駅の周辺と山手バス路線沿いを想定し、エリアの大まかな境界は、西側は錦町や色内、東側は若竹町、山手側は緑や松ヶ枝です。

 スケジュールとしては、4月から借上げる住宅の募集を開始し、その後の選定を経て、6月頃に借上げる住戸数の決定と賃貸借契約の締結、入居者は8月に公募し、10月に入居を予定しております。

 

・小樽市空家等対策計画の策定について

 次に、小樽市空家等対策計画の策定について、ご報告いたします。

 「今後の本市における空家等対策の基本的な指針を明確に示し、総合的かつ計画的な空家等対策を推進していくとともに、市民に空家等対策に関する理解を深めていただくこと」を目的とし、国の基本指針に即して策定したものです。

 「誰もが安心・安全に暮らせる良好な生活環境の実現」を基本目標とし、「所有者等による管理の原則と多様な主体との連携による空家等対策の推進」を基本方針としており、計画期間は、平成29年度から平成33年度までの5年間としています。

 また、空き家・空き地バンク制度も、利用しやすいものにするよう改善を図るなど、今後とも、本計画に基づく各種空き家対策事業を着実に進めてまいりたいと考えております。

 

・小樽市耐震改修促進計画の策定について

 次に、この度、「小樽市耐震改修促進計画」を改定しましたのでご報告します。

 本計画は、「耐震改修促進法」に基づき、平成21年3月に策定し、今回、時点修正と耐震化の目標値の変更などを行っています。

 「住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率」については、これまでは平成27年度までに90%とすることを目標としていましたが、国の指針や北海道の計画との整合性を図り、95%とし、計画期間は、平成28年度から32年度の5年間の計画としています。

 今後、「住宅・建築物の耐震化促進に向けた取組方針」に基づき、「住宅・建築物の耐震化促進に向けた施策」にある「相談体制や情報提供の充実」、「所有者への支援」などを展開することとし、平成32年度の目標に向かって、住宅及び建築物の耐震化の促進を図っていきたいと考えております。

 

・南小樽駅周辺地区バリアフリー基本構想の策定について

 次に、南小樽駅周辺地区バリアフリー基本構想を策定しましたので、ご報告します。

 鉄道駅を中心に病院等が多く立地し、バリアフリー化の必要性が高い南小樽駅周辺地区について、重点的かつ一体的にバリアフリー整備をすることにより、高齢者、障害者等をはじめとするすべての人にとって、移動の利便性、安全性の向上と社会参加機会の増加が図られることを目的に、この基本構想を策定しました。

 本構想の目標年次は、構想策定後概ね10年以内となる、平成38年度としています。

 バリアフリー化を重点的かつ一体的に推進するため、「重点整備地区」として、南小樽駅やバス停、病院などを含んだ、道道天神南小樽停車場線から国道5号までの範囲を設定しました。

 また、「生活関連施設」につきましては、不特定多数の方々や、高齢者、障害者などが利用する施設で、南小樽駅や小樽市立病院などの5施設を位置づけているほか、生活関連施設間を結ぶ骨格となる経路を「生活関連経路」に設定し、市道住吉線を位置づけています。

 さらに、重点整備地区内におけるバリアフリー化推進のため、「特定事業」を定めています。「公共交通特定事業」として南小樽駅、「道路特定事業」として市道住吉線、「交通安全特定事業」として生活関連経路内の交通安全施設、「その他の事業」として南小樽駅前広場を定めています。

 今後、これらの「特定事業」について、各施設の管理者により「特定事業計画」を作成していただき、バリアフリー化に向けた事業を実施していく予定です。

 

・北海道新幹線新小樽(仮称)駅周辺まちづくり計画について

 次に、平成26年度から28年度にかけて「北海道新幹線新小樽(仮称)駅周辺まちづくり計画」を策定しましたので、ご報告します。
本計画は、整備コンセプトを「新幹線整備効果を地域全体に生かすまちづくり『小樽の新たな玄関口の形成』」とし、新幹線開業時点の乗降者数を推計した中で、新駅周辺の土地利用計画・駅前広場などの施設整備計画・道路計画について示しております。
また、新駅からの2次交通対策やソフト対策については、特に官民が連携して取組まなければならないものと位置づけ、その取組案を例示しております。
今後は、施設整備については、関係機関との調整を進めていくとともに、ソフト対策などについては、官民の連携組織を立ち上げ、取り組んでまいりたいと考えております。

 

・市立小樽美術館企画展「小樽・美術家の現在シリーズ末永正子展」

 報告事項の最後となりますが、市立小樽美術館で開催中の展覧会についてご紹介いたします。

 市立小樽美術館では、平成18年から断続的に、「小樽・美術家の現在シリーズ」と題した企画展を開催しております。これは、小樽出身の作家など、小樽に関わりを持つ、現在活躍されている美術家にスポットを当てるものであります。

 昨年度は、近年顕著な活躍が認められる本市ゆかりの画家として、坂東宏哉(ばんどうひろや)と末永正子(すえながまさこ)を相前後する二つの展覧会として紹介いたしております。

 そして、ただいま開催中の企画展「小樽・美術家の現在シリーズ末永正子展ある日の風景から」は、4月23日までの会期でありますが、華やかな色彩のハーモニーとスピード感のあるストロークで、軽快な抽象絵画を展開している末永正子の作品をご覧いただけます。多くの市民の皆さま、また観光で小樽にいらっしゃった、たくさんの皆さまに美術館へ足をお運びいただき、先駆的な現代絵画を一つの空間としてご堪能いただければ、大変、うれしく思っています。

 

 最後にもう1点、追加をし、お話しをさせていただければと思います。

 3月29日に、4月1日付の人事異動内示を行ったところですが、内示後、議長より、議会事務局の職員の異動について、協議がなされていなかったとの申し入れがありました。

 その後、任命権者である議長が市長部局への出向辞令の発令を見送ったため、暫定的な措置として、追加で2件の人事異動を行ったものであります。

 この間の経緯を説明しますと、1月下旬に、私が議長とお会いした際、人事異動により市長部局へ出向辞令を発令してもらう候補者として、2名を打診しました。

 3月上旬には、副市長が、正式に協議をするため、お約束の上で議長を訪問し、協議を行っております。その協議の中で、事務局職員の人事異動の意向を伺ったところ、事前に提示した2名のうち、1名についてだけは異動を見送ってほしいとのことであり、残りの1名の異動については言及がなく、その意をくんで内示を行ったものであります。

