広報おたる掲載「シリーズ災害に備える」 第4回目 (平成17年9月号掲載)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

集中豪雨による災害から身を守るために

平成17年8月2日夜から3日にかけて、前線による大雨によって、朝里地区で市道脇の斜面の一部が崩れたほか、市内数カ所で床上浸水や床下浸水などの被害が発生しました。秋は台風や前線の活動による大雨が多くなる季節です。そこで9月は、集中豪雨に備えるための方法についてお知らせします。

  

大雨による被害

 平成16年は全国的に異常気象の年といわれ、局地的な集中豪雨による洪水や土砂災害などにより、全国で200人以上の方が犠牲となりました。

 大雨の場合、1時間の降雨量が20mmを超えたり、総雨量が100mmを超えたりした場合に被害が発生する可能性が高く、市内ではおよそ2年に一度の割合で被害が発生しています。

降雨量と想定される被害

1時間の雨量

予報用語

想定される被害

10mm以上20mm未満 やや強い雨 地面からの跳ね返りで足元がぬれる
20mm以上30mm未満 強い雨 側溝や下水があふれ、小規模のがけ崩れが始まる
30mm以上50mm未満 激しい雨 道路が冠水し、がけ崩れが起きやすくなる
50mm以上80mm未満 非常に激しい雨 地下に雨水が流れ込む
80mm以上 猛烈な雨 大規模災害の恐れが強い。厳重な警戒が必要。

 

被害を防ぐためには

 大雨による被害を防ぐため、次の点に注意して行動しましょう。

  • 日ごろから気象情報に注意する
  • 懐中電灯、ラジオなどを常備する
  • 避難に備え、非常時の持ち出し品を確認しておく
  • 河川の水位上昇に注意する
  • 広報車などによ0る防災情報に注意する
  • 雨で増水した河川や側溝、マンホールなどは境界が見えにくく、転落事故が起きやすいので近づかない
  • 水の流れが速い場合は、水深20cmでも歩行できないときがあるので注意する
  • 水が押し寄せて危険な状態になった場合は、直ちに建物の2階に避難する

 

 中豪雨による災害は、地震災害と違って、ある程度の予測が可能です。日ごろからテレビやラジオなどの気象情報を確認するように心掛けましょう。このほか、枯れ葉などが側溝につまることにより、水があふれ出すのを防ぐため、側溝の清掃にもご協力ください。

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 441・442)

ファクス 0134-25-9955

メール bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

 

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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