公開日 2020年10月19日
更新日 2025年06月02日
1.歯周病とむし歯について
⭐⭐⭐歯周病予防・むし歯予防には、セルフケアとプロケアが重要です!⭐⭐⭐
⚪歯周病予防
・セルフケア
歯周病はお口の生活習慣病ともいわれる病気で、歯周病菌により発症します。
歯周病菌は、小学生から高校生くらいまでに感染・お口に定着し、40代から発症率が高まります。
予防のためには、歯周病菌を減らす「お口の清掃」が欠かせません。
歯周病菌は歯間部に多く存在しますので、歯ブラシで磨くだけでなく、歯間部の清掃用に、デンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう!
・プロケア
すでに歯周病に罹っている方は、治療のために数か月に1回は定期的に受診していると思います。
まだ歯周病に罹っていない方でも、1年に1~2回は歯肉の検査を受けたり、歯科衛生士によるお口の清掃(PTC)を受けたりすることで、歯周病予防に効果があります。
⚪むし歯予防
・セルフケア
大人になると、「以前治療した部分が再びむし歯なる」や「歯肉が下がってきて、歯の根元にむし歯ができやすくなる」など、大人によく見られるむし歯に注意が必要です。
予防のためには、漫然と歯磨きするのではなく、「磨く部位」や「力加減」などに気を付けて歯磨きしましょう。フッ化物入りの歯磨き剤も積極的に使用しましょう。
また、噛みしめる癖などから、表層のエナメル質がくさびのような形状に欠け、その部位がしみやすくなることもあります。
この「楔状欠損(くさびじょうけっそん)」といわれるエナメル質の欠損は、歯磨きの力が強すぎるためにできるとされていましたが、現在では上下の歯を接触させている癖(TCH:ToothContactHabit)が原因であるといわれています。
・プロケア
年に1~2回の定期健診により、むし歯の初期段階で発見し予防処置を受けるようにすれば、むし歯になる前に対処できます。
特にむし歯になりやすい歯と歯の間や、詰めたりかぶせたりする治療部位のむし歯は自分で発見しづらいので、丁寧な歯科健診が必要です。
歯科衛生士によるお口の清掃(PTC)を受けることや、自分では気づかない汚れや長年たまっている汚れを清掃してもらうことも有効です。
2.小樽市歯周病検診🦷
歯周病は、歯を失う原因の第1位です。
成人期以降は「3人に2人が歯周病」といわれています。
歯周病は、症状に乏しく、痛みなどの自覚症状が出るころにはかなり重症化していることもあります。
また、歯周病は口腔だけではなく、糖尿病など全身の病気にも悪影響を及ぼす可能性があることがわかっています。
そのため、検診で歯周病を早期に発見し治療することが大切です。
↑ 日本歯科医師会ホームページより
●小樽市歯周病検診
対象者 |
40歳、50歳、60歳、70歳の小樽市民 (対象者には毎年受診案内を郵送します。) |
受診方法 |
受診案内に同封の歯科医院一覧から、直接ご予約ください。 予約時には「小樽市歯周病検診を希望」とお伝えください。 |
費用 | 無料(通常の歯科検診では約5,000円かかります。) |
受診回数 | 年度1回限り |
持ち物 | 受診券と被保険者証(マイナ保険証、生活保護受給者証) |
R7年度歯周病検診ポスターはこちら👇
小樽市歯科医師会ホームページはこちら👇
小樽市歯科医師会【https://sonshikai.jp】
お口の健康、全身の健康のため、ぜひ小樽市歯周病検診を活用してください!
3.成人歯科相談について📞
大人を対象とした歯科相談です。
むし歯や歯周病のこと、治療についての不安など、お口のお困りごとについての相談を行っています。
どんなことでもお気軽にご相談ください✨
日時 |
月曜日~金曜日 午前9時~午後5時まで |
対象 | お口にお困りごとがある小樽市民 |
申込・問合せ |
小樽市保健所健康増進課 ☎ 22-3110 |