FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和2年4月20日放送分

公開日 2020年04月27日

更新日 2021年01月06日

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音声データダウンロード(4月20日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

 

【前半】

  • 新型コロナウイルス感染症について

【後半】

  • おたる子育て支援アプリ(母子モ)について

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

 

前半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしていきます。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ようやく春めいてきまして、先週末あたりは随分と気温も上がりましたね。

 

(市長)

そうですね、暖かかったですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

前回の放送で市内の小中学校の入学式というお話をさせていただいたんですよね。

 

(市長)

そうですね。ちょうど2週間前のこの番組の日だったと思いますね。小中学校で入学式を行いまして、始業式も行ったということで、一定程度、小樽の場合は感染者の数も収まっていましたので、条件付きではありましたが、それぞれ入学式、始業式をさせていただいたということでしたね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。ちょうど2週間経ったんですが、ご存じの方も多いと思いますが、また休校となってしまったわけですね。

 

(市長)

そうですね。国が全国に緊急事態宣言を発したので、それを受けての対応ということで、ご理解をいただきたいと思っています。小中学校につきましては本日から5月6日、これは国の緊急事態宣言の終わりと合わせてありますが、休校にさせていただく措置を取らせていただきました。ただ、保育所ですとか、放課後児童クラブはそのまま開設させていただいています。ただ、学校と合わせて社会教育施設ですとか福祉施設、こういうものも5月6日まで休館とさせていただく措置を取らせていただきましたので、市民の皆さんにはご不便をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をいただければなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。国からは緊急事態宣言の対象地域がこれまでの7つの都府県から全国47都道府県に広げていくということになりましたよね。

 

(市長)

そうですよね。特に先週末のことですが、感染者数が全国でも1万人を超えて、この10日間ほどで倍増しているということで、グラフなんかを見ますとね、うなぎ上りっていう感じですので、一層気を付けなければいけないという思いをしているんです。この緊急事態宣言というのは、地域を問わず、全ての国民に対して移動ですとか、人との接触、その機会を減らすという要請ですよね。ですから国民一人一人、そして市民一人一人がいかに気を付けるか、一人一人の行動によって感染の抑制というのか、感染を抑えることを早めるのか遅くするのかという、市民の一人一人の行動にかかっているんじゃないかと思うんです。ですからそのことを市民の皆さんにはご理解、ご協力をいただいて、一日も早く収束に結び付けたいと思いますよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

8割減ということが言われていますが、そうなるとどうしても仕事が休めないという方ももちろんいらっしゃると思うんですが、なるべくリモートワークであったり、テレワークといった形が望ましいということではあるんですよね。

 

(市長)

そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ゴールデンウィークを挟んでの不要不急の外出自粛ということになりますと、市内経済さらに厳しい状況、市民の皆さんの生活もさらに大変な局面を迎えることにもつながってきますね。

 

(市長)

そうですね。特に小樽の場合は観光の街ですから、ご存じのように。今朝の道新の一面にも運河の写真が出ていましたよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうなんですよね。

 

(市長)

観光客が激減している、市民の皆さんも外に出ない、それから私もそうですが、ほとんどイベント、会合というのはありませんから、そういうようなこと全体を踏まえますと、市内での消費がガクっと落ちていますから、市内経済を支えていただいている中小企業の皆さんだとか、小規模事業者さんの皆さんというのは本当に今、苦労されているのではないかと思っているんですね。ですから市としてというか、市長として市民の皆さんの感染拡大の防止、これを進めることはもちろん大事ですが、これと併せて地域経済を守っていく、支えていくということも大きな役割だと改めて感じていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。この新型コロナウイルスの影響で、生計の維持が大変厳しくなっている方というのが間違いなく出てくると思われるんですが、

こういう方々の支援策、そういう部分というのは小樽市としてはあるんでしょうか。

 

(市長)

