FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和2年4月6日放送分

公開日 2020年04月13日

更新日 2021年01月06日

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【前半】

  • 小中学校の入学式・新学期について
  • 新型コロナウイルス(新型肺炎)の近況について

【後半】

  • 「子どもの読書」について

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。

市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

 

前半

FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りします。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

よろしくお願いいたします。

 

FMおたるパーソナリティー)

早いもので4月、令和2年度、新年度がスタートしましたね。小樽市内の小中学校では、本日一斉に入学式が行われたんですね。

 

(市長)

そうですね。午前中に小学校が行われまして、午後を中学校、今ちょうどやっているところもありますけれどね、それぞれ入学式を行っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

いつもとは違う感じの入学式、そして新学期へという感じになりそうですね。

 

(市長)

そうですね。改めて小学校中学校に入学された皆さんには、お喜び申し上げたいなと思っていますが、新型コロナウイルスの関係がありますので、感染予防を徹底した上で今日入学式が行われています。ただ、小学校の1年生はまだ小さいですから、保護者の皆さんにも入学式に今日は出席していただいています。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうなんですね。新入学の皆さんの数が、ずいぶんと減ってきているのですね。

 

(市長)

そうですね。少子化の影響というのがはっきり出ますよね。中学生ですと今年は新1年生727人、(小学生の)新1年生は633人ということになりますから、6年間でおよそ100人ぐらい減ってるということで、改めて少子化対策をしっかりやっていかなきゃいけないと感じていますね。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですね。同時に小中学校では始業式も始まっているということですが、こちらはもう1カ月余り休校でしたからね。

 

(市長)

そうですね、1カ月近いですよね。

 

FMおたるパーソナリティー)

児童生徒の皆さんも学校が始まるのを楽しみにしていた方も多いんじゃないかと思いますね。

 

(市長)

これも入学式と同じなんですが、感染予防を徹底していくという条件付きではあるんですよね。ですから朝、お子さんが家を出る前にまず検温をします、そして学校に着いたら先生方がその検温の結果を記録します、そしてあとは消毒ですよね。手洗い、あとは換気、こういうものは徹底していかなければいけないと思っています。これは先生方にも大変ご苦労をお掛けすることにもなるんですが、よろしくお願いしたいと思っています。一方では、よく新聞報道でもされていますが、休校が長引くことによって児童生徒の皆さんのストレスが増えていく、あるいは生活のリズムが乱れていく、あるいは保護者の負担が大きくなっていく、こういうことも懸念されていましたので、条件付きではありましたが、今日から学校を再開させていただいて、給食も明日からスタートさせていただくことになっています。

 

FMおたるパーソナリティー)

はい。児童生徒の皆さんはやることが増えたりして、大変かもしれないですが、大人の方でも会社に行く前に体温を測っていってという会社ももちろんあるでしょうから。

 

(市長)

そうですね。それぞれお一人お一人が感染予防を心掛けていただきたいと思っています。それとこれは新型コロナウイルスとは関係ありませんが、新たな年度を迎えまして、松ケ枝中学校が今日から旧最上小学校に移ることになっています。松ケ枝中学校は昭和31年の建築でしたから、私も市長になった時から松ケ枝中学校の生徒さんたちの教育環境の向上をなんとかしなければいけないなと思っていまして、最上小学校が山の手小学校と統合された時から、なんとか松ケ枝中学校を旧最上小学校に移したいなと思っていましたので、昨年度一年かけて工事を終えまして、今日から新しい学び舎で勉強していただくということで、生徒の皆さんにも喜んでいただけるのではないかと思っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

松ケ枝中学校は前の最上小学校だった建物を改修して、新しく松ケ枝中学校として生まれ変わったということですね。

 

(市長)

はい、そうですね。

 

FMおたるパーソナリティー)

素晴らしい環境で勉強に臨んでいただきたいですよね。

 

(市長)

そうですよね。気になっていた学校ではありますので、改めて新学期が始まってほっとしているところですね。

 

FMおたるパーソナリティー)

はい。うれしいニュースもあるんですが、運河ロードレース大会が中止になるという残念なニュースもあったりしますよね。

 

(市長)

そうですよね。オリンピックも延期になりましたし、春の高校野球も中止になりまして、大変残念ではありますが、やむを得ないなと思っています。一方では、高校3年生は最後のシーズンですからね、なんとか夏の大会は開催できるように、ある程度新型コロナウイルスも落ち着いていけばいいなと思いますけどね。

 

FMおたるパーソナリティー)

