公開日 2020年10月27日
更新日 2021年01月14日
台風災害に備える
シリーズ11回目の今回は、台風災害への備えについてお知らせします。
被害大きい9月の台風
統計によると、日本へ上陸・接近する台風の数が最も多いのは8月で、次に多いのが9月です。しかし、9月の台風は、前線の影響で大雨を降らせるため、8月の台風よりも大きな被害をもたらします。小樽では、平成16年9月に台風18号が直撃しました。そして小樽の観測史上初めての最大瞬間風速毎秒44.2メートルを記録。この暴風で樹木が倒れたり、家屋の屋根や看板が吹き飛んだりして、市内の至る所で大きな被害が出ました。
台風への備えと注意
台風が接近しているとき
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テレビやラジオなどで最新の台風情報を入手しましょう。
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強風で停電が起こりやすくなります。早めに懐中電灯や携帯ラジオ、予備の乾電池などを準備しましょう。
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停電になると調理ができなくなる場合もあります。そうなったときの食事のことを考えておきましょう。
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風で飛ぶようなものがないか家の周りを点検しましょう。
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風が強くなる前に家の補強などをしておきましょう。
台風が来たとき
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台風で亡くなった方の多くは、屋根の上や屋外での作業中に、強風にあおられての転落事故などによるものです。水害の恐れがなく、避難の必要性がないときは、なるべく外に出ないようにしましょう。
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高波にさらわれる危険がありますので、海岸には近づかないようにしましょう。
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車両で移動中のときは、ラジオなどで気象情報に注意しながら、早めに安全な場所で待避しましょう。
被害に遭ったときは
災害時の電話
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災害時には、電話がかかりにくくなります。市役所や消防などへの通報は、人命にかかわるものなど、緊急時以外にはなるべく控えましょう。
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次の方が通話を待っていますので、できるだけ話は手短にしましょう。
自主避難など
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市や消防などから避難勧告がなくても、台風の接近や大雨で、不安や危険を感じたときは、知人宅に身を寄せるなど、早めの自主避難を心がけましょう。
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自主避難をする際、近くで避難先が見つからないときには、最寄りの町内会館などを利用することもできます。このような場合、町会の役員や市防災担当へお問い合わせください。
問い合わせ先
総務部防災担当
〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
電話 0134-32-4111(内線 441・442)
ファクス 0134-25-9955
お問い合わせ
総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
E-Mail:koho-kotyo@city.otaru.lg.jp