生誕121年 小栗虫太郎展

公開日 2022年11月27日

更新日 2022年11月27日

企画展 生誕121年 小栗虫太郎展

小栗虫太郎展のチラシ画像

小栗虫太郎展チラシ[PDF:46MB]

趣旨

小栗虫太郎は明治34(1901)年、東京神田の酒問屋の家に生まれました。本名・栄次郎。
昭和8年「完全犯罪」で探偵小説家としてデビュー。
昭和9年、大作「黒死館殺人事件」を『新青年』に連載。江戸川乱歩をして「世界の探偵文学史上に、あらゆる流派を超越した一つの地位を要求できるであろう」とまで絶賛されました。現在でも夢野久作「ドグラ・マグラ」、中井英夫「虚無への供物」とともに三大奇書として畏怖される存在です。
他にも「白蟻」「オフエリヤ殺し」「紅殻駱駝の秘密」「魔童子」「二十世紀鉄仮面」など、多彩な作品で独自の文学世界を築いてきました。
昨年、小栗が戦時中に連載していた新聞小説「亜細亜の旗」が発見され、これまでとは違った相貌も確認されました。
小栗虫太郎生誕121年目、虫太郎親族、成蹊大学、研究者の協力により、複製資料や作品掲載雑誌類、初版本、『新青年』その他などで、日本探偵小説史上にひときわ異彩を放つ作家・小栗虫太郎の世界を紹介します。

 

協力:成蹊大学図書館、世田谷文学館、ちひろ美術館・東京
後援:小樽文學舎

会期

2022年12月3日(土)~2023年1月29日(日)

休館日

毎週月曜日(1月9日を除く)、12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)、1月11日(水)

会場

市立小樽文学館展示室

 

関連イベント

ギャラリートーク「小栗虫太郎、中井英夫、中城ふみ子~本をめぐるあれこれ」

日時:2022年12月14日(水)16時から17時

場所:市立小樽文学館展示室 ※要入館料

話し手:本多正一、竹上晶、沢田安史

申し込み不要

同時開催「生誕100年 中井英夫・中城ふみ子展」

生誕100年の節目に、歌人の中城ふみ子と編集者・作家・詩人の中井英夫の二人の作品世界を紹介。
詳細は、こちらの生誕100年中井英夫・中城ふみ子展のページをご覧ください。

入館料

入館料

入館者区分

普通入館料(文学館のみご覧になれます)

共通観覧料(文学館と美術館の両方をご覧になれます)

一般

300円(240円)

700円(560円)

高校生

市内にお住まいの70歳以上の方

150円(120円)

350円(280円)

中学生以下と障がい者(注)

無料

無料

※11月3日文化の日は全館入館無料です。

※共通観覧料は美術館観覧料の変更に伴い変動します。

※()は20名様以上の団体料金です。

※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方

 

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立小樽文学館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-32-2388
FAX:0134-32-2388
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