結核の基礎知識

公開日 2020年10月17日

更新日 2021年07月06日

結核とは              

結核は、結核菌の空気感染によって起こる感染症です。

症状は、風邪の症状とよく似ています。

次のような症状が2週間以上続く場合は、早めに受診しましょう。

 せき たん 胸痛 微熱 体のだるさ 体重減少 

結核と闘うシールぼうや

結核のうつり方

菌を出している患者さんのせきやくしゃみによる飛沫(しぶき)と一緒に、結核菌が空気中に飛び散ります。

結核は、この空気中に放出された結核菌を直接吸い込むことで感染を起こします。

患者さんが結核菌をどのくらい出しているか、部屋の換気が行われているかなどによっても感染を受けるリスクは変化していきます。

食器などの物を介して結核がうつることはありません。

感染と発病

健康であれば、感染しても身体の免疫機能によって、結核菌を抑え込むことができます。

そのため、感染した人のうち、8~9割の人は生涯結核を発病しません。

ただし、病気などで免疫力が落ちると、結核菌が増えて病巣ができ、発病する可能性があります。

【免疫力が下がる原因の一例】

 副腎皮質ホルモン剤や免疫抑制剤による治療を受けている方、管理不十分な糖尿病、高齢者、栄養不良、過労など

 

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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