公開日 2020年11月24日
更新日 2021年01月05日
この度、小樽市の生活保護業務に係る公文書が流出したことが判明いたしました。
1 概要と経過
平成24年6月19日に、札幌市内の中古車販売業者が取り扱った中古車から、生活保護業務に関する公文書等が多量に発見されたとの情報が寄せられました。
小樽市が書類の引き渡しを受け、内容を確認したところ、生活保護業務に関する個人情報を含む公文書等が2,123枚ありました。
このうち、2,093枚は主に平成14年度の生活保護業務関係の書類で、その中の1,808枚については、1,674名分の個人情報が含まれていることが判明いたしました。
これらの公文書等については、本来であれば一定の保存年限終了まで小樽市で保管し、廃棄の際には溶解処分とされるべきもので、持ち出しできるものではありません。
なお、今回発見された書類において、生活保護費の支給に関わる金銭面での問題はございませんでした。
2 今後の対応
小樽市といたしましては、個人情報に関わる書類が大量に流出したことに重大な責任を感じております。
現在、この度の書類流出の経過や原因などについては調査中であり、今後は、関係者の処分及び再発防止策等についての検討も行い、市民の皆様の信頼を回復すべく、市職員が一丸となって業務に取り組んでまいりたいと考えております。
多くの皆様に御迷惑をお掛けすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
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