 議長といたしましては、経過報告がないため、協議には当たらないとお考えのようでありますが、私としましては、事前に打診を行った上で、改めて議長の意向を伺った経緯から、任命権者間の協議が整ったものと認識しているところでございます。

従いまして、このたび、協議がなかったことを理由に出向の発令をしないということにはならないと考えておりますので、早急に発令されるようお取り計らいいただければと考えているところでございます。

 

 私からは以上です。

 

報道機関から次のような質疑がありました(午後1時52分~)

(総務部長)

 ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。

 

(北海道新聞)

 ナホトカの件なんですけれども、今年、市長がナホトカを訪問されるというお話でしたが、例年、ナホトカを含めて、ユジノサハリンスクなどの市場調査だとか、企業訪問などを市の方でやってらっしゃると思うんですけれども、今回、50周年を迎えて市長ご自身が行くということで、先ほど、物流の拠点としての優位性を考えていく契機としたいとおっしゃっていましたが、何か、例年以上の計画はあるんでしょうか。

 

(市長)

 今、現在、先ほどお話しをした港湾振興課、新しく出来た部署ですけれども、その中で具体的に検討に入っているところでありますので、まだ確定した要素ではございませんけれども、今まで姉妹都市交流は、文化交流であったり、スポーツ交流であったり、教育的な交流が主となっていて、なかなか経済的な交流に至っていないという現状があるのかなと思っているところでございます。

 現在、日ロ、国としてですね、経済的な交流を、というお話も出ている中で、北海道でも、ロシア担当の部署を立ち上げるというところでございます。そのような国であったり、道としっかりと連携をしていくこと、これが、今回、非常に重要なことと思っているところでございます。

 また、こちらの方から訪問するに当たって、市長部局、または、先ほど言ったような文化的交流のみならず、経済人であったり、または、物流関係者、さらには物産関係者等も含めてですね、この度の訪問を情報提供させていただいて、例えば、一緒に同行していただくとか、一緒に訪問していただいて、小樽市における現在の経済状況等のロシアに対しての情報提供であったりとか、または、ナホトカにおける経済状況を一緒に確認いただいて、現在の小樽のご商売等々に結びつけられる可能性があるのか、それを探ることが、今年度において、非常に必要な取り組みなのかなと考えているところでございます。

 

(北海道新聞)

 今まで、小樽の経済人と一緒に行ったことはあるのでしょうか。

 

(市長)

 過去にもあったとは聞いているところでございますが、ナホトカ市との交流が5年ごとなどの周年期のときに行っているようなのですけれども、たぶん市の方の表敬訪問に合わせて経済人が同行されたというのは、過去10年以上前ではないかと思っておりますので、現在の経済的な交流ということには結びついていないのかなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 今回の経済人が同行するというのは、検討中ということですか。

 

(市長)

 そうですね。これからですね。呼びかけさせていただいて、それについて興味のある団体であったり、企業の方々に、こちらの方で残念ながら予算化は、そこまでしていないのですけれども、そのタイミングで、一緒に行かれる方がいれば、訪問していければなというふうに思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 まず、日本遺産の認定についてなんですけれども、日本遺産はいろいろなテーマで応募されると思うのですけれども、本市の場合、どういうテーマで応募しようと考えていますか。

 

(市長)

 まだ確定しているものはございません。ただ、可能性としては、現在、歴史文化基本構想を策定しておりますが、それに基づいた小樽市の歴史、文化背景を中心とした単独における提出、これがまず1点です。

 また、それだけではなくて、現在、他の自治体との連携のもとで提出できる、その可能性もあるのかなと思っているところでございます。シリアル型という表現をしておりますけれども、それについても、重ねて検討していきたいと思っているところでございます。

 現状では、決まったものは何もありませんけれども、必ず、市も一つだけでなくてもよいと考えておりますので、状況によっては複数出すことも視野に入れながら考えていきたいなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 とはいえ、枠が決まっておりまして、早めに申請しないと埋まってしまう。先ほど、他の市町村さんと共同でという話もありましたけれども、冒頭の市長の話の中でも北前船の話が出ておりましたけれども、北前船については、今年の2月に、敦賀市、函館市、松前町などが、すでに北前船をテーマに日本遺産登録に向けた申請をされていると思うんですけれども、私が感じたのは、小樽市は乗り遅れてしまったのではないかという気がするんですけれども、それについてはいかがでしょうか。

 

(市長)

 北前船の歴史的経過等を鑑みますと、北前船が全盛期だった時代に、小樽の方への寄港というのは、非常に少なかったのではないかということで、本州の方々における北前船の研究者とかですね、または学識経験者等がそのようにお話しをされているようでありますけれども、ご存じのように、先日、北前船のフォーラムを行った中でも、高野先生、さらには、土屋元総合博物館長等がお話しされていましたが、北前船の往来は、後期においては、小樽においても寄港されていたということでお話しをされていたと思っているところでございます。

 そのような中で、今の動きそのものに、これから小樽がどのように関わっていくのかということもひとつの研究材料だというふうに思っているところでございますけれども、今、小樽商科大学でも、それをひとつの研究テーマとして取り組んでいただいていますので、先ほど、お話された函館市等々で行われている北前船での認定に向けた動きと、今後、小樽市がどのように連携できるのか、この度、日本遺産担当の職員を配置いたしましたので、その中で、調整を図っていく中で形となるならば、一緒に認定の枠組みの中に入っていけたらいいのかなとは思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 すでに11市町村で申請は済んでいる話なんですけれども、それでも後から、言葉は適切ではないかもしれませんが、今後、相乗りしていくという働きかけをしていくという考え方でよろしいでしょうか。

 

(市長)

 その可能性も探っていくということでございます。

 

(北海道新聞)

 人事に関する話です。曲がりなりにも、副市長と総務部長が協議のようなものに入って、今日も予定されていたと思うんですが、私、議会側の話を聞いた上で質問するので、私が言っていることが間違いであればご指摘いただければと思うんですけれども、今日の協議の予定というのは、市側からキャンセルしたという話があって、そこで、それなりの市側からの説明があれば、たぶん、この問題は、今日で決着したんじゃないかと思われるんですが、どうして、今日の協議をキャンセルしたのか。