はい。市が直接ではないんですが、何日か前に新聞でも報道されていましたが、社会福祉協議会、福祉センターの中にありますが、社会福祉協議会が窓口になりまして、いろんな資金を提供しているんですね。メニューで申し上げますと、緊急小口資金であったりだとか、総合支援資金というものがあったりして、それぞれのメニューによって貸し付けすることができる金額だとか、期間というのは違うんですが、緊急を要する方に使っていただきたいということで、こういう資金を活用される方が増えてきていると伺っているんですね。こういう貸し付けをご利用いただくのも良いと思いますし、また市としては税金ですとか、あるいは水道料金を一時的に生活が困窮していてお納めいただくことができないという場合について、猶予の相談も承っていますので、こういうものを包含しまして、5月1日(発行)の広報おたるの中では全体的に各種支援策などを市民の皆さんにお知らせしたいと思っています。ただ、お急ぎの方には、後ほど電話番号をお知らせいたしますが、社会福祉協議会ですとか、小樽市の「たるさぽ」と言っていますが、生活支援センターがございますので、そちらにお問い合わせいただければなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。国においても国民一人あたり10万円を支給するという施策を検討していますよね。

 

(市長)

はい。これにつきましても、詳細はまだ私どものほうにも届いていませんが、新聞なんかを見ますと、国も窓口での混雑を避けるために郵送ですとか、あるいはオンラインでの受け付けを考えていると伺っていますし、できるだけ簡素な方法で指定の口座に振り込みをするということになっています。ただ、郵送ですとか、オンラインですと高齢の方々が制度が分からないということで、市にも当然お問い合わせも来ると思いますので、そのための体制についてはしっかり整備しておきたいと思っています。それともう一つ気になるのは、最近フェイスブックなんかを見ていますとね、国民一人あたり10万円の支給を狙っての特殊詐欺みたいな動きがチラチラ出ていますよね。ですから市民の皆さん、それから特に高齢のご家族がいらっしゃる皆さん方には、くれぐれもお気を付けいただきたいと思っていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。お店などを営まれている方々、休んでいても当然家賃ですとか、固定経費というのがかかってくるんじゃないかと思うんですが、小樽市独自の経済政策というのは何かあったりするんですか。

 

(市長)

先ほど申し上げましたとおり、地域経済を守っていくということも我々にとっては大変大きなテーマだと思っていますので、最初はクーポン付きの食事券を考えてたんですが、外出の自粛要請が出ている中で、ちょっとこのタイミングではないなと思いまして、今、別の形での経済対策を考えていまして、近いうちにはお知らせできるのではないか、まだ詳細が詰め切れてませんので、まだお話することができませんが、近いうちに市独自の経済対策をお知らせしたいと思ってますし、国が地方に臨時交付金というのを1兆円配分いたします。小樽市にどの程度配分されるかはまだ分からないんですが、こういう国から交付される臨時交付金も活用しながら、新たな経済対策を打ち出していきたいと思っているんですね。ですから今できることは何か、経済対策として、次の段階で何をすべきか、そしてこの新型コロナウイルスの終息後、終わった後に小樽市として何ができるか、こういうことを段階的にしっかりと考えていきながら、地域経済をしっかり支えていきたいと思っていますね。まずは事業者の皆さんには事業の継続、これをしっかり市としても支えていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

もうスポット的ではなく、長期的な視点で対策も考えていかなければいけないと思うんですが、この番組の中でもここ数カ月はこのコロナ対策についてお話をしていますが、少しでも明るい情報をお届けできるようになるといいなと思っているんですけれどもね。

 

(市長)

そうですね。我々としてもある程度長期戦を覚悟しながら、一方では将来に向けたまちづくりも併せて考えていかなければならないと思っていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小樽市独自の経済対策で、近いうちに皆さんにもお知らせできればいいかなということですからね。

 

(市長)

