広報おたる掲載「シリーズ災害に備える」 第7回目 (平成17年12月号掲載)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

災害から逃げる

シリーズ7回目の今回は、災害時の避難場所についてお知らせします。

 

シリーズ災害に備える

どんなときに逃げるか

 地震、火災、台風、大雨によるがけ崩れなど、災害が発生または発生する恐れがあるときは、すぐに安全な場所へ逃げなくてはなりません。避難が必要になったときは、市から「避難勧告」や「避難指示」が出ます。
 

避難勧告

災害の発生する可能性が高まったときに出します。避難所への避難を始めてください。


避難指示

 災害の発生する危険性が非常に高いときに出します。これは、避難勧告より強いものです。避難行動中の方は直ちに避難を完了させ、まだ避難してない方は、直ちに避難してください。
 避難勧告などがない場合でも、不安や危険を感じたら安全な場所にいる家族や知人の家へ避難してください。このように自ら避難することを「自主避難」といいます。なお、自主避難したいのに避難先が見つからない場合は、各町会や市の防災担当へお問い合わせください。
 

避難勧告などの伝達方法

 これらの勧告や指示は、主に次の方法でお知らせします。聞き逃して逃げ遅れないよう、ご注意ください。

  • 広報車・消防車などによるお知らせ(危険地域を集中的に巡回します)
  • テレビやラジオ(FMおたる76.3MHz)などの放送によるお知らせ
  • 小樽市ホームページによるお知らせ
     

避難の心得五カ条

その一

出る前に火の始末と戸締まりを完全にし、ブレーカーは切る

その二

荷物は必要最小限にする

その三

連絡の取れない家族には、避難先のメモを残す

その四

避難所までの移動は、狭い道路や川べりを避けて安全な経路を選ぶ

その五

避難は集団で行い、車は使わない

 

 車は救急活動の妨げになるほか、渋滞などで逃げ遅れる可能性があります。また、非常持ち出し品は、持ちすぎると避難に支障が出ます。成人男性で15kg、女性で10kgを目安にし、両手が使えるリュックサックなどの入れ物に用意してください。

 

避難所での生活

 被害が大きいほど、避難所生活は長くなります。内閣府の「平成16年新潟県中越地震に関する住民アンケート調査」によると、避難所生活での不満は、プライバシーの問題が最も多く、次いで風呂・トイレなどの断水に伴う問題でした。市内の小・中学校避難所には、非常食として米やクラッカーなどを備えていますが、十分な量ではありません。日ごろから万一に備えて、最低3日分の食料や飲料水、毛布など、家庭備蓄用品と非常持ち出し品の用意をお願いします。
 避難所では、そこにいる全員が被災者です。それぞれが協力し合い、自主的な避難所の運営体制づくりが必要となります。
 

小樽市の指定避難所

  小樽市の指定避難所はこちらをご覧ください。

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 441・442)

ファクス 0134-25-9955

メール bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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