 今後、議会側との協議はどうされるのか、もう協議は打ち切られるのか。今日、キャンセルしたことを受けて、議会側は、改めて議長は、人事の出向辞令を出さないという、私も確認をしたんですけれども、このまま、これを継続した場合、関連人事、例えば、事務取扱になっている公設青果地方卸売市場長、もしくは、議会事務局次長に就く予定だった教育委員会主幹の処遇など、どういう関連人事があるのかどうかですね、その点をお伺いできれば。

 

(市長)

 私と今の説明とでは認識に違いがありますので。副市長と総務部長の方で、先ほど、お話しされていたように、議長のもとに行かれて、(その後)副市長が戻られてきて、お話を受けた中では…。

 

(北海道新聞)

 昨日ですね。

 

(市長)

 はい。私自身が受けた報告では、時間が欲しいということで、お話を受けてきたと私自身は聞いているところでございます。ですから、こちらの方で、結局、お伝えしていることは同じことを繰り返しているだけですから、協議についての、もともとの議長の方から申し入れのあった協議についてのお話しは、もうすでに何度も同じ理由をお伝えをさせていただいているところでありますし、また、ご指摘のように出向辞令を出さなければ、今後においての行政の継続性に支障を来しかねないというふうに思っておりますので、私たちとしては、その決断を一日も早くやっていただきたいということでお伝えをさせていただいているところでございます。

 そして、私の方では、そのようにお話を受けていたことから、その協議を行うという予定そのものが組み込まれると聞いていたんですけれども、また行っても、結局、同じ話を繰り返す中で、伺う理由がありませんということでお返事をしたということでありますので、その設定されたことそのものも、私自身は後で知ったことであって、その協議の予定であったことそのものも把握していませんでしたから、私としてはですけれども、キャンセルをしたという認識も持っていないところでございます。

 また、議長自身が改めて出向辞令を出さないという判断を下されたということを、お聞きになられたのかもしれませんけれども、今までもずっと主張させていただいたように、今もお話しをさせていただいたように、協議を実体として行っていた事実がありますので、その事実があるにもかかわらず、それを出さないとおっしゃられる理由は、正直、まったく私にはわかりません。

 やはり今回に限らず、今までもこのように協議を行ってきた経緯があって、それは議会に対してのみならず、各部局に対しても同じように対応している中で、それこそ副市長がその時にですね、議長とお話し、協議をさせていただいている経過がある。いわゆる、何も問題がない中で、いまだにこのように議長がかたくなに滞らせてしまっている。協議があったということを鑑みますと、それは理由にはなり得ない。ですから、今、何をもってそれを止められているのか、ぜひ皆さまからも確認をしていただければと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 今のところは、関連人事については、議会側に早く出向辞令を出してほしいという状況で、先日、出した人事の一部を変更するということは考えてはいないと。

 

(市長)

 考えていないというか、私たちは、そのつもりで、ずっと段取っていますから。しかしながら、いわゆる、議長側の出向辞令ができなければ、人事そのものを行うことができませんので、先ほど来からお話しているように、行政の継続性を考えますと、本当に、今後、著しく支障を来しかねないので、正直、速やかにその対応を行うべきだと私自身は思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 それで、話は戻るんですが、キャンセルしたという話は後で聞いたという話だったんですが、それは、市長からの指示ではなかったということですか。

 

(市長)

 もともと協議が入る予定を聞いていませんでしたから、いわゆる、先ほど言ったように、2人が行った時に、「もうちょっと検討するから待ってくれ、時間を要するので、もう少し待ってほしい」というお話でしたので、待ちのお返事を頂けるのであれば…。

 

(北海道新聞)

 あの、違うんです。議会側から説明を求められたことがあって、それについて、今日までに回答してくださいというお話しがあったんです、質問に対して。その質問に対して、それなりのお答えがあったら、おそらく長引くことにはならなかったと思うんですけれども。

 

(市長)

 申し訳ないですけれども、想像で質問されてもあれですけれども。

 

(北海道新聞)

 いや、聞いてきたんですけれども…。それでなぜですね、こんな問題と言ってはなんですけれども、さっさと決着をつけないのか。そんなに難しい話ではないのに、なぜ。

 

(市長)

 そうです、何も難しい話ではないです。

 

(北海道新聞)

 なぜキャンセルしたんですか。

 

(市長)

 何回も言っていますけれども、こちら側からキャンセルをしたわけではなくて、もともと、今日、協議が入るという予定は聞いていませんから。

 

(北海道新聞)

 それは、市長が聞いていなかったということですか。

 

(市長)

 もちろんです。私自身の命を受けて、副市長、総務部長が伺っているわけですから。ですから、協議、何度も言いますが、すでにこちらの話については、それこそ、このように内示の後にこんな状況になる前から、副市長が伺って協議が済んでいる話ですから。それを何度もお話をしていますが、その後もそれについては、2人が議長に対して、もしかすると同じ話の繰り返しになっているかもしれませんが、それについてのお話しはさせてもらっていますから。

 

(北海道新聞)

 この問題というのは、意思疎通が上手くいっていなかったところがあると思うんですが、それで「最終的にこうしますよ」という確認がなかったということで、この人は留任させてくださいという文書も出ていた中で、もう少し丁寧にやるべきだったんではないかと思われるんですけれども。

 

(市長)

 私たちは、先ほどから言っていますように、人事における対応というのは、どこかだけ特別にというわけではなくて、過去の流れからどこに対しても同じように行っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 ほかと言うと…

 

(市長)

 ほかの外局も含めて同じように対応をしているところでございます。そして、何回もお話しをしておりますが、私たちは、ある意味で、他の部局よりも丁寧に対応をさせていただいていて、それを、協議をしていないというふうな形で、私たちに申し入れをされましたけれども、副市長もお話しをされていましたが、協議をしていないと言われるのは非常に心外だと。ですから、記者がどのようにお考えなのかわかりませんが、今回の対応においては、私たちは、非常に誠意を持って丁寧に対応をさせていただいたと考えているのに、それを、全く協議をしていなかったと言われる、その議長のお言葉に対して、私は、非常に不信感を持っているところでございます。

 ですから、そのような経過がしっかりある中で、出向辞令を拒否されるというのは、正直、信義にもとる状態ではないかなと私は認識をしているところですので、先ほどもお話しをさせていただきましたが、速やかに対応されるべきだと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 繰り返しになりますけれども、曲がりなりにも、議会側が協議と認識するものが、一昨日くらいから始まった訳ですけれども、その協議が整う寸前にまでいっていたのに、なぜ…。これからもう話し合いはしないんでしょうか。

 

(市長)

