FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和2年8月17日放送分

公開日 2020年08月24日

更新日 2021年01月06日

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  • 市長就任2年を振り返って
  • 就任2年目の主な取り組みについて
  • 今後2年間の展望について

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。

市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

 

本編

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、まずは小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

いつもですとこの「明日へ向かってスクラムトライ!」は、前半は小樽市長迫俊哉市長、そして後半は小樽市役所職員の方にお話を伺っていくんですが、今日は市の職員の方をお迎えするのはお休みして、就任されてもうすぐ2年という年月が経ちまして、4年の任期の折り返しを迎えられます迫市長に30分たっぷりとお話を伺っていきたいと思います。迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

はい、よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、迫市長は2年前、平成30年8月26日に小樽市長になられまして、今日が平成で言いますと32年8月17日ですから、もうすぐ2年となるわけですよね。市長になられてすぐ、就任直後に北海道を襲った大震災が発生するなど、大変な状況の中での船出となりました。振り返ってみていかがでしたか。

 

(市長)

そうですね。確かに就任して10日後に胆振東部地震が発生しました。大変驚きました。テレビを見て、これほど大きな被害が発生してるんだと思った記憶がありますし、私も直ちに災害対策本部を立ち上げまして、長いところで2日半くらいだったでしょうか、全地域で停電が発生しましたので、このことをいち早く市民の皆さんに的確に情報をお伝えしなければならないので、FMおたるさんの協力もいただきながら進めさせていただきました。私の政治姿勢の一つに「備える」というのがあって、必ずしも災害に備えるということだけではなく、市民の皆さんの生活の安全安心に備えていく、あるいは時代や社会の変化に備えていく、そういう備えなんですが、まさに市民生活の安全安心に備えていかなければいけないと実感しまして、直ちに市内にある避難所に非常用電源をまず配備するいうことを決めました。皆さんご存知のように小樽の場合、このFMおたるさんが聴こえていない地域があるわけですよね。張碓、桂岡町方面、あるいは塩谷とか蘭島方面の皆さんにはお聴きいただいていないわけですが、改めてFMおたるさんの難聴地域を解消する、これは市職員時代からも早くしなければいけないと思っていた案件ではあったんですが、この胆振東部地震の発生を受けまして、本当に心を決めまして、難聴地域の解消に取り組もうと思いました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ありがとうございます。ブラックアウト、誰も経験したことのない停電の状態の中でありましたが、FMおたるでは、いち早く災害対策室から情報を届けていただきまして、それを市民の皆さんにお伝えするという役割を担ったわけですが、残念ながら電波が届きにくい場所があるということで、その意味においては新たに中継局を立てて、なんとかカバーしていくということが進められていますね。

 

(市長)

改めて本当に必要性を感じた事態でしたよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

市長に着任される前には、迫市長は市役所を早期に退職されたわけですが、1年半、政治活動をされていて、当時、市民の皆さんの一番の関心事、お話を伺っていく中で最も意見や要望が多かった一つに除排雪もあったわけですよね。

 

(市長)

そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これについても当時は真っ先に取り組まれていましたよね。

 

(市長)

はい。1年半の政治活動をしていて、多くの皆さんにいろんな意見を聞きましたが、市民の皆さんの関心事は除排雪でしたね。ちょうどその頃、雪でバス路線が不通になったという事態があったりだとか、小中学校の統廃合を進めていますから通学路が長くなっていますよね。ですから通学路の危険性など、こういう声がよく聞かれていましたので、これは真っ先に取り組まなければいけないと思いましたし、毎年降雪期、雪の降り始めが少しずつ早くなっていますので、当時は例年12月1日に除雪対策本部を立ち上げてましたが、これを半月早めて11月15日で、昨年度はまだ早くしまして、11月1日にはもう除雪対策本部を立ち上げて、早め早めに雪に備えていくという体制を取りました。幸いこの2年間、私が市長になってから二冬経験しましたが、雪の量がさほど多くはありませんでしたので、そういう意味では救われたなという感じはしています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

それにしても市長になられてすぐに地震があって、地震がおさまったと思ったら今度はすぐ雪の季節で、本当に息つく間もないという状況でした。

 

(市長)

そうでしたね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

歯止めがかからないと言いますと、人口減少もなかなか歯止めがかからない状況の中で、市内の小中学校が統廃合されているわけですが、高校の生徒募集の間口も減少が見られていまして、学生が減っているということですが、小樽市内の桜町の旧海員学校、国立小樽海上技術学校が廃校の危機に見舞われるということになりました。こちらは海上技術短大として存続することを決定されましたね。

 

(市長)