はい、今週中にはなんとかお示しして、今月中には、遅くても5月の初めには実施できるようにしていきたいと思っています。これについてはスピード感を持って取り組んでいきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、分かりました。ありがとうございます。先ほど市長のお話の中にもありました緊急小口資金の貸付等ですが、お問い合わせの電話番号を改めてお伝えいたします。小樽市社会福祉協議会、電話0134-32-5631です。そして小樽市生活サポートセンターたるさぽ、電話番号は0134-33-1124となっています。電話番号のおかけ間違いにはくれぐれもお気を付けください。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)

どうもありがとうございました。

 

後半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。後半は小樽市職員の方々にお話を伺っていきます。今日は福祉部子育て支援室こども育成課で子育て支援関係を担当しています小松さんと、保健所健康増進課の保健師で母子保健を担当しています吉川さんにお話しを伺っていきます。小松さん、吉川さん、どうぞよろしくお願いします。

 

(小松、吉川)

よろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、今日は「小樽子育て応援アプリby母子モ」についてお話を伺いますが、まずは小松さん、この小樽子育て応援アプリというのは一体どういうものなのか教えていただけますか。

 

(小松)

はい。この小樽子育て応援アプリは、さまざまなモバイルサービス事業を展開する株式会社エムティーアイさんが、妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援を提供するために開発した「母子モ」というアプリがベースになっています。これをこのたび、小樽市版にカスタマイズしていただいたものを小樽市が運用していくものです。このアプリは、皆さんが日頃お使いのスマホに無料でダウンロードしていただけますし、それを登録していただくことで妊娠中の体調管理ですとか、乳幼児の健診や予防接種のスケジュール管理ができるほか、小樽市からの各種のお知らせや子育て支援に関するイベント情報などをお届けすることができまして、すでに4月1日からスタートしているところです。また、このアプリはですね、英語・中国語・スペイン語など12言語に対応しておりますので、海外出身の方にも同様に使っていただけるアプリとなっております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。実は私もダウンロードしたんです。

 

(小松)

ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これは小樽市版にカスタマイズされているので、住んでるところの情報がどんどん届いてくるというのがすごく便利ですよね。この子育て支援をアプリでやっていこうというのは大変便利じゃないかなと思うんですが、このアプリを導入することとなったそのきっかけというのは何かあるんですか。

 

(小松)

はい。このアプリを導入したきっかけとしましては、市の施策として安心して子どもを産み育てることのできるまちを目標としていることはもちろんなんですが、平成30年11月に未就学児のお子さんがいる保護者の方2000名を対象に、小樽市の子育て支援の取り組みなどについてアンケート調査を行った結果、子育て支援情報の提供周知方法の工夫、充実が必要であるというご意見をたくさんいただきましたので、そのご意見にできるだけお応えできるように他の都市でも普及しつつあったアプリを導入してみようということになりました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

スマホは今はもうほとんどの方がお持ちではないかと思いますが、その子育て情報をアプリで受け取ることができると、すごく便利だなあと思うんですけれどもね。ではこのアプリ、入手する方法なんですが教えていただけますか。

 

(小松)

はい。このアプリはスマートフォンのアプリストアから「母子モ」で検索していただき、無料でダウンロードすることができるほか、小樽市のホームページの検索画面より「母子モ」で検索していただきますと、同様に無料ダウンロードページのリンクにつながるようになっておりますので、こちらからもアプリを入手することができます。また、ダウンロードした後、お住まいの地域の郵便番号や利用する方のプロフィール、お子さんの年齢などの情報を登録していただきますと、そのお子さんの成長に合った情報などを受け取ることができます。さらにお子様の情報は1人目だけでなく、2人目など複数のお子さんも登録し管理することができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

「母子モ」というのは「母」と「子」、漢字ですね、「母子」にカタカナで「モ」で「母子モ」と言うんですけれども、こちらで検索していただいても結構ですし、小樽市のホームページにもリンクがありますので、こちらからもアプリをダウンロードしていただければと思いますが、プロフィールもニックネームの登録でいいので、別に本名を入れなくてもいいわけですから、簡単に登録することができますし、複数のお子さんを登録することができるということで、うちも登録しましたら、そろそろワクチンを打つ時期ですよ…みたいなことを教えてくれるので、本当に便利だなと思うんですけれどもね。では、詳しくこの子育て応援アプリの機能について教えていただけますか。

