広報おたる掲載「シリーズ災害に備える」 第12回目 (平成18年9月号掲載)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

大規模災害に備えて

9月1日は「防災の日」。今回は、大規模災害に備えて行っている小樽市総合防災訓練についてお知らせします。

 

シリーズ災害に備える12

「防災の日」にちなんで

 大正12(1923)年9月1日午前11時58分、伊豆大島付近を震源とする震度6の地震が南関東一円を襲いました。これが関東大震災です。死者・行方不明者14万2807人、全半壊・焼失家屋が70万軒という非常に大きな被害をもたらしまた。

 その後の昭和35(1960)年、関東大震災の9月1日を「防災の日」に制定。この日には、"大震災の教訓を忘れない""この時期に多い台風への心構え"という二つの意味が込められています。震災から長い年月が経過し、防災に対する意識が薄れがちです。この機会に、皆さんの家庭や職場で、防災について話し合ったり、身の回りの点検を行ったりしてはいかが でしょうか

 

市の総合防災訓練

 市では毎年、各関係機関と共同で「小樽市総合防災訓練」を実施しています。今年も25機関265人、車両35台、船舶6隻が参加。海上保安・警察・日赤・消防などによる人命救出や災害防ぎょ訓練、北電・北ガス・NTTなどによるライフライン復旧訓練などを行います。

 この訓練を通じて、災害時における各機関相互の協力体制強化と防災技術の向上、さらには市民の防災意識の高揚と防災知識の普及を図ります。

 

銭函1丁目の急傾斜地が 土砂災害警戒区域に

 銭函1丁目の礼文塚川右岸がけ地の一部が北海道により土砂災害(特別)警戒区域に指定されました(銭函1丁目1地区)。警戒区域では情報伝達や避難が早くできるよう警戒避難体制などの整備が図られ、さらに特別警戒区域では特定の開発行為に対する許可制や建築物の構造規制などの制限があります。

 市内には多くの急傾斜地危険個所があります。そのため北海道では、市内約160カ所について調査を行い、危険な個所を順次、警戒区域に指定する予定です。今後の調査に当たり、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

土砂災害警戒区域についてのお問い合わせはこちらまで

建設部都市計画課 電話32-4111内線351

北海道小樽土木現業所治水課 電話25-2195内線294

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 441・442)

ファクス 0134-25-9955

メール bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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