禁煙外来・禁煙情報について

公開日 2020年10月18日

更新日 2023年05月02日

5月31日から6月6日は禁煙週間です。

厚生労働省では5月31日の世界禁煙デーから1週間を、「禁煙週間」と定めて普及啓発に取り組んでいます。

喫煙が及ぼす影響や禁煙情報、小樽市の禁煙外来について御紹介します。

北海道の喫煙率は?

2019年の全国の喫煙率(出典:厚生労働省国民健康・栄養調査)

 男性は27.1%。1995年以降、20歳~60歳代で減少傾向。

 女性は7.6%。2004年以降、緩やかな減少傾向。20歳~40歳代では近年減少傾向だが、50歳代では増加傾向。

喫煙率が高い都道府県ワースト5(2019)
 

1位

2位

3位

4位

5位

男性

佐賀県

岩手県

青森県

秋田県

福島県

女性

北海道

青森県

福島県

大阪府

千葉県 

禁煙外来について

 禁煙に遅すぎるはありません。失敗しても何度も禁煙にチャレンジしましょう。

 禁煙はこれまで個人の意志や努力の問題とされてきましたが、「ニコチン依存症」という病気に対する治療として、医師による禁煙指導を公的医療保険の対象となりました。

 小樽市内の医療機関で保険適用の禁煙外来が設置されています。

 ⇒最新の医療機関一覧については、特定非営利活動法人日本禁煙学会のホームページをご覧ください(外部サイト)

  • 保険適用となる対象者:以下の4項目を全て満たしている人が対象
  1. ニコチン依存度チェック[PDF:397KB]で5点以上
  2. 「1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数」が200以上である(35歳未満は不問)
  3. ただちに禁煙を始めたいと思っている
  4. 禁煙治療の参加について文書により同意している

禁煙のノウハウ

 最初の禁煙で、成功する人は2割ほどだといわれています。多くの人が失敗してしまいます。
禁煙しようと思った自分を褒め、少しでも禁煙できた自分を褒め、何度も挑戦することが大切です。
失敗を繰り返し、5年から15年ほどで禁煙に成功する方がほとんどです。

禁煙のノウハウ

  • 目標設定:禁煙開始日を決める
  • 行動契約:禁煙宣言をする、宣言書にサインし壁に貼る
  • セルフモニタリング:喫煙行動を手帳などに記録する
  • 刺激統制法:たばこを吸いたくなる場所や状況を避ける
  • 反応妨害法:たばこを吸いたくなったら、別の行動をする
  • オペラント強化法:うまくできたら自分で自分を褒める
  • 自己主張法:たばこを勧められた時の上手な断わり方を身につけておく
  • 再発防止訓練:たばこを再び吸い始めやすい状況を予測し、その対策を練習する
  • 認知再更生法:禁煙に失敗した時には、「何故、失敗したのか」をメモし、次回の禁煙に役立てる
  • ソーシャルサポート:家族や友人、同僚などの協力を得て実施する

リンク集

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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