広報おたる掲載「新しい総合計画〜皆さんと描く小樽の未来」3

公開日 2020年10月27日

更新日 2021年01月14日

新しい総合計画の策定に向けて その3
市民意向調査の結果を報告します(平成20年1月号掲載)

市では現在、今後のまちづくりの指針となる新しい総合計画の策定に取り組んでいます。この策定に当たり、平成19年8月に市民の皆さん3000人を対象とした「市民意向調査(アンケート調査)」を行いました。 この調査結果がまとまりましたので、内容を抜粋してお知らせします。

新しい総合計画その3イメージ

 

調査の目的

 市民意向調査は、市民の皆さんが市の現状に対して、どのような意識を持ち、どう評価しているか、また、まちの将来に何を望み、どう認識しているかを把握し、新しい総合計画策定のための基礎資料とすることを目的に行いました。

 

調査の内容と回答結果

 市民意向調査の主な内容は、下の表とグラフをご覧ください。

 なお、平成8年7月にも現在の総合計画『市民と歩む21世紀プラン』を策定するための市民意向調査を行いました。今回の結果と比較できるものについては、そのときの傾向も示しています。

 

調査の報告書

今回行った調査結果のすべては、『小樽市総合計画策定に係るアンケート調査報告書』にまとめています。報告書では回答結果の分析に加え、質問項目間の関連性を把握するためのクロス分析なども行っています。また、町会を対象とした「地区別意向調査」、市内の市民団体などを対象とした「団体別意向調査」、東京と関西の小樽会会員を対象とした「市外在住者アンケート調査」の結果についても掲載しています。

 報告書は、市ホームページ、総務部企画政策室(市役所本館3階)、市政資料コーナー(市役所別館1階・市民ホール)、図書館、総合・塩谷・銭函の各サービスセンターでご覧になれます。

 

市民意向調査(アンケート調査)の概要

  • この調査は郵送で行いました。
  • ここでは主な傾向を記載しています。なお、端数の関係で、100パーセントとならない項目もあります。
調査対象 市内の18歳以上の方3000人
(住民基本台帳から無作為に抽出)
有効回収数 1261件(回収率42パーセント)
調査時期 平成19年8月13日〜31日

 

回答者のプロフィル

【性別】 

性別では、女性が727人(57.7パーセント)、男性が522人(41.4パーセント)と女性の回答者が男性を上回りました。

 

性別 

 

【年齢構成】

 年代別では、50代・60代・70代以上の回答者がそれぞれ20パーセントを超え、10代(18歳・19歳)と20代は10パーセント未満となりました。

 

 年齢構成

 

【家族の人数】

「1人」「2人」世帯が全体の50.1パーセントで半数を超えました。前回調査と比べると、「1人」「2人」「3人」世帯が増加し、「4人」「5人以上」の世帯が減少しました。

 

家族の人数

 

(前回調査:平成8年7月、単位:%) 

  1人 2人 3人 4人 5人以上 無回答
前回調査 9.0 30.5 22.2 20.7 15.3 2.4
今回調査 11.7 38.4 23.0 15.8 10.6 0.5

小樽の住み心地

(1)と(2)を合わせると80.2パーセントとなり、全体的に「住みよい」という結果となりました。しかし、前回調査と比べると(1)(2)の計が3.7パーセント減少し、(3)(4)の計が2.4パーセント増加しました。

 (前回調査:平成8年7月、単位:%)

 

(1)

(2)

 (3)

(4)

 (5)

前回調査 9.9 74.0 12.4 1.3 2.4
今回調査 8.7 71.5 14.8 1.3 3.6

小樽の住み心地 

定住志向(住み続けたい理由・転出したい理由

 

定住志向

 

【転出したい理由】(左下のグラフ)
【住み続けたい理由】(右下のグラフ)
 住み続けたい理由・転出したい理由 
 【「住み続けたい」方の割合が高い地区】
1位 手宮地区(80.6%)
※手宮、末広、梅ケ枝町ほか
2位 塩谷地区(73.6%)
※蘭島、忍路、桃内、塩谷
3位 中央地区(71.6%)
※長橋1・2、稲穂、花園ほか
4位 長橋・オタモイ地区(71.1%)
※長橋3〜5、幸ほか
5位 朝里地区(70.2%)
※桜、望洋台、新光ほか

現在の生活に関する満足度 

現在の生活に関する満足度

【「不満」「やや不満」の項目】(左下のグラフ)
【「満足」「やや満足」の項目】(右下のグラフ)
現在の生活に関する不満・満足の項目
 【今後重点的に取り組むべき項目】
1位 除雪・排雪(47.2%)
2位 高齢者・障害者の福祉(47.0%)
3位 医療体制や保健予防対策(46.9%)
4位 若年層・高齢層の雇用促進(46.6%)
5位 子育て支援策(29.1%)

小樽市の将来イメージ

小樽市の将来イメージ

【年齢別「小樽市の将来イメージ」(上位3項目)】
  1位 2位 3位
10代 生活環境の保全 子どもをはぐくむ ふれあい・観光(※)
20代 子どもをはぐくむ 福祉・医療 ふれあい・観光
30代 子どもをはぐくむ 福祉・医療 ふれあい・観光
40代 福祉・医療 ふれあい・観光 子どもをはぐくむ
50代 福祉・医療 子どもをはぐくむ 活力あふれるまち
60代 福祉・医療 子どもをはぐくむ ふれあい・観光
70代以上 福祉・医療 生活環境の保全 活力あふれるまち

※10代の2位と3位は同率でした

市の情報の入手方法・インターネットの利用状況

市の情報の入手方法

  • 市の情報は、約8割の方が「広報おたる」から得ていました。
  • インターネットを利用している方は、40代以下で6?7割でした。

(単位:%)

(インターネットを) 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代以上
利用している 71.4 62.5 67.5 64.7 39.3 18.6 5.4
今後利用したい 23.8 25.0 23.1 20.4 30.5 23.3 17.5
利用しない 4.8 10.0 8.8 14.4 29.4 54.1 67.9
無回答 - 2.5 0.6 0.6 0.7 3.9 9.3

 

問い合わせ先

総務部企画政策室

〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号

電話 0134-25-1211(内線274)

ファクス 0134-22-6727

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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