FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和2年8月3日放送分

公開日 2020年08月10日

更新日 2021年01月06日

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【前半】

  • 市内の状況について
  • 消費喚起事業について
  • 第2次臨時交付金を活用した事業
  • 未就学児の医療費助成の拡大について

 

【後半】

  • 市立図書館のリニューアルについて

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。

市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

8月になりまして、日差しがギラギラと照りつける暑い日が続いていますね。

 

(市長)

本当に暑いですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、前回の番組をお聴きいただいて、愛知県豊橋市にお住いの「くじら山こうじ」さんからメッセージをいただきました。「迫市長、早速JRさんにお話ししていただいて、ありがとうございました。言わなければいつまでたってもそのままなので、きっかけになれば良いかと思います。いつか駅で音楽が流れることを楽しみにしています。できることから、小さいことからコツコツと頑張ってくださいね。遠方から応援しています。」とメッセージをいただきました。

 

(市長)

ありがとうございます。これからもお気付きの点があれば、遠慮なくお伝えいただければと思いますし、また、こうして激励のお言葉までいただきまして、本当に嬉しく思っています。本当にありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、ありがとうございます。番組宛てにぜひ皆さんからもお気付きになった点があればメッセージをお寄せいただければと思います。さて、例年ですとこの時期は「潮まつり、お疲れ様でした」という、夏の行事やイベントの話をしていただいているんですが、今年はなんとも寂しい夏になりました。

 

(市長)

そうですね。やはりコロナウイルスの影響ですよね。私どもも民間の皆さんもそうですが、人を集めることができない、人が集まる機会を作ることができないというのが、本当にもどかしいですよね。今、夏の盛りで、イベントの時期ですから、それができないというのは歯がゆいという感じがします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

大変寂しい感じはあります。ここのところ、北海道内のドライブ客の方などを中心に、少しずつではありますが、市内にも賑わいが戻ってきてるような感じはありますよね。

 

(市長)

そうですね。先々週の4連休、先週末、少しずつ戻ってきてるなという感じはしますが、これも一遍に戻ってくるということは考えられませんし、見てますと休日中心の観光ですし、団体旅行というのも多分無いと思うんですね。家族だとか、少人数という個人旅行ですよね。あと近場ですね。そうなると外国人観光客が戻ってくるまでの間というのは、しばらくかかるでしょうから、その間、今言ったような個人旅行にどう向き合っていくか、戦略を練り直さなきゃいけないと思っているんですね。そうなると、なかなか平日にはたくさんのお客さんにお越しいただけませんよね。ですからちょっと発想を変えるというか、そこに戦略を向けていくことは行政として考えていかなければいけないという思いはしていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

こんな時こそ地元に目を向けてという言葉もありますが、小樽の場合は観光需要の復興を目指す一方で、市民の消費喚起を図って、市内経済を活性化させていくという、小樽市としてもそうした事業も、次々と打ち出されていましたよね。

 

(市長)

おかげさまで国の補正予算で、地方創生臨時交付金というのが全国の自治体に配分されまして、小樽にも配分されています。それを使って、今、村岡さんがおっしゃるような、なかなか観光客を呼び込めない中で地元での消費喚起を図っていこうということで、今回は飲食店を応援するためのクーポン券と、それからもう一つは商店街を応援する商品券を出させていただきました。おかげさまで両方とも、確か2日半ほどで完売しました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

あっという間でしたね。

 

(市長)

あっという間でしたね。飲食店の方は1万5000冊、商店街の方は5000冊ではありましたが、大変な好評をいただいたと思っています。この後また、消費喚起のためのクーポン券になると思うんですが、再度検討させていただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

こんな時こそ、地元に目を向けて地元で消費をしていく、特にこのクーポンについてはプレミアムも付いていましたからね。

 

(市長)

そうですね。それぞれのプレミアムが市民の皆さんにとっては魅力だったんだろうなと思っています。さらに次の商品券、クーポン券を実現したいと思ってます。楽しみにしていただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな対策に資する第2次となる国の臨時交付金、前回の番組の中でも少し触れていますが、小樽市への配分額、17億円規模と、大変大きな金額が交付されるということですが、小樽市議会の令和2年第2回臨時会で審議されるということになるんですよね。

 

(市長)