部活動もどのようにやっていったらいいだろうかと、難しい判断というのもありますよね。

 

(市長)

これも文部科学省の指針の中に多分示されているはずなんですね、部活の在り方というのも。そういう中で、ある程度制約はあるんでしょうけれど、やむを得ないなと思っていますね。

 

FMおたるパーソナリティー)

学校で万が一、感染者が出た場合はどうしたらいいんだろうかって、そのところも気になりますよね。

 

(市長)

そうですね。これも文部科学省の指針が示されていますが、感染者が出た場合の対応というのは、直ちに学校閉鎖するという必要がないので、それぞれの状況に応じて学校閉鎖にするのか、あるいは学級閉鎖にするのか、あるいは児童生徒さんを出席停止にするのかということを、ケースバイケースで対応するようにという、確か指示になっていたと思います。

 

FMおたるパーソナリティー)

では、小樽市でも臨機応変にそのあたりは対応していくと。

 

(市長)

はい、そうですね。基本的にはそういう国の指針に基づいて対応させていただく形になるのではないかと思います。

 

FMおたるパーソナリティー)

はい。新年度なんですが、ちょっと落ち着かない状況でのスタートとはなりましたが、なんといっても新型コロナウイルスですよね。迫市長としてもさまざまな面に配慮しなければいけないところが、多々出てきているんじゃないかと思いますが、どういうところを気を付けていらっしゃいますか。

 

(市長)

前の放送でもお話したかと思いますが、陽性を確認した患者さんは小樽にいらっしゃいますが、今の時点で5名いらっしゃいます。そして先週の日曜日から感染者が増えていませんので、一定程度、落ち着いていると思いますが、引き続き緊張感を持って対応していかなければいけないと思っています。一つにもちろん感染拡大の防止については徹底して取り組んでいかなければなりませんし、万が一、感染が拡大した場合の対応として、病院のベッドを確保しておかなければいけないということで、これは病院と連携しながら対応させいただいています。先日、病室を簡易的に感染対応の病室に改造できるユニットがあるんですね、このユニットも今はまず2台ですが、購入させていただいて感染対応の病床の確保に努めさせていただいています。これが一つですね。それからもう一つは、市民の皆さんの生活を支えていくことが必要でありますので、その一環として、今日、学校の再開をさせていただいたところでありますし、近いうちに、今、社会教育施設も閉館していますが、これの再開に向けて協議を進めていかなければいけない、検討していかなければいけないと思っていますね。

 

FMおたるパーソナリティー)

その他ではどうでしょう。どういった点に気を配っていらっしゃるんでしょう。

 

(市長)

そうですね。もう一つは経済の問題ではないかなと思っているんですね。観光客が激減していますので、皆さんご承知のように運河周辺ですとか、堺町通りには観光客がほとんど歩いていませんから、市としてできる経済対策というのを、これから考えていかなければいけないと思っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですね。国の方からも、この経済対策の発表が間もなくあるんじゃないかというところもありますね。

 

(市長)

そうですね。報道なんかによりますと、明日あたりに国も経済対策を発表することになってますが、国の経済対策が発表されて、今、現金給付だとかいろいろ打ち出されていますが、それが実際、市民の皆さんの手に渡って、効果が発現してくるまでには一定程度時間というのがかかりますよね。市内の、特に影響を受けていらっしゃる飲食店ですとか、小売店の皆様方というのは、大幅に売り上げが落ちていますね。お客さんが来なくても固定経費なんかはかかっていくわけですよね、家賃ですとか人件費ですとか。こういうご苦労をされているということを考えますと、国の経済対策の効果が発現するまでの繋ぎとして、何か市で打ち出せる経済対策がないかどうかということは、今、職員にも検討してもらっているんですね。限られた財源ではありますが、繋ぎの経済対策として何らかの形で行政としても考えたいと思っているんですね。今日のお昼のニュースでは、国が明日にでも緊急事態宣言を発するのではないかという報道も出されていましたけどね、そういう国の様子、動きも見ながら市としての対応も考えていかなければいけないと思っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

本当に早く収束させたいコロナの対策なんですが、この週末も外出自粛要請などでなかなか外に自由に出られない、ちょっと気持ちも暗くなってしまいがちなところもあるとは思うんです。そういう意味では、社会的な施設が早くオープンできて、なんとか早く日常の生活が取り戻せるような状況になってくるといいですよね。

 

(市長)