 何の話ですか、整う寸前だとか。記者の方は、その場所に入ってお話しをされているんですか。

 

(北海道新聞)

 いえ、そうではありませんけれども…。

 

(市長)

 であれば、勝手な言い分であったり、想像の中での話だと思いますので。

 

(北海道新聞)

 では、もう一度、確認しますけれども、今日の午前中に、協議の予定をキャンセル、取り消したのは、市側からでよいのか。そして、これからは、話し合いを続けるのか。議会側、議長側からの、例えば、質問の投げ掛けに対して、答えていくつもりがあるのか。

 

(市長)

 質問の投げ掛けというのは、どういうことですか。何の話ですか。協議がなされていたか否かということで、問題にされているんですよね。ですから、極端に言えば、「あったか」「なかった」が打ち合わせの内容です。それ以外は、何の話ですか。

 

(北海道新聞)

 その話の後に、一昨日くらいから、副市長と総務部長が入って議会側と話し合いになった訳です。この問題を決着させようと。お互いに認識の違いがあったんだと思いますが。その中で、今日、協議をやめるというふうに決めたのは市側からでよろしいのかどうか。

 

(市長)

 初めからするという段取りを、われわれは受けておりませんから。だから、キャンセルという表現がまずおかしいですよね。

 

(北海道新聞)

 明日までにお話しくださいと言われて…。

 

(市長)

 だから何をですか。

 

(北海道新聞)

 質問をされたことについて。

 

(市長)

 何を質問されたんですか。

 

(北海道新聞)

 具体的に、ここで申し上げますか。

 

(市長)

 言えることであれば。

 

(北海道新聞)

 例えば、人事の理由についてです。

 

(市長)

 理由ってどういうことですか。

 

(北海道新聞)

 議会側は動かしてほしくないと言っていたわけです。でも、どうしても動かしてほしい、動かしたいという理由を教えてくれ、と。

 

(市長)

 もう一度言いますか。先ほど、一度、説明しましたよ。この間の経緯を説明しますと…。

 

(北海道新聞)

 一番最初の話は、もうわかりました。その後の今週に入ってからの話を伺いたい。特に、今日の話です。

 

(市長)

 ですから、聞いてください。私自身がすでに、2人の出向辞令を発令してもらいたいと話しをしているんです。そのうち、2名のうち1名についてだけは、異動を見送ってほしい、というお話があって、残りの者についての異動は何も意見がなかったんです。ですから、その意向に従って、こちらは人事を行っているんです。

 

(北海道新聞)

 それはわかりました。今週に入って少なくとも、昨日の副市長と総務部長が話し合いに行った中で、ある質問の投げかけがあって、今日、こちらから…。

 

(市長)

 ですから、質問の投げ掛けっていうのは何ですか。

 

(北海道新聞)

 市長は、報告をぜんぜん聞いていないんですか。

 

(市長)

 だから、質問の投げ掛けっていうのは何ですか。先ほどから何度も話していますけれども、協議がなされていなかったという議会側の主張と…。

 

(北海道新聞)

 それはわかりました。それはもういいんです。それは、十分、理解しました。ただ、それでも、曲がりなりにも、なんとか決着させようとして、今週に入ってからお話しになっていたわけです。それで、協議、やりとりをする中で、議会側から、今日の朝までに、これこれこういう話について回答してくださいという話を求められた訳ですが、それをしなかったのはなぜですか。

 

(市長)

 だから、何の質問ですか。

 

(北海道新聞)

 議会側は、異動をさせたくないんだけれども、なぜ異動させたいと思うのか、という理由なんだと思います。簡単に言うと。端折って言っていますよ。

 

(市長)

 ごめんなさいね。基本的には、議会事務局の職員も、市として任用しているんですよね。市の方に戻ってきて、それをどのように配置するのか、ということにおいて、基本的に事前に知らせるということにはならないんですよ。ですから、それは、協議事項の枠組みには入らない内容なんです。

 

(北海道新聞)

 違うんです。議会事務局職員の人事権は、やはり議長にありますよね。出向する、戻すという意味では議長にあるわけです。

 

(市長)

 それは、そのとおりです。ですけれども、その出向した後に、市の方でどこに配置するかというのは、こちらの方でのたくさんの人事の動きの中で、適切に対応するので、それを協議の事項とはならないんですよ。

 

(北海道新聞)

 ただ、議会側は、異動させたくないと言っているわけで、でも、異動させたいと市長側は言ってくるのはなぜかという理由を…。

 

(市長)

 さっき、なぜ言ったかというと、異動させたくないという話は、もともと受けてないんですよ。協議の中で。

 

(北海道新聞)

 ただ、議会側からは文書で、今回は留任させてほしいという話が紙であったと思います。留任内申とかが出てたと思いますが。

 

(市長)

 内申は出ていますけれども、内申というのはあくまで内申であって、必ずしもそのとおりになるとは限らないんですよ。だから協議がある訳で、だからその協議を副市長が行かれて、それを行って、調整が整っているのに、その整ったものを覆されて、それも残さなければ駄目なんだという議論は、今さら行われても無理な話なんです。

 

(北海道新聞)

 これから、議会側とは協議しないということでよろしいですか。

 

(市長)

 ですから、協議もなにも、現行すでに他の職員は内示されて、4月1日からスタートをしているんです。このような中で、そのことをもって、いわゆる、協議がなされていなかったという議長のご意見をもって、後戻りすることはできません。ですから、議長とお話しした時にも、例えば、今、お話しがあったようなすれ違いというか、そういうことがあったのであれば、来年度に向けて、そういうことがないように、体制を整えましょうということで、お話しは、それについては、行ったとことです。

 

(北海道新聞)

 これから、この問題を決着させるように議会側と協議するのか、しないのか。

 

(市長)

 協議を行っても、同じことをただお伝えする以外に、ほかに何もありませんから。ですから、何度、同じことを重ねられても、同じ状況。また、なぜ、今、お話されたような質問についても、結果的に答えられないこともたくさんありますから。ですから、やはり、全体人事の中で、結果的に異動になったことでありますので、その個別な対応、表現については、お伝えすることができませんから、ですから、協議のしようがないといえばよろしいんでしょうかね。

 

(北海道新聞)

 これからについては。

 

(市長)

 これからについては、何度、来られても、結局、同じことしかお答えできませんので、私たちとしては、もう、このまま粛々と、もう一度、予定していた人事を行わせていただきたいという意味合いにおいて、具体的な申し入れはするかもしれませんけれども。先ほど来からお話しされている質問ですか。正直、この度における協議事項にも当たらないと思いますよ。