そうですね。定例の議会ではなくて臨時の議会ということで、実は明日8月4日に開催させていただきまして、その中で私から今回、臨時議会を開く趣旨をご説明させていただきます。具体的には国からいただく臨時交付金を活用した、小樽市で言いますと第4弾の独自対策になるんですが、その内容についてご説明させていただきたいと思っています。基本的に臨時会を開くということは、急ぐ、今やらなきゃいけないということが大前提ですので、次の定例会にお諮りするには時間的に間に合わないというような事業が46あるんですが、この事業を提案させていただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

46もの事業を選定されて、市議会に諮るということですが、枠組みと言いましょうか、そのテーマをお伝えいただきたいと思うのですが。

 

(市長)

46の事業があるんですが、これを大きく括りますと3つに括られるんですね。その一つは感染防止と医療体制の強化。これで括ると46のうち30の事業がこのカテゴリーに入ってきます。それからもう一つの括りが、今、事業者さんは苦しい、厳しい(状況)ですから、雇用の維持とか、事業の継続をご支援する、この括りで46のうち10の事業ですね。それから次のステップを目指すための経済活動をご支援する、このカテゴリーで6つの事業ということで、合わせて46の事業ですね。ですから大きく括ると3つに区分されるということで、ご理解いただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

分かりました。いつも迫市長がおっしゃっています医療体制、また検査体制の強化、それと経済対策になるかと思うんですが、この2つ、車の両輪のようにバランスよく施策に反映していくという成り立ちだと思うのですが。

 

(市長)

そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

市民の皆さんにとって身近なところで、代表的な事業で言いますとどういうことになるでしょうか。

 

(市長)

感染防止策と医療体制の強化で言いますと、まずは市立病院と保健所の機能を強化するための資機材を購入するお金には、一定程度充てなければいけないと思っています。例えば今回の予算を使って、従来ですとPCR検査は1日に20件程度だったんですが、これを40件程度できるまでに強化できるような形で考えています。それから、いろんな公共施設がありますね、市民会館だとか、福祉センターとか博物館がありますが、こういう公共施設に検温アラームのシステム、よくありますよね、画面に熱があれば赤く表示される、そういうシステムや、あとサーマルカメラと言うのですが、こういうものの配備をさせていただくというのが一つあります。それからもう一つは、今、本州では大雨、集中豪雨で避難所が開設されていますが、小樽もこれから災害の時期が来るわけですから、避難所での感染防止対策も必要になってきますので、そのための備品も用意させていただこうと思っています。それから雇用の維持とか、事業の継続というこの括りでは、今までは飲食、宿泊、小売店のご支援をしてきましたが、それ以外の業種の皆さんも相当ご苦労されていますので、飲食、宿泊、小売りの以外の事業者の皆さんをご支援するための支援事業を実施させていただきたいと思っています。これは8月の中旬から10月の中旬ぐらいまで2ヶ月くらい申請期間を設けようと思っています。詳しいことが分かりましたら、ホームページ等でお知らせさせていただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。

 

(市長)

それから3つ目の経済回復ですね。経済活動の回復、次の段階を見据えたということになりますと、例えば小樽の事業者さんは本州のデパートに物産展に秋に行っていますよね。小樽の物産協会ですと1年間でだいたい10億円くらいの売上があるはずなんです。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。

 

(市長)

この物産展が、本州の百貨店は開催するという状況にはありませんので、その物産展に代わって新たな販路を拡大するための事業というのは考えていかなければいけないんですね。ですから物産展ではなく、たとえば道の駅とか、あるいはデパートの地下に売り場がありますよね、ああいうところを利用したイベントができないかということでの予算も、今、考えています。大きく分けますと、そういう事を今回の臨時会でお諮りをさせていただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

分かりました。今回、国の臨時交付金を活用した事業ですが、本当に金額も大きくて、そしてスケジュールもタイトな中だと思いますが、早急にこうした手立てが講じられたという感じが見て取れますね。

 

(市長)

そうですね。急ぐものは本当に急いでやらなければいけませんし、この後の第5弾、9月の議会でお諮りするんですが、コロナが終息した後のまちづくりもイメージしていこうかと思っています。例えば、移住ですよね。今、テレワークとか在宅勤務と言ってますから、会社に通勤する必要がなくなってきてます。そういう方々が「地方に住みたい」と言っている声も聞いています。そういうところも対策として考えていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

