シリーズ災害に備える3 第4回目 (平成23年9月号)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

正しい災害情報を入手しましょう

災害が発生した際には、災害に関する正しい情報を入手し、それに基づいた適切な行動を取ることが重要です。そこで今回は、災害発生時における情報の伝達方法についてお知らせします。

命を守る災害情報

  災害が発生した際には、落ち着いて適切な行動をとらなければなりません。そのためには、災害情報を入手して状況を把握することが重要です。
 災害情報とは、災害が発生した際に被害から逃れたり、2次災害を避けたりするために役立つ情報のことです。例えば、次のような情報があります。
注意報や警報
市町村が発する避難勧告や避難指示
避難所の位置や状況
水や食料が支給される場所
ライフライン(電気、ガス、水道、通信、交通機関など)の復旧状況や見通し
家族や知人の安否情報
行政が行う支援の内容と支援を受ける方法
 このように、災害情報にはさまざまな種類があり、求められる情報の種類や量は、時間の経過とともに変化していきます。

災害情報の伝達方法

  災害が発生すると、国や都道府県が災害情報を発表します。小樽市では、「小樽市地域防災計画」に基づき、必要な情報の収集や伝達などを行います。
 消防署などに設置しているサイレンを鳴らしたり、広報車が地域を巡回したりして情報を伝えるほか、ホームページでも情報を発信します。また、緊急非常放送システムを使用し、FMおたるの放送を通じて災害情報を伝えたり、NTTドコモと連携して「エリアメール」を配信したりするなど、地域に密着した災害情報の伝達を行います(市からの災害情報の伝達方法について、詳しくは下記をご覧ください)。
  

広報車

 消防車両および放送設備を有する車両で関係地域を巡回し、災害情報を伝達します。

広報車

エリアメール(NTTドコモのみ)

 緊急地震速報や災害・避難情報を一定の地域内の携帯電話へ配信します。

伝達員による個別訪問

 夜間に、停電していて風雨が激しい状況にあるときなど、通常の伝達方法では周知の効果を上げることが困難な場合には、消防署や消防団で伝達班を編成し、個別訪問により災害情報を伝達します。

FMラジオ

 緊急非常放送システムを使用し、FMおたる(76.3MHz)を通じて災害情報を伝達します。

FMラジオ

NHK札幌放送局によるテレビ・ラジオ

 NHK札幌放送局との連携により、避難勧告や避難指示などの放送をします。

サイレン信号

 消防車両や消防本部、消防署、支署、出張所に設置しているサイレンを鳴らして非常事態を知らせます。

冬の災害に備える_板紡機具の周辺に注意

ホームページ(http://www.city.otaru.lg.jp/

 市のホームページで、さまざまな災害情報を随時発信していきます。

災害発生時には、間違った内容の情報や臆測などが飛び交い、混乱を招くことがあります。その結果、被害が拡大することもありますので、テレビ・ラジオの放送や、市の広報など、正しい情報の入手に努めてください。

 

問い合わせ先

総務部防災担当

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-32-4111(内線 489)

ファクス 0134-25-9955

メール mailto:bosai-tanto@city.otaru.lg.jp

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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