 

(北海道新聞)

 議会側が異動させたくないと言っている。市長側が異動させたいと思っている訳ですよね。協議の場合、どうしても異動させたいという理由があれば、じゃあ、わかりました、と。

 

(市長)

 どうしても異動させたいということは、初めからお話しをさせていただいています。理由はお話しておりませんけれども。

 

(北海道新聞)

 一番最初の話に戻ります。この人については、何も話がなかったからいいんだということだけでは、最後、確認というか、そこのところが丁寧さを欠いたのではないですか。

 

(市長)

 ですから、先ほども言いましたけれども、議長の方からご指摘があったので、来年度に向けて、そういうすれ違い等がないように、より対応を行っていきたいということで、お話しは、それについては、付いていますから。

 

(北海道新聞)

 それで、すれ違いがないように対応を行っていきたい、それは、来年度じゃなくて、今回、問題をうまく決着をつけるために、これから話し合いはしないのですか。

 今回の問題について、うまく決着をさせるために話し合いを続けるんですか。

 

(市長)

 先ほど来から言っているように…。

 

(北海道新聞)

 もう協議はしたという認識で変わらないので、あとは、お願いするしかない、と。早く辞令を出してくださいと。それだけですか。

 

(市長)

 そうですね。お願いをするしかないと思っています。おっしゃるように、議長においての職員の権限をお持ちですから、出向辞令がない限り、円滑な人事が行えないわけですから。すぐにでも対応していただきたい、ということを私たちとしては、申し入れていくことになると思います。

 

(北海道新聞)

 申し入れるだけで、話し合いは…。

 

(市長)

 ですから、話し合いというのは…。

 

(北海道新聞)

 質問に対して答えるなどの話し合いはしないのですか。

 

(市長)

 それは、私と認識がずれているんですけれども、話し合いというのは、何についてなんですか。

 

(北海道新聞)

 この問題、人事の問題を決着させることだと思います。出向辞令を出してもらうために話し合いを…。

 

(市長)

 この間も、ずっとそれに向けて話し合いを続けてきていますよ。

 

(北海道新聞)

 一昨日、昨日とやってきて、今日、予定されていなかったということですか、話し合いの方を。

 

(市長)

 もともと私たちの方では、予定されていなくて…。

 

(北海道新聞)

 総務部長は、たぶん議長に明日までにお話ししてくださいと頼まれたと思うんですけれども。それで、一応、予定まで入っていたと思うんですけれども、それを市側から断ったと聞きましたが、それが間違いであれば、間違いだとおっしゃってください。

 

(総務部長)

 私からお答えしますね。この件につきましては、一度は議会事務局の方に、私の方からセットはしたんですけれども、ただ、市長、副市長がちょうどセットするときに、外で公務がございまして、市長、副市長に確認する前に、先にまずは予定を取っておかなければ、なかなか予定も取れないだろうということで、先に私の方で、申し訳なかったんですが、独断で取ってしまったんですけれども、その後、市長、副市長が戻って来られて、相談した上で、もうすでに説明は終わっているので、必要はないということでキャンセルしたという事実はございます。

 

(北海道新聞)

 では、すでに説明が終わっているので、必要はないと…。

 

(総務部長)

 ということで、キャンセルをさせていただいたということです。

 

(北海道新聞)

 これからも説明する必要はないという考えでしょうか。

 

(市長)

 説明ができないんですよ。何度も言いますが、その動かす職員の行き先の理由を公表することはあり得ないんです。人事の理由を個別に言うことは、やはりあり得ませんので、その質問を求められても答えようがありません。ですから、協議というのは、あくまでもそういう出来事が起きたので、今後において、改善策を図っていく上での話をするという意味あいにおいては、必要なことだというふうには思っておりますけれども、それがなければ、出向辞令を出すことができないという対応については、非常に心外ですし、乱暴なやり取りだと思っております。

 

(北海道新聞)

 留任内申が出ていたことについては、どう思われますか。

 

(市長)

 何度も言いますが、すべてが内申どおりにはなりません。

 

(北海道新聞)

 違います。この場合は、議会側に人事権がありますので、認めてもらわないと市長部局に出向されない訳です。

 

(市長)

 ですから、事前に協議を行ったのであります。

 

(北海道新聞)

 それで、最後の最後に確認をしなかったという、そこのところの丁寧さがあれば。すれ違いがないように対応を行っていきたいと、先ほど、おっしゃっていて…。

 

(市長)

 ですから、確認が行えなかったことに対して、問題視されているんであれば、来年度以降は、その確認をしっかり行いますけれども、そのことをもって、出向発令は出しません、という、人事においての内容を駆け引き材料にされるのは、非常に心外であります。

 ですから、そのような丁寧さに欠ける部分があったのではないかということは、来年度に向けて、最終確認をひとつ入れるとか、そのようなことは、私たちとしても考えていかなければならない。状況によっては、反省点もあるのかもしれませんけれども、現行における人事の状況を盾にして、出向させないという取り組みにおいては、正直、行き過ぎというふうに思っているところでございます。

 やはり何度も言いますが、この度は、先ほど、説明させていただいたように、協議は整っていて、済んでいるお話ですので、やはり速やかに、今回においての対応を、行政においての継続性のことを鑑みますと、円滑に行うために、その対応をしていただくべきと思っているところでございます。

 

(建設新聞)

 ニトリさんから寄付していただいた1億円の使い道についても検討していくということで先ほど伺ったんですけども、小樽市のトイレの改修を中心に広く観光の方面に使うというふうに以前伺ったんですが、具体的にそこから何か変わったとかということはあったんでしょうか。

 

(市長)

 先ほどお話しさせていただいたように、今後においてその使い道等をですね、まず庁内のなかで、それに向けた協議会を作ってですね、それに向けた検討を進めていきたいなと思っておりますので、まだ確定をしているものはありません。

ただ、やはりきっかけが、お話しがあったようにやはりトイレにおける洋式化等のことから端を発していますので、やはりそれに向けては、活用してまいりたいなと思っているところでございます。

 

(建設新聞)

 話が変わるんですけども、新幹線駅の周辺まちづくり計画も、先ほど説明あったと思うんですけども、ソフト面で官民の連携を中心に進めていくということで、具体的にはどういった内容になるのでしょうか。

 

(市長)

