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平成21年度「市長への手紙」

 平成21年度に寄せられた「市長への手紙」のうち、ホームページへの掲載を許可されたものからいくつかご紹介します。

NO お寄せいただいた手紙の要旨 担当課
1 駅に近い立地条件の良い市営住宅に独身女性を優先して利用できるようにしてほしいです。 建築住宅課
2 小樽市職員は全員小樽市に住むべきです。 職員課
3 市職員の採用は小樽住民に徹底することが必要であり、中途採用も行った方がよい。 職員課
4 新病院の建設は現在地にしてほしい。 病院局 経営管理部 管理課
5 国民健康保険の口座振替申込用紙に目隠しシールを導入してください。 保険収納課
6 凶暴化するカラスを駆除してください。 生活安全課
7 学校給食の献立に野菜を取り入れてください。もう1品おかずを増やしてほしいです。 学校給食課
8 ベイビュータウンの出口に信号機を設置してください。 生活安全課
9 図書館で本を借りるときに便利なカートを導入してはどうでしょうか? 図書館
10 ごみ袋ですが一番小さい5リットルより小さい3リットル程度の袋をつくれませんか? 廃棄物対策課
11 堺町通りの歩道ブロックがはがれています。小樽を代表する観光地区なのできれいにしていただきたいです。 建設事業課
12 小樽市は議員数が多すぎると思います。 総務課
13 紙類のゴミを段ボールや紙袋に入れて出せるようにできませんか? 廃棄物対策課

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小樽市民の歌をもっといろんな場所で聞きたいです。

総務課

  駅に近い立地条件の良い市営住宅に独身女性を優先して利用できるようにしてほしいです。

  人口対策は重要な課題と考えており、一層の定住化を図ることにより街が賑わい、消費の拡大が図られ、街の活性化につながっていくものと考えています。
 しかしながら、現在、市営住宅につきましては、公営住宅法等により入居者の資格要件等が定められており、住宅に困窮する低所得者の方に低廉な住宅を提供すること、また、公営住宅の入居に当たっては、公募を原則とすることとなっています。市営住宅への入居希望者は多く、特に立地条件の良いまちなかの住宅は、高倍率のため、なかなか入居できない状況にあります。このような応募状況の中、高齢者や母子世帯の方などを対象とした特定目的住宅を除き、現状では、性別や年齢による優遇措置を入居の要件に定めることは、難しい状況であることをご理解願います。
 なお、本市においては、入居者の選定に当たっては、公開抽選により当選者および補欠者を決定しており、特定の方が優先して入居することはありません。
 今後とも、住宅行政の推進に対しまして、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

  小樽市職員は全員小樽市に住むべきです。

  市外居住者は医師や医療技術職員などの有資格者がかなりの割合を占めており、他の職種についても、そのほとんどが実家での居住、親の介護、配偶者の勤務地が市外であるなど、それぞれ個々の事情があり、一定程度やむを得ないと考えられます。
 また、憲法22条にも「居住の自由」が保障されており、市内居住を強制することは難しいと考えます。
 しかし、小樽市の職員は小樽市に住民税を払うのは当然であるとのご意見についてはごもっともであり、今後とも新規採用の職員に市内居住を強く勧めることはもちろん、市外に居住している職員に対しても、市内居住を勧めるとともに、ふるさと納税による小樽市への市民税の納付についても協力を求めていきたいと思います。

  市職員の採用は小樽住民に徹底することが必要であり、中途採用も行った方がよい。

  職員の採用に当たり、受験資格を市内居住者に限定することは、より優秀で広い視野を持った人材の確保という点で、適切な対応とは考えていません。
 これまで新規採用の職員には市内居住を勧めており、今後も同様の対応をねばり強く続けていきたいと思います。
 なお、平成21年度については、社会人経験者の中途採用と、平成22年度に向けた新規採用試験を実施する予定です。

  新病院の建設は現在地にしてほしい。

  現市立小樽病院敷地は交通の利便性に優れているほか、市有地であることから新たな土地の取得費は要しないものです。しかし、土地が極めて狭いため、病院建物と市民の皆さんから強い要望がある駐車場の建設に必要な面積を確保することができません。
 現在地での建設を行うためには、隣接する量徳小学校敷地も利用するほかありませんが、このことにつきまして、平成15年の小学校適正配置計画案に地元の理解が得られなかった経過があり、現在も小学校として利用しておりますので、この場所に建設することはできない状況です。
 このため、現時点で新病院を建設できる土地としては、築港地区以外にはないということをこれまで申し上げてきたところです。
 しかしながら、建設地を築港地区に特定して3年以上が、また、基本設計を中断して1年半が経過しており、その間、説明会などで色々なご意見もいただきましたし、状況も変わってきています。
 このことから、建設地につきましては、今後も関係者のご意見も広く伺いながら、慎重に検討していかなければならない問題と考えています。