そうですね。ちょうど私が市長に就任する前は、松ケ枝中学校と西陵中学校を統合して、商業高校の校舎を活用するという案がありました。私はもともと在職中から、子どもたちの通学距離も長くなるということと、松ケ枝中学校のお隣の最上小学校が統廃合によって空くわけですから、それを活用していく方がいいだろうと思っていましたので、市長に就任してすぐ松ケ枝中学校と西陵中学校の統廃合をまず白紙にしまして、そうすると商業高校が使えることになるので、なんとか海上技術学校が小樽市に残っていただくために、国の財政事情も非常に厳しいわけですから、私どもとしても北海道にもお願いして商業高校を譲っていただけるいう前提で、海上技術学校を所管している国土交通省、それから独立行政法人の海技教育機構に何回かお願いをしまして、今度は海技教育の高度化を目指しまして、短期大学校として存続することになりました。大変嬉しく思っています。やっぱり学校が地域からなくなるということは、まちの活性化にも影響がありますので、これは良かったなと思っています。商業高校は器が大きいですから、海技短大のほかに市の教育委員会、さらに今、堺町小学校に入っている小樽市立病院の高等看護学院、これも併せて持ってこようかなと思っています。新たな文教地区が形成されるような形になりますので、地域の活性化にも寄与するのではないかと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小樽商科大学もすぐ近くにありますのでね。

 

(市長)

そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

新たな文教地区として魅力あるエリアになるのではないでしょうか。

 

(市長)

お互いに良いところを利用し合うというか、連携し合うことによって、本当に良い形のまちづくりを進めていければなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、年に4回開催されます市議会の第2回定例会が終わりまして、今度は9月の第3回定例会を控えているという状況ですが、令和2年度も早いものでおよそ半分が済んだところなんですが、迫市長の令和元年9月から令和2年8月までの、この任期2年目の取り組みについて振り返っていただくとしますと、いかがなものでしょうか。

 

(市長)

任期の2年目の半分はコロナ対策に追われている感じなので、前半の半年を振り返って、また選挙が8月でしたので、年度ではありませんので、ちょっと変則ではあるんですが、かねてから進めていた総合計画を昨年10月に策定いたしました。総合計画というのはまちづくりの10年先を見据えた方針を示すものなんですが、多くの皆さんのご協力をいただきまして、今後10年、これは令和元年から令和10年までのまちづくりの指針になるものなんですが、策定いたしましたので、これをベースにまちづくりを進めていきたいと思っています。

 

 

(FMおたるパーソナリティー)

わが街小樽ですが、安心して暮らしていける故郷として、将来の世代に繋いでいくためには私たち市民もぜひ読んでおかなければならない指針ではないかと思います。

 

(市長)

そうですね。ぜひご覧いただきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

この次世代に繋ぐといった観点でいいますと、市長の公約にもありますが、子育て世帯に寄り添った、安心して産み育てるという、このための環境作りに関する施策が、このほど実施されますよね。

 

(市長)

先ほど村岡さんもおっしゃったとおり、小樽は本当に人口減少が一番大きなテーマになっているんですが、その一つの要因としてやはり若い世代の方々が転出されるケースが一番大きな原因ですので、人口の定着を図っていくためには、若い世代の方々がこの小樽で安心して子育てができる、生活ができる、働ける、こういう環境を整えていかなければいけないわけなんです。その一つ、安心して子どもを産み、育てる環境をサポートしていくことは大変大きな仕事だと思っていまして、この9月に出産から育児までを一貫してサポートさせていただく子育て世代包括支援センターを保健所に開設をすることになっています。これは私の公約の一つでもありまして、いろんな相談に応じていける体制をさらに強化したいと思っていますし、また、来年度からは、今ちょうど作業を進めていますが、組織改革を進めていきまして、新しい組織体制が来年の4月以降、市役所の中で生まれるんですが、それもできるだけ子育て世代の皆さんをワンストップで受け入れる、そういう体制も考えていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

うちもまだ4才の小さい子どもがいるので、子育て世帯の皆さんにとっては安心して暮らしていける、こうした機会があるというのは安全安心に子どもを育てていけるという取り組みに繋がっていきそうですね。

 

(市長)

そうですね。もちろん政策そのものも大事ですが、一カ所でいろんな相談に応じられる体制を作っていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

少子化対策としましては、安心して通える小中学校の老朽化に伴う整備についても、待ったなしの部分も多い状況となっています。こちらもいろいろと手立てをされているということなんですよね。

 

(市長)

そうですね。いっぺんにはなかなかできないんですが、これも子どもたちの教育環境をちゃんと整備する上で、やっていかなければならない事業なんです。先日の新聞にも出ていましたが、小樽の小中学校の耐震化率というのが低いんですね。ですから、これを早急に解消していかなければいけませんので、先ほども言いましたように、松ケ枝中学校を移転するために旧最上小学校の改修を行いました。私が市長になってからは、潮見台中学校の耐震補強工事、それから長橋小学校の屋内の運動場の全面的な改修工事を行ってまいりました。あと耐震化を満たしていない、いくつかの学校があるんですが、こういうものも、時間をかけながら実施設計を行って耐震化の工事につなげていく、まだまだあるんですが、これをやっていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