 それについてもこれからになりますので、今の段階で具体的にお話しできるところはありません。

 

(建設新聞)

 ハード面についても、今後ということになりますか。

 

(市長)

 ハード面については、まずは計画は作ったので、それに基づいてこれから進めていくことになるのかなと思います。

 

(北海道新聞)

 小樽市の人口が12万人切れの懸念がありますが、市長の今の受け止めというのは。

 

(市長)

 やはり、人口減が続いているということに対しては、懸念をしておりますし、またこの12万人という数値が切れるということにおいては、非常に残念な気持ちを持っているところでございます。

 なんとかこの、今、人口減を止めるためにですね、総合戦略を作らせていただいて動き始めておりますので、これ以上急激な人口減少にならないようにまず取り組んでまいりたいと思っておりますし、また、よりこの人口減に至っている状況等をですね、もう少しこう、分析というか、状況を確認して、よりその総合戦略の今後においての肉づけに結び付けていけたらなというふうには思っているところでございます。

 

(建設新聞)

 具体的にはどのようなことをということでしょうか。

 

(市長)

 いつもお話ししているように、人口減を止めていく要素というのは、一つの政策を行えば、実現するという状況ではありませんので、かなり複雑、複数な要素を秘めていると思いますので、この場でも一言では言いづらいところもありますけれども、やはりいつも私お話しさせていただいてるように、「住みよいまち、人にやさしいまち」にしていくことによって、市民の皆さまの居住満足度を高めていくことがまず、重要ではないかなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 「住みよいまち、人にやさしいまち」とはどのようなまちだと市長はお考えでしょうか。具体的に、これまで市長が就任されてから、具体的なものでどういう政策があって、それがどのように効果が出ているか、または効果がないのかについて、どのようにお考えになっていますか。

 

(市長)

 人口減を止めるという意味合いにおいての具体的な効果としては、恐縮ですがちょっとお示しはできませんけれども、「住みよいまち、人にやさしいまち」という意味合いにおきましては、例えば除排雪の改善であったりとか、子育て支援対策の充実、小学生の医療費の負担軽減等もそれに当たると思っているところでございます。

 また、駅のバリアフリー化とか、ご高齢の方々とか、障害のある方々でも安心して住める環境づくりなど、そのようなところが、まずは「住みよいまち、人にやさしいまち」に結び付いていくのかなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 さきほど除排雪の話しが出ました。今日も、非常に暖かい日が続いていて、これからはもう除雪をすることはないと思うのですけれども、除雪のあったこの冬を振り返ってみて、除雪体制というのが、どのように以前と変わったか、どのような効果があったか、また不十分な点はどこなのか、どのようにお考えでしょうか。

 

(市長)

 まずですね、前に議会の中の答弁でもお話ししましたけれども、冬のような状況でも、お年寄りだったりとか、どなたでも安心してまちに繰り出していただけるような環境づくりに務めてまいりたいというお話しをさせていただいたところでございます。

 そのような中で、除雪においては出動基準等も変えて、1種、2種路線はもちろんですけれども、今冬は3種路線の一部においても除雪の導入をさせていただいたところでございます。それに伴う公共交通であったりとか、人の往来とかにおいては、以前よりも安心して出掛けられる環境づくりに一歩ずつですが、近づき始めているのではないかなと思っているところでございます。

 問題点においては、中央バスの方で、残念ながら迂回(うかい)をするという状況となってしまいました。職員としてもパトロール等も含めてですね、しっかり行って、まだバス等もすれ違うことができる、大丈夫であろうという判断のもとではあったんですが、結果、事業者側のほうで難しいということで、残念ながら迂回(うかい)路線という流れになってしまったんですけれども、来年度に向けてはそのようなことがないように対応してまいりたいなと思っているところでございます。

 また、このように除排雪の改善に至ってですね、業者の方々においても、よりその方向性また方針なりを、より把握をしていただきたいとも思っておりますし、また先日の議会の中でもお話しありましたけれども、やはり市の職員の方でパトロールそのものも含めてですね現場自体をですね見切れていないというか、現状把握も含めて行い切れていないというところもありますので、今後において、それについてどのように改善を図っていくのか、そのあたりが今後における課題になってくるのではないかなと思っているところでございます。

 ほかにも細かい点をお話ししますと、いろいろとありますけれども、今、現段階においては、このようなお話しでご理解いただければなと思います。

 

(北海道新聞)

 入札制度の改革についてですが、これから本格的に動かしていかなければならない入札制度の改革について、市長はどのように改革すべきだとお考えなんでしょうか。具体的に入札といっても、市の入札制度というのは非常に幅が広いとは思います、物資の調達であったりですとか工事までいろいろあると思うんですけれども、具体的に市長がイメージされている入札制度の改革は、どこを改革しなければいけないと考えているのかということと、それをいつまでに制度として成立させるつもりなのでしょうか。

 

(市長)

 入札制度改革においてはですね、私としてもこの任期中にしっかりめどを付けてまいりたいと思っているところでございます。

今、小樽市における課題としては、やはり入札を行ったときに、例えば1社しか手を挙げないというような状況、除排雪などは特に、もう既にご存じのとおり7ステーションあって、7JVしか出ませんから、結局は入札というふうになってはおりますが、実質、実際の入札には至っていない状態だと思っているところでございます。

 ですので、そこにどのような課題があるのかということをしっかり整理をさせていただいて、そしてこの小樽市内に、それぞれの民間事業者におけるですね、ノウハウであったり、能力等それぞれさまざまお持ちのところがあると思いますので、どのような企業であってもですね、小樽市内で一生懸命頑張っている業者の方々が、そのような入札に参画できる環境づくり、そしていわゆる入札である以上は、やはり複数の企業が参画できる環境づくり、このあたりがまず重要ではないかなと思っているところでございます。

 また、もう一点課題としては、一つの業務において同じ業者が何十年も同じところが続けられているところがあります。それにおいても、ずっと同じところが続けていくことによって、ほかの同じノウハウを持っている業者の方々が参画できていない何かしらの理由がもしあるならば、それについても課題整理をしなければならないのかなと思っているところでございます。

 まだ具体的にですね、何をどのように変えるかというところまでには至っておりませんけれども、ご指摘のとおりこの2年間で、入札に伴う改善としてはですね、まだまだ行き着いていないところもあるかと思いますので、それに向けて、なんとか残り2年間の中でですね、進めてまいりたいなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 簡単に言うと、参加する業者を増やしたいということですか。

