公開日 2020年10月19日
更新日 2020年12月14日
発達障がいは、生まれつき脳の発達に関係する障害です。
言葉、社会性の発達の遅れやコミュニケーションの障害、感情や情緒のコントロールなどが苦手で、能力に凸凹がみられます。
成長にともなって、仲間と関係が築きづらい、仕事が長続きしないなど自分の苦手な部分に気付き、生きにくさを感じることがあります。
そのような中で、他人との違いや対人関係に悩み、不安症状やうつ病を合併する場合もあります。
発達障がいと診断を受けた方の中には、自分の特徴を理解し、能力の凸凹をうまく活用することで、社会で活躍されている方もいます。
発達障害者支援法第二条より
この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。
対応
能力の凸凹と、苦手な部分を理解することで、得意なことが見えてくるかもしれません。上記のような状況で困っている場合は、ひとりだけで・家族だけで抱え込まずに、一度相談してみませんか?
もし、現時点で不安症状やうつ症状を生じている場合は、まず精神科などで治療を受けることをお勧めします。
周囲の方へ
発達障がいの方は、行動により「自分勝手」「困った人」と思われがちで、つい避けてしまったり、きつい言葉をかけてしまうことがあります。生まれつきの障害であることを理解することで対応に余裕が生まれます。伝え方などコミュニケーションの工夫をしてみましょう。
発達障がいの情報
発達障がい、各障害についてはこちらのページがわかりやすいので参考に御覧ください。
お問い合わせ
保健所 健康増進課
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