紅葉の小樽運河

自殺予防に関する情報

自殺の現状について

自殺者数の推移、自殺死亡率のグラフ

・小樽市の自殺者数は、平成21年に44人でしたが、平成28年には14人に減少しています。

・小樽市の自殺死亡率は、全国、北海道に比べて低い状況です。

・自殺の背景にはさまざまな要因が複雑に関係しており、その多くが防ぐことができる社会的問題といわれています。社会を挙げて自殺の防止に取り組んでいくことが求められおり、小樽市でも自殺対策を行っています。

自殺予防について

自殺とは

 自殺は、本人にとってこの上ない悲劇であるとともに、家族や周りの人々に大きな悲しみと生活上の困難をもたらし、社会全体にとっても大きな損失となります。

 

自殺は、追い込まれた末の死

 自殺に至るまでには、様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、危機的な状態にまで追い込まれてしまう過程があります。

 自殺は、個人の自由な意思や選択の結果ではなく、その多くが追い込まれた末の死といえます。

 

自殺は、防ぐことができる社会的な問題

 自殺は、社会の努力で避けることのできる死であるというのが、世界の共通認識となっています。

 様々な要因のうち、失業、倒産、多重債務、長時間労働等の社会的要因については、国や地方公共団体の諸制度、慣行の見直しや相談・支援体制の整備という社会的な取り組みにより自殺を防ぐことが可能です。

 また、健康問題や家族問題等、一見個人の問題と思われる要因であっても、専門家への相談やうつ病等の治療について社会的な支援の手を差し伸べることにより、自殺を防ぐことが可能です。

 

自殺を考えている人は、何らかのサインを発している

 死にたいと考えている人も、心の中では「生きたい」という気持ちとの間で激しく揺れ動いており、不眠、原因不明の体調不良など自殺の危険を示すサインを発していることが多いです。

  

自殺のサイン(自殺予防の十箇条)

次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。

1.うつ病の症状に気をつけましょう(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)

2.原因不明の身体の不調が長引く

3.飲酒量が増す

4.安全や健康が保てない

5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う

6.職場や家庭でサポートが得られない

7.本人にとって価値のあるもの(仕事、地位、家族、財産など)を失う

8.重症の身体の病気にかかる

9.自殺を口にする

10.自殺未遂におよぶ

自殺とこころの病気との関係

自殺の原因は、健康の悪化やストレス・多重債務など原因はいろいろですが、自殺を決意した人の9割が、何らかのこころの病気であったという報告があります。うつ病は、近年「脳と精神と身体の全身性疾患」であるといわれています。その回復には「睡眠」「休養」が最も大切です。

支援者ができること

●死にたいと打ち明けられたら…

 1.まず、ゆっくり話を聴こうとしていることを伝える。

 2.「死にたい」という気持ちとその背景について聴く。

 →話をそらすことなく、死にたいくらい辛い気持ちの背景にある問題を聴き、受け止めます。

 3.時間の許す限り、ゆっくり話を聴き、場合によっては他に時間をつくる。

 4.必要な支援を探る。

 →どのような支援があれば死ぬことを考えずにすむか確認します。

 保健所のこころの健康相談やその他各種相談機関を御活用ください。

 

 小樽市保健所の取組

「小樽市自殺対策計画」を策定しました

自殺対策基本法の改正により、誰もが「生きることの包括的な支援」としての自殺対策に関する必要な支援を受けられるよう、全ての自治体が「自殺対策計画」を策定することが義務づけられました。

本市においても、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指し、自殺対策を推進していくために、平成31年3月に「小樽市自殺対策計画」を策定しました。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

「こころの健康相談」を実施しています

時:月・水・金13:30〜17:00(土日祝日・年末年始を除く)

所:小樽市保健所(小樽市富岡1丁目5番12号)

「こころの健康相談」窓口の周知・啓発ティシュの配布

街頭キャンペーン(年2回)や、保健所などで配布しています。

相談援助技術専門研修の開催

市内の相談実務者を対象に、相談支援技術の向上と相談機関地域連携体制の構築を図ることを目的として、年1回研修会を行っています。

〈これまでの取組〉
相談援助技術専門研修の開催内容
年度 月日 テーマ 講師 参加団体数 参加人数
平成23年 10月21日 「死にたい!」という言動の背景を考える 医療法人北仁会石橋病院院長白坂知信氏 26機関 77名

平成24年

10月18日 相談業務における面談技術と臨床心理について 医療法人北仁会石橋病院臨床心理士山本創氏 35機関 71名
平成25年 10月24日 森田療法悩みの瞬間的解決 医療法人北仁会石橋病院診療部長市来和政氏 49機関 107名
平成26年 10月23日 法律家が経験する相談業務の悩み 菰田尚正法律事務所弁護士菰田尚正氏 46機関 71名
平成27年 11月6日

家族支援の在り方の検討

「自殺に近づく心理を理解し支える」

札幌医科大学保健医療学部看護学科教授吉野淳一氏 49機関 78名
平成28年

6月21日

自殺に傾く心理とアセスメント 北海道立精神保健福祉センター相談研究部長宮城崇史氏 54機関 92名
平成29年 10月19日

高齢者の自殺予防

北星学園大学社会福祉学部教授田辺等氏 44機関 63名
平成30年 8月6日

傾聴の姿勢を身に着けるための研修

「いのちの電話と関わって」

北星学園大学社会福祉学部教授今川民雄氏 46機関 78名
令和元年 8月2日 うつ病の理解と対応 医療法人北仁会石橋病院副院長内田啓仁氏 61機関 108名

 

 

 

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