  国民健康保険の口座振替申込用紙に目隠しシールを導入してください。

  口座振替申込用紙を市へ郵送する際のいわゆる「目隠しシール」についてでありますが、現在このようなはがきを送付する場合、個人情報部分を覆うシールを用意していることが一般的であることは十分承知をしています。
 しかしながら、市税をはじめ国民健康保険料など口座振替を実施している部門で「目隠しシール」を採用いたしますと相当な費用を要することから、現在の本市の財政状況では困難であると考えており、口座振替のご利用を勧めるに当たっては納付通知書の一部を活用しているところです。
 なお、申込用紙を送付の際には、記載の個人情報を保護するため、前のページを切り離して記載面にあてて、周りをセロハンテープやホチキスでとめて投かんしていただくよう納付通知書に記載しておりますが、今後はより目立つように記載の方法などについて工夫をして参ります。

  凶暴化するカラスを駆除してください。

  春先から夏にかけて「巣作りしている」「襲ってくる」など、市民の皆さんから毎年多くご意見をお寄せいただいておりますが、市としても大変頭を悩ませているところです。
 これは、この時期カラスが子育ての最中にあり、ひなを守るため一時的に人を威嚇するためです。普段はむやみに襲いかかることのないカラスも、子育ての時期には巣に近づく人間を外敵と見なし、時としてひなを守るために命がけで攻撃をしてくる習性があります。
 また一方で、カラスは「鳥獣保護法」により捕獲を制限されている鳥です。単に「気味が悪い」「うるさい」などということだけで、むやみに駆除することはできません。市では、親鳥がひなを守ろうとして威嚇や攻撃をする繁殖期の場合にのみ、「鳥獣保護法」に基づく許可を受けた上で、巣から落ちた卵やひなの移動、注意看板の掲示など、状況に応じた対応を行っています。
 「カラスの巣を撤去してほしい」という相談も多く寄せられますが、個人や会社などの敷地内に巣がある場合には、樹木や土地の所有者、施設の管理者などの責任において処理することとしておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

  学校給食の献立に野菜を取り入れてください。もう1品おかずを増やしてほしいです。

  学校給食の献立につきましては、必要な栄養所要量の確保のほか、安全が確認できる食材の使用、道産品の活用、衛生的な調理工程、児童生徒のし好や季節感への配慮、経済性などを考慮しつつ作成しています。また、給食担当者会議を月1回開催し、学校での児童生徒の皆さんの給食のご様子をお聞きするなどして、献立作成の参考にしているところです。
 お手紙にありました「献立への野菜類の取り入れ」については、生活習慣病の予防や望ましい食習慣の形成という観点からも、今後の献立作成に当たり配意すべきことと考えています。
 一方、学校給食の調理作業は、当日午前中の限られた時間内に行うこともあり、更にもう1品を毎日ご提供することは難しい現状でありますが、ご提言の趣旨を踏まえ、おかずの内容の充実に今後も努めていきたいと考えています。
 また、「地元産の食材活用と食育推進」というご提言についてですが、これまで地元で採れたほっけのメンチカツや、後志産のりんごを使用したゼリー製品、小樽産のかぼちゃかまぼこなどを給食献立としてご提供したこともありますが、学校給食が食育に果たす役割の重要性を踏まえて、引き続き、道産品の活用や旬のものを献立に取り入れることなどに配慮したいと考えています。

  ベイビュータウンの出口に信号機を設置してください。

  国道5号朝里不動明王尊前の信号機(含横断歩道)の設置についてですが、設置業務を所管している北海道公安委員会には、小樽市として信号機(含横断歩道)の必要な箇所としてすでに要望しているところですが、実現に至っていない状況にあります。
 ベイビュータウンの人口増加を踏まえ、これからも安心、安全な街を目指して、引き続き小樽警察署とも連携しながら、信号機(含横断歩道)の設置実現に向けて取り組んでまいります。

  図書館で本を借りるときに便利なカートを導入してはどうでしょうか?

  ご指摘のとおり、道内でも多くの図書館がカートを備えていますが、図書館ごとに本棚間の通路幅に違いがあり、カートの利用しやすさに多少の差がある状況にあります。市立小樽図書館の通路は125センチと比較的狭いのですが、さっそく2台程度カートを導入し、通路を通る利用者の支障とならないかなどの点を検証しながら、カートの利用状況を見てまいりたいと思います。
 今後とも利用される方のご意見を運営に生かしていきたいと考えておりますので、お気付きの点などご遠慮なくお知らせください。

  ごみ袋ですが一番小さい5リットルより小さい3リットル程度の袋をつくれませんか?

