平成27年度「わたしたちの思い」に寄せられた手紙

公開日 2020年12月07日

更新日 2021年01月06日

平成28年2月に寄せられた手紙

62.水道料金について【2月15日受理】

新聞に各自治体の水道料金の記事が掲載されていました。小樽市は2番目に安い料金となっていましたが、10数年前に札幌に住んでいた時には、2カ月で4千円弱だったのが、小樽に来て5千円強と高いと思いました。

記事では、1カ月20m3を使用した料金となっていますが、基本額は2カ月で20m3です。

超過分での料金では安くみえますが、実際とは感覚が違います。単身世帯で銭湯利用の私の場合、2カ月では5〜6mしか使用しません。

電気のアンペアも選べるように、水道も基本20mだけでなく、10mと安く設定して、多く使う人からは多く徴収するようにしてほしい。

【回答】

はじめに、新聞の記事についてですが、本市の1カ月に20m使用した場合の水道料金は「3,120円」となりますが、記事では「1,850円」と誤って掲載されましたので、ただちに記事の訂正を依頼し翌日の朝刊には訂正記事が掲載されたところです。

水道料金につきましては、札幌にお住まいだった頃の料金に比べて、本市が高いとのご指摘ですが、水道料金に限って申しますと、2カ月で20m使用した場合、消費税抜きで札幌市は2,640円、本市は2,540円となりますが、これに下水道使用料を含めますと、札幌市は3,840円、本市は4,980円となることから、仮に20m以下で使用した場合、ご指摘のような金額になると思われます。

本市の水道料金は、家事用で2カ月当たりの基本水量を20m3として、基本料金2,540円としております。この基本料金は、人件費や施設の維持管理費などの固定的な経費であり、使用料の多寡に関わらず掛かる料金として設定していることから、使用量が少ない方には20mを上限として、公平にご負担していただく基本料金となりますので、ご理解いただければと思います。

なお、20mを超過した場合の1m当たりの従量料金については、21〜40mまでを185円、41m以上を190円としており、使用水量に応じた料金設定にしております。

また、本市の設定している基本水量が、使っていない水量分まで負担しているように誤解を招く原因になっていることは認識しており、次期の料金改定を行う際には、わかりやすい料金体系にしていきたいと考えております。

 

61.おたるドリームビーチ開設について【2月8日受理】

おたるドリームビーチは、今後、小樽市主導で開設すると聞き小樽市民がどのように参加できるか楽しみにしている一人です。

やり方は色々あるでしょうが、ドリームビーチを潮まつりと同じようにイベントと考え、海の家の場所を、毎年抽選で決め使用料を徴収するようにし、参加したい人に貸すようにしてはどうですか。

おたるドリームビーチとしての機能は、駐車場、トイレ、救難、清掃、治安維持に臨時交番などが必要ですが、駐車場、トイレ清掃、海水浴場監視員は小樽市の臨時職員でまかない、費用は駐車場収入でまかなえると思います。ごみ拾いは、ドリームビーチに参加する会員が手分けして行うようにし、ゴミ拾いを会員に参加する条件にすればよいと思います。

場所代ですが、例えば1カ所10万円とすれば、37カ所で370万円が市の税収になります。もちろん海の家は毎年撤去します。保健所などの許可も毎年申請するようにしないといけません。

【回答】

おたるドリームビーチを含めた小樽市内の海水浴場につきましては、すべて海水浴場組合が開設者となり管理・運営を行っておりますので、市営で開設をしている海水浴場ではありません。

ただし、平成27年は、おたるドリームビーチを運営する開設者がいなかったため、来場者の安全確保等を図る必要があり、緊急避難的に市で開設することを検討はいたしましたが、結果的には開設しないこととしたものです。

平成28年についても、今のところ開設者は決まってはおりませんが、市としましては安全で安心な海水浴場の開設を目指している海水浴場開設者に、できる限りの支援を行うことにより、多くの利用者が海水浴場を楽しんでいただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 

11月に寄せられた手紙

60.職員の配置、マイナンバー制度、市民相談窓口について【11月11日受理】

1.各部署の職員の配置は適正なのでしょうか?財政不足、赤字財政の一端は職員給与。削減等早急に立て直しを。また窓口業務の職員は、対応をしていない時間は机上で仕事はしないのですか?

2.マイナンバーカードが導入されるが、この制度にどう対応してよいのか分かりません。諸手続きなど分かりやすく対応してもらえるよう、職員の配置をお願いします。

3.市民相談窓口が入口通路にあり、プライバシーの配慮がありませんので、考慮してください。

【回答】

1.職員配置につきましては、毎年の定期人事異動等により、適材適所の職員配置に努めております。また、職員給与の削減等につきましては、今後の財政の収支見込みなどを考慮したうえで、削減が必要かどうか検討していきたいと考えております。

なお、例としてご指摘のありました窓口職員の業務ですが、待機時間の有効活用については、今後、検討していきたいと考えております。

2.マイナンバー制度につきましてご説明いたしますと、マイナンバーとは、全ての国民の住民票に記載される12桁の番号で、一人ひとり異なる個人番号です。マイナンバー制度は、税、社会保障及び災害対策の分野でこの番号を利用することにより、「行政の効率化」、「国民の利便性の向上」、「公平・公正な社会の実現」を目指すことを目的として導入されるものです。

現在、マイナンバーをお知らせするための通知カードを、市内の各世帯に簡易書留でお送りしているところであり、この「通知カード」は、平成28年1月以降、税や社会保障に関する手続をする際に必要となります。

また、この「通知カード」のほかに、顔写真付きのプラスチック製のICカードである「個人番号カード」の交付が平成28年1月から始まります。「個人番号カード」は、本人確認のための身分証明書としても使用できるもので、希望する方に無料で交付されます。

なお、市では、マイナンバーに関するお問合せに対応するため「マイナンバー窓口」を設置しておりますのでご利用ください。

3.市民相談につきましては、市民の皆様が気軽にご利用いただける場所ということで、別館1階に窓口を設置し業務を行っているところでございます。また、プライバシーに関しては、公務員に守秘義務があることはもちろんでございますが、相談内容等が周囲に漏れることのないよう、今後とも十分配慮しながら相談業務を行ってまいりたいと考えております。

 

10月に寄せられた手紙

59.職員の電話対応について【10月19日受理】

先日、問い合わせのため、電話したところ、職員の対応が非常に悪く電話を切る時も、こちらが切る前に無言でガツンと切られました。

普通は、出る時に名乗り、こちらが失礼しますと言ってから切るものです。まして、途中に無言で切るって、いかがなものでしょう。無理して税金を納めてる側になってほしいです。公務員を減らし民間委託した方が良いと思います。

【回答】

職員の電話対応で、不快な思いをさせましたことに対し、深くお詫びを申し上げます。市民の皆様への対応には、常に相手の立場を考え、細心の注意を払うよう職員に対し改めて指導いたしました。重ねてお詫びを申し上げます。

 

58.天下り問題について【10月1日受理】

毎年全国で繰り広げられている天下り問題!!小樽市で独自の考えを展開してみては?市役所だけの内規を作成して役職で退職の方は全員ボランティア活動に従事してもらえるように!趣味の延長でもよいし、どんな事でも小さい子どもからお年寄りまで市民に係る事をしてもらいたい。そうすると街全体が少しづつ活気づくと思います。それで天下り問題も少しは減ると思います。但し、民間の企業の努力も必要ですけれどもね!市の役職者を雇わなくても従来どおりの仕事ができる世の中でありますように!?

【回答】

退職者の再就職につきましては、当市では現在のところ条例等での規制はしておりませんが、平成26年5月14日に地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が公布され、平成28年4月1日以降、退職者の再就職に関して適切に管理していく必要があることから、条例等の整備について準備を進めているところです。

なお、幹部職員の退職後におけるボランティア活動の従事につきましては、退職後の活動について、当市では強制することはできませんが、これまでの経験等を生かして、可能な限り社会貢献していただけるよう退職する職員へ周知していきたいと考えております。

 

9月に寄せられた手紙

57.除雪ついて【9月14日受理】

オタモイのバッティングセンターの道路が狭く歩行者(中学生など)がかなり危険です。バスも通る道路で冬はもっと狭くなりますので、何とかなりませんか?また、家の前にも除雪が入らないので何とかしてほしい。年寄りばかりで困っていますので近くの道路に除雪が入る時に、ついでに除雪してもらえると助かります。

【回答】

市道オタモイ線のバッティングセンター付近の冬期間の道路状況を確認した中で、適宜拡幅等の作業対応を検討してまいります。ご自宅前の道路の除雪につきましては、当該道路が私道でありますので、市として作業対応は考えておりませんのでご理解いただきますようお願いいたします。

 

56.市立病院の食堂について【9月9日受理】

病院で診療を受けた後、病院内の食堂で昼食を食べましたが、量の多さにビックリしました。テナントさんは善意でメニューを作っておられると思いますが、病院内の食堂なのですから、食事のカロリーとか塩分量を表示するよう、病院の栄養士さんとテナントさんで連携を取っていただきたいと思います。また、量にも工夫していただきたいと思います。

【回答】

食堂で提供しておりますメニューのカロリーや塩分量の表示をするよう、病院の栄養士と食堂営業の業者と連携をとってはとのご提案につきましては、市立病院の管理栄養士を交え、食堂営業の業者とカロリー等の表示について検討していきたいと思います。

また、食事の量が多かったので量を工夫してはとのご意見につきましては、丼物の量についてどのような工夫が出来るか食堂営業の業者に検討を依頼したいと思います。なお、定食のご飯の量については大、中、小から選択出来るようにしているとのことですので、ご希望の量を申し付けいただければと思います。

 

8月に寄せられた手紙

55.中心市街地の整備と市営住宅の入居について【8月27日受理】

1.私は71歳と75歳の夫婦です。市長さんが公約しました、老人を市の中心部の住宅に住んでいただくとの件、いつごろ実行されますか。

2.市営住宅に入居するには、持ち家が有れば入居出来ないとの事ですが、売買するまでは民間のアパートに居住することになりますが、二度の引っ越しは大変です。何とか売れるまで市営住宅に入居出来るように、お願いは出来ないでしょうか。今、他の地に引っ越しを考えております。お返事よろしくお願いいたします。

【回答】

1.市営住宅の建設までには、土地を確定するとともに、市営住宅の整備に関する計画を北海道とも協議して変更するなどの行政手続き、さらには財源を確保する必要があることから、実現するためには、しばらく時間が必要かと思います。