 

(市長)

 そうですね、やはり入札である以上は、複数の業者が参画し適切な入札になっていくことが重要だと思っています。

 

(北海道新聞)

 以前の話で申し訳ないんですけれども、除雪のJVの関係で入札ができないという事例があったと思うんですけれども、そう考えるとやろうとする改革によっては、そういう事態もあるのかもしれないんですけれども、除雪の件についてどのようにお考えでしょうか。除雪の入札の件についてはまだ決着はついていないと思うんですけれども。

 

(市長)

 今後において、私が就任して2年経ちますけれども、その間、起きてきた出来事等も検証を重ねながら、しかしながらやはり「変える」ということにおいては、少なからず今までと違う取り組みでありますから、私が就任1年目のときの除排雪の入札において起きたような出来事もありましたけれども、今後においても、そのような改革に踏み込めばですね、何かしらの影響、反響等あるかもしれませんが、しかしながらその考え、信念に基づいて進めてまいりたいなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 別件です。国際ターミナルの建設について、市長、とりあえず他の老朽化したものが先なので、とりあえず建設は当面見送り、とおっしゃってましたが、経済界とかからですね、異論が、港湾整備についてやる気がないんじゃないかというような異論があるんですが、市長のその、港湾整備についての考え方をお伺いできればと思います。

 

(市長)

 広いですね。

 

(北海道新聞)

 消極的じゃないかと。港湾もっと整えて、経済対策をするべきじゃないかという意見もあるんですが。

 

(市長)

 いや、あの、不思議なのはですね、その、何ですか、国際ターミナルビル、と言えばいいんでしょうか。それを造るか造らないかをもってですね、そのような発言になることは、私としては心外です。

 市の財源にも限りがありますから、ですから、港湾の今後においての整備においては優先順位をしっかりと決めて、港湾室においても指示をし、この10年間においての老朽化対策も含めて、優先順位を定めている中でですね、国際ターミナルビルはその優先順位の上位には入り得ない状態でございます。ですから、今のお話は、そのことをもって港湾に対し力を入れていないというふうに言われる、正直、筋合いはないと思ってます。今後において、港湾においては、今までもお話してきたかとは思いますけれども、やはり…

 

(北海道新聞)

 ごめんなさい、僕が聞いたのは一部の意見ですからね、経済界全体の話ではないです、すみません。

 

(市長)

 そうですか。港湾機能を改めて原点を振り返った中で、やはりそれこそ先ほどの北前船の話ではありませんけれども、やはり物流としての機能として、本来、柱となっていかなければならないと思っているところでございます。この度、新日本海フェリーさんが新造船の導入をいただき、その、出港時間も変更になったことによって、今後における、物流の拠点としての優位性が高まったと認識をしておりますので、新日本海フェリーさんはもとより、そのような物流関係者と一緒にですね、小樽港の良さ、可能性についてPRをしていかなければならないのかなと思っているところでございます。

 また、先ほどナホトカの話もご質問していただきましたけれども、そのように、対岸諸国との関わりの中で物流を生むことはできないだろうか、ということも港湾振興課をつくってですね、すでに動き始めていることから鑑みましても、正直、今まで以上に、港湾の取り組みには力が入っている、と見られるべきかなと思っているところでございます。

 

(北海道新聞)

 (H27年6月の人事異動に関する刑事告発について)不起訴になったとき、コメントを頂いたんですけれども、多分、ご見解というのはあのまま変わらないと思うんですが。

 

(市長)

 はい。

 

(北海道新聞)

 それ以外の、あのときの不起訴になった人事以外でも、議会からは批判されることもありましたが、全体を振り返って今までご自身が行ってきた人事について、「ちゃんとやってきた」というかですね、そういったご見解がもしあれば、いただきたいなと思います。

 

(市長)

 今までもお話しさせていただいたように、私は、告発されるようなことは全く行っていないと思っております。今までも人事については、お話してきたように適材適所を常に意識をして、そしてそれぞれの、市役所内における部や課がですね、より高まっていくという、そういう視点のもとで行ってきているところでございます。

 そのような流れで、私が就任して今回が3回目の人事となりますけれども、この2年間においても、年々、それぞれの部署における動きが高まってきていると思っておりますし、それによって、その職員自身が一生懸命職務に全うしていただくことによって、さまざまな成果が生まれてきているのかなと思っているところでございます。

 ですので、この度も3度目の人事で今日のように一つ、まだ、端的に言えば、ケリのついていないところありますけれども、この29年度においては、より高まって、職員にとってやりがいの持てる環境づくりにより一歩、高まっていくのではないかなと期待をしているところでございます。

 

(北海道新聞)

 確認です。総務部長がですね、最初、議会と会談を独断でセットしましたと。で、市長、副市長と相談した上で、すでに説明が終わっているので必要がない、ということでキャンセルしたと。すでに説明が終わっているので必要がないと判断したのはどなたですか。市長、副市長、これは市長のご自身のご判断ですか。

 

(市長)

 いや、やっぱりちょっと表現が違うんですけど、もともと協議をする、協議というか、朝の段階で入れるという予定ではなかったという認識です。こちらは。

 

(北海道新聞)

 市長は、後で聞いたということですか。さっき総務部長の話では、交渉して議会側から答えを求められて、まず時間を押さえるために、独断で…。

 

(市長)

 答えを求められて。だからそこがまた、ごめんなさいね…。

 

(北海道新聞)

 独断でまず話し合う場面をセットしたわけですよね。今日の朝のうちに。で、それを市長、副市長が外出していたので、帰ってきて、総務部長が相談されたわけですよね。で、相談した…。さっきの説明の上ではですよ。で、すでに説明が終わっているので、向こうから求められたことについては行く必要がないと。そして、会談、話し合いをキャンセルしたわけですよね。その、すでに説明が終わっているので行く必要がないと判断したのはどなたですかということです。

 

(市長)

 いや、だからちょっと認識が違うんです。私たちは…。

 

(北海道新聞)

 総務部長の説明が違うということですか。

 

(市長)

 いや、合っているんですけれど、議長側から、少し時間ください、待ってくれというお話なので、私たちは待ちの状態だと思っているということです。

 

(北海道新聞)

 ちょっと全然、どっちが…。

 

(市長)

 だから、いや違います、その状況だったので。だから、なぜその設定がされたことすらも私たちは意味がわからないですから。待ちの状況なのに。ですから、その会議において…なんですか。

 

