広報おたる掲載「シリーズ災害に備える」 第3回目 (平成17年8月号掲載)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

土砂災害に備える

シリーズ3回目の今回は、雨によって発生する土砂災害についてお知らせします。

 

土砂災害に備える

 大雨で発生する土砂災害

 平成17年7月、北九州で梅雨前線の豪雨により土砂災害が発生。数人の死者が出ました。また、平成16年7月も新潟・福井などで、集中豪雨により多くの土砂災害が起こりました。

 大雨が続くと、土石流、地滑り、がけ崩れなどの土砂災害を発生させる危険性が高まります。土の中にたまっている水の量が多くなるほど地盤が緩み、土砂災害が発生しやすくなるのです。

 

土石流

谷や斜面にたまった土などが集中豪雨による水と一緒になって、一気に流れ出てくるものです。破壊力が大きく、また速度も速いので、大きな被害をもたらします。

 土石流

地滑り  

比較的緩やかな斜面で、滑りやすい面が地下水の影響などで、ゆっくりと動き出す現象です。一度に広い範囲が動くため、ひとたび発生すると住宅や道路などに被害が及んできます。 

地滑り  

がけ崩れ  

地中に染み込んだ水の影響によって、急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。

がけ崩れ  

 

土砂災害は予測が困難

 気象庁では近年、重大な土砂災害の危険性が高まったと判断される場合には、発表中の大雨警報を切り替えて「過去数年間で最も土砂災害の危険性が高まっている」「平成○年台風第△号以来で最も土砂災害の危険性が高まっている」という表現により、一層の警戒を呼び掛けています。

 しかし、土砂災害は予測が極めて難しく、突然起こりやすい現象です。

 

前触れ現象を見逃さない

 次のような現象があるときは、土砂災害が発生する可能性があります。

  • 雨が降っているのに、川の水が減る・急に濁る
  • 斜面にひび割れができている・水がわいてくる・膨らんでいる

 このような前触れ現象を発見したら、安全な場所へ避難し、建設部宅地課(電話32?4111内線351)へ通報してください。また、市や関連機関から避難勧告などが出た場合は、速やかに指示に従ってください。

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 441・442)

ファクス 0134-25-9955

メール bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

 

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る