現時点で、中心部において市営住宅が建設可能な遊休地は少ない状況であることから、建設可能な土地についての情報収集などに努め、公約実現に向けて取り組んでまいります。

2.現在お住いの住宅を売却して、引っ越しを考えられているとのことで、引っ越し先等についてご心配のこととお察しいたします。

現在、お住いの住宅が売却できるまでの間、市営住宅に入居できないかとのお問合せについてですが、市営住宅は「低所得で住宅に困窮している方」を対象とした住宅であり、居住可能な住宅を所有されている方は、「住宅に困窮している」ということに当てはまらないことから、市営住宅に入居することができません。

 なお、市営住宅への入居を希望する場合、入居申込みの際に、市営住宅に入居後3か月以内に所有されている住宅を処分(売却・譲渡・解体等)する旨を約束した誓約書を提出していただくことにより、市営住宅の入居申込みをすることができますので、ご相談いただければと思います。

 

54.バス路線について【8月17日受理】

札幌〜桂岡のバス路線が廃止されて2年が過ぎました。とても不便です。廃止決定が決まってから説明会があったそうですが、順番が逆ではないでしょうか。土日祝日でも仕事に行く人はたくさんいます。平日でも病院に行く人もたくさんいます。赤字路線ではなかったと思います。札幌〜桂岡線を廃止したのであれば、銭函浄水場〜銭函3丁目までの本数を増やすべきだと思います。もしくは銭函浄水場〜宮の沢か手稲駅までのバスを走らせてください。

【回答】

桂岡地区のバス路線についてですが、当市といたしましても、北海道中央バス(株)が運行していた札幌・桂岡線の廃止については、非常に残念なことと思っております。

昨今のバス事業を取り巻く環境は、非常に厳しく、特に、平成14年の乗合バスの規制緩和以降、経営状況の悪化などの理由により、会社の判断で路線から撤退することが自由となっております。北海道中央バス(株)においても、バス事業の経営が大変厳しい状況であると聞いております。

ご意見のありました「市内バス路線(銭函桂岡線)の増便」については、バス事業者からは、平均利用人数の今後の見込みや、代替交通機関の存在、収支状況、採算性等を考慮した上で、バス路線の新設、変更を行うことを聞いておりますが、引き続き、バス運行に関するご意見、ご要望があった場合は、当市としてもバス事業者に伝えていきたいと考えております。

人口減少やマイカー所有が進む中、路線の廃止や便数の減少が進む地域もありますが、市内の交通空白・不便地域が生じていることについては、今後も継続して発生する課題として受け止めておりますので、引き続き、公共交通の確保という公益的な観点からも、少しでも住みやすい街づくりを目指してまいります。

 

53.南小樽駅のバリアフリー化について【8月4日受理】

札幌から小樽市に引っ越しして来て早4ヵ月が過ぎました。私の住んでいる所は、最寄り駅が南小樽駅です。現在、2歳4ヵ月の子どもを育てていますが、南小樽駅がバリアフリーになっていないのがとても不便です。子どもにとっても、高齢者にとってもエレベータ設置などのバリアフリー化は必要だと思います。みんなが使いやすい駅になるように市として働きかけていただくことは出来ないでしょうか。よろしくお願いします。

【回答】

南小樽駅と銭函駅のバリアフリー化は公約として掲げており、近いうちにJR北海道と協議会を設置し、バリアフリー化について協議をしてまいります。国の目標では、1日の利用者が3千人以上の駅を平成32年度末までにバリアフリー化することとなっており、JR北海道もそれに向けて検討されると聞いております。市としては、まずはバリアフリー施設が設置されていない銭函駅や南小樽駅を優先して協議していく予定ですので、もうしばらく時間はかかると思いますが、南小樽駅にエレベーターを設置できるように取り組んでまいります。

 

52.桂岡住民の公共輸送手段について【8月3日受理】

桂岡に居住していますが、最近、住民の高齢化に加えて札幌市へ転居する人も多く、町内に空き家が目立ちます。本年3月末に北海道薬科大学が手稲区に移転したことも町内の過疎化に直結。軒並みに建てられた学生用マンション、アパートも今や空っぽです。昨年3月末に桂岡始発の札幌市内への中央バス路線が廃止。札幌市内までもっと便利で安く利用できる公共輸送手段があれば、自家用車を手放すことも出来、また札幌で働く人たちの快適なベットタウンとして住人を増やせるのではないかと考えます。現在利用できる札幌までの公共輸送手段は以下の3種類ですが、それぞれ問題を抱えております。

1)銭函駅経由のJR(町内から駅までの小型中央バス便あり)

2)国道5号線経由のJRバス(地下鉄宮の沢駅行、JR札幌駅行)

3)高速道経由の高速バス(円山/北大経由)

銭函駅は利用者の多い伝統ある駅であるにも拘わらず、千歳-小樽間の「エアポート快速」の停車駅となっておらず、まことに残念なことです。また、今回の市長選、一部の市議会議員候補の公約に掲げられましたが、旧態依然たる銭函駅の早期バリアフリー化(エスカレータの設置など)が切望されています。なお、国道5号線経由のJRバスの利用は、路線の渋滞や宮の沢駅、手稲駅への立ち寄りもあって時間がかかり、札幌中心までの利用者はほぼゼロと思われます。

私が今回この手紙により森井新市長に特にお願いしたいことは以下の2点です。

1.ほしみ駅止まりの電車を銭函駅まで延長して運行することを提案してください。

銭函駅の札幌寄りにほしみ駅があり、札幌駅発午前7時15分から夕方19時36分まで、現在、札幌経由のほしみ駅止まりの電車が12本運行されています。引き返し線の都合と思いますが、電車には乗客を乗せずに次の銭函駅まで運転して駅構内に10〜30分程停車後にほしみ駅に戻ります。冬季の夕方など、羽田から千歳に降りて帰宅の際、しばしば手稲あるいはほしみ駅のプラットホームで乗換の為に十数分間寒風にさらされて悔しい想いを何度も経験しています。銭函駅には未使用のプラットホームもあり特に費用が要るとは思われず、銭函まで電車を運用することは容易と考えます。JR当局との交渉をお願いしたく、よろしくお願いいたします。

2.札樽高速道に新しいバス停(桂岡町)を切望します。

札樽高速道は現在、桂岡町内のど真ん中を通過していますが、10〜15分間隔で運行している高速バスの停留所(見晴)まで、坂道を含んで町内から30分以上歩かなくてはなりません。また、その停留所は墓地に隣接する山中にあり、夜間に女性の利用が困難です。高速道にバス停留所を新設することは容易であり、意義深いことと考えますが如何でしょうか。

【回答】

桂岡住民の公共輸送手段につきまして、北海道旅客鉄道株式会社及び東日本高速道路(株)北海道支社に対し照会しましたところ、以下のとおり回答がありましたのでご報告いたします。

1.ほしみ駅止まりの電車を、銭函駅まで延長して運行することについて

現在、ほしみ駅終着の列車につきましては、ほしみ駅に折返し設備がないため、折返し設備のあります銭函駅まで回送運転を行っております。

また、銭函駅ではホームのない路線のみ折返しが可能なため、お客様の乗降ができない設備となっております。一方、折返しの回送列車を乗降できるようにするためには、新たにホームを設置するなど、線路改良に伴う用地取得等、莫大な投資が必要となることから、現段階では難しい状況にあります。

ご不便をおかけし、また、冬にはお寒いなか、列車をお待ちいただいているとのことで、ご期待に副えず、大変申し訳ございません。いただきましたお声は、本社関係部署に伝え社内で共有させていただきます。

2.札樽高速道の新しいバス停(桂岡町)設置について

 札樽道の高速バス停留所の桂岡地区への新設についてですが、現在、高速道路整備計画では、小樽インターチェンジから札幌西インターチェンジ間の設置バス停数は、概ね2カ所となっており、新たにバス停を設置することになると利用者数の調査、用地買収から工事施工にかかる費用の負担等について関係機関により協議をしていくことになりますが、具体的に工事費用だけでも、設置場所の小樽と札幌方向にそれぞれ200mにわたって5mの拡幅を要し、これに伴っての橋脚、擁壁等の工事も必要となり、莫大な経費がかかるとのことであり総合的に勘案して現時点では難しい状況であります。

 北海道旅客鉄道株式会社及び東日本高速道路(株)北海道支社からの回答につきましては、以上のとおりでありました。

 本市といたしましても、人口減少や高齢化が進む中、路線の廃止や便数の減少が進む地域もありますが、市内の交通空白・不便地域が生じていることについては、今後も継続して発生する課題として受け止めておりますので、引き続き、公共交通の確保という公益的な観点からも、少しでも住みやすい街づくりを目指してまいります。

 

7月に寄せられた手紙

51.転入・転出者への市役所の対応及び新幹線新小樽駅について【7月31日受理】

約40年ぶりに親の介護の為、小樽に昨年帰って来ました。

1.市役所の対応についてですが、人口減少が続く小樽市で言葉は無料です。転入時は「ようこそ小樽へ。楽しい思い出を作ってください」。転出時は「ありがとうございました。又、機会があればお待ちしております」のような言葉をかけてはどうでしょう。

2.新幹線についてですが「新小樽駅」は必要でしょうか。設置場所から、アクセスの確保、維持、周辺設備の開発は無駄です。将来的にはJRや北海道と交渉し、新幹線の発着に合わせた、小樽駅から札幌駅のノンストップ運行列車を配備することが利便性、コスト、将来の発展性においても良いのではないかと思います。北海道新幹線全体のモータープールとしての大々的な設備であればメインはJR負担でしょうから可能と思います。

市長が今後実行される諸々の仕事は1期で実現するのは困難だと思います。市民目線で10年後以降の小樽を見据えてください。TV等に出る機会を増やし、良い意味で小樽の宣伝ピエロになるのも良いかと思います。

【回答】

1.転入・転出の届出をされた方に窓口で歓迎や感謝のことばを伝えてはどうかとのご提案ですが、転入・転出については、さまざまな理由で本人の意思によらず、やむを得ず本市を離れ、また本市へ転入されてくる方もおいでになります。

そのため、こうした方々への配慮の必要から、感謝の意を言葉で表すことはしておりませんが、窓口では、転入・転出の届出があった際、常に感謝の気持ちを忘れず、思いやりのある対応を心がけておりますので、ご理解いただければと思います。