FMおたるの難聴地域解消事業のほかにも自然対策に対する防災・減災への取り組みも相当進められてこられましたよね。

 

(市長)

そうですね。胆振東部の地震が起きる前までは、東日本大震災の教訓で津波対策、小樽は海岸線が長いですから、これをやっていかなければいけないので、津波ですとか、それから高潮の被害に備えた防災行政無線、大型のスピーカーがついているものですが、これを2カ年で整備するということで、令和元年度に13カ所、海岸沿いに設置しました。これは蘭島から手宮方面ですが、今は銭函方面に向けまして、25カ所に設置する作業を進めています。これが進みますと市内全部で38カ所に防災行政無線が整備されるということになります。この間、避難所の運営の訓練、まずは去年、開設の訓練をしましたが、今年は実際、避難所を開設した時に運営をどうするという訓練もしっかりやっていきたいと思っていますし、資機材、備蓄品、こういうものもしっかり整備していこうと取り組んでいます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さまざまな取り組みがなされているわけですが、経済政策の方に目を向けますと、市長も自ら出向かれていますが、本州の物産展や商談会、あとは地場産品などの販路拡大、こうしたものに向けた取り組みですとか、あとは水産物のブランド化、さらには観光客に納入いただく観光税の導入、こうしたさまざまな事業の計画があったわけなんですが、令和2年2月ごろからは、このコロナ禍の影響で、経済や観光、復興のための施策を打ち出していくということに変わっていきましたよね。

 

(市長)

そうですね。本来であればこれから本州の百貨店では物産展の時期を迎えるわけですから、私も物産展にお邪魔させていただいて、小樽産品のPRをさせていただいていますが、今年の物産展は多くが中止を決めていらっしゃるので、限られた百貨店での物産展になりますが、販路拡大はこれまで通り、しっかりと支援していきたいと思っているんです。コロナの影響を考えますと、ここで小樽観光、将来に向けたと言いますか、今までは数の観光、量の観光と言いますか、1年間で何百万人来ましたということを意識して、いろんなことをやってきました。今、観光客が激減していて、週末観光にシフトしていっていますね。団体旅行もなくなっている中で、数も大事だけれども、質の高い観光、質をちゃんと意識した、いかに小樽にお越しいただいた観光客の皆さんに時間を消費していただいて、お金も消費していただくためには、どんな観光戦略が必要なのかという、ここのところですね。皆さんと考えていかなければいけない転機ではないかと思っています。コロナ対策は大きな影響を受けてますから、なんとか現状を維持していただく、ここを今サポートしてますが、一歩先を見据えて、それと並行してポストコロナ、どういう観光戦略が小樽にとって必要か、この機会にしっかりと皆さんと考えていきたいと思っています。その一つは質に注目した観光をしっかり考えていかなければいけないと思っていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

質を高める観光で言いますと、小樽観光協会ではおもてなしエピソードを観光客の方から募集して、小樽にはこんな素敵な施設があった、こんなおもてなしに感動したというエピソードを集めていますが、そうした消費者の方の声を集めて、それを実際のこれからの観光に生かしていくという取り組みも必要になってくるかも知れませんね。

 

 

(市長)

そうですね。やっぱりサービスの向上というのも併せて考えていかないと。より一層向上に努めていくということも考えて行かなければいけないと思いますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、市長としてのリーダーシップという観点ですが、市民の皆さんに向けた情報発信の方法にも新たな取り組みが見られましたよね。

 

(市長)

情報発信というのは、各方面から小樽の情報の発信の仕方というのが、今までどおりでいいのかどうか、不備なんかも実際に指摘されていますので、市民の皆さんの声にもしっかりお応えしていかなければいけないと思います。よく「広報おたるを使ってます」、あるいは「ホームページに掲載しています」と言いますが、それだけでは十分ではないんですね。ですから、いろんな手法を用いて重層的にPRをしていくということが、とても大事ではないかと思っているんですね。先日、市長の手紙が来まして、お年を召された方だったのですが、「最後に『ホームページで確認してください。』これで終わるのはやめてください。」というご指摘でした。まさにそうだと思います。皆さん、インターネットの環境があるわけではないわけですから、それを「最後に市のご案内で、ホームページで確認してくださいで終わらないでください」と言われますと、さらにどんな方法で市民の皆さんにお伝えしていくかということを、まだまだ考えていかなければいけないと思い知らされたお手紙でしたね。記者会見のやり方とかも、いろいろ工夫させていただいて改善はさせていただいていますが、的確により多くの方に情報が伝わっていくような方法ということを、これからもまだまだ、しっかりチャレンジしていかなければいけないと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そういう意味では、公務で大変お忙しい中、このFMおたるでは月2回、市長自らが出演していただいています。

