公開日 2020年10月17日
更新日 2024年11月25日
本格的なインフルエンザの流行シーズンを迎えるに当たり、ご家庭や職場でも、インフルエンザを予防しましょう。
インフルエンザの予防方法
インフルエンザは、せきやくしゃみ、つばなどに含まれるウイルスを鼻や口から吸い込むことで感染します(飛まつ感染)。また、ウイルスが付着したものを触った手で、口や目の粘膜に触れることでも感染すると言われています(接触感染)。
- ワクチン:インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されております。
- 手洗い:手指に付着するウイルスの数は、流水による15秒の手洗いで1/100に減り、石鹸で10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
- うがい:外出後はうがいをしましょう。
- マスク:咳、くしゃみによる飛沫の拡散を防ぐことができます。鼻や頬、顎に隙間がないように着けましょう。また、咳やくしゃみが出そうになったらティッシュや袖で口と鼻を抑え、他の人から1メートル以上離れて顔をそむけるなどの咳エチケットを意識しましょう。
- 適度な湿度の保持:空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
- 室内ではこまめに換気をする:季節を問わず、十分な換気が重要です。一般家庭でも、建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温を大きく変動させることなく換気を行うことができます。常時換気設備や換気扇を常時運転し、最小限の換気量を確保しましょう。
- 休養とバランスのとれた栄養摂取:体の抵抗力を高めるためには、魚や肉などの主菜、野菜や海藻、キノコ類などの副菜、コメやパンなどの主食、汁物、果物、乳製品をバランスよく食べることが大切です。また、体を動かすかす、ストレスを貯めない、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
インフルエンザが疑われる症状
- 急な発熱(38度以上)
- せき、のどの痛み、鼻汁、鼻づまり、全身のだるさ、頭痛、筋肉痛、下痢など
- 潜伏期間は1日〜7日間
- 症状は3日〜7日間ほど続きます。
疑われる症状が出たときは
周りの人をインフルエンザから守るため、以下のことに気をつけましょう。
- せきエチケット:人と接するときはマスクを着ける、せきやくしゃみをするときはティッシュや服のそでなどで口と鼻を押さえましょう。
- 外出や人との接触を控える:症状があるときは、仕事を休む、買い物や家族以外の方との外食をしないなど、人との接触を控えましょう。
- 早めに医療機関に受診する:インフルエンザになったときの自宅療養の期間については、主治医の指示に従ってください。
インフルエンザに関する啓発資料
おたる運がっぱコラボ「みんなで予防インフルエンザ」ポスター[PDF:1.46MB]
参考
今冬のインフルエンザの流行シーズンに備え、国は「今冬のインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、国や地方自治体は、インフルエンザ対策に取り組むとともに、広く国民の皆様にインフルエンザ対策を呼びかけることとしました。
厚生労働省のホームページはこちら。
令和6年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策について
令和6年度インフルエンザQ&A
インフルエンザとは|NIID国立感染研究所(外部サイト)
冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法 (厚生労働省|外部サイト)
事業者・職場における新型インフルエンザ対策 (厚生労働省|外部サイト)
お問い合わせ
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