感染症患者対応資器材を導入しています

公開日 2021年03月03日

更新日 2023年12月19日

 小樽市消防本部では、指定感染症などの感染症拡大防止を図るため、ポータブルアイソレータを導入しています。

 ポータブルアイソレータは、組立式でビニール製のカプセル型になっており、専用の陰圧殺菌装置を取り付けることでカプセル内の空気を閉じ込めるほか、殺菌装置(酵素HEPAフィルタ及び紫外線殺菌灯)によりウイルス等を除去する構造となっており、搬送する隊員や同乗される方の二次感染を防ぐものとなっています。

 また、救急出動の際は、ポータブルアイソレータ導入前に行っていた救急車内の養生(ビニールで覆う)作業がなくなるほか、救急出動後における消毒作業時間も短縮することができ、早期に出動体制を整えることが可能となるといったメリットがあります。

感染症患者をアイソレータに収容した様子

 

救急車内に収容した様子

搬送訓練の様子

 

 ポータブルアイソレータは、令和2年12月15日から運用開始となっており、保健所から感染症患者の移送協力依頼や指定感染症患者などを病院へ搬送する場合に使用します。

 これからも安心安全な救急サービスが提供できるよう、救急業務の充実に努めてまいりますので、皆さんの御理解と御協力をお願いします。

お問い合わせ

消防本部 消防本部救急課
住所:〒047-0024 小樽市花園2丁目12番1号(消防庁舎4階)
TEL:0134-32-4111(内線595)救急課代表電話 0134-22-9139
FAX:0134-22-9182
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