2.北海道新幹線につきましては、新函館北斗駅開業に向けた準備が着々と進められており、来年3月には新幹線がいよいよ北海道に上陸しますが、札幌までの完成・開業は、平成42年度末を目指すことが決定されたところです。

北海道新幹線新小樽(仮称)駅の必要性に疑問があるとのことですが、小樽市に新幹線駅が設置されることにより、本市にとっては、直接他都市との交流が図られ賑わいにつながること、また、本市と協働で広域的なまちづくりに取り組んでいる北後志地域(小樽市・積丹町・古平町・仁木町・余市町・赤井川村)にとっては、本市に駅が設置されることで利便性が向上し、北後志地域、ひいては後志地域全体の賑わいを誘導することが可能になることから、本市に新幹線駅は必要と考えておりますので、ご理解をいただければと思います。

現在、本市では、新駅とその周辺地域や市街地とのアクセス機能の充実等を含めた整備の指針となる計画について、平成26年度から平成28年度までの3か年で策定し、新幹線の開業による地域への効果を最大限に活用した魅力あるまちづくりを進めていくこととしています。

本市では、人口減少や少子高齢化、財政問題など多くの課題を抱えており、これらを解決していくためには、市が主体的に取り組むことはもちろんですが、市民の皆様と協力してまちづくりを進めていくことが大切であると考えております。

私も力強いリーダーシップを発揮し、その役割を果たせるよう、しっかりと先を見据えながら、「住みよいまち、人にやさしいまち小樽」の実現に向け取り組んでまいりたいと考えております。

 

50.寿原邸存続について【7月31日受理】

過日、ボランティア活動で寿原邸の掃除に参加しました。寿原家から市へ寄贈されたものだということですが、市として大事に存続していくべき財産と思われます。それにもかかわらず、傷みがひどく屋根には長期間穴が開きっぱなしの状態です。貴重な木造建築が傷み放題という様を目の当たりにし、ただただあきれてしまいました。財政的に大変なのは分かりますが、少なくとも水漏れがない程度の応急措置を早急にしなければ、取り返しのつかないまま朽ち果てるのを待つ状態ではないでしょうか。文化財に対する市長の姿勢を明確にしていただきたいと思います。

【回答】

旧寿原邸の現状については市でも把握しており危惧をしておりますが、今年も必要最低限ではありますが補修を行う予定です。今後の補修計画については、費用が億単位でかかることから、旧寿原邸の活用方法も含め検討しているところです。

 

49.市長へのメッセージ【7月31日受理】

最近道路のそうじや道わきの雑草をきれいに除去してくれていることを知りました。二年ほど前から散歩をしていて気になってしかたがなかったことでした。また、道路の傷んだところを部分的ではありますが、春も早くから舗装しているのを見て本当にうれしく、市民として元気になる要因でもありました。開発局の方々や街路樹やその他の事を整備してくださる方に感謝します。毎年、冬道のつるつるするところに手の届く範囲で砂を撒き、また春になったらその砂を丁寧に掃いてはおりますが、個人としてはこのくらいの事しか出来ません。これからも皆さんのお力で小樽を住みやすく安心して暮らせるようにお願いします。話は変わりますが、カジノは絶対反対ですのでよろしくお願いします。安全安心な町がなによりです。

【回答】

本市では、人口減少や少子高齢化、財政問題など多くの課題を抱えており、これらを解決していくためには、市が主体的に取り組むことはもちろんですが、市民の皆様と協力してまちづくりを進めていくことが大切であると考えております。

お手紙にありましたあたたかいメッセージを励みに「住み良いまち、人にやさしいまち小樽」の実現に向け、取り組んでまいりたいと考えております。

カジノにつきましては、小樽が持つ環境や風土に適なさない施設であると認識しておりますので、その誘致に向けた取組みは考えておりません。

 

48.小樽駅前交差点、保育料の軽減などいろいろなことについて【7月27日受理】

1.小樽駅前交差点、車歩分離にして下さい。早く調査してください。バスの左折できてますか?何年もそのままです。車歩分離の方がスムースで事故もなくなると思います。

2.三人目の保育料無料もしくは半額でもいいです。兄弟、年が離れていても3人からのの保育料の軽減を早く実現してください。その家の本当に三人目以降の対策をお願いいたします。お金がないという小樽ですから、児童手当や子どもの数、年齢、わかっているのに書類を出し届けさせる。市の職員が調べてわかる事と思います。郵便、紙代の節約になると思います。

3.小樽には人を呼ぶため、潮まつりの3日間だけでも堺町の御土産屋の営業時間を長くしたり、いろいろ試してほしいです。

4.ウィングベイの使い方も少し考えてください。小樽に人を…お願いします。

5.客船も貨物船も受け入れてください。

 

47.公衆トイレの美化について【7月24日受理】

今夏、築港の元貯木場の海上で主に子ども達に海の楽しさを伝える活動をする中で、海上、海中の清掃も行いました。ですが、残念なことにその広場にある公衆トイレが非常に不潔です。多数の方が使用される公衆トイレですので、何とかこの件を検討願います。最近、日本各地を旅行しましても昔とは雲泥の差で公衆トイレが美しくなりました。小樽は海が素晴らしくその良さを多くの人々にも楽しんでもらいたいのでよろしくお願いいたします。

【回答】

市で管理している公衆トイレの清掃につきましては、そのトイレの利用状況に応じて、定期的に週1回から毎日3回の清掃を「小樽市シルバー人材センター」に委託して行っております。

今回、お話しをいただきました築港臨海公園の公衆トイレにつきましては、多くの利用者が見込まれる4月から9月にかけては、毎日1回の清掃を行っているところであり、今後、清掃回数については、市で検討を行った上で、見直すべきところは見直していきたいと考えております。

また、市といたしましては、清潔できれいなトイレを維持するためには、清掃回数を増やすだけではなく、利用者の皆様にも「誰もが利用するトイレである」ということをご理解いただき、各公衆トイレに貼ってあります紙のとおり、きれいに利用するよう心がけていただくことも大切なことでありますので、一層の啓発に努めてまいりたいと思います。

 

46.子どもの医療費負担について【7月22日受理】

我が家には小学校1年生と1歳の子どもがいます。小学生の子どもは2歳頃から喘息で入院も何度かしております。通院治療は継続しており、内服薬と吸入薬でアレルギー症状を抑えることで他の子と同じように楽しく生活を送ることができています。札幌では中学生くらいまで医療費負担が無料だったのですが、小樽では小学生から大人と同じ3割負担となってしまうことに大変驚いています。子どもの場合、病状が急変したり、ケガをしたり感染症にかかりやすかったりと受診の頻度が多く、家庭にとって大変な負担です。高齢者には色々な助成や対応が盛んなのに、これからを担う子ども達に厳しいのはおかしいと思います。このままでは小樽は高齢者の街と呼ばれてしまうでしょう。若い人や子ども連れの家族が安心して住める街に、ぜひ変えていってください。

【回答】

若い人や子どもを育てている世代が安心して住めるまちにすること、このまちに住んでいる方々を大切にする政策に重点を置いて進めるということが私の公約の根幹とするところであり、少子高齢化が急速に進んでいる中、子育て支援の充実もまた人口対策としても重要な課題と考えております。

そのためには、子どもの医療費助成の充実は重点施策として位置づけておりますが、一方で小樽市は全道的にも高い高齢化率であり、小樽というまちを考えていくときに、一方で高齢者への施策が重要であります。

まちの活力を維持していくためには、子どもと高齢者に対する施策はいずれも重要と考えており、限られた財源の中、総合的な対策が必要と考えております。

今後、乳幼児医療費助成については、小樽市全体の財政状況を勘案しながら、平成28年度には一定程度拡充できるよう助成内容の拡大範囲等について議論し、実現に向けて取り組んでまいります。

 

45.喫煙室の設置について【7月22日受理】

私はタバコを吸いませんが、小樽市立病院や市役所の建物内などで「タバコ・禁煙」になっているのはなぜでしょうか。また、喫煙室を設けてください。小樽市内のタバコ税の収入は1年間でどのくらいの金額になりますか。

【回答】

市立病院では、患者様の健康をサポートすべき医療機関として、健康増進法の趣旨に則り、旧病院時代から禁煙、分煙を進め、新病院では、平成26年12月1日の開院時より病院敷地内は完全禁煙としております。

当院は「北海道がん診療連携指定病院」の指定を受けているほか、禁煙外来を開設しております。診療報酬算定の「ニコチン依存症管理料」の算定基準を満たしており、禁煙治療を全額保険適用の対象とするためにも、病院敷地内は完全禁煙としておりますので、ご理解をお願いいたします。

また、たばこを吸わない人が、いろいろな場所で、自分の意思とは関係なく、たばこの煙を吸わされていることを受動喫煙といいます。自分がたばこを吸わなくても、他人のたばこの煙を吸ってしまうことにより、健康を害してしまう可能性があります。平成15年に施行された健康増進法では、この受動喫煙による健康への悪影響を排除するために、官公庁施設や学校、体育館、病院など多くの方が利用する施設を管理者は、利用者の受動喫煙の防止のために必要な措置を講ずるよう努めなければならないと定めています。

このため、市役所本庁舎でも市民の皆様や職員に対して、庁舎内での喫煙を禁止しているほか、敷地内においても、庁舎の外に、喫煙場所を指定し、受動喫煙の防止を図っているところです。

本市のたばこ税の収入ですが、平成25年度決算においては11億1518万5千円となっております。

 

44.新しい小樽のまちづくりについて【7月22日受理】

過去の栄光にとらわれずに10万市民の生活に重点を置いたまちづくりを。古い家屋が取り壊されて空き地だらけの中心部ですが、これを好機に新しい小樽を。

1.市の中心部の半分は緑地又は公園に。冬は雪捨て場に。

2.高層建物の建設をやめる。公営住宅を作るなら三階建てまでにしてエレベーターの要らない建物に。

3.コンパクトなまちに。私は新富町で生まれ育ちましたが若松町や奥沢口には銀行、郵便局、市の出張所があり病院や市場、商店がいろいろあり、市の中心部に行かなくても生活がなりたっていました。今、高齢になり買物難民になることが一番心配です。市内の何カ所かに拠点となる場所をもうけ、そこへ行けばたいていの用事がすむように車がなくても生活のできるまちにして下さい。