本社機能を地方に移すという企業もありますよね。

 

(市長)

ですから企業誘致だとか、あるいは移住だとか、そういう視点で少し考えてみれるような対策も、今、検討中ということですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

分かりました。さて、コロナ禍への対策とは別の施策になりますが、3歳から小学校就学前までのお子さんの医療費、これまでは自己負担1割負担だったものが、いわゆる初診料のみの支払いで済むよう市の医療費の助成制度というのが拡大されたということなんですね。

 

(市長)

そうですね。未就学のお子さんたちの医療費の助成の拡大についてというのは、これは私の公約の中にもあるもので、実現させていただくことになりました。3歳から就学前のお子さんが病院に通われた時、医療費の1割を自己負担していただいていましたが、今、村岡さんがおっしゃるように8月1日(土)の診療分から、初診時の一時負担金だけでご負担が済むようになりました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ということは、3歳未満のお子さんは、こちらは従前から初診時一部負担金のみの負担でしたので、0歳児から小学校就学前までのすべてのお子さんにかかる医療費も実質無料化ということになるんですね。

 

(市長)

はい。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これは、家の子どもも、ついこの間4歳になったばかりなんですが、本当に子どもは季節ごとに病院にかかることが多いので、そうなると本当に家計が大変助かるという家庭も多いのではないかなと思います。

 

(市長)

これは多くの市民の皆さんのかねてから要望でもありましたので、一歩前進させていただくことができたかなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

就学前のお子さんの医療費について詳しくは小樽市医療保健部後期高齢福祉医療課です。電話小樽0134-32-4111、内線311となっています。

 

(市長)

私どもも、いろいろな形で市民の皆さんにPRさせていただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、よろしくお願います。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)

ありがとうございました。

 

後半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。後半は小樽市役所職員の方々にお話を伺っていきます。前回、7月20日の放送で、市立小樽美術館の外壁工事が水彩画家故白江正夫様のご寄付によって進められているということに触れましたが、実は市立図書館においても大きなニュースがあるということで、今日は市立小樽図書館司書でいらっしゃいます海藤さんにお話しを伺っていきたいと思います。海藤さん、よろしくお願いします。

 

(海藤)

市立小樽図書館の海藤です。どうぞよろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

よろしくお願いします。

 

(海藤)

まずは新型コロナウイルスの感染拡大防止の自粛期間には、当館の臨時休館によって多くの皆様にご不便をおかけしましたこと、この場を借りてお詫びいたします。再開した時、皆様から良かったと喜びの声をいただいております。お待ちいただきました皆様、本当にありがとうございます。さてさて、コロナのことで暗くなるような寂しい話題も多いんですが、そんな中です、村岡さん、当館から明るいお知らせがございます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

明るいお知らせ、もう大歓迎です。ぜひお伺いしたいと思います。何でしょうか。

 

(海藤)

はい、リニューアルなんです。なんと当館は児童室をはじめ、休憩コーナー、それから学習室をリニューアルしたんですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)

リニューアルですか!児童室をはじめ、休憩コーナー、学習室ということですが、どんなふうに変わったんでしょうか。

 

(海藤)

それをお話しする前に、リニューアルに至った経緯を少しだけお話しさせていただければなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

じゃあ、どんなことがあったの教えていただけますか。

 

(海藤)

実は今回のリニューアルなんですが、小樽をこよなく愛する小樽ご出身の精子・川上・メチコフスキーさんとおっしゃる、現在はフロリダにお住まいの方からのご寄付によって実現したんですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)

フロリダからですか。

 

(海藤)

はい、フロリダからです。

 

(FMおたるパーソナリティー)

精子・川上・メチコフスキーさんから。ありがたいですね。凄い小樽愛ですよね。

 

(海藤)

はい。この精子・川上・メチコフスキーさんですが、かつて小樽で教鞭を執られていて、以前、1回帰国されたことがあるんですね。その時に親子がもうちょっと触れ合える場所があれば、もっともっと良い小樽になるのになと感じたそうなんです。やりとりをしている中でも(感じましたが)、とにかく小樽が大好きで、小樽の子ども達に何かできないかなと強く望まれて、このリニューアルが実現したという次第です。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小樽の子どもたちのために何かしたいという思いがすごくありがたいなと思いますが、そこで図書館がその親子のふれあいの場ということで選ばれたんですね。

 

(海藤)