(北海道新聞)

 申し訳ないです。ちょっと全然答えになっていないというかですね、さっきの総務部長の回答は嘘ではないですよね。今、市長がおっしゃったように。

 

(市長)

 だから、断ったというか、入れる意味がわからないから。われわれにとって。待ちの状態なのに。

 

(北海道新聞)

 ですから、すでに説明は終わっていて、待ちの状態だと。ですからそれを判断したのは誰なんですか。

 

(市長)

 まあ最終的には私になるんじゃないですか。

 

(北海道新聞)

 市長の判断でいいですか。説明を受けた上で。

 

(市長)

 はい。

 

(北海道新聞)

 市長が、待ちの状態って言うのは、早く人事を出してくれっていう、人事というか辞令を出してくれっていう…。

 

(市長)

 いや、少し時間が欲しい、判断をするので待ってくれ、と言われた…。

 

(北海道新聞)

 向こうからそういうふうに言われたんですか。

 

(市長)

 だから、副市長と総務部長で行かれて、返ってきたお話が。まあ、それで時間をもう少し欲しいんだということで返事をいただいたので、いわゆる待ちの状態だから、またそれを協議するということは全然意味がわからなかったから。

 

(北海道新聞)

 すいません、少し時間が欲しい、判断するから待ってくれと言われたのはいつですか。

 

(市長)

 だから、その前段で。副市長と総務部長が副議長と議長と…昨日でしたっけ。

 

(総務部長)

 前日…。

 

(北海道新聞)

 昨日…。

 

(総務部長)

 ですね、はい。

 

(北海道新聞)

 少し時間が欲しい、判断するから待ってくれ…。

 

(市長)

 と、昨日の朝でしたか。

 

(北海道新聞)

 それで、でも、質問に対して答えるリクエストがあったわけですよね。

 

(市長)

 質問のリクエストも聞いていませんから、もともと。今、そういうふうに言われているけれども。そのお話があったということは、私、もともと知りませんから。

 

(北海道新聞)

 いや、でも市長さっき言ったように、そんなことしゃべりませんから、とおっしゃっていましたよね。

 

(市長)

 はい、だからその後に、その協議が…なんですか、やるという話を、議会事務局長と打ち合わせてる中で、そういうお話が出たと聞いているけれども、それは、今、ここでお話ししている中で、それは協議に値する話じゃありませんから。あくまで、その行き先において、どこの行き先に行くのか。なぜ、その人がそこに行くのかということは、協議の事項としては当てはまりませんから。

 

(北海道新聞)

 と思って、だからすでに説明を終わっているので必要ないと思って、今日の会談をキャンセルしたんですよね。

 

(市長)

 だから、キャンセルした理由が違うので。違うんですけれども。何回も説明して、何回もずれてあれですが…。

 

(北海道新聞)

 だから、説明するに足らないというか、するような話ではないと。そういうことですよね。

 

(市長)

 足らない。さっきそういうふうに言いましたか、私。

 

(北海道新聞)

 人事の話をですね、話すような話ではないというか。

 

(市長)

 そうですね、動かす職員、その行き先の理由を事前に公表することはあり得ません。一つ一つのその人事を動かす理由等をですね、言うことにはなり得ないです。それで相手側にその行き先を、事前に伝えることもあり得ません。だから、それが協議なんですと言われると、今段階においてですよ、言いようもないことを言われてもですね、それは難しいじゃないですか。

 

(北海道新聞)

 なので、必要がないと判断したんですね。

 

(市長)

 いや、その時判断したのは、待ちの状況なのに、何の協議をするのかもわからないのに、なぜその協議が入っているのか不明な状態で、なぜ受けたのか分からないから…。

 

(北海道新聞)

 じゃあ市長は知らなかったんですか、話し合うということは。指示したわけではなかった。

 

(市長)

 こちらの方から指示なんてしていません。待ちの状態なのに協議の時間入れてくださいとこちらからいうわけがないじゃないですか。ですから、その状態で、私も副市長もその認識でいたのに、なぜか打ち合わせの時間が入っているというのは、正直、不思議で仕方がなかったです。

 

(北海道新聞)

 で、それを止めたわけですよね。

 

(市長)

 止めたのは、だから、最終的に判断は私です。

 

(北海道新聞)

 で、止めた理由は、行き先の理由を事前に公表することはあり得ない…。

 

(市長)

 理由は、そのときはその理由ではないですよ。いや、何回も、同じことを繰り返して恐縮ですけれども、待ちの状況だったんです、私たち。ですから、そのお返事待ちだったので。ですから、なぜその協議をする意図もよく分からないから。

 

(北海道新聞)

 何を待っていたんですか。

 

(市長)

 だから、さっきから何度も話しているじゃないですか。副市長と総務部長が議長、副議長のもとに行って、議長の方からもう少し時間が欲しい、待ってくれと、返事は。いわゆる出向辞令を出すか出さないかの、いわゆる、結論を判断するのに、もう少し時間が欲しいと言われたから、待ちの状態だということです。

 

(北海道新聞)

 ちょっと待ってください。それプラス、向こうから説明を求められたことがありますよね。

 

(市長)

 だから、その時には求められていないんですよ。

 

(北海道新聞)

 求められていないんですか。

 

(市長)

 求められてませんから、だから何で協議の話が出たのかわからなかったんですよ。

 

(北海道新聞)

 昨日は求められてない。

 

(市長)

 だって、副市長と総務部長が行ったときにその話はなかったって聞いてますから。

 

(北海道新聞)

 昨日はなかったんですか。総務部長、なかったんですか。

 

(市長)

 その直接の協議の中ではですよ。その後に議会事務局長がどういわれたかは知りません。でも、副市長と総務部長がその同席された中では、そのお話はなかったと、副市長もおっしゃっていましたから。副市長も同席してもらえばよかったですね。ですから、その点については、後ほど改めて、副市長も含めて、北海道新聞さんにお伝えさせていただきます。

 まあ、何にしても、何度も繰り返しになりますが、今、議長がおっしゃっている、主張されていることをもって、出向辞令を出さないということにはなり得ないと思っていますから、速やかに対応されるべきだと思っております。それに対して、私のほうからも速やかに行うようにということで、正式な申し入れも含めて、今、検討しているところです。

 

(北海道新聞)

 正式なものというのは文書などを。

 

(市長)

 はい、出す予定です。

 

(総務部長)

 ほかになければこれを持ちまして、本日の記者会見を終わります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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