  本市では、ごみの有料化が導入されて5年目を迎えます。市民の皆さんのご協力により徹底したごみの分別や資源化が促進され、家庭ごみの減量化は概ね順調に推移してきています。
 現状の燃やすごみ袋の使用枚数は、5種類ある全体使用枚数の内、5リットル袋で18%、10リットル袋で34%、合計で全体の52%を占めており、概ね10リットル袋を中心に使用されています。
 7月から有料化となりました札幌市は4種類(5、10、20、40リットル)で本市より少なく、本市としましては、ごみ袋の製作や保管に掛かる費用、また、販売店での取り扱いの煩雑さなどを考えますと、これ以上袋の種類を増やすことは難しいものと考えています。
 また、袋の種類を増やさず、3リットル袋を製作して、他の大きさを減らすことについても、現在の市民ニーズからみても難しいものと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 なお、ごみ袋の大きさについては、これまでも市民の皆さんからさまざまなご意見やご要望をいただいておりますが、今後ともニーズの把握に努めてまいりたいと考えています。

  堺町通りの歩道ブロックがはがれています。小樽を代表する観光地区なのできれいにしていただきたいです。

  ご指摘の場所ですが、平成9年から12年にかけて整備した道路です。完成から約10年が経過し、歩道ブロックや点字ブロックの破損は、道路パトロールや付近住民からの通報により市でも把握しているところです。ブロックの破損や沈下が起きる原因は、車両が歩道に乗り上げるためだと思われます。
 市におきましてもこの地域が観光の重要な拠点の一つと考えているため、毎年破損状態のひどい箇所から順次ブロックの交換を実施していますが、破損箇所が多数あることなどから一度にすべてを補修しきれていない状況にあります。また、ブロックの交換が間に合わない箇所については、一時的にブロックを撤去し、アスファルト舗装で仮復旧し、次年度以降補修するなどしています。
 今後もパトロールを強化し、破損箇所等を発見した場合には、早急に補修等を行い、市民の皆さんはもとより、観光客の皆さんに不快な思いをさせないよう努力したいと考えておりますのでご理解いただきますようお願い申し上げます。

  小樽市は議員数が多すぎると思います。

  市議会議員の定数につきましては、地方自治法が定める人口規模に応じた上限の範囲内で、各自治体が条例により議員定数を定めることになっています。

地方自治法が定める議員定数の法定数(上限数)は、
1.人口90万人以上 人口50万人を超える数が40万を増すごとに8人を56人に加えた数
2.人口50万人以上90万人未満 56人
3.人口30万人以上50万人未満 46人
4.人口20万人以上30万人未満 38人
5.人口10万人以上20万人未満 34人
6.人口 5万人以上10万人未満 30人
7.人口 5万人未満 26人
 となっています。

 本市の場合は、上記のように、法定数(上限数)が34人となっていますが、平成19年4月の市議会議員選挙の際は、条例定数28人で行われました。近年の議員定数の経過につきましては、下表のとおりです。

法定数(上限数) 条例定数
平成11年 40人 36人
平成15年 34人 32人
平成19年 34人 28人

(※平成15年に地方自治法が改正され、議員定数の概念が上限数へと変更となっています。)

 議員定数につきましては、議員自らが決定する問題でありますが、ご意見、ご提言につきましては、議会側にお伝えいたしました。

 

  紙ごみを段ボールや紙袋に入れて出せるようにできませんか?

 資源ごみの現在の排出状況は、概ね適正に分別されていますが、外側から見えない段ボールや紙袋を活用して排出されますと、収集の都度、異物や危険物の混入状況確認のため、それぞれ開けて内容物を確認する必要から、収集作業に支障を来すことも考えられます。
 一方、紙製容器包装の収集後は、破袋、異物除去、圧縮梱包と一連の選別工程を経て、資源化業者へ引き渡す流れとなっていますが、この際、紙製容器包装の中身が確認できなければ、選別作業に危険を生じることにもなります。
確かに、使用されるレジ袋等の残さの処理には費用も掛かりますが、安全な収集、選別を進めるためには、透明、半透明のレジ袋等を使用する必要があるものと考えます。このような事情をご理解いただき、資源物の排出に当たっては、外側から内容物が確認できる透明か半透明の袋を活用いただきますようお願いいたします。

 

  小樽市民の歌をもっといろんな場所で聞きたいです。

 「小樽市民の歌」は、市政施行50周年を記念し、昭和47年に歌詞を公募して制定したもので、小樽市の夜明けと未来に向けての市民の心意気をうたった歌詞に、栄光と明日への希望、発展を盛り込んだ明るいワルツ調のメロディーが印象的な歌になっています。

 「小樽市民の歌」の浸透についてですが、福祉センターを中心に活動している老壮大学の学生を対象に、年に数回開催される音楽講座の中でこの歌を練習し、同大学の入学式と修了式に合唱しています。

 また、歌のメロディーについては、市のホームページからもお聴きいただけるようになっており、市民の皆さんへの浸透を図っているところです。

 今後とも、このすばらしい歌を一人でも多くの市民の皆さんに歌っていただけるように生涯学習プラザで実施している「はつらつ講座」などに働き掛けを行っていきたいと思っています。