そうですね。一度再開させていただいたんですが、市内から感染経路の不明な患者さんが出たということで、再度閉館にしています。市の中にも新型コロナウイルスの対策本部会議というのを設置していまして、実は明日6回目の会議を開くことにしています。この中で今閉館している社会教育施設を今後どうしようか、どの時点で再開させようかということを、協議させていただくことになっていますので、一定程度明日のうちには結論を出したいと思っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

はい、わかりました。いずれにしても不安な思いを抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、何か相談したいことがありましたら、ぜひ、小樽市内の相談センターにご相談していただければと思います。

 

(市長)

そうですね。なによりも、一定程度市内は落ち着いてますが、引き続き市民の皆さんお一人お一人の協力をお願いしたいと思いますね。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですね。小樽市内の相談センターですが、連絡先は小樽市保健所になります。電話は平日午前850分から午後520分まで、電話番号は0134-22-3110です。それ以外の早朝、夜間、土日祝日については22-3117となっています。電話番号のおかけ間違いにはくれぐれもお気を付けください。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)

ありがとうございました。

 

後半

FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。後半は市役所職員の皆さんにお話しを伺っていきますが、本日は市立小樽図書館司書でいらっしゃいます海藤久仁子主査にお話しを伺っていきます。海藤さん、よろしくお願いします。

 

(海藤)

はい、どうぞよろしくお願いいたします。さて村岡さん、いきなりなんですけれども、読書、子どもの読書がテーマなんですが、よく一般的に「読書がいいよ」とか、「あの本を読みなさい」って言われてるんですけど、なんでだと思いますか?

 

FMおたるパーソナリティー)

本当にいきなりですね。ビックリしました。それですね、やっぱり考える力と言いますか、読解力、読み解く力が付くというのがいいところなんじゃないですかね。

 

(海藤)

さすがでございます。私、これをずっと語ると多分1時間以上喋るんじゃないかと思いますけれど、今日はちょっとコンパクトにですね。いろいろあるんですけれども、一つあげるとすれば想像力、イメージの方なんですが、これが付きます。想像するには喜んだり、悲しんだりとか、優しさとか、いろんな豊かな感情、感性、感じる力と、さっきも言ったとおり読解力もそうなんですけど、分析したり、判断したりという知性、考える力をフルに使います。

 

FMおたるパーソナリティー)

想像力、イメージの方の想像力が付くということなんですね。

 

(海藤)

本というのは言葉を使って書かれたいわゆる他人の考え方なので、これを読んでいくと感じる力、それとさっき言った考える力をフルに活用して、こうじゃないか、ああじゃないかというふうにして、自分の中でイメージして取り込んでいく作業になるんですね。なのでたくさん読めば読むほど、それだけ多くの人の考えに触れることになるので、感じる力と考える力がますます鍛え上げられて、今度はクリエイトの方に、創造力に繋がっていきます。

 

FMおたるパーソナリティー)

イメージするという方の想像力と、それからクリエイト、創っていくという方の創造力も付いてくるということですね。

 

(海藤)

そうなんですね。例えば何かを企画制作することになったとします。そういう時、こんなものを作り上げていきたいとイメージしますよね。そのイメージを元に新たなものをクリエイトしていくので、クリエイトする力にも繋がっていくことなります。

 

FMおたるパーソナリティー)

確かにこうしたいとか、こうならどうなるだろうか、イメージすることが何かを生み出していくための大前提になってきますよね。

 

(海藤)

はい、そうなんです。それと先ほど本は言葉を使って書かれたと申し上げたんですけど、読めば読むほど数多くの言葉に触れていく形になります。言葉というのは他の人とのコミュニケーションを図るための手段なので、相手の気持ちを考えたりとか、または相手に伝えるという、それが自分の中でなるべく多くの言葉を持っていると、どんどん自分の意思と意見、価値観、それを形作っていくのに繋がっていくんですね。なので読書によって創造力やコミュニケーション、それから自分の考えをまとめる、つまり、これで生きていくために必要な力が付いていくんですね。だからこそ、子どもたちにはたくさんの本と出会って、自分で読書していく力を付けていってほしいと思っているんです。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうなると、本を読む、読書するということは良いことづくしのような気がするんですが、やっぱり読書というのは大切なものなんだなっていうのを改めて海藤さんのお話をお伺いすることでわかるんですが、小樽では子どもたちの読書というのはどうなんでしょう。盛んな方なんでしょうか。

 

(海藤)

