市長の会社訪問 東洋水産株式会社北海道事業部(銭函5丁目)

公開日 2020年10月08日

更新日 2021年02月02日

平成29年12月1日(金)楠学取締役北海道事業部長、佐藤恵治副事業部長、鎌田重美工場ほか3名と面談

 

面談の様子

日本のマルチャンは、世界のMARUCHANへ。東洋水産(株)を訪問!

(概要)

◇1953年に東京の築地市場で冷凍マグロや国内の水産物を扱う会社として創業した。平成30年3月25日に創立65周年を迎える。1963年に釧路にすり身工場を建てたのが北海道進出の第1歩で、北海道での販売商品は北海道民の嗜好に合わせた味付けを基本に道内で開発した商品が主となっている。夏場は魚肉ハム・ソーセージが忙しくなるが、冬場にも工場が稼働する商品として即席麺の製造販売に着手したのが麺業界への進出のきっかけとなり、今では生麺、冷凍麺、レトルト米飯、フリーズドライスープ、削り節、スープ等様々な商品を製造販売する総合食品メーカーのイメージが強くなった。

◇北海道事業部は工場、支店、冷蔵庫で構成され、2012年に札幌市内から小樽市銭函5丁目に集約した。即席麺のイメージが強いが、北海道事業部にある冷蔵倉庫は道内のアイスクリームの7割を保管している。

◇アメリカにもカリフォルニア2工場、テキサス1工場、ヴァージニア1工場と4箇所に即席麺工場があり、日本の約3倍の生産を行っている。特にメキシコでのシェアは約85%で、「マルチャン」=「早い」意味に使われるほどである。近年はインドに合弁会社を設立し2016年秋より工場を稼働している。世界では”MARUCHAN”として親しまれており、今や海外事業も事業の柱に成長した。余談ではあるが、北海道事業部にも海外駐在経験者が多く在籍している。

◇従業員数は北海道事業部は約300名、北海道支店約30名、北海道冷蔵部約40名いる。毎年数人ではあるが、小樽市内の高校からもコンスタントに雇用している。

 

集合写真

(工場見学)

◆同事業部のCSR活動として、食料品工場としては珍しく工場見学通路を整備しており、製品や作業着の展示、エアシャワーの体験施設がある(実際は10mだが見学通路では1m)。帽子や作業着は2重構造になっている等、体毛等の異物が入らないようにしているほか、作業着にはポケットがついていないため私物を工場内に持ち込めないようにしている等、安全・安心のために万全の工夫をしている。

◆即席麺は、約1cmの厚さの生地を2枚重ねており、7段階に分けて薄く伸ばして、最終的に1mmの厚さにしている。こうすることでコシと弾力のある麺となる。その後、麺を蒸して1食にカットし油での揚げ冷却を経てカップに包装される。カップに包装される際にスープ・かやくを添付し蓋をかけてフィルム包装することで販売されている形状となる。

◆麺を製造する工程から包装工程に移る際に麺を一時保管するゴンドラ状のスペースを設け、突然の機械トラブルでも製造を止めないで対応する工夫をしている。

 包装ラインでは日付印字、添付品、重量の確認と金属検出器、X線検出機により異物の発見を検査装置で実施しているが、カップの破損やゆがみ、フィルムの包装状態の最終チェックは人の目で行っている。

◆北海道工場で製造された商品は基本的に北海道で販売・消費されるが、魚肉ハム・ソーセージについては全国の商品を全て製造しており、そのうちの約半分は北海道での販売となる。即席麺の赤いきつねうどんと緑のたぬきそばは、つゆを各地域の嗜好に合わせ分けている。醤油の種類とだしの組み合わせで北海道・東日本・西日本・関西の4種類の味が各地域限定で販売されている。北海道は利尻昆布を使用し、鰹と雑節で甘めに仕上げている。

◆北海道は食の宝庫なので、地元食材をできるだけ活用するよう心掛けており、生ラーメンやゆでうどんは道産小麦を一部使用して生産している。国内に23箇所工場があるが、北海道工場はハム・ソーセージ、即席麺、生麺、スープの4つの工場があり、これらがそろう工場は他にはないので、北海道工場から世界に道産食材を発信していきたい。

楠事業部長との写真

 

 

 

 

 

 

 

(意見交換)

◇北海道事業部は今年からおたる潮まつりの協賛を行っているが、楠事業部長から、今回の訪問を機に小樽市とパートナーシップ協定を締結し、地域への貢献をしてまいりたいと考えている旨投げかけがあり、市長も本年度末までに協定書を締結したいと応じた。

◇北海道工場は、見学コースを設けて小学生を中心に工場見学の受入れを積極的に行っている。昨年の見学者は約5,700人、今年は6,000人を超えることから、小樽市内の小学校に積極的に利用してもらいたい旨、楠事業部長から要望があり、市長も小学校長会を通じて各小学校への周知に協力すると応じた。

◇市長から製品に小樽独自のパッケージを採用していただけないか要望があり、楠事業部長も、もっと地元・小樽と密着してやっていきたいので、同事業部の商品群の中から期間限定デザインを採用できるか検討してみたいと応じた。

 

東洋水産株式会社ホームページ(外部サイト)

 

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