【回答】

お手紙にありますとおり、社会全体が右肩上がりに成長していた時代と異なり、少子高齢化が進むなど、これからはコンパクトなまちづくりの視点が、一層大切になっていくものと考えており、このたび、いただきましたご提案につきましては、今後の各種計画策定を行う上で参考にさせていただきたいと思います。

 

43.展望台周辺遊歩道の整備・利用について【7月21日受理】

6月下旬市主催遊歩道ウォーキングの会があったはずですが、参加できずその後二度ほど遊歩道11号・15号・16号・17号など歩いてみたところ、草丈が伸び山路が見えない部分や、甚だ見づらい所がかなりあり、荒れている様子がはっきりしていました。例年ですと芝刈りの時期でさっぱりした路が十数本ついているはずですが、今年はどうしたのでしょうか。今までにも荒れた路、ひどいゴミ投棄の場所など数度担当部署の方に連絡したことなどありました。ぜひ、きちんと手入れをし、荒れ果てたままで放置などしないようにくれぐれも早く手配をお願いします。同時に可憐な野花などには気をつけて大切に残しておいてください。切り取ってしまうと数年は出てこないものもあります。また催しについても年一度といわず、初夏、初秋の二回位は市民の保健のために実施していただきたく切にお願いします。遊歩道は展望台周辺のみならず天狗山の尾根筋にもありますのでお忘れなく。私も目につくことがあれば美化・保全のためお力添えしたいと考えています。夏冬通しての市民の「もの」と考え、より一層PRに力を入れてほしいものです。

【回答】

旭展望台周辺の遊歩道についてですが、遊歩道の草刈作業につきましては、毎年、小・中学校の夏休みが始まる前までに作業を実施しているところであり、本年も7月17日から23日までの期間で実施しました。

また、ごみの不法投棄につきましては、市民の皆様や関係部署などから通報があり次第、現場を確認し撤去に努めておりますが、大量の不法投棄になりますと簡単に撤去することができない場合もあることから、不法投棄禁止の看板等で周知徹底するほか、定期的にパトロールを実施してまいりたいと考えております。

遊歩道につきましては、総延長14km、18コースが整備され季節ごとにさまざまな樹木、野鳥が見られ気軽に自然散策を楽しめる憩いの場でもありますので、市民の皆様のご協力を得ながら美化、保全に努めてまいりたいと考えております。

 

42.市議会の映像公開、市税などが高いのではないか、空き家対策について【7月21日受理】

1.市議会のやりとりをビデオで撮影し、その映像を市役所でいつでも市民が見れるようにしてほしい。

2.小樽から住人が出ていく理由に、市税や水道料金、国民健康保険料、介護保険料など、市に支払う金額が高い。できれば札幌の基準にしてはどうでしょうか。

3.空き家対策として、持ち主と話し合い譲り受けられる物件を、小樽に住んでくれる人に提供することはどうでしょうか。

【回答】

1.市議会の映像中継についてですが、試行中ではありますが、本会議は小樽市のホームページで「インターネット中継」と「録画の閲覧」ができますので、ぜひご覧いただきたいと思います。また、市役所でいつでも見ることができるようにしてほしいというご要望につきましては、インターネット環境の整備などが必要となるため、今後、検討してまいりたいと思います。

2.小樽市の市税、水道料金、国民健康保険料、介護保険料が高いということについてです。

市税については、本市では税率を地方税法に定められている標準税率を採用しておりますので、所得や所得控除が同じであれば、超過税率を採用している一部の市町村を除き、全国どこでも同じ税額となります。また、水道料金については、札幌市と比較しますと、1カ月あたりの家事用の基本料金は、消費税抜きで本市が1,270円、札幌市は1,320円となっており、基本水量を超える超過料金につきましても、小樽市は20mまでの1mにつき185円、札幌市は200円となっているなど、本市の方が料金は安くなっております。

しかしながら、国民健康保険料や介護保険料ついては、本市は、札幌市に比べ、高齢化率が高いなどの理由で、小樽市民一人あたりにかかる医療費が高いことや、介護保険の介護認定を受けている方が多く、施設サービスを利用される方の割合も高いため、介護費用が多くなるなど、保険料が高くなっている状況にあります。

このように、人口構成や医療・介護サービスの利用状況が市町村により異なるため、国民健康保険料や介護保険料については、保険制度を維持していくために、札幌市と同じ基準の保険料とすることは難しいと考えます。私としては、市民の皆様が健康で長生きされることが結果的に保険料の引き下げに繋がるものと考えておりますので、今後、市としてどのような取組が有効なのか検討してまいりたいと考えております。

3.空き家対策についてですが、「持ち主と話し合い譲り受けられる物件を小樽に住んでくれる人に提供する」というご提案につきましては、通常、市が譲り受けられる物件の多くが、その後の維持管理に多くの費用が生じる物件となりますので、現状では、市が物件を譲り受けるということは考えてはおりません。

しかしながら、現在、市では、空き家や空き地の情報を提供する「空き家空き地バンク制度」を運営しておりますので、管理良好な空き家で持ち主が「貸したい」「売りたい」と考えている場合は、このバンク制度に登録してもらうよう、広く周知していきたいと考えております。

 

41.若者の移住について【7月17日受理】

1.福岡から移住して来ました。小樽に来て思った事はシャッターの閉まっている所を多く見かけたことです。市民の人から「小樽は高齢者が多いですよ」と言われます。若い人からは「福岡は都会で住みやすく良いところでしょ。小樽は若者から見れば働く所も遊ぶ所も少なく運河の観光だけですよ」と言われました。小樽には小樽商大という全国でも有名な大学があり、若者たちが小樽に住んで夢を持って働いたり、何か商売ができたり、活気ある若者が多く住める小樽のまちづくりをしていただきたいと思います。福岡や大分や他県などは若者が移住しやすいように古家や空き店舗を市役所が安く貸したり、若い人はお金もかからないように不動産業が介入せず物件を紹介したりしています。

2.小樽で正社員として働いているが家は札幌にあり、通勤してくる人が多いのも残念に思います。小樽発展のためにも小樽市民になってほしいです。

【回答】

本市では少子高齢化が進んでおり、特に20代を中心とした若い世代の転出が多いことから、まちが元気になるためにも、若者の定住を進める必要があると認識しております。

本市への定住促進に向けては、やはり働く場があることが重要であると考えておりますので、新たな企業の誘致のほか、地域資源を生かしたブランド化への取組や国内外への販路拡大といった地元で頑張る企業への支援、国内外の観光客や最近注目を浴びているクルーズ客船の誘致など、本市産業の活性化を図ることにより、若者の雇用の場の創出に努めているところであります。

今年度におきましては、空き店舗を利用して起業される方への店舗家賃を支援するほか、市外に住んでいる方で、本市での起業を考えている方を対象に、商店街の空き店舗を視察していただくツアーを実施する予定であり、街の魅力を肌で感じていただくことにより、若者が移り住み働くきっかけになることを期待しているところです。

また、交通インフラの整備から小樽・札幌間の通勤環境が良くなっていることもあり、平成22年の国勢調査結果では、小樽から札幌へ通う通勤者は7,139人、札幌から小樽へ通う通勤者は8,276人と、多くの方が行き来している状況にあります。市内でお勤めの方が住んでいただけるように、また逆に、小樽に住みながら札幌でお仕事をしていただけるよう、若い世代にとっても暮らしやすい生活環境の整備が重要でありますので、札幌やほかのまちにはない小樽の強みや魅力を、一層PRしていく必要があるものと考えております。

現在、小樽市では今後5年間の人口対策などの具体的な事業や方向性を示す「(仮称)小樽市総合戦略」の策定を進めておりますので、その中でも、このような課題について検討してまいりたいと考えております。

 

40.桜ケ丘球場、公園グランド整備について【7月16日受理】

私は何十年前より桜ヶ丘球場、小樽公園グランドの整備をお願いしておりますが、何一つ実現しておりません。今年、桜ヶ丘球場の改修の話を聞きましたが、実現するのでしょうか。するのでしたら現球場は全道の球場より狭く、もう一回り大きくしていただきたいと希望します。入船公園グランドにつきましては石ころがひどく、とても野球する状態でありません。入船公園グランドの整備も同時に考えてみてください。予算の関係上無理とは思いますがよろしくお願いします。

【回答】

本市への体育施設の整備等、充実を求めるご要望が数多く寄せられている中、今年度は、桜ヶ丘球場の内外野の土を入れ替え、外野の芝を野球に適した天然芝へ張り替えるとともに、内外野のフェンス等の改修工事を実施することとなりました。なお、拡張につきましては、桜ヶ丘球場は、周囲が道路に隣接しており、さらに外野後方は斜面となっているため、拡張は難しいと考えております。

小樽公園グラウンドにつきましては、昨年度はAグラウンドの散水装置、今年度はBグラウンドの散水装置を修繕し、さらにピッチャープレート並びにホームベースの劣化に対してその都度交換し、グラウンド整備に必要な黒土も購入しております。

入船公園のグランドの整備につきましては、入船公園に限らず、無料で使用出来るグランドでは、市で「土」や「石粉」などの資材を用意し、使用後の整備等については、「公園使用届」の際の注意事項にあるように、利用する方々にお願いしているところであります。今後も、小樽公園グラウンドをはじめ体育施設の整備や補修については、老朽度や整備の緊急性、必要性を見極めながら、できる限りの整備を進めてまいります。

 

39.市内の不法に捨てられたゴミと色内公園付近の釣り人のマナーについて【7月15日受理】

小樽市は観光都市宣言をしていますが、観光するところは清掃されています。しかし、住宅地や人通りの少ない場所には不法に捨てられたゴミがありますので、何とかしていただきたいです。目にすると不快です。会社が色内公園の附近にありますが、この時期、釣りをする人がいてはっきりいって邪魔でしかたありません。コンビニの弁当のカラや釣った魚をカモメにあげたり、焼き肉をしたりと、やりたい放題ですので、なんとかしてください。

【回答】

釣りをする人については、港湾作業の支障となる箇所や危険な箇所については、看板を掲示し立ち入らないよう周知しております。

しかしながら、ゴミ問題などは、最終的に、ひとりひとりのマナーによるところでありますが、市では、職員による週2回のパトロールを行い、悪質な不法投棄は警察に通報しているほか、ゴミを発見した場合は清掃を行い、更にボランティアの皆様のご協力により清掃活動をしていただいております。

