公開日 2020年11月09日
更新日 2020年12月21日
参加人数
保護者9名、地域5名、校長1名・教頭1名・教職員8名、その他3名
懇談事項
色内小学校との統合について
懇談内容
教育委員会からの説明概要
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稲穂小学校と色内小学校(稲穂4丁目、色内2丁目)を統合する。
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統合校の位置を稲穂小学校とし、統合時期は28年4月とする。
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統合協議会を立ち上げ、新しい学校づくりに向けた準備を行う。
懇談会の意見と回答
保護者から
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統合に当たっては子どもたちの心のケアに十分配慮してほしい。
→子どもたちが早く慣れるように統合前から児童の交流を行っていること、子どもたちと日々接している先生に、子どもたちへ細心の注意を払っていただくようお願いし、色々な情報を得ながら子どもたちが困っていないか把握に努めていること、また、スクールカウンセラーを派遣するなど、十分に配慮したいと考えています。
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本年度の稲穂小学校の1年生は73名で、3学級となるところ2学級となった。統合時は2年生が3学級となる見込みで、1年生と4年生も3学級となる可能性があるが、教室をどのように確保するのか?
→本年度の1年生については、3学級相当の人数となることが判明したのが今年に入ってからであり、その段階でクラブハウスの転用を検討したが、1学級だけ別なフロアとなること、また、オープン形式の教室を確保するための改修が間に合わないことから、学校内での教育環境の均衡を図り、教育効果を確保するため2学級としたものです。また、統合に当たっては、色内小学校在校生の意向調査を行うなど児童数の把握に努め、学校と相談の上、内部改修により必要な教室を確保したいと考えています。 -
稲穂小学校の児童数は減少していないように見えるが、中央・山手地区の中学校3校を2校とする考え方を教えてほしい。
→中央・山手地区の中学校は、現在、菁園中学校は1学年3学級ですが、西陵中学校と松ヶ枝中学校は2学級であり、出生数や長期的な傾向などを踏まえ、地区全体で中学校の学校規模を9学級以上とするためには、2校が適当であると考えています。 -
中学校の1学級当たりの人数を減らし、2学級のところを3学級とすることで、学校再編を考え直すことはできないか?
→小学校も中学校も学級編制を行う上で1学級当たりの人数が法律等で定められており、これに基づき教員が配置されていることから、学級数を増やしてもそれに見合った教員数が配置されなければ、学校運営が難しいです。 -
懇談会の参加者については?
→稲穂小学校保護者のほか、校区内の町会や近隣の幼稚園、保育所などに案内しています。 -
少子高齢化、若い世代の人口流出などにより、学校再編は仕方がないことであると思うが、若い人が小樽に住み続けたい、子どもたちが大きくなっても小樽で子どもを育てたいと思えるような施策を考えてほしい。
→人口増の取組として、市では企業誘致などを行っており、また、教育委員会としては、小樽の小学校や中学校で子どもを学ばせるために、小樽に住みたいという方が増えるような学校づくりを行っていきたいと考えています。
地域から
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稲穂小学校は吸収する学校として全てそのまま残ると考えていたが、統合に際し、校名・校歌・校章の見直しなど、新しい学校をつくるという構想であるのか?
→適正化基本計画に基づき学校再編を進めており、統合校が吸収するという考え方ではなく、保護者や地域の代表等で構成する統合協議会を設置し、校名・校歌・校章の見直しを含め新しい学校づくりという観点で議論していただきます。また、これまでの統合校では、校名等の見直しにかかる議論の結果、従前の校名等を統合後も使用することとなっており、花園小学校については、中央・山手地区内での統合時に再度協議することとなっています。