シリーズ災害に備える3 第6回目 (平成23年12月号)

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

非常持ち出し品 緊急時には、何が必要なのか?

 3月に発生した東日本大震災の教訓から、これまでになく危機管理意識が高まっています。
 震災発生後、これから先の地震災害などを想定し、家庭で取るべき対策として、真っ先に挙げられるのが備蓄品や非常持ち出し品などの準備です。震災が発生する前から実際に食糧などを備蓄していた人は、約3割ほどしかいなかったとする調査結果もあります。
 主な非常持ち出し品は下の通りです。ライフラインが止まってしまったときに、復旧や救援体制が整うまでには3日ほど掛かるといわれています。これを目安に持ち出し品をそろえておきましょう。
 予想を超えるような災害に対し、役に立つのは、一人一人の防災意識です。今一度、非常時の備えを確認するようにしましょう。

 

非常持ち出し品の例

 

懐中電灯・携帯ラジオ

 交換用の電池も、必ず用意しましょう

懐中電灯・ラジオ

 

飲料水・非常食

 水のほか、火を通さずに食べられる缶詰や菓子類、簡単に調理できるレトルト食品などを

水・非常食

 

医薬品・救急用品など

 整腸剤、風邪薬、消毒薬など。定期的に服用している薬も忘れずに

医薬品

 

携帯電話

充電器も必要になります 

携帯電話

 

下着・防寒着

 冬季は、寒さを防ぐものが必要です

下着・防寒着

 

タオルなど

 軍手、ちり紙や紙おむつなども

タオルなど

 

通帳・現金・印鑑など

 小銭を多く用意しましょう。免許証や保険証などは、コピーを

 通帳

 

※非常持ち出し品は、避難の際に両手が使えるよう、リュックサックなどに入れるとよいでしょう。その際、持ち運びに適した重さの目安は、男性で15kg程度、女性で10kg程度といわれています。

 

新たに注目される非常持ち出し品

 近年、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末が普及しています。電話として利用できるだけでなく、災害時の情報入手や伝達の手段として、非常に有用なものです。ところが、これらの便利な機器もバッテリーが切れてしまうと、何の役にも立たなくなってしまいます。
 そこで、非常時には携帯電話などを持ち出すだけでなく、充電器も併せて持ち出すことが必要となります。しかし、電力供給のライフラインが止まってしまうと、充電器は使えません。そこで注目されているのが、電池式や手動・ソーラー発電式の携帯充電器などです。皆さんも自分の携帯電話などの充電方法について、確認してみるとよいかもしれません。 

携帯電話

 

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〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

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