公開日 2020年10月17日
更新日 2025年01月22日
小樽市の結核
令和5年の結核新登録患者数(1年間に新たに結核を発病し登録された者)は、全国で10,096人、全道で297人、小樽市では15人でした。
小樽市では、毎年10~15人前後の方が、新に結核を発病しており、人口10万人当たりのり患率(1年間に新たに結核にかかった患者が人口10万人当たりでどのくらいいるかを示した数字)は、令和5年では14.0で、全国(8.1)・全道(5.8)よりもやや高い値となっています。
【表1】結核り患率(令和元年~令和5年の推移)
【表2】令和5年結核患者年齢別割合(潜在性結核感染症を含む)
年齢別の割合をみると、60歳以上が約7割を占めており、例年、全国と比較しても高齢者の割合が高い傾向にあります。
ただし、高齢者ばかりではなく、20~50代の働き盛りの年齢での発病もあり、全ての年代の方にとって身近な感染症です。
また、若年層に注目すると、外国生まれの結核患者の割合が年々高くなっている傾向があります。
結核患者の見逃しは、重症化の要因に繋がりますので、健診や医療機関の受診による早期発見、早期治療が大切になります。
※厚生労働省ホームページ「2023年結核登録者情報調査年報集計結果について」(外部サイト)から引用していますので、詳しい内容については御覧ください。
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