また、機会あるごとにポイ捨て禁止などを呼びかけており、粘り強く継続してお願いすることが大事であると考えております。

 

38.温水プールの建設について【7月14日受理】

温水プールは色内小学校の跡地に、道立で建設したら良いと思います。小樽駅前の温水プールが平成19年に廃止されてから約8年経過します。新しいプールの建設要望は除雪の充実とともに市民の要望が高く、小樽市政の大きな課題となっています。新プールの場所については、健常者とともに障がい者も利用する施設であり、これまでのプールが小樽駅前という交通に便利な位置にありましたので、中心部に設置することを一番考慮にいれなければならないと思います。このため、来年で廃校になる色内小学校の跡地に道営住宅を建設する方向と聞きましたので、プールは住宅の1階部分に建設し、2階以上を住宅とする合築方式とするよう提案します。合築は起債を導入し生涯学習センターと稲穂小学校を建設した例がありますので、不可能ではありません。小学校の跡地は高い石垣で囲まれた2方向の急坂部分にありますので、石垣部分を切り下げて塩谷街道の交差部分まで跡地をフラットにします。跡地への出入り部分は、交通の安全のため大きく長橋方面へ進んだところとします。切り下げをすると跡地の背後には大きな崖が出現しますが、現在の崖と新しくできる崖部分と2段階とし、真ん中の部分は散策路、遊歩道とします。技術的な部分はどんな方法でも可能と思います。財源の問題については、これまで小樽市内には道の所管する施設がありましたが、次々と廃止または移転してしまいました。道立小児センター、乳児院、最近ではろう学校が廃止されました。このため、プールは北海道立として建設していただくようお願いします。市長を先頭に道議会議員、市議会議員、プールを熱望する市民などオール小樽市で北海道知事に要請します。現在、北海道立の屋内プールは江別市野幌の一箇所のみです。プールは、競技会も行える50メートルプールとし、平常時は半分に仕切り、さまざまな使い方ができます。小中学校のプール学習も、市民の利用と同時に行えます。建設から管理まで北海道にお願いするのが無理であれば、建設は北海道にお願いし、やむなく、管理は小樽市が担当することも考えられます。

【回答】

温水プールの建設につきましては、現在、建設場所、建設形態、ランニングコストなどについて検討を行っております。

ご提言をいただきました、色内小学校の敷地につきましては、第一種中高層住居専用地域で、水泳場は建設できないという用途制限があるため、現状では温水プールを建設することはできません。ご提言いただきました内容も参考にさせていただき、財政状況を勘案し、市の中心部など利便性を考慮した建設場所、公共施設との複合型を基本とした建設形態、建設コストやランニングコストなどについて調査し、できるだけ早期に温水プールを建設できるよう検討を進めてまいりたいと考えております。

 

37.障がい者が使用しやすいプール建設について【7月14日受理】

私は肢体障がい者です。27年間水泳を続けています。水泳は全身運動でリハビリにもなり高齢者や子どもにとっても最高のスポーツです。しかし現在の高島プールは不便で狭いです。今回ハンディキャップ水泳大会が小樽で開催されますが、スタッフも苦労しているようです。障がい者水泳教室からは毎年のように全国大会に出場し入賞もしております。ぜひ新しいプール兼運動施設を作ってほしいと思います。障がい者は砂や石のある海水浴には歩行が大変でなかなか行くことができません。障がい者も高齢者も子どもも全ての人たちが一年中健康で生活できるようなまちづくりをしてほしいと思います。

【回答】

新市民プールの整備に向けて、道内の新設公営プールの情報収集やソーラーシステム等ランニングコストなどについて現在も調査を継続して行っております。プール建設に向けた具体的な協議が行われる際には、障がいがある方々にも利用しやすいプール施設となるように検討してまいります。

 

36.朝里ダム公園について【7月13日受理】

朝里ダムの整備はどのようになっているのでしょうか。先ほど(5月31日〜6月2日)定山渓の帰りに立ち寄ったのですが、あまりに荒れ果てていてがっかりしました。小樽の顔の一つだと思っていたのですが、草ぼうぼうで散歩もままならない状態で、湖面の方へ降りる気になりませんでした。整備して人々が憩える場所にしていただきたいと思います。

【回答】

朝里ダム湖周辺の草刈は、毎年6月末から7月初旬におこなっており、お客様が訪れたのは、5月末なので、その時点では草刈はしておりませんでした。今は、草刈も終わりある程度きれいになっております。草の伸び方によりましては、直営班で部分的な草刈も行っておりますので、今後も状況をみながら対応してまいります。

 

35.新市長の市政方針について【7月10日受理】

私が札幌と東京を何度も往復し、定年退職して小樽に戻り、自分の市の状況を確認した時、この街の財政状況はあまり良いものと言えませんでした。このような状況で大きな市立病院を建設する意味を何度か問い合わせ、お話をしましたが、市の政策について話す機会は与えられても、検討されるものではないとあきらめに似た状況で市政を見てきました。財政再建、新政策の推進策等について是非、新市長の見解を頂きたいのと、今後の小樽市議会は、政策と対案の切磋琢磨の場としてもらいたい。今回の海水浴場の問題についても、反対するには簡単だがその結果の海難事故について議会で反対した方は責任をとるのでしょうか。私は石原一家の愛したこの小樽が、住みやすい街になることを期待しております。観光という面でも、函館にはるかに差をつけられているように思いますし、「雪あかりの路」のイベントにも同じようなものが他に出てきております。もう十年近くも前に「湘南−小樽のヨットレース」について提案をした事がありましたが、なしのつぶてでした。何か小樽しかできない観光祭事があればと思ったものでした。取りとめもなく記述してまいりましたが、新市長の市政についての具体的方針を是非、聞きたいと思っています。私には小樽市が毎年同じようなことを行い惰性に流されて漂流している市に見えてならないのです。

【回答】

本市を取り巻く環境は、歯止めのかからない人口減少や少子高齢化の進行、人口減少に伴う市内経済の低迷、多くの公共施設の老朽化、厳しい財政状況など、さまざまな課題に直面しておりますが、私は、市民の皆様が住んでいて良かったと思えるまちづくりを進めることが何より大切であると考えておりますので、まちづくりの主役である市民の皆様にも市政運営に携わっていただきながら、このまちの元気を取り戻し、「住みよいまち小樽、人にやさしいまち小樽」の実現に向けて、市民の皆様、議員の皆様との協働のもと、一つ一つの政策を着実に進めてまいりたいと考えております。

これからの市政の運営に当たりましては、私は、「元気なまち小樽」を取り戻す公約として、5つの柱を掲げております。

一つ目は、安全で安心なまちづくりです。この街で生活している人たちを大切にする政策を第一に進めることとし、子どもからお年寄りまで、誰もが健康で、心豊かに、安全で安心に暮らせる地域社会の実現を目指すため、よりきめ細やかな除排雪や、しっかりとした防災・減災対策などを行ってまいります。

二つ目は、人口減少に歯止めをかけるための子育て支援と高齢者対策の充実です。子育て世代の負担軽減を図るため、小学生までの医療費や第3子以降の保育料無料化のほか、安定した周産期医療の実現を目指してまいります。また、生きがいを持って毎日を楽しく過ごすための礎である健康の維持・増進のため、医療機関等との連携のもと、小児健診の充実や高齢者の病気予防と健康増進に向けた取組を進めてまいります。

三つ目は、中心市街地の整備再開発と空き家対策です。まちなかの賑わいを創出するためには、中心市街地の活性化が重要であるとともに、空き家対策では、危険な空き家に対する対策や対応を進めてまいります。

四つ目は、教育の取組です。子ども達は、これからの小樽のまちづくりを担う大切な宝でありますので、夢を持って、目標を持って、自ら進んで学んでいただけるように、そして、学力の向上はもちろんのこと、自然や歴史体験の機会を通じた情操豊かな人間形成や生活習慣の改善、命の大切さなど、心身の健やかな成長を目指した豊かな教育環境をしっかりと整えてまいりたいと考えております。

五つ目は、街が元気になる経済対策です。本市には、数多くの貴重な歴史的文化遺産や豊かな自然環境など、すばらしい地域特性や資源があり、情緒あふれるまちなみは、多くの人々を魅了しています。この小樽特有の地域資源や知名度など「強み」を最大限に活用するため、その可能性をしっかりと掘り起し、磨き上げ、ポテンシャルを顕在化させることで、その効果の波及に努めるとともに、私自身が小樽の営業マンとして積極的なトップセールスを行うなど、地域経済の活性化を図ることにより雇用の場の拡大に努め、若い世代の地元への定着を目指します。

財政運営についてですが、本市の財政状況は、市税収入が減少傾向にある一方で、他会計等から借入を行った約42億円の返済のほか、老朽化が進む公共施設の耐震化対策など、多額な費用を要する事業も控えています。限られた財源の中で、多様なニーズに対応するためには、効果的・効率的な行財政運営の推進が必要でありますので、今後とも真の財政再建に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

就任してから二か月半ほどが経ち、この財政の問題も含めて、たくさんの課題を抱えていると感じてはおりますが、本当にこの街の素晴らしさ、そして、市民の皆様の街への愛着を改めて感じております。

小樽の再生に向けて、私も力強いリーダーシップを発揮し、その役割を果たせるよう、しっかりと先を見据えて取り組んでまいります。

 

34.港の空き地の活用について【7月10日受理】

私の住んでいるところは高台です。冬は道路も滑り、高齢になると外出も控え、雪投げに追われています。3年後には中学も無くなり、きっと除雪も今より大変になると思います。短い夏を出来るだけ有意義に過ごしたいと思っています。札幌のオータムフェスタや花フェスタまで大きな規模でなくて良いです。港の空いている土地を活用してほしいと思います。高齢者ほど外に出る事を望んでいるものです。

【回答】

港の空いている土地の活用についてですが、小樽港の整備では、物流に対応した港湾施設の建設ばかりと思われがちですが、小樽港の中には、運河公園、勝納臨海公園や築港臨海公園の3カ所の公園を整備しています。

施設により噴水施設、休憩棟、モニュメント、大型木製遊具、ベンチなどを設置し、市民の皆様が、港に親しめるように公園を整備しております。

また、市民の皆様によるイベントや集会などに対応できるよう「おたるマリン広場」を開放し、恒例でありますおたる潮まつりや小樽シャコ祭りなどを開催しており、さらに、新たなイベントが多く計画されているところです。

