平成25年2月26日 天神小学校保護者・地域との懇談会

公開日 2020年11月06日

更新日 2020年12月21日

参加人数

保護者17名、地域2名、校長・教頭・教員3名、その他3名

懇談事項

天神小学校の再編について

懇談内容

教育委員会からの説明概要

  • 南小樽地区小学校Bグループは、天神小学校と奥沢小学校を統合し、統合校の位置は奥沢小学校の位置としたい。
  • 隣接する入船小学校の校区を分割し、一部を編入することを考えている。
  • 統合時期は、平成30年4月を目途としたい。

 

懇談会の意見と回答

保護者から

  • 奥沢小学校は、入船小学校を加えても増築の必要はないか、また、統合時の特別支援学級の教育環境について見落としがないように。
    → 普通教室12教室、特別教室8教室あり、校区を一つにする際に増築の必要はないと考えています。また、特別支援学級について十分対応していく旨説明しました。
  • 学校再編により通学距離が長くなることは仕方がない。遠い地区だけでも集団での登下校を行うことができないか。
    → 以前に張碓小学校では、通学班というグループを形成し、学年を縦系列にして高学年が先導してバス停に行くなどの事例がありました。通学距離が長くなるため、そのような働きかけも必要であり、統合に向け設置する統合協議会で検討していきたいと考えている旨説明しました。
  • 1km以上の通学距離は1年生にとっては遠い。バスを使用しても良いか。
    → バスを使用することは構わないが、全市的に行っているバス通学助成については、校区内に居住し、自宅から学校までの通学距離が2km以上あり、そのうちバス乗車が1km以上あることが要件となる旨説明しました。
  • 天神地区では、小学校も中学校もなくなる可能性があるが、避難所としてどちらか残してもらえないか。
    閉校後も何らかの用途として施設が活用されていれば、避難所の機能は維持できると考えます。避難所の在り方については、学校再編の進捗を踏まえ、市の防災担当が検討している旨説明しました。
  • 今の天神小学校の1年生は、1学級21人で女子が3人しかいない。統合時期は平成30年度が目途とのことであるが、親としては小学校の間に人間関係を勉強してほしいと考えている。
  • 児童数を増やす取組みは?
    → 市の施策としては、子育て世代の雇用の確保や経済対策を重点としています。また、教育委員会としては学力向上により転入者の増を図ることも視野に入れたいと考えている旨説明しました。
  • 天神小学校を統合校とした場合、奥沢十字街付近200〜300mの範囲を花園小学校区とすれば、説明した通学距離の分布が変わるのではないか。また、小学校を中学校に、中学校を小学校にするなど全体の見直しはできないか。
    →今回、お示ししたものは決定ではなく、教育委員会としての考え方である旨説明しました。
  • 奥沢小学校は、校舎は古く暗くて寒い。また、体育館の床が滑り危ないと聞いている。校舎や屋体など学校施設の整備の考え方は?
    → 統合校となれば耐震工事を含め、必要な施設改修は行わなければならないと考えており、体育館の床や渡り廊下の冬期間の対応を含め、検討したいと考える旨説明しました。
  • 学校教育の主役は子どもであり、先生である。子どもたちの声を聞くのは無理としても子どもの気持ちになって考えていただきたい。また、両校の先生、保護者、地域の方の声をたくさん聞いてほしい。
    → 懇談会には先生に参加してお話いただいている学校もあり、色々な話を聞きたいと考える旨説明しました。
  • 通学路の安全確保や除雪、街づくりについて、その場の回答でしかないという印象を受けた。また、学校再編は少子化で避けられない部分ではあると思うが、トータル的な部分を見せていただきたい。
    → 通学路の安全確保について、どのような安全対策を取れるのか、一番詳しい地域の方を含め、具体的に話し合っていかなければならないと考えています。除雪については、それぞれの道路で優先順位があり、いただいた意見については担当に伝える旨説明しました。また、街づくりについては、地域が一体となってどのような街づくりができるか、市でできる部分を考えていかなくてはならないと考える旨説明しました。

地域から

  • 地域で拠点となっている学校が閉校した後、街づくりをどう進めるのか、教育委員会と総合計画担当部署が連携し、どのように街の活気を持続させるかという観点と、学校施設は避難所的な考え方だけでなく、より広範な意味での跡利用の方策を示していただく必要がある。
    → 平成22年の懇談会では総合計画担当部署も参加し意見を聞いていること、また、昨年3月に市でまとめた「学校跡利用の基本的な考え方」について説明しました。
  • この後の地域の話し合いについて、どのように進めていくのか。
    → 今回は、統合校の位置や統合時期について教育委員会の考え方を説明しました。統合については、保護者や地域の皆さんの一定の理解のもと進めることとしており、年度が変わってそれほど間を置かないで再度懇談会を開催するが、新しい学校づくりの観点から、奥沢・天神の合同開催の提案をいただいており、工夫したいと考えている旨説明しました。

学校から

  • 学校再編計画策定当初、向陽中学校は今年度6学級の予定であったが、現在4学級、平成25年度は3学級となり少子化が加速している。3学級の場合、教員は9人となり、教科によっては専門の先生がいないという状況も考えられるため、早期の学校再編を要望する。
    → 複数の先生で教科指導ができ、部活や生徒指導など、中学校についても一定の規模が必要であるが、今回の懇談会については、南小樽地区の小学校Bグループの再編の話し合いに力点を置いている旨説明しました。

お問い合わせ

教育委員会教育部 市立学校適正配置
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7533
FAX:0134-33-6608
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