紅葉の小樽運河

アイアンホース号の来歴とプロフィール

アイアンホース号

 

アイアンホース号の来歴

アイアンホース号は明治42(1909)年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグにある機関車製造会社H.K.ポーター社で製造されました。製造番号は4514番、ボイラー側面にはそのことを示す製造銘板が取り付けられています。
アメリカと中米グアテマラ共和国で、農産物の輸送や観光鉄道などに使用されてきましたが、平成8(1996)年から小樽交通記念館で動態保存・展示が開始されました。
現在は小樽市総合博物館に引き継がれ、構内での運行が継続されています。平成21(2009)年8月には生誕100年祭が催されました。

 

左アイアンホース号の製造銘板右アイアンホース号歓迎式

 

明治42(1909)年
アメリカ合衆国H.K.ポーター社で製造
ユナイテッド・フルーツ・カンパニーに納入
グアテマラ共和国でバナナやパイナップル農場での輸送に使用


昭和34(1959)年〜
アメリカへ帰り、アンテロープ・アンド・ウェスタン鉄道(カリフォルニア州)、ハックルベリー鉄道(ミシガン州)などで使用


平成元(1989)年〜3(1991)年
ミネソタ州のテーマパーク、トビーズミル・アンド・ミッション・クリークで運行


平成5(1993)年
小樽市へ売却。オレゴン州の港から貨物船で太平洋をわたり小樽へ


平成8(1996)年
小樽交通記念館で運行開始


平成19(2007)年
小樽市総合博物館が開館


平成21(2009)年
生誕100年祭開催


平成29(2017)年
ボイラーの安全装置が故障。運行を休止

 

アイアンホース号のプロフィール

アイアンホース号は炭水車(燃料と水を積載する車両)を連結して走行するテンダー式の小型蒸気機関車です。元々は石炭を燃料としていましたが、現在は重油を使用する仕様に改造されています。
914mmと狭い軌間(レールの幅)が特徴で、これはアメリカの狭軌鉄道で使用されている規格です。日本には他にあまり例がありません。走行区間には専用のレールが敷設されていますが、転車台や機関車庫には日本の在来線の規格(1067mm)のレールも残っており、3本のレールが並びます。
アメリカの古典機関車のシンボルであるカウキャッチャーやボイラーや鐘もついています。

 

左はアイアンホース号側面写真・右は転車台のレール写真

 

アイアンホース号

製造番号:Porter4514
車両種類:テンダー式蒸気機関車
製造年:明治42(1909)年
軸配置:1C(2-6-0)
全長:10.8m(炭水車含む)
重量:14.9t(炭水車含む)
動輪直径:840mm
軌間:914mm(3feet)
ボイラー圧力:1.18MPa

 

アイアンホース号の客車

アイアンホース号が牽引する3両の木製客車は、アイアンホース号と一緒にアメリカから輸入された車両を改造したものです。
またイベントなどで連結される赤いカブース(車掌車)もアメリカから輸入されたものです。屋根の上に突き出した監視窓が特徴的です。

 

左アイアンホース号の客車右カブース

 

 

蒸気機関車アイアンホース号復活プロジェクト

 

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