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日本脳炎予防接種について

(令和元年10月1日更新)

 

 北海道では、これまで40年以上も日本脳炎の患者はなく、感染を媒介する蚊(日本では主にコガタアカイエカ)の生息が確認されていないため、日本脳炎の予防接種を行う必要がないと認められる区域に指定されており、定期予防接種を実施していませんでした。

 しかしながら、道民が日本脳炎の発生している道外や海外に行き来する機会は増えていること、温暖化による日本脳炎媒介蚊生息域が拡大する懸念があること等により、平成28年4月1日から北海道でも定期接種を実施することとなりました。

 

 日本脳炎予防接種についての詳細は、以下のとおりです。

 

日本脳炎について

 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によって起こります。

 人から直接ではなく、ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染し、人から人への感染はしません。

 7〜10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。

 感染者全てが発症するわけではなく、感染者のうち100〜1,000人に1人が脳炎等を発症します。

 脳炎のほか髄膜炎や夏風邪様症状で終わる人もいます。

 脳炎にかかったときの死亡率は、約20〜40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。

 

日本脳炎ワクチンについて

 ワクチンの効果や副反応についての詳細は、以下のとおりとなっております。

【ワクチンの効果について】

 日本脳炎ワクチンは、3回以上の接種で基礎免疫ができます。3回のワクチンの接種後、概ね5年〜10年ごとに1回接種することで、免疫を維持することが期待されています。

【ワクチンの副反応について】

 副反応の主なものは、発熱、せき、鼻水、注射部位の赤み・腫れなどです。これらの副反応のほとんどは接種後3日目までに見られています。

 極めて稀に起こる副反応として、ショック、アナフィラキシー(通常接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎、脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病などです。

 平成26年10月1日から平成26年12月31日の間に厚生労働省にワクチン接種との因果関係の有無にかかわらず医療機関から報告された重篤症例は5例で、頻度は0.0006%、死亡例の報告はなく、5例全て回復しています。

 

日本脳炎予防接種の対象者及びスケジュールについて

 日本脳炎については、北海道を除く地域ではこれまでも、定期の予防接種が行われていますが、平成17年にマウス脳による製法の日本脳炎ワクチンを接種した後に重症ADEM(急性散在性脳脊髄炎)を発生した事例があったことから、より慎重を期するため、接種の積極的な勧奨を差し控えていました。

 その後、新たに乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが、平成21年2月に薬事法に基づく承認を受け、定期予防接種に使用できるワクチンとなったため、積極的勧奨が再開いたしましたが、接種対象者で積極的勧奨の差し控えの間に接種機会を逃した者への経過措置が行われることになりました。

 生年月日が平成19年4月2日〜平成21年10月1日の間に生まれた方及び平成8年4月2日〜平成19年4月1日までの間に生まれた方は、特例措置の対象となっております。

 生年月日により、対象期間やスケジュールが異なりますので、詳しくは、以下を御覧ください。

 

平成21年10月2日以降に生まれた方

<接種年齢>

【1期】生後6か月から7歳6か月に至るまで

【2期】9歳以上13歳未満

<接種回数>

【1期】初回2回、追加1回(合計3回)

【2期】1回

<接種間隔>

 【1期】初回1回目から2回目の間隔は6日以上、初回2回目から追加までは6か月以上の間隔をあける。

 標準的には、3歳のときに初回2回の接種を6日〜28日の間隔をあけて接種し、その後概ね1年の間隔をあけて、4歳のときに追

 加1回を接種する。

 【2期】標準的には、9歳に接種します。

 

平成19年4月2日〜平成21年10月1日までの間に生まれた方

 上記の生年月日の方は、特例措置の対象者です。

<接種年齢>

 【1期】生後6か月から7歳6か月に至るまでの間又は9歳以上13歳未満

 第1期の接種が7歳6か月に至るまでに完了しなかった場合、9歳以上13歳未満の間で残りの回数を接種することができます。

 【2期】9歳以上13歳未満

<接種回数>

 【1期】初回2回、追加1回(合計3回)

 【2期】1回

<接種間隔>

(1)過去に接種歴がない方

 初回1回目から2回目の間隔は6日以上(標準的には6〜28日)、初回2回目から追加までは6か月以上(標準的には概ね1年)の間隔をあける。第2期は第1期追加終了後、6日以上の間隔をあける。

(2)過去に接種歴のある方(具体的な接種間隔は医師と相談)

 ■平成22年4月1日以降に接種歴がある方

 残りの回数を(1)のスケジュールに従って、接種する。

 ■平成22年3月31日までに接種歴がある方

 第1期の残りの回数(1回又は2回)を、6日以上の間隔で接種する。(初回2回目から追加の間隔も6日以上でよい。)

 スケジュール上可能であれば、(1)のスケジュールに準じる。

 

平成11年4月2日〜平成19年4月1日までの間に生まれた方

 上記の生年月日の方は、特例措置の対象者です。

<接種年齢>

第1期、第2期ともに20歳未満まで

20歳までに接種が完了しない場合は、残りの回数については任意接種となり、有料となります。

<接種回数>

【1期】初回2回、追加1回(合計3回)

【2期】1回

<接種間隔>

 (1)過去に接種歴のない方

 初回1回目から2回目の間隔は6日以上(標準的には6〜28日)、初回2回目から追加までは6か月以上(標準的には概ね1年)の間隔をあける。第2期は第1期追加終了後、6日以上の間隔をあける。

 (2)過去に接種歴のある方

 ■平成23年5月20日以降に接種歴のある方(具体的な接種間隔は医師と相談)

 残りの回数について、(1)のスケジュールに従って接種する。

 ■平成23年5月19日以前に接種歴のある方

 残りの回数について、6日以上の間隔で接種できる。

 スケジュール上可能であれば、(1)のスケジュールに準ずる。

 

13歳以上のお子さんの保護者同伴について

 13歳以上のお子さんについては、あらかじめ保護者の同意が確認できた場合は、保護者の同伴なしで接種を受けにいくことができます。

 保護者の方は、日本脳炎予防接種についての説明をよく読み、予防接種の効果や目的、重篤な副反応発症の可能性など、内容を十分理解した上で接種を決めてください。

 保護者の同伴なしでお子さんが接種を受ける場合は、予診票の表面の「保護者の記入欄」及び裏面の同意書に署名し、その予診票をお子さんが医療機関に持参してください。

 予診票は、医療機関に備えてあります。

 予診票に保護者の署名がない場合、保護者の同伴なしで予防接種を受けることはできません。

 

日本脳炎委託医療機関

 予防接種委託医療機関一覧(PDF:139KB)

 基本的には、市内の委託医療機関で接種していただくこととなっております。

 事情により市外で接種を御希望される場合は、必ず事前に下記までお問合せください。

 場合により、自己負担が生じることがあります。

 

このページについてのお問合せ先

小樽市保健所保健総務課

〒047-0033小樽市富岡1丁目5番12号

電話22-3115ファクス22-1469

(月〜金8:50〜17:20)

 

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