小樽港にある公園やおたるマリン広場は、まだまだ、その認知度が低いこともありますので、施設そのものやイベントの周知を図るとともに、市民の皆様の要望を聞かせていただき、より良い小樽港にしてまいりたいと考えております。

 

33.道路の補修と除雪について【7月10日受理】

私は13年程前に脳梗塞を患い現在に至っておりますが、私の住んでいる家の前の道路が何年も補修されず、デコボコで足腰の不安定な私には大変な事です。週二回デイサービスの送迎車や介護ヘルパーさんが来ますが、車を止めるのにもガタガタです。また、冬は雪のため吹雪いたりすると玄関が埋まります。私は身体が不自由なために満足に雪かきもできない状態です。お隣の方が手を貸してくださいますが、それでも全面的にはいきません。私は杖を頼りにしている身ですので、本当にどうしたらよいものか、これからを考えると生きているのが不安になります。少ない年金で生活していますので、人を頼むだけの能力はありません。どうか道路の補修と除雪の件をお願いいたします。

【回答】

道路の補修につきましては、確認のうえ補修作業をおこないたいと思います。

除雪につきましては、降雪量が多い本市にとって、大きな行政課題であり、特に、高齢化が進み高齢者のみの世帯が増加している昨今、身体的な理由により除雪ができないと訴える方が非常に多くなっていると認識しております。

このような中、本市では、社会福祉協議会が「福祉除雪サービス」として、自力での除雪が困難な高齢者等の世帯で市民税所得割が非課税である場合、玄関前や公道に出るまでの通路を年に3回までボランティアなどが除雪するほか、屋根の雪下ろし費用を年に1万円まで助成しております。

また、市が直接、市の除雪で発生した玄関前の置き雪処理も行っております。

お客様は福祉除雪サービスの対象となる可能性がありますので、お申し込みされることをお勧めいたします。9月から申込みが可能となっておりますので、地区担当の民生委員へご相談ください。

 

32.産婦人科について【7月9日受理】

現在妊娠6ヶ月です。協会病院の分娩が休止され小樽市内では分娩できるの場所は一つだけとなりました。産みたいけれど産むところがないのであれば少子化は当然のことだと思います。出産時に何かが起きて札幌の病院に搬送されることなど考えると不安になります。産婦人科を増やしてください。

【回答】

妊娠6か月とのことで、体調もそろそろ落ち着かれ、お子様の誕生を心待ちにされていらっしゃることと拝察いたします。

小樽協会病院では、現在、医師の確保に向けて努力されているところですが、全国的な医師不足の影響もありまして、現時点では、残念ながら分娩再開の見通しは立っておりません。

しかしながら、市といたしましても北海道をはじめ関係機関に働きかけ、一日でも早く分娩を再開し、市民の皆様はもとより、後志地域の住民の皆様にも安心していただけますよう努力してまいりたいと考えております。

また、安心して出産、子育てのできる環境を整えていくことは、本市の将来に取りましても大変重要なことでありますので、力を入れていきたいと考えております。

 

31.高齢者のつどいの場と観光について【7月9日受理】

私は高度成長期を頑張って、気がつけばあっという間の人生でした。さて、これからまだまだ元気な人生を楽しく過ごすにはどうしたらよいかと考えました。社交ダンス、麻雀、カラオケ、ゲートボール、ライブ、ビリヤードなどなど。これらの広場があれば、食堂や喫茶店、その他の持ちつ持たれつで良いつどいの場ができることと思います。あと観光ですが運河や奥沢水源地に野外ライブやイベントを多くして小樽の人々も楽しめるようになったら良いなと思いました。

【回答】

高齢化が進む本市では、高齢者の皆様に生きがいを持って元気に楽しい人生を送っていただくということは大変重要であると認識しており、さまざまな場面で市政にもご協力いただきたいと考えております。

ご提案の「つどいの場の創出」についてでありますが、本市では総合福祉センター内に、老人福祉センター、娯楽室、集会室を設置し、趣味やサークル活動の場としてお使いいただいているほか、60歳以上の方を対象に書道や絵画などの芸術・文化を学べる老壮大学を開講しております。

また、パソコン教室や囲碁、麻雀、コーラスなど多種多様な講座を実施している小樽市高齢者懇談会「杜(もり)のつどい」や、老人クラブなども、自主的に集まって積極的に活動されているところです。

このように、本市ではご希望に沿って活動できる場がいくつかありますので、ご利用いただければと思います。

運河や奥沢水源地での野外ライブやイベントの開催についてですが、運河周辺では、現在、野外ライブやイベントが数多く行われ、多くの市民に人気を博しており、奥沢水源地においても、幻想的な光景が楽しめるライトアップフェスティバルが今年も開催される予定となっております。

今後も、魅力ある野外ライブやイベントが増え、市民の皆様や観光客の皆様に喜んでいただけるよう、本市といたしまして協力してまいりたいと考えております。

 

30.ゴミの焼却熱の再利用について【7月9日受理】

以前からゴミ焼却の際の熱の再利用ができないかと思っていました。テレビで再利用を行っている国が紹介され、ゴミが足りないくらいという番組を見ました。冬の排雪とか熱でタービン発電するとかできないのでしょうか。毎年あの熱エネルギーを捨てるのはもったいないと思います。まずは実験的なものからでもできないでしょうか。

【回答】

市では、ごみ焼却を単独では行っておらず、小樽市、積丹町、古平町、仁木町、余市町、赤井川村の6市町村で構成する北しりべし廃棄物処理広域連合において、ごみの焼却やリサイクルをしております。

この施設は、北しりべし広域クリーンセンターという名称で、小樽市桃内2丁目に建設され、平成19年4月から稼働をしております。ここでは、ごみ焼却で発生した余熱を施設の給湯等に使用しているほか、蒸気タービンによる発電を行っており、施設の電力として使い、余った分は売却するなど、有効利用をしております。

 

29.ご当地グルメと公園について【7月8日受理】

1.小樽ならではのご当地グルメを作りたいと思います。小樽には春しゃこ、秋しゃこというブランドがあるのに、それを使ったご当地グルメがないですよね。小樽あんかけ焼きそばも、地元の食材をふんだんに使ってPRすればいいのにいまいちパッとしないのではと思います。
2.小樽は山も海もあり、本当に素晴らしい町だと思って暮らしています。でも子ども達が遊べる公園が少なく、3歳になる息子を連れて行く公園がなかなかありません。余市や京極まで遊びに行く事もあります。大好きな小樽でたくましく、のびのびと子ども達には育って行ってもらいたいものです。

【回答】

1.しゃこを使ったご当地グルメについてですが、小樽では、毎年11月に「小樽しゃこ祭」を開催しており、出店業者のメニューには、しゃこラーメン、しゃこパエリア、しゃこ天そば、しゃこ入りパスタ、しゃこ弁当(炊き込みご飯)などがあり、来場者から高評価を得ております。

このようなメニューからご当地グルメが生まれることを期待しておりますし、今後とも、水産関係団体と連携して、小樽産しゃこのPRとブランド化に努めてまいります。

2.遊べる公園の整備についてですが、小樽は、歴史ある街並みであることから市街地に新たに公園を作るのは難しい状況にありますが、現在、旧国鉄手宮線の整備や、老朽化している遊具の更新を優先的に行っているところであり、今年は、入船公園ほか3箇所の公園の遊具を更新する予定となっております。

また、小樽公園の「こどもの国」があった場所に、「ベビーカーサークル」や「積木コンビネーション遊具」などの児童向けの遊具があり、最上公園の遊具も昨年、更新をいたしました。

さらには、望洋東公園では、ロングすべり台や複合遊具を設置しているほか、運河公園内の石造倉庫の中にも、木製の遊具がありますので、一度ご覧いただければと思います。

市内の公園については、より多くの市民の皆様に足を運んでいただけるよう市のホームページ等を通じ、情報の提供に努めてまいります。

 

28.素晴らしいロマンのまち小樽について【7月7日受理】

昨年、小樽に引っ越してきました。ヨットハーバー、裕次郎記念館、ウィングベイ小樽、北一ガラス、その他貿易と観光の街として、自然環境の素晴らしいロマンの街として、よくテレビでも拝見しております。小学生の頃は修学旅行で小樽水族館のイルカショーに感動の思い出がありますし、冬は雪景色も素敵でお土産も豊富。美味しい食べ物にも恵まれていると感じ、お客様が来た時にはどこへお連れしようかと思っております。ウィングベイの中の娯楽施設、外の公園も大変良いかと思われますが、お弁当を食べることのできる日陰の屋根があってイス・テーブルが設置された場所や、子ども達が安全に水遊びできる場所があれば良いと思います。

 

27.勝納川をヤマメの遊漁場に、ポートフェスティバルの復活について【7月7日受理】

1.小樽の勝納川をヤマメが釣れる里川にしたら良いと思います。低料金の遊漁料を徴収し、高齢者や小中学生などに自然を学ぶチャンスを与えることができると思います。小樽にはまだまだ自然がたくさんあります。

2.以前と同じようにポートフェスティバルを開催して、若者に音楽をする機会を与え、フリーマーケットなどを夏に開催すれば人口減につながるのではないでしょうか。

【回答】

1.勝納川での自然の活用についてですが、増水時など安全確保の問題から難しいものと考えますが、小樽には海と山に囲まれた豊かな自然に恵まれたまちであるほか、数多くの貴重な歴史的文化資産など、すばらしい資源や地域特性があることから、自然や歴史体験の機会を通じた情操豊かな人間形成や、心身の健やかな成長を目指すことができるような環境を整えてまいりたいと考えております。

2.若者が音楽に触れる機会につきましては、現在、市内団体の方々が企画されている音楽イベントが「おたるマリン広場」で数多く行われており、多くの若者たちの人気を博しているとも聞いております。お手紙にありましたご提案を参考に「住みよいまち、人にやさしいまち小樽」の実現に取り組んでまいりたいと考えております。

 

