高次脳機能障がい

公開日 2020年10月19日

更新日 2023年04月19日

高次脳機能障がいとは、病気や交通事故、スポーツなどで脳に損傷を負うことにより、記憶障がい・注意障がい・遂行機能障がい、社会的行動障がいなどの障がいが出ることを言います。

症状

病院での治療が順調に終わったにもかかわらず、退院後、下記の症状が出現し、自宅や職場でこれまでどおりの生活や仕事ができず、問題になることがあります。一見すると、病気やケガをする前と変化がなく、会話にも問題がない場合は、「怠けている」などと誤解を受けることもあり、そのような誤解が生じたまま、問題が潜在化してしまうこともあります。

記憶障がい

・少し前の事を忘れる

・自分のしたことを忘れる

注意障がい

・気が散りやすい

・ミスが多い

・同時に複数のことができない

遂行機能障がい

・計画が立てられない

・優先順位がつけられない

・一つ一つ指示されないとできない

社会的行動障がい

・感情のコントロールができない

・欲求を抑えられない

・態度や行動が子どもっぽくなる

対応

地域での生活を継続していくために、リハビリテーションや生活環境の調整、高次脳機能障がい者のための相談支援機関や家族会の利用をとおして、障がいを理解し、生活しやすい環境を整えていくことが大切です。

関係機関

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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