実は後で小樽市子どもの読書活動推進計画の話をちょっとさせていただきたいんですけど、この計画を立てる前に小樽の読書についてアンケートを実施したんですよ。するとですね、だいたい7割の子どもが本が好きって答えているんです。おお!と思ったんですが、逆に1カ月に1冊も読んでないという子どもの割合が、小学校で2割、中学生で約3割、高校生になるとドンと約5割ですね、学校の段階が進むにつれて残念ながら本から離れていく傾向にあるということがわかったんですよ。

 

FMおたるパーソナリティー)

ああ、そうなんですね。私、高校の時は通学の時間を使って本を読んでいたので、高校の時は僕も周りも本を読んでいる子が多かったんですよ。だけど小樽は逆なんですね。高校生になると5割が読んでいない。

 

(海藤)

そうですね、残念ながら。

 

FMおたるパーソナリティー)

これはなんでしょうかね。やっぱり塾だとか何か他のことが忙しかったりするんでしょうか。

 

(海藤)

そうですね、クラブ活動があるという時間的な制約ももちろんあるんですけれども、小中学生は友達と遊ぶから、パソコン・ゲームで遊ぶからというのがダントツに多かったんですよね。これに共通して考えられる理由があるんですよ。

 

FMおたるパーソナリティー)

共通する理由ですか。

 

(海藤)

はい。それは本がつまらないからです。わざわざ時間割いてまでそんなつまんないことやるかっていう話ですね。逆に好きだったらさっきもおっしゃってたと思うんですけど、隙間時間を見つけてどんどんどんどんやると思うんですね。

 

FMおたるパーソナリティー)

はい。これ、どうなんですかね。私は最近はぽっと時間が空いちゃったりすると、本を読むというよりは、やっぱりスマホをついつい見ちゃったりとかあるかもしれませんね、人のこと全然言えないですよね、私も。

 

(海藤)

本って言葉でできているので、動画とか映像で出てくると、向こうが勝手に説明してくれるんですよね。だからイメージするまでもなく、わかっちゃうんですけど、この自分の中でフル活用して力を使ってやるっていうのは、精神的な労働なんですよね。辛いですけど逆にこれが面白くなってハマり込めばもうバンバン、バンバン、自分から読むように。ちょっとでも字を見だしたらよし!しめたものだ!っていうふうになるんですけど。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですね。面白ければやるなって言われたってやる、って感じですよね。

 

(海藤)

読むなって言われても読むって感じですよね。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですよね。面白さを感じれば進んで読んでいただけるということになるかと思うんですが、どうでしょうか、何か良い方法があるんですかね。

 

(海藤)

まあ正直、即効性があればやるんですけども、即効性のある方法はないので、ただ好きになるきっかけってどんなアンケートで見ても、今回もそうなんですけど、こういう本が良いよと読み聞かせしてくれた人からのアプローチとか、あと家に本があったとか、図書館によく連れていってもらったとか、そういう環境面ですね。この人と環境がダントツに本好きになったきっかけになります。だからこれをなんとか充実させて、どの年になっても途切れることなくサポートしていければと、これが習慣付けに効果があると考えているので、2019年、昨年3月に小樽市子どもの読書活動推進計画を策定しまして、10年計画で取り組みをしていくことになりました。目標はずばり「すべての子どもに読書の楽しさを」です。

 

FMおたるパーソナリティー)

10年の計画ということで。

 

(海藤)

長期でございます。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうですよね。この計画が作られる前から、もうすでにいろんな取り組みをされたんじゃないかなと思うんですけれど。

 

(海藤)

そうですね。いろんな取り組みをしていたんですけど、共通の目的に向かって機関や団体とか、周りの大人ががっちり地域全体で進めることがあればもっともっと進んでいく、まさに「読書のためのスクラムトライ」ですね。なので小樽市の街中どこに行っても本があって、どこに行っても本が好きな大人、周りの人と出会う、そんな環境にしていけばと思いまして、図書館としてもそのためのプロジェクトチームを立ち上げて先の計画に基づいて、イベントもそうですし、幼稚園、保育所、学校、団体、その他ですね、色んなメニューを用意してサポートを開始しております。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうなんですね。この計画と言いますと、昨年11月に計画策定の記念イベントが行われたそうですね。

 

(海藤)

はい。職員一丸となりましたしね、多くの方がボランティアとして企画段階から参加していただいたので、今後のスクラムトライのきっかけもになりましたね。あと「たる読マップ」と言って、いろんなものを見るんじゃなくて、それを見たら一発で分かるような、読書、本にかかわる情報マップも公開して、随時、情報を募集中でございます。

 

FMおたるパーソナリティー)