26.小樽の自然のPRについて【7月7日受理】

私は数十年来、札幌の友達がくると天狗山やオタモイ赤岩に連れて行き喜ばれています。堺町を中心とする観光地も小樽の魅力ですが、札幌の人は小樽の手軽に登れる山や苗穂公園、中野植物園等は過度に手が入らず、人も沢山混み合っておらず、ゆったりと楽しめると言います。以前、円山と藻岩山に登ったときは、人の多さに驚きました。四季おりおりの山野草、野鳥を楽しめます。一方、以前天狗山は、うど採りにも入りましたが、笹薮が繁茂してこの3年は入れません。又、勝納川の川沿いの道は草が生い茂り歩くと気味が悪いくらいです。けれども上流には酒泉館、和光荘があり、魅力的なコースです。適度な手入れで札幌から近くて札幌にはない魅力を持った小樽の自然をPRし生かしてほしいと思います。

 

25.国民健康保険料及び介護保険料について【7月7日受理】

確定申告では300万円に至りませんが、所得上限の一つ手前と言われ、夫婦2人分で国保料50万円と介護保険料18万円を徴収されています。年間収入の約25%で大変厳しい。上限所得金額を1千万円程度まで引き上げ、せめて保険料を所得の10%程度まで引き下げていただけませんか。

【回答】

国民健康保険は、加入者の方の医療費をまかなうため、皆さんが医療機関窓口で支払う一部負担金や国・道の支出金、他の医療保険からの交付金などのほか、加入者の方の保険料を財源として成り立っている、助け合いの制度です。小樽市の国保加入者の医療費は、加入者に占める高齢者の割合が高いこと、長期入院患者が多いこと、病床数や医療機関が多く医療環境に恵まれていることなどが要因となり、「一人当たりの医療費」が444,066円(平成25年度)と全道平均の1.2倍、全国平均の1.4倍という状況であります。

一方、小樽市の「一人当たり保険料(医療分)」は、55,542円(平成25年度)で、道内主要10都市の中で9番目と平均の保険料としては低い方ではありますが、小樽市の場合、国保加入世帯のうち一世帯当たりの所得が33万円以下であるため、均等割と平等割が7割軽減となっている世帯が約4割を占めており、また、所得に応じて負担していただく所得割が掛からない世帯も半数以上となっているなど(平成26年度)、低所得世帯が多いため、所得のある方には保険料を多く負担していただかなければ必要な保険料総額を確保できず、国保財政が成り立たない状況となっています。

 このような状況に対し、まずは、高齢者の方の病気予防と健康増進を図っていくことが、増え続ける医療費を抑制し、結果的に保険料の引き下げにつながるものと考えております。今後、市としてどのような取組が有効なのか検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

介護保険は、すべての被保険者に保険料を負担していただくことで、社会全体で介護が必要となった方を支える助け合いのしくみであり、そのため40歳以上の方に介護保険料を負担していただいております。65歳以上の方の保険料額につきましては、負担能力に応じた負担を求めるという観点から、所得段階別の保険料となっており、年金のほかに給料や事業による所得など前年の収入をもとに決めています。小樽市では、住民税の課税状況などに応じて10段階の区分となっており、国が示している標準9段階よりも細かく設定しております。国の標準区分では合計所得金額290万円以上が最上位の段階で基準額(第5段階)の1.7倍の保険料となりますが、小樽市では合計所得金額360万円以上という段階(第10段階)を最上位に設け、基準額の1.8倍の保険料を負担していただくことで所得のある方に、より負担をしていただいており、合計所得金額290万円以上360万円未満(第9段階)の方は、国が示した保険料率(基準額の1.7倍)よりも低い基準額の1.6倍となっております。社会全体で、介護が必要となった方の暮らしを助け、介護する家族の負担を減らす介護保険制度の役割に、引き続き、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

 

24.小樽市プレミアム商品券について【7月7日受理】

プレミアム商品券の購入引換証には引き換え時間が信金の営業時間内と明記されていない。本店に引き換えに行ったが決められた支店で引き換えるようにと言われ、引き換えができなかった。小樽市として行うのだからもっと引換証の中身の案内を慎重にしてほしい。

【回答】

プレミアム商品券の対応につきましてご不快な思いをおかけしたことにつきましてお詫び申し上げます。

市では、プレミアム商品券の購入予約をいただいた方に購入引換証を送付いたしましたが、購入引換証が入船支店以外では購入できないことが明確ではない文面となっており、また、同支店を指定された方には不要である土日の販売に関する記載を削除するなど、ご購入者の側に立った十分な配慮をすべきであったと考えております。

このたびのお手紙を受け、改めて職員の資質向上に努めてまいります。

 

23.さまざまなことについて【7月7日受理】

さて、小樽市は色々な問題山積みですね。

1.一番最悪は人口減少。新聞では、特に地方では「人口減少⇒地方経済の縮小⇒人口減少」という負のスパイラルに陥り、存続すら危ぶまれる自治体が出てくる恐れもあると書かれておりました。まさに小樽市そのものではありませんか。総体的には3大都市以外は多少なりとも当てはまるかもしれません。この問題について、どのように対処していくおつもりですか?小樽市自体の存続にかかわる重要な案件です。

2.前から言われていますが、観光の小樽市、年間何百万人の方、また、豪華客船でおいでの方などが小樽市を観光されています。しかし客商売をされている方のお客に対する対応の仕方があまりよくないとの話がありますので、皆様の協力で観光客に良い印象を与えられるようにお願いいたします。第1大通り、第2大通り他、小樽市として大切な老舗の店が次々シャッターを閉められ商売を止められております。それには色々事情がおありだと思いますが、一考として市が仲立ちをして、新しくそういった所で起業される方が有利に開店できるよう計らいをしてみてはいかがでしょうか。

3.空き家対策についての処置方法については国で大きい方法で立法化するようですが、小樽市として、いざという時の対処方法を段取りしておく必要があろうと思います。

4.公共物のトイレの在り方について問います。その街を知るにはまずその街のトイレを見るべしと言われております。当市としてはあまり喜ばしい状況にはないようですね。この件については市議会議員をとおしてこれまでも色々な物件の補修改良をお願いして来ましたが、いまだに解決されていない件が多数あります。非常に悲しいです。

5.小樽ドリームビーチのあり方の問題を始め、多々、未決事項があろうかと思いますが、財政が厳しい中、辣腕を発揮してください。

6.市議及び市職員の歳費を削って行ってください。労働組合が強い小樽市、それが負担となっているものと思います。素人の私でも昔から聞いてわかっております。小樽市を破綻させる前に市長はじめ議会、職員一丸となって役所改革を望みます。

7.職員の歳費が一般企業よりかけ離れて優遇されている状況に鑑み、小樽市の支出の負担の最も大きなものとなっていませんか。たとえの話、小樽市を株式会社にしてみてはいかがでしょうか?考える余地があると思います。私の考えを取り入れられ、少しでも良い小樽市にしていただければ幸いに存じます。

【回答】

1.人口減少対策は、最重要課題であると考えております。本市では、これから結婚・子育てを迎える20〜29歳の男女を中心に人口流出が著しく、その多くが札幌市に転出しているというのが、現状であると認識しています。私としましては、当面は人口の自然減対策に重きを置き、出生数を増やす取組と死亡数を減らす取組を組み合わせながら、自然増減の均衡を図ることが重要と考えております。そのためには、周産期医療の安定化や子育てに対する支援策の充実などを図り、子育て世代の減少を抑制することで、出生数を増やしたいと考えており、あわせて高齢者の病気予防と生きがい対策などにより、死亡数を減らす取組を組み合わせることで、さらに効果を高める工夫をしてまいります。いただいた新聞記事を拝見しますと、地方創生を深化させるポイントとして、(1)稼ぐ力、(2)地域の総合力、(3)民の知見を引き出す、という記載があります。本市におきましても地域経済の縮小により人口が減少する、負のスパイラルに陥っていることから、私も地域の「稼ぐ力」は重要であると考えております。今後も、民間企業や事業者の方からご意見、ご協力をいただきながら、小樽の強みである観光の広域化、国際化をいっそう推進するとともに、第1次産業と第2次産業との連関を強化したいと考えております。

2.ホスピタリティーについてですが、小樽観光におきましては、外国人のみならず、市外や道外からお越しいただいた観光客の皆様にも喜んでいただき、再度訪れたいと思っていただけるよう、これまで以上に観光協会や地域の皆様とも連携を図り、観光客の皆様へのおもてなしが向上するよう検討してまいります。

3.廃業後の店舗で起業される方が有利に開店できるよう、支援をしてはどうかという件につきましては、現在、市では起業者向けの研修である「小樽商人(あきんど)塾」を毎年開講しているほか、「商業起業者定住促進事業」により商店街や市場における起業後の店舗家賃等の一部を助成し、経営の安定化を図っております。なお、起業される方を直接、経済的に支援する制度として、今年度、新たに「創業支援補助制度」をスタートさせる予定であり、市内で起業した方が事業運営を早期に軌道に乗せられるようサポートいたします。廃業数が新規開業数を上回っている昨今の市内の状況からも、新しく起業される方への支援は大変重要なことと捉えておりますので、今後とも、効果的な支援を心掛けてまいります。空き家対策については、国において「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全面施行されたところであり、本市においても建設部内に「空き家対策担当」を新たに設置し、専任職員を配置したところであります。今後は、市民の皆様からの相談、要望に対し、これまで以上にきめ細かく対応するとともに、市内全域での「空家実態調査」の実施や、特別措置法に基づき、空家等に関する対策についての基本的な方針を示す「空家等対策計画」を策定してまいりたいと考えております。

4.公共物のトイレは、市役所庁舎や市民会館などの公共施設に附属するもののほか、市が設置する公衆トイレなど、その数は100箇所以上に及びます。財政的な問題がある中で、これまでは、必要最小限の清掃と修繕を行ってきましたが、ご要望にお応えするまでには至らなかったことは、大変恐縮に思っております。トイレの改修につきましては、和式から洋式への変更も含め、たくさんの市民の皆様からご意見、ご要望をいただいておりますし、私としても、是非とも取り組んでまいりたいと考えている課題でもあります。しかしながら、本市の公共施設は老朽化した建物が多く、施設自体が建替えの必要に迫られておりますし、また、公衆トイレでは、1箇所を建て替えるとしますと、ものによりましては2千万円程度の経費がかかるとの試算もありますので、将来的には、使用頻度や管理経費、その必要性なども考慮しながら、必要な箇所については予算を付けて改修を進め、そうでないところは思い切って廃止するというメリハリが必要になってくると思われます。今後については、財政面も考慮しながら、全庁的にその在り方の検討を進めてまいりたいと考えております。