 

(小松)

はい。このアプリの主な機能としては子育て支援情報の配信ができることや、お子さんの成長の記録を写真と共に残すことができます。またご家族間での情報の共有もできますので、例えばおじいちゃんおばあちゃんですとか、単身赴任のお父さんなど遠く離れた所に住んでいる家族の方にもお子様の成長をこのアプリを通じてお知らせすることができます。また妊娠中の健康管理や予防接種のスケジュール管理についてもこのアプリで一括管理ができますので、お手元の母子手帳と併用して便利に使っていただけるのではないかなと思っております。また、お母さんの健康とお子さんの発育のために知っておきたいおすすめ情報が入手できましたり、沐浴やおむつ替え、離乳食の簡単調理法などが動画でわかりやすく紹介されておりますので、初めて子育てをされる方にも役立つものと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

動画で教えてくれるというのは今時だなと思いますが、さすがにデジタル世代だなと思いますけど、母子手帳もデジタル母子手帳みたいな感じでね、色んな使い方ができるんじゃないかなと思うんですが、この子育て支援情報の中に配信というのがあるそうですけど、これはどういった配信があるんですか。

 

(小松)

はい。内容としましては4月1日からスタートしたばかりですのでまだまだ手探り状態ではありますが、今は奥沢にあります子育て支援センターげんき、赤岩にあります子育て支援センターか風の子、銭函にあります子育て支援センターあそぼで実施している事業をメインにお知らせさせていただいています。今ご紹介した各センターで行う子育て講座や親子同士の交流を図る開放事業のほか、「げんきがまちにやってくる」と称しましてセンターの保育士が地域の町内会館などに出向いて開催する遊びの広場、そのほか育児教室など、子育て中のお母さんお父さんには盛りだくさんの内容となっているかと思います。また、小樽市のホームページに掲載している小樽市地域子育て支援センターのページにもリンクしておりますので、毎月1日に発行しております子育て支援ニュースをこのアプリから読むことができましたり、その月に開催する事業を確認することもできます。そのほか子育てに関わる施設として医療機関や幼稚園、保育所、公園、児童館などが登録されているんですが、カテゴリー別のリストから簡単に探すことができますので、所在地についても地図が表示されたりしますので、小樽市に来られて間もない方でも市内の施設の場所などが分かるような便利な機能になっているのではないかなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

いろんな情報をこのアプリで知ることができますし、また地域ニュースでは新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う施設などの臨時休業や再開についてもしっかり記事が出ていますので、これだけで本当にいろんなことが分かりますよね。

 

(小松)

そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

しかもお子さんの成長記録を写真とともに残すことができるという事ですから、遠く離れたご家族でそれを共有できるというのも、普段、なかなかこうした時期ですからね、会いたくても会えない、そういう方には、ご家族にとっても、とてもうれしい機能ですよね。

 

(小松)

そうですね。このアプリには「できたよ記念日」という機能がありまして、お子さんが生まれる前や、赤ちゃん、年少年長などのお子さんの成長に合わせまして、カテゴリー別に写真と一緒に記録し、思い出を残すこともできます。例えば、お子さんが生まれる前については、「お腹を蹴った」、「親子教室に行った」などといったことを記録したり、赤ちゃんの時には「沐浴を始めた」、「一人立ちをした」、「初めてお出かけをした」などといったことを記録したり、誕生日やひな祭り、こどもの日などのイベントを行った際の記録も写真と一緒に残すことができます。また、それを家族間で共有することで、家族の皆さんが自然に子育てを見守っていけるきっかけになるのではないかなと考えております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですよね。この子育て支援につながることが、子育てが楽しくなる、そんなきっかけになるんじゃないかなと思いますけれどもね。はい、小松さん、ありがとうございます。

 

(小松)

ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、それでは次に乳幼児健診ですとか、あと予防接種などを担当しています保健所健康増進課の保健師の吉川さんにお話をお伺いします。

