広報おたる掲載「シリーズ災害に備える」 第10回目 (平成18年7月号掲載)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

海難事故を防ぐ

海難事故の防止についてお知らせします。

 

 シリーズ災害に備える10離岸流の図

 

夏本番を迎えて

 これからの時期、市内の海岸は海水浴やプレジャーボートを楽しむ人たちでにぎわいます。しかし、こうした楽しいレジャーも、時には悲惨な事故につながることがあります。

 昨年、市内では18件の海難事故が発生し、14人の方が病院に搬送されています。海では一瞬の不注意が、取り返しのつかない事故を招くことを忘れてはいけません。

 

海水浴の心得

 海水浴の際は、次のことに気を付けましょう。

  • 準備運動は念入りに。普段使わない筋肉がけいれんすることがあります。
  • 沖への流れ「離岸流」に注意しましょう(右の枠内を参照)。
  • 飲酒後の遊泳はやめましょう。でき水事故の多くは飲酒によるものです。
  • 過労、睡眠不足での遊泳はやめましょう。
  • 保護者は子供から目を離さないようにしましょう。
  • 単独遊泳は慎み、必ず複数で行動しましょう。

 

Q 離岸流とは?

離岸流とは、海岸付近で局地的に沖に向かって流れる潮流のことです。比較的遠浅の海岸で起こりやすく、いったん流されると垂直に岸に戻ることが難しく、危険な状況となります。

【脱出方法】

慌てず落ち着いて、岸と平行に泳いで抜け出します。

シリーズ災害に備える10

 

プレジャーボートを楽しむ方へ

 プレジャーボートとは、営業用や漁業用の船舶に含まれない小型船の総称で、ヨット、水上バイク、モーターボートなどのことをいいます。平成15年には「北海道プレジャーボート等の事故防止等に関する条例」が施行され、操縦者などの責務が定められました。

 プレジャーボートを楽しむ方は、水難事故を起こさないように気を付けるほか、次の注意事項を守りましょう。

 

  • 航行が禁止されている水域での航行は、絶対にやめましょう。
  • 係留保管場所を確保しましょう。
  • 所有者は損害賠償保険などに加入しましょう。

 

※「北海道プレジャーボート等の事故防止等に関する条例」についてのお問い合わせは、後志支庁地域政策課0136-23-1345へどうぞ。

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 441・442)

ファクス 0134-25-9955

メール bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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