小樽ゆき物語

 手足口病について

令和元年7月1日

手足口病とは

 手足口病は、口の中や手のひら・足などに水ほう又は発疹、発熱等がみられる疾患です。夏季に4歳位までの乳幼児を中心に流行しますが、学童でも流行することがあります。原因となる病原ウイルスが複数あるため、再発することもあります。

 

 小樽市内の手足口病発生報告数(小児科3定点当たり)はこちら(小樽市保健所のホームページ)をご覧ください。

 

感染経路と予防法

【原因】

 コクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などのエンテロウイルス属により、口腔粘膜と四肢末端に水ほう性発しんを生じる疾患です。

 潜伏期は3-6日とされています。

 

【感染経路】

 飛沫感染(感染者の唾液に含まれている菌が咳等で飛び散り、それを吸い込むことにより感染します。)

 接触感染(感染者の手や触った物に触れ、その手で口や鼻を触ることにより感染します。)

 糞口感染(糞便から排泄されたウイルスが人の手や食品を介して口に入ることで感染します。)

 

【感染しやすい期間】

 ウイルスは、呼吸器から1-2週間、便からは数週から数か月間排泄され、手足や口腔内に水ほう・潰瘍が発症した数日間が感染しやすい時期とされています。

 ※手足口病は、状況によっては出席停止の措置が必要と考えられる疾患です。

 詳しくは、厚生労働省ホームページ「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」(外部サイト)

 文部科学省ホームページ「学校において予防すべき感染症の解説(平成30年(2018年)3月発行)」(外部サイト)を御覧ください。

 

【予防法】

手洗いを励行しましょう

 石けんを使い、流水でウイルスをしっかりと洗い流しましょう。排便後、排泄物の後始末後、帰宅時、調理・食事の前、患者の看病後などは特に、手洗いを徹底しましょう。手洗い後の、手指のアルコール消毒も有効です。

 

適切に排泄物を処理しましょう

 症状が回復しても、長期にわたって便中にウイルスが排出されます。おむつ替えをする際にはゴム手袋などを着用し、ウイルスとの直接的な接触は避けましょう。

 

こまめに消毒しましょう

 普段よく触る場所を、アルコールでこまめに消毒しましょう。乳幼児が手や指を舐めて、その手で触ったおもちゃを介して感染する可能性があるため、おもちゃを使った後は水洗いをした後にアルコール消毒をし、太陽に当てたりするなどして感染拡大を防ぎましょう。

 

感染者との密接な接触を避けましょう。

 

症状と治療

【症状】

 口腔・咽頭粘膜に痛みを伴う水ほうができ、唾液が増え、小潰瘍を形成することもあります。手足末端、肘、膝、お尻などに水ほうがみられるのが特徴です。通常は3-7日の経過で消退し、水ほうがか皮(痂皮)を形成することはありません。発熱することもありますが、軽度であり、38℃以下のことがほとんどです。まれに、幼児を中心とした髄膜炎や脳炎などの中枢神経系合併症を生ずることもあるとされています。

 

【症状がある場合の対応】

・せきや鼻汁が出るなどの症状がある場合は、マスクをするなどせきエチケットを心がけましょう。

・医療機関を受診し、自宅で安静にしましょう。

 

【治療】

 特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

 口の中に水ほうができ食事がとり難いため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。口腔内の痛みなどから、食事や水分を十分にとれず、脱水になることもあります。脱水がひどい場合は、点滴をすることもあります。通常、症状は3-7日でおさまりますが、特に小さいお子さんは脱水を起こしやすいので、早めにかかりつけの内科または小児科を受診しましょう。

 

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