いろんな形でアプローチをされているそうですが、なんと、迫市長も読み聞かせを行ったんだそうですね。

 

(市長)

はい、去年初めてチャレンジいたしましたね。

 

FMおたるパーソナリティー)

市長が読み聞かせしてくれる街なんて、すごく素敵ですよね。

 

(海藤)

なかなか珍しい、(ほかに)あるかな。そしてさっき初めてとおっしゃってましたけど、子どもたちは「迫市長〜!」って叫んで、迫市長コールが入りまして、もう楽しいし、本に見入るし、大人気でございますね。なので臨時図書館ニュースも作ってですね、PRしていきまして。はい、私、もう正体をばらしちゃいますが謎のリポーターですね、あと美人司書も登場しましたので、また続けていただけるということであれば、また再登板することになるかもしれないので、ぜひ呼んでいただきたいなと思います。

 

FMおたるパーソナリティー)

ちまたで話題となりました市立小樽図書館臨時ニュースですが、今でいう「バズった」という言い方になるんでしょうか。市長の読み聞かせを始め、その謎のリポーターKさんですとか、美人司書のAさんとかね、面白いキャラクターも出て、いろんな趣向でたくさんの方に本に触れあっていただきたい、そういう思いが見えてきますよね。

 

(海藤)

はい。あとは先日小樽の南ロータリークラブの皆様から、子どもの読書に力を入れてほしいということで、乳幼児向けの児童書をたくさん寄贈していただきました。小さい時から本の楽しさを味わうということが、その後の習慣付けに繋がりますので、こんなふうに読書の輪も広がりを見せているところでございます。

 

FMおたるパーソナリティー)

子どもたちにぜひ本と友達になっていただきたいなと思いますけれどもね。では、ラジオをお聴きの皆さんにぜひ、海藤さんからのメッセージをお寄せいただけますでしょうか。

 

(海藤)

はい。読書を活発化するにはやっぱり大人が読書の大切さを理解して、本気になってサポートしていくということが大切なので、ぜひスクラムに加わっていただきたいなと思います。そして最後にですね、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、図書館も今、休館中でございます。その間に、電話やお手紙で励ましの声をいただいております。これほど図書館が生活の一部になっていたのかと、休館して気がつきましたとかですね、大変ですね、頑張ってくださいというありがたいお言葉をいただきました。この場をお借りしますが、職員一同、大変ありがたく励みに感じておりますので、皆様もどうかお体に気を付けてください。本当に本日はありがとうございました。

 

FMおたるパーソナリティー)

ありがとうございます。一日も早い開館を待ち望んでいる方がたくさんいらっしゃるということですが、小樽の読書の輪もどんどん広がっていくといいですよね。迫市長、子どもたちの生きるための力、これを育むためにも読書、非常に大切なものだということを伺いましたし、小樽が読書の活発な街になるといいですよね。

 

(市長)

そうですね。私も本当に子どもたちにどんどんどんどん本に親しんでもらいたいなと思っていますし、今、お話ししてくれた海藤の上司の鈴木館長が、非常にアイデアマンでして、いろんなアイデアをこれからも出してくれるんだろうなと思います。もちろん要請があれば今年も読み聞かせにはチャレンジしてみたいなと思っていますし、今、海藤の方からもお話がありましたが、読書活動を活発化していくための環境整備というのも必要だと思っていまして、今年は何年振りになるでしょうかね、図書館の改装も行いまして環境面をしっかり整えていきたいと思ってます。市民の皆さん、あるいは議会からもしばしば指摘されますが、図書館の蔵書が少ないですとか、あとは学校の図書館の蔵書が少ないというご指摘も受けていますので、そういう蔵書の確保にも、これからしっかり務めていきながら、できるだけ多くのお子さんに小さい時から読書に親しんでもらう環境づくりというのを市としてもしっかりサポートしていきたいと思っています。

 

FMおたるパーソナリティー)

市長が読み聞かせをする街って、すごく素敵だなと思います。

 

(市長)

そうですね。もう今年読む本も一冊決めました。

 

FMおたるパーソナリティー)

そうなんですね。やる気満々ですね。楽しみにしております。本日は迫市長、そして市立小樽図書館司書でいらっしゃいますリポーターK、いや海藤さんにお話をお伺いしました。迫市長、海藤さん、どうもありがとうございます。

 

(市長、海藤)

どうもありがとうございました。

 

エンディング

お送りしてきました「明日へ向かってスクラムトライ!」、お別れのお時間が近づいてきました。次回は420日(月)です。どうぞお楽しみに。

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