公開日 2020年10月22日
更新日 2021年01月14日
昨年12月に国が示した「公立病院改革ガイドライン」に基づき、現在、市では市立病院の改革プランの策定を進めています。その内容についてお知らせします。
改革プラン三つの視点
国は昨年12月、公立病院の厳しい経営状況を改善するため「公立病院改革ガイドライン」を示しました。これに基づき、全国の自治体に対して「経営の効率化」「再編・ネットワーク化」「経営形態の見直し」という三つの視点を軸とした『改革プラン』を年度内に策定することを求めています。そのため小樽市でも、現在の市立病院における経営改善に向けて『改革プラン』を策定することとしました。
12月までに策定
そこで市では、策定に向けた体制を整え議論を始めています。まずは、『改革プラン』全体を審議する「改革プラン策定会議」を設置し、さらには市役所内において、事務的な整理などを行うために作業部会を設けました。この作業部会を中心に、「経営の効率化」「経営形態の見直し」を整理していきます。
「再編・ネットワーク化」については、医療関係者(医師会や公的病院など)を交えた「再編・ネットワーク化協議会」を設置し、外部有識者からの助言も参考に検討していきます。全体的な策定までの流れは下の図1 をご覧ください。
策定のスケジュールは、9月までに『改革プラン』の素案をまとめ、それに基づき策定会議で原案を作成。そして、市民の皆さんから意見を求めるパブリックコメントを実施して、今年12月をめどに策定したいと考えています(下の図2 を参照)。
新病院の建設は
本誌4月号でもお伝えしましたが、市では現在、平成20年度予算で新病院建設にかかる経費を計上していません。まずは、市立病院の『改革プラン』を今年度内に策定し、その中で市立病院の あり方や果たすべき役割なども検討していきます。従って、新病院についての計画は、その結果を踏まえて進めていきたいと考えています。
問い合わせ先
病院局経営管理部(掲載時 市立小樽病院事務局総務課)
電話 0134-25-1211
ファクス 0134-32-6424