特別展・企画展のお知らせ

公開日 2020年11月13日

更新日 2021年12月03日

企画展 生誕120年  小熊秀雄展 & 小樽雑誌博覧会 大週刊誌展

2021年12月4日から2022年1月30日の展示は2本立てです。普通観覧料でどちらもご覧いただけます。

 

大週刊誌展&小熊秀雄展チラシ表面はこちらからご覧ください。[PDF:791KB]

大週刊誌展&小熊秀雄展チラシうら面はこちらからご覧ください。[PDF:1.29MB]

趣旨

【生誕120年 小熊秀雄展】

小熊秀雄は、明治34(1901)年、小樽区稲穂町10番に生まれました。現在の文学館の向かい辺りになります。幼いころ、稚内から樺太に移り、現地の小学校を卒業後、漁師、養鶏場や炭焼きの作業員、農夫の手伝い、伐木やパルプ工場の雑役などに従事、ほとんど独立の生活を営みました。

 旭川新聞の記者をしながら童話や詩を書いていましたが、昭和3年、妻子を連れて上京。翌年から池袋に近い長崎町に住み、その後、町内を転々としました。生活は困窮を極めましたが、プロレタリア詩人会に入り、つぎつぎと作品を発表しました。昭和8年、小林多喜二虐殺後、プロレタリア文学陣営が次第に沈黙がちになってから、むしろ小熊秀雄の本領が発揮され、雑誌『詩精神』などに、「同志」に対してより痛烈な風刺詩を書きまくりました。

「私は、いま幸福なのだ/舌が廻るといふことが!/沈黙が卑屈の一種だといふことを/私はよつく知つてゐるし、/沈黙が、何の意見を/表明したことにも/ならない事も知つてゐるから。」(「しやべり捲くれ」より)

 小熊秀雄の住んだ長崎町には、アトリエ付きの小さな貸家がたくさん建てられ、「アトリエ村」と言われました。自分でも独特のペン画を得意とした小熊は、若く貧しい画家たちと親しくなり、彼らが集う池袋を、パリの芸術家の街になぞらえ「池袋モンパルナス」と名付けました。

 貧乏暮らしが続き、結核の病状も進行。さらに左翼系文学雑誌の廃刊が相次ぎ、作品発表の場も失っていった小熊秀雄は、昭和15年11月、小さなアパートの自室で、39年の生涯を終えました。

 小熊秀雄が小樽で生誕して120年目を記念し、ゆかりの深い旭川市中央図書館、旭川市博物館、旭川文学資料館の全面的な協力を得て、原稿や素描・水彩画、遺品を展示し、画家、童話作家、漫画原作者としても時代を抜きんでた個性を発揮した詩人の魅力を改めて紹介します。

 

【小樽雑誌博覧会 大週刊誌展1955‐1975】

市立小樽図書館と市立小樽文学館が初めてのコラボ!

「雑誌博覧会」をテーマに文学館では、1955(昭和30)年から1975(昭和50)年までの週刊誌をとりあげた展覧会を開催します。

現在の週刊誌のさきがけは1922(大正11)年創刊、朝日新聞社の「週刊朝日」(創刊時の誌名は「旬刊朝日」)、と毎日新聞社の「サンデー毎日」でした。新聞社がその取材力をいかしニュースをより掘り下げて伝える媒体として、戦後の経済成長とともに発行部数を伸ばしました。1956(昭和31)年創刊の「週刊新潮」を皮切りに出版社からも刊行されるようになると週刊誌はますます勢いを増し1959(昭和34)年にはその年だけで20誌以上が創刊されました。

ミッチーブーム、剣豪小説ブームを牽引し、社会を映し出してきた週刊誌から当時の日本の姿を振り返ります。

○○同時開催!!小樽雑誌博覧会@図書館○○

「いつも雑誌を読んでいた~月刊誌にみる戦後の暮らし~」展

会期:2021年12月4日(土)から2022年1月30日(日)

休館日:毎週月曜日(1月10日は開館)、毎月最終金曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

会場:市立小樽図書館

観覧料:無料

市立小樽図書館ホームページはこちらから↓

ホーム - 市立小樽図書館 (ufinity.jp)

 

会期

2021年12月4日(土)から2022年1月30日(日)

休館日:月曜日(1月10日は開館)、12月29日(水)から1月3日(月)、1月11日(火)、1月12日(水)

 

会場

市立小樽文学館展示室

入館料

入館料

入館者区分

普通入館料(文学館のみご覧になれます)

共通観覧料(文学館と美術館の両方をご覧になれます)

一般

300円(240円)

700円(560円)

高校生

市内にお住まいの70歳以上の方

150円(120円)

350円(280円)

中学生以下と障がい者(注)

無料

無料

※()は20名様以上の団体料金です。

※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方

イベント

【生誕120年小熊秀雄展】

「詩人・小熊秀雄の妻、つね子さんの声を聴く会」

2022年1月15日(土)14時~

解説:平山秀朋

聞き手:玉川薫(市立小樽文学館)

 

【小樽雑誌博覧会 大週刊誌展】

「なつかしの雑誌めぐり」

2022年1月23日(日)14時~15時

語り手:鈴木浩一(市立小樽図書館館長)

聞き手:伊藤あや(市立小樽文学館)

 

【お申込み等】

定員:各回30名

参加費:無料※展示をご覧いただくには入館料がかかります

会場:小樽文学館古本コーナー

お申し込み:2022年1月4日、9時30分より文学館の電話(0134-32-2388)にて受付

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽文学館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-32-2388
FAX:0134-32-2388
このページの
先頭へ戻る