はい。昨年、この前の放送の時もお話したんですが、小樽市子どもの読書活動推進計画を策定したこともあるので、子どもの読書チームが3人いるんですが、うちの若いのが3人ですね、素敵な空間にしたいなといろいろ考えていましてね、張り切っていました。そして図面を見ながらこうだ、こうだ、ここもとみんなで悩んでいたようです。なんせ今の建物は40年近く前に建てられているので、児童室についてもその当時はよかったのかもしれないのですが、なかなか今のニーズと合わなくなっている部分があって、その部分でどう皆さんに寄り添った空間にできるかとかですね、あとは親子のみなさんもそうなんですが、寄贈いただいた方にもお応えしたいなと思って考えたんですね。いろいろな絵本との出会いの空間にならないかとか、(担当チームが)いろいろ意見を出し合いながら、新たな空間作りを模索したという形になっておりますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

親子で絵本を開いて、ゆったりするという空間が、この度できあがったということなんですね。

 

(海藤)

はい。親子ふれあいのコーナーというのがありまして、可愛いシンボルもお出迎えします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

へー、シンボルですか。

 

(海藤)

はい。数年前に図書館の創立100周年があったのですが、公募で「たるばとちゃん」というのが決まったんですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)

たるばとちゃん、かわいいですね。

 

(海藤)

市の鳥のアオバトをモチーフにした図書館の公式キャラクターなんです。これを親子の形にした木製レリーフがコーナーの入り口を飾っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

あら、いいですね。

 

(海藤)

それと児童室の近くにはかわいい授乳室もできましたし、以前よりも、もっともっと親子に寄り添った空間になったのではないかなと思い

ます。あと、児童室にテーマがあるんですよね。先ほどの親子のふれあいのほかに学びの空間というのもありまして、児童・生徒の皆さんもよくいらっしゃるんですが、学びの空間も作りたいなということで、テーブルや椅子にもこだわったり、本の配置もそれに向けて辞典、図鑑を近くにしたりとか、「どういうふうにしようかな」とチームで楽しみながら、悩んでいたようですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)

お子さんですとか、親御さん、そして児童・生徒の皆さんにも楽しんでいただきたいということで、悩みもあったようですが、楽しい悩み

だったんでしょうね、きっとね。

 

(海藤)

はい。最近なんですが、ここ数年は特にそうなんですが、子どもの読書がますます重要視されていて、年々、児童書庫の寄贈が増加しておりまして、本当に大変ありがたいことなんですが、児童書をもっと増やしてみんなに読んでもらいたいという皆様からの温かいお気持ちを生かせる空間も作っていけたらなと思っていたところで、それに近づくことができたんじゃないかなと思うのです。それから村岡さん、まだまだ、まだまだ、リニューアルポイントがあるんですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)

まだまだありますか。学習室や休憩コーナーがありましたよね。

 

(海藤)

学習室は、机と椅子が一新されまして、以前は会議用の長机にパイプ椅子だったんですね。それが仕切りがついたキャレルデスクというんですか、集中して勉強できる、そういう学習室になりました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

良いですね。大学の図書館みたいな感じですね。素敵ですね。

 

(海藤)

学習をサポートするというのも図書館の重要な役割ですから。私も今、事務室で仕事をしているんですが、(仕事場を)学習室に移して、そこで仕事したいなと思いますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

海藤さん自身もそこで仕事がしたいんですね。

 

(海藤)

「ここ、海藤専用ね」という感じで、やりたいなと思ってしまいますね。間仕切り付きですから、このコロナの時代にも即したものじゃないかなと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

今の時代に即したものということで、それもこれから考えていく必要があるんじゃないかなと思います。そして休憩コーナーもあるということですが、こちらはどういうものになりますか。

 

(海藤)

はい。ちょっと力を入れてここもお話したいと思いますが、よくぞ聞いてくれました。大分変わりました。かなり変わったというか、ここが一番変わったかもしれません。

 

(FMおたるパーソナリティー)

へー、そうなんですね。

 

(海藤)

皆さんの憩いの場なんですよね。今、なかなか集えないのが残念なのですが、それでも憩いの場になるというのがテーマですからね。職員みんなの共通した意見がおしゃれなカフェだなということなんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

カフェですか!