吉川さん、保健師とはまず、どういうお仕事なのか教えていただけますか。

 

(吉川)

はい。保健師は赤ちゃんからご高齢の方、すべての世代の方が健康に生活できることを目指して活動しています。私は母子保健を担当していますので、妊婦さんが安心して妊娠中を健やかに過ごすことや安心して出産を迎えられるようにアドバイスをしたり、生まれたお子さんの成長発達を確認するために家庭訪問や乳幼児健康診査の場面で育児に関する悩みや不安、疑問を解消できるように相談を受けております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小さいお子さんがいるご家庭では、お子さんの予定も多いと思うんですが、先ほど話がありましたその妊娠中の健康管理ですとか、あとは乳幼児健診、また予防接種のスケジュール管理などもアプリでできるということですよね。これ、どのように管理ができるんですか。

 

(吉川)

はい。アプリの登録時にお子さんの年齢を登録するので、そのお子さんに合った乳幼児健診の日程と内容をアプリで直接通知されますし、回数が多くてわかりにくい予防接種も、お子さんに合った接種のスケジュールが自動提案されたりするほか、登録した接種日が近づくとアプリで通知されるので、接種予定の管理ができ、受け忘れ防止をすることができます。また、予防接種の接種履歴をチェックできるため、予防接種がどこまで終わったかを簡単に振り返ることができます。妊娠中の健康管理としてはお母さんの体重や赤ちゃんの体重が自動でグラフ化し、ひと目でわかりやすくなることから簡単に変化を確認できます。そのほか、妊婦健診の時に病院からもらったお腹の赤ちゃんのエコー写真をスマートフォンで撮って、その時の気持ちと共に記録に残しておくこともできますので、とてもいい記念になると思っております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

うちもエコー写真は全部取ってありますのでね。これ、記念というか、たまに振り返って見てみると、ああ、あの時はこんなに小さかったのに、まだお腹の中にいるから小さいも何もないんですけど、そういうことを振り返る機会にもなりますしね。このアプリですが、現在何人くらいの方が登録されているんでしょうか。

 

(小松)

はい。先週の金曜日、4月17日現在で233人の方が登録しています。まだスタートして間もないですけれども、これから少しでも多くの子育て世代の方に使っていただくために、保健所での定期検診や子育て支援センターでの授業などの際に周知していきたいと思っております。また、皆さんのラインや口コミでの拡散も大いに期待しておりますので、ぜひ「母子モ」で検索し、アプリのダウンロードをしてみてください。よろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、ありがとうございます。先ほどもお伝えしましたが漢字で「母」と「子」で「母子」で、カタカナで「モ」で「母子モ」ということです。ぜひアプリをダウンロードしてみていただきたいと思います。迫市長、スマホのアプリで子育て支援ということで、時代に即した形だなと思いますけれどね。

 

(市長)

そうですね。この事業は職員の提案によりましてね、今年度新年度からスタートさせていただいたんですが、そんなに大きな予算がかかる事業ではないんですね。ですから今お話を聞きますと、本当にいろんな機能を持ったいいアプリだなと改めて思って聴いてたんですが、いつもお話していますが、小樽市にとって一番大事な課題というのは少子化対策なんですよね。ですからこういう子育て世代の方々のための事業だとか政策、一度にたくさんのことはできませんが、毎年少しずつ上乗せしていって、子育て世代の方々にとって安心して小樽で子育てができる、そういう政策をこれからも充実させていきたいなというふうに思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、ありがとうございます。本日は迫市長、そしてこども育成課から小松さん、保健所健康増進課の吉川さんにお話をお伺いしました。迫市長、小松さん、そして吉川さん、どうもありがとうございます。

 

(市長、小松、吉川)

どうもありがとうございました。

 

エンディング

番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想もお待ちしています。

電話とファックスは0134-21-2000です。

E-mailは、763@fmotaru.jpまでお寄せください。お待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」次回は5月4日(月)です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

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