 

(市長)

本当に貴重な機会だと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

番組ではリスナーの方からご意見・ご感想もちょうだいして、市長に直接お話できる機会というのはなかなかありませんから、ぜひ活用していただきたいですね。

 

(市長)

ぜひ、いろんなお考えをお持ちだと思いますので、日頃お感じになられていることは、この番組を通じてお知らせいただければと思いますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて就任されて2年目の、特にこの後半ですが、市長のお話の中にもありましたが、コロナ感染症の対策に奔走された、本当に歴史に残る大変な時代となっているんですが、まだまだ収束の見通しが立たない状況だと思います。この感染症に常に目配せをして、市民生活や市内経済を守りながら、小樽市のリーダーとして大変厳しくて難しいかじ取りになるのではないかと思いますが、今後のこの小樽市政の展望をお聞かせいただけますでしょうか。

 

(市長)

そうですね。この番組では何回かお話をさせていただきましたが、国から地方自治体に配分される地方創生臨時交付金というのがありますので、これを活用しながらいろいろな事業、コロナ対策に取り組んでいます。いつも申し上げますとおり、まず優先すべきは市民の皆さんの生活の安全安心ですから、それを考えますと医療、それから検査、それからさらに言うと救急、この体制の整備はしっかりとやっていかなければいけないと思っています。9月に議会がありますが、そういう議論をしていただこうと思っています。そのための予算もしっかりと組んでまいりました。それともう一つ、経済対策ですよね。一つには今、現状、観光客が減っている、外出の自粛があったりということの中で、相当売り上げの減少にお困りになりられているということで、支援金などを考えて、ご活用もいただいてますが、これはあくまでも現状を維持するだけですので、新たに今度は、またクーポン券を発行しようと思ってるんです。経済対策の第4弾になりますが、一回やりましたが、大変好評だったわけです。

 

(FMおたるパーソナリティー)

あっという間に売り切れましたもんね。

 

(市長)

はい。次の政策も考えていまして、次の議会で御審議をいただきたいと思っています。これは現状維持ではなくて、消費喚起、需要喚起によってさらに経済をワンランク上げると言いますか、一歩前に進めるという対策になると思うんですね。もう一つはもっと先のポストコロナを見据えた政策ということも考えていかなければいけないと思っていますので、今の職員にも指示しているのがいわゆるテレワークですよね。これが今全国的に大手企業を中心にどんどん、どんどん浸透していっているわけです。そうすると社員の皆さんはどこで仕事をしてもいいということになりますので、地元に帰って仕事しようかということもあるわけですから、そういう意味での小樽への移住とかも、どういう形で小樽でテレワークを体験できるようなモニターを募集したり、こんなことを今、予算上、考えていますが、ポストコロナを見据えた移住策もしっかりと考えていきたいと思っていますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小樽のまちづくりで言いますと、ハード面の今後、こちらはについてはいかがでしょうか。

 

(市長)

これは大変大きな課題ですし、重要なテーマだと思っていますが、三つございます。これは近未来を志向したまちづくりとでも言えると思うんです。小樽港の第3号ふ頭は今、整備中ですが、クルーズ客船がどんどん大型化していきますので、将来的にその大型化する客船を受け入れるためのふ頭整備、これは国の支援をいただいてますが、こういうことをやりながら第3号ふ頭周辺を整備していく。それから駅前広場、これはかねてから車、バス、歩行者にとって危険だという指摘を受けていますので、この駅前広場を整備するための基本計画をまず作っていこうということで、それと併せて駅周辺の再開発をどうやって進めていこうかということを、民間の皆さんと議論させていただきたいと思っています。三つ目は、新幹線ですね。2030年には北海道新幹線が札幌まで開通しますので、それまでの間にどういうまちづくりをし、できるだけ多くの皆さんに新小樽駅で乗り降りをしていただけるか、こういう政策を考えていかなければいけないと思っています。この三つが、近い将来を意識したまちづくりになるのではないかと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

このFMおたるの番組名どおりなんですが、明日に向かって、みんなで一丸となって、着実にトライを目指していきたいと思うところですが、本日はふるさと小樽のまちづくりについて、いろいろな角度から迫市長にお話を伺ってまいりました。迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)

どうもありがとうございました。

 

エンディング

お送りしてきました「明日へ向かってスクラムトライ!」はお別れのお時間が近づいてきました。

今日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

この番組はあさって8月19日(水)午後7時から再放送いたします。

どうぞ再放送もお付き合いください。

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総務部 広報広聴課
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