 

(海藤)

カフェみたいになればいいなと。

 

(FMおたるパーソナリティー)

こう言ったら失礼かもしれないですが、そうなると図書館じゃないみたいですよね。

 

(海藤)

実際に、司書がコーヒーを出せればいいんですけどね。そこだけ見ると、ちょっとしたカフェのようになっています。よく素敵なパラソルってありますよね、ガーデンにあるような。そういうパラソルとウッドテーブルもありまして、試しにパッと広げた時に、ちょうど水道局側の坂から見えたようで、そこで「あら?なんだ?図書館に何かにょっきり立ってるぞ!」という声がありました。よく「ブックカフェ」という本を置いたカフェはあると思うんですが、こちらは「ライブラリーカフェ」と言うんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

素敵。

 

(海藤)

これから冬はどうしようというのがありますけどね。春から夏にかけては、オープンテラスで読書が楽しめます。すごくそこだけ異空間ですね。なので、ちょっと私も創作意欲が湧いてしまいまして、PR動画を作りたいなと、待ったがかからない状態ですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

でも、オープンテラスのある図書館って素敵ですよね。これは楽しみですね。PR動画も楽しみですけどね。

 

(海藤)

言っちゃったから作らなきゃならないですね。でも、それぐらいの衝動に駆られるような素敵なテラスになっております。それと児童室なんですが、今、工事のためにお休みしておりまして、皆さん、楽しみにして待っていらっしゃいました。小さい男の子がチラチラ覗きながら「ママ、これ楽しみだね」と言っているのを見かけるんですよね。もう職員一同、オープン準備にえらい力が入っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

いや、もう待ちきれないですよね。いつから使えるようになるんですか。

 

(海藤)

はい。実は8月6日(木)午後1時30分からオープンセレモニーを行います。その後はすぐにお使いいただけるようになります。しっかりとオープンセレモニーを開いて、皆様にパッと披露したいなと思います。それからここでもう一つ、コロナの状況もあるので時期はまだ未定なんですが、親子向けにリニューアルの記念イベントも行う予定です。実は、迫市長も読み聞かせするぞ!と、ものすごく張り切っていらっしゃるということです。

 

(FMおたるパーソナリティー)

張り切っていらっしゃるんですか。

 

(海藤)

はい。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうなんですね。昨年11月でしたか、イベントがありましたね。

 

(市長)

そうですね。昨年もやらせていただきましたが、目の前にお子さんが近くに来て、聞いてくれてるというのは、とても嬉しく思いました。読み聞かせ自体、大切なことだと思いますので、私もしっかり準備して臨みたいと思って、もう絵本も準備してあります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

おお!海藤さん、嬉しいですね。後は日程だけですね。

 

(海藤)

後は日程ですね、絶対にやりたいと思っております。「今年は市長、(読み聞かせを)やらないの?」と聞かれるんですよね。市長もなんとか読み聞かせしていただけるということです。それと、この工事と同時に館内の電灯もLED化工事を行いまして、先頃完成いたしました。臨時休館が明けてから市民の方がいらした時に(館内が)明るいんですね。最初、目が痛いなと思ったんですが、それぐらい光り輝いておりまして、「あれ?新しく本買ったの」と聞いてきた方もいらっしゃいます。LEDのお陰でいつもの本が光り輝いて、いつも以上にきれいに見えているようなので、オープン後はコロナ対策をした上で、一度足を運んでいただければと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティー)

迫市長、楽しみですね。これでまた、小樽の読書がますます盛んになると良いですよね。

 

(市長)

そうですね。本当に精子・川上さんのご寄付には感謝しているんですね。去年のうちからこういうお話があったので、今回、新年度の予算を作る時に「じゃあ、これをきっかけに少し図書館の施設を、別途、市もお金をだして、リニューアルしよう」ということで、今、海藤が言ったLEDだとか、あるいはちょっと雨漏りの恐れもあったので、屋上の防水も整備して、エレベーターも改修する、ここまで一気にやってしまおうと思っているんですね。たくさんの皆様に本当に愛されている図書館ですので、リニューアル後もたくさんの皆さんにお越しいただきたいですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。本日は迫市長、そして市立小樽図書館司書の海藤さんにお話をお伺いしました。お二方、どうもありがとうございます。

 

(市長、海藤)

どうもありがとうございました。

 

エンディング

お送りしてきました「明日へ向かってスクラムトライ!」、そろそろお別れのお時間です。

今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
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