5.職員給与などの人件費の削減や、市の株式会社化など小樽市を改革するための貴重なご提言をいただきありがとうございます。今回いただきましたご提言も参考にさせていただきながら、職員一丸となり、また議会とも連携をしながら、市政改革に取り組んでまいりたいと考えております。

 

22.市職員の研修・水産物の養殖・イベントなどについて【7月6日受理】

1.イタリア・ベネツィア市を歴史・観光・運河・ガラス芸術工芸の先輩都市として、姉妹都市まではいかなくても職人の研修などに、市として助成制度を設けたり、市長・市議・職員同士の意見交換・勉強会などの交流をして発展を図ってはどうでしょう。

2.うに・しゃこ・かに類などの海産物は、一定程度の値段が取れれば産業として成り立つ養殖が行われていると思います。磯焼けや、ロシア地域の出荷減の影響もあるので、小樽水族館や小樽水産高校などとの連携により、小樽でも海を活かした産業にすべく検討・研究できないかと思います。

3.晩秋と春先の風景がなんとなく寂しく退屈に感じるので、北海道ワインで行っている収穫祭的な催しを、シーズンは合いませんが田中酒造や北の誉、小樽ビールを取り込み拡大発展させたり、すし職人のまかない料理まつりなど異業種交流など既存の発展型やおもしろアイデア実行で適当な規模のイベントをつなぎ合わせ、にぎわい作りをしてはと思います。

 

21.雪対策、投票所について【7月6日受理】

1.雪対策ですが、特に中通りなど年に二回ぐらい除排雪していただきたいです。多くの声です。予算が大変なのはわかります。道や国なりに強く働きかけてください。

2.投票所の場所が高台の学校ではなく、会館や商業施設など若い人も高齢の方も投票しやすい所を検討してください。

【回答】

1.本市では、人口減少や少子高齢化、財政問題など多くの課題を抱えておりますが、「住みよいまち、人にやさしいまち小樽」の実現に向け、まずは、除排雪の改善などの選挙公約に取り組んでまいりたいと考えております。

2.選挙の投票所については、市長部局とは独立した行政委員会であります選挙管理委員会からの回答になります。

(選挙管理委員会)

山坂が多い本市特有の地勢と高齢化が進行している状況から、投票所はできるだけ平たん地に設置することが望ましいところであり、現在高台に位置する投票所につきましても、建物の1階に適切な広さを確保でき、土足のまま使用できるバリアフリー又はそれに近い状態にあるなど、投票区の区域内に条件に合う適切な施設がほかにあれば、随時変更を検討してまいりたいと考えております。国の法改正の動向も見ながら今後も投票環境の向上に努め、期日前投票所の配置も含めた市内全体の投票所のあり方について、選挙管理委員会の中で検討してまいります

 

20.市財政の原価分析、企業誘致、小樽市の樽の字について【7月6日受理】

1.市の財政が厳しい状況の一例として固定費率が高い事があげられますが、本当に必要経費(支出)と判断できていますか?大手製造業の財務部門による原価分析を検討願います。

2.企業誘致について、市は大手企業、例えば売上上位50社と会話しているのでしょうか?はじめから諦めていませんか?大手企業グループとの会話を具体的に市長自ら進めて下さい。数値目標は年間30社です。私にもご提案できる材料はあります。

3.小樽市の表記について、樽の字が八樽(はちたる)かそうではないか。戸籍法に関係する業務を過去担当していた立場として樽の文字の使用は気になります。2016年度末を期限として公的な文書、設備は八樽(はちたる)に統一する。他自治体の文書も対象です。マイクロソフト社の文字フォントの見直しも発生します。

【回答】

1.地方公共団体の場合、「人件費」「扶助費」「公債費」が固定的な性格を持つ「義務的経費」と呼ばれておりますが、本市では、これらのうち特に、生活保護費や障がい福祉サービスに係る介護給付費などといった「扶助費」の増加が、財政を硬直化させている一因となっているところです。地方公共団体の行政サービスは、扶助費をはじめ原価分析によるコストダウンが不可能な事業や非効率であるがゆえに、行政が担わざるを得ないもののほか、原価分析だけでは一概に判断できない事業もありますが、平成29年度から全ての地方公共団体が減価償却の考え方を取り入れた統一的な基準による財務書類を作成することになっておりますので、これまで以上に原価計算を意識した予算編成や決算の分析が可能になると考えております。人口減少や少子高齢化が進み、市税の増加を見込むことが難しい一方、社会保障制度改革への対応や公共施設の老朽化対策などといった財政需要の増加が見込まれており、限られた財源の中で市政を運営していくためには、財政の健全性を確保し、持続可能な財政基盤の構築が必要と考えておりますので、ご提案のありました民間企業等で行われている分析手法なども参考としながら、引き続き、効果的・効率的な行財政運営の推進を図ってまいりたいと考えております。

2.ご提言ありがとうございます。この件については企業誘致担当がお伺いし、お話を聞かせていただきます。

3.公的な文書等を、2016年度までに、八樽(はちたる)に統一してはとのご提案ですが、本市といたしましても、八樽(はちたる)の標記が正当であると認識しておりますが、これまでシステム上の理由から、この八樽(はちたる)の代替として、「樽」を使用しているところであります。現在、小樽市で、使用している文字規格としては、JIS90という規格に基づいたものを使用しています。これを、八樽(はちたる)として表示可能なJIS2004に基づいた文字規格を適用した場合には、以外の167文字の形も同時に変更となるため、システム上の問題点等を解決できるかも含め、今後、適用を検討してまいりたいと考えております。

 

19.歩道橋の撤去について【7月6日受理】

私のお願いは通学路にある歩道橋を撤去してほしいことです。理由は歩道橋が通路の半分以上を占め、人がやっと一人通ることが可能な程のスペースしかなく不便かつ危険だからです。一方通行ではないので、人とすれ違う時にはひと苦労ですし危険です。傘をさすと、すれ違えません。一番危険なのは冬です。歩道橋の上から溶けた雪がしずくとなり、通路へ落ち、凍ってツルツルとなってしまい大変滑って、歩くことは難しいです。狭いうえにツルツルですから高校生はまだしもお年寄りはとても大変そうです。歩道橋自体も階段の一段一段の幅も狭く、滑り止めのゴムは取れているし、そのゴムは取れて落ちているままです。歩道橋自体を使用することも危ないので私は使用していません。歩道橋が無くなれば高校生だけでなく、地域のお年寄りも安心して通行することが可能になるのではないかと思います。一度市で話し合っていただけると嬉しいです。

【回答】

歩道橋の管理者である小樽開発建設部(国の機関)へ伝え、「補修が必要な箇所については緊急性の高いものから順次対応中ですが、本橋においてもすべり止め部の補修、かつ冬期路面管理については状況に応じて適切な対応を行います。今後は撤去の是非も含め、適切な道路管理の推進に向けた関係機関との連携及び市民の皆様の意見収集による様々な議論が必要と考えます」との回答を得ました。小樽市といたしましても、いただいたご意見を参考とし、引き続き、関係機関と連携を図りながら、安全な道路環境になるよう努めてまいります。

 

18.市内で行われるイベント情報の発信について【7月6日受理】

小樽市のホームページの年間イベントスケジュールは内容が大まかで更新頻度が低いです。イベントの運営者と協力して、もっと多くの市民に情報発信してほしいです。メール等で情報発信がなされればイベント等への参加者が増え、地域の活性化にもつながると思います。

【回答】

小樽市内で行なわれるイベントの情報発信についてですが、これらの情報は、取得するたびに更新をしているものの、その内容は観光客の皆様に向けた観光イベント情報が主となっており、市民の皆様同士が交流を深めるようなイベントはそれほど含まれていないのが現状です。しかしながら、今後は、できる限り情報収集に努め、市民イベントについても情報提供できるよう取り組んでまいりたいと考えております。なお、情報提供のツールにつきましては、今のところメール配信は考えておりませんが、小樽市のホームページや小樽市公式フェイスブックによる配信も行なっておりますので、ご利用いただきたいと思います。

 

17.小樽市立病院のATMについて【7月6日受理】

旧市立小樽病院には北洋銀行とゆうちょ銀行との二つのATMが設置されていました。新市立病院にはゆうちょ銀のATMが設置されておりません。新病院からは、ゆうちょ銀行の信香支店と奥沢口支店がありますが、病院からは上り下りの行程になりますので、高齢者は苦労することになります。病院二階のコンビニにもATMがありますが手数料がかかります。市民のための病院であれば、早急にゆうちょ銀行のATMを設置してください。

【回答】

小樽市立病院へのゆうちょ銀行ATM設置についてですが、銀行のATMは、清涼飲料水の自動販売機と同様に地代に相当する使用料を設置者側が病院局に納入する行政財産の目的外使用許可と言われる手続きで設置を許可しています。旧市立小樽病院には、ゆうちょ銀行と北洋銀行2行のATM設置を許可していましたので、新病院移転時に両金融機関と新市立病院でのATM設置について協議を行いました。北洋銀行は移転費用を銀行側が負担し、旧病院同様に使用料を納めることで合意いただきましたが、ゆうちょ銀行はATM設置基準が改められ、想定される新病院の利用者数ではATM設置基準を満たさず、移転費用の一部を市立病院が負担することと使用料の減免がなければ移転出来ないとの回答でした。市立病院ではご利用者の皆様からご意見・ご要望をいただいている中で、ゆうちょ銀行ATM設置のご要望についても複数いただいておりますので、改めてゆうちょ銀行にATM設置について検討を依頼しているところです。ゆうちょ銀行とは粘り強く交渉していきたいと考えております。

 

16.もがみ公園について【7月6日受理】

もがみ公園の広い庭園を散歩して気持ちよく利用しております。また、近くに住み、外出がなかなかできない高齢者の方々ももがみ公園を運動の場としておられます。めずらしく小さな滝がありますが、とても汚れております。雪解け後の水がある時は水が多いですが、今頃は汚い泥の池になっています。また、周りの古木や枝が折れたり、草がかぶさったりで、悪臭と虫が出て子どもや遊びに来た人たちをがっかりさせています。明るく日光の当たる憩いの場所であったら色々な使い道があると思います。

【回答】

市には公園を管理する直営班がありますので、倒れている木については片付け、池の中に溜まっている泥についても、出来る範囲で取り除きたいと思います。今後、池の泥についてはバキュームで吸引除去することなども検討したいと思います。

 

15.高齢化に着目したまちづくりについて【7月3日受理】

小樽は、海、