公開日 2020年10月18日
更新日 2021年03月18日
5月31日から6月6日は禁煙週間です。
厚生労働省では5月31日の世界禁煙デーから1週間を、「禁煙週間」と定めて普及啓発に取り組んでいます。
喫煙が及ぼす影響や禁煙情報、小樽市の禁煙外来について御紹介します。
北海道の喫煙率は?
2018年の全国の喫煙率(出典:厚生労働省国民健康栄養調査)
男性29.0%⇒この10年間有意に減少している。30~40歳代の喫煙率が最も高い。
女性8.1%⇒この10年間有意に減少している。
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1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
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男性 |
佐賀県 |
青森県 |
岩手県 |
北海道 |
福島県 |
女性 |
北海道 |
青森県 |
群馬県 |
神奈川県 |
千葉県 |
禁煙外来について
禁煙に遅すぎるはありません。失敗しても何度も禁煙にチャレンジしましょう。
禁煙はこれまで個人の意志や努力の問題とされてきましたが、「ニコチン依存症」という病気に対する治療として、医師による禁煙指導を公的医療保険の対象となりました。
令和2年2月現在、小樽市内13か所の医療機関で保険適用の禁煙外来が設置されています。
⇒最新の医療機関一覧については、特定非営利活動法人日本禁煙学会のホームページをご覧ください(外部サイト)
- 保険適用となる対象者:以下の4項目を全て満たしている人が対象
- ニコチン依存度チェック[PDF:397KB]で5点以上
- 「1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数」が200以上である(35歳未満は不問)
- ただちに禁煙を始めたいと思っている
- 禁煙治療の参加について文書により同意している
禁煙のノウハウ
最初の禁煙で、成功する人は2割ほどだといわれています。多くの人が失敗してしまいます。
禁煙しようと思った自分を褒め、少しでも禁煙できた自分を褒め、何度も挑戦することが大切です。
失敗を繰り返し、5年から15年ほどで禁煙に成功する方がほとんどです。
禁煙のノウハウ
- 目標設定:禁煙開始日を決める
- 行動契約:禁煙宣言をする、宣言書にサインし壁に貼る
- セルフモニタリング:喫煙行動を手帳などに記録する
- 刺激統制法:たばこを吸いたくなる場所や状況を避ける
- 反応妨害法:たばこを吸いたくなったら、別の行動をする
- オペラント強化法:うまくできたら自分で自分を褒める
- 自己主張法:たばこを勧められた時の上手な断わり方を身につけておく
- 再発防止訓練:たばこを再び吸い始めやすい状況を予測し、その対策を練習する
- 認知再更生法:禁煙に失敗した時には、「何故、失敗したのか」をメモし、次回の禁煙に役立てる
- ソーシャルサポート:家族や友人、同僚などの協力を得て実施する
リンク集
お問い合わせ
保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3117
FAX:0134-22-1469