公開日 2020年10月27日
更新日 2021年01月14日
新しい総合計画の策定に向けて その2 (平成19年8月号掲載)
市では現在、新しい総合計画の策定へ向け作業を行っています。そしてこのたび、策定に当たって基本的な考えを示した「新しい総合計画策定のための基本方針」をまとめました。そこで、今回は、この基本方針に示した策定までの流れについてお知らせします。
総合計画策定の目標
新しい総合計画は、市を取り巻く環境や社会・経済情勢の変化に対し、的確かつ柔軟に対応できるものであることが求められます。また、市民と行政が一体となり、個性豊かで活力あるまちを実現するための指針とならなければなりません。
そこで、策定に当たっては、皆さんとともに計画をつくり上げるという視点に立って作業を進めます。そのため、皆さんの意見をお聴きする機会を設けながら、各分野の団体の意向も十分に把握するよう努めます。
総合計画の構成
新しい総合計画を策定するまでの流れについては、下の図をご覧ください。総合計画は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」の三つの構成を前提に組み立てることとします。そして、それぞれに次のような役割を持たせます。
1.基本構想
市が目指すべき将来都市像と、それを実現するための施策をどう展開するかを示すものです。
2.基本計画
基本構想で示した施策の達成へ向け現状の分析を行い、具体的な進め方や主な事業を明示します。また、新たな機能として計画達成の評価基準となる「成果指標」を設定し、明確な目標を掲げます。
3.実施計画
基本計画で示した事業について、実施年度や概要を具体的に位置付けます。
【新しい総合計画策定までの流れ】
皆さんとともに
皆さんとともに総合計画をつくり上げるため、下の1から3の取り組みを行います。多くの皆さんのご協力とご参加をお願いします。
なお、基本構想・基本計画について審議していただく場である「総合計画審議会」(市議会議員、学識経験者、民間諸団体の代表者などで組織)の市民公募委員を本誌6月号で募集したところ、募集人数を超えるご応募をいただきました。このことは、多くの皆さんが総合計画の策定に関心があることを示しています。市ではこれも踏まえながら、よりよい計画策定に向け一層の努力をします。
今後も、進行状況を随時お知らせしながら、作業を進めていきます。
1.市民意向調査
無作為に抽出した市内在住の18歳以上の方3000人に対し、アンケート調査を実施します。この調査の対象となった方には、8月中に調査票を発送する予定です。皆さんのご協力をお願いします。
2.地区別意向調査・団体別意向調査
さまざまな立場の皆さんから広くご意見をいただくため、地区別意向調査(市内の全町内会を対象)と、団体別意向調査(経済・建設・教育・福祉など各分野の団体を対象)を行います。このほか、道外在住者へのアンケートも予定しています。
3.地区別懇談会
市長ほか担当者が、市民の皆さんのご意見を直接お聴きする場として、市内9カ所で地区別懇談会を行います。ぜひこの機会に、総合計画に対するご意見やご提言、将来に向けたまちづくりへのお考えをお寄せください。
※上記の調査や懇談会は、すでに終了しています。
問い合わせ先
総務部企画政策室
〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
電話 0134-25-1211(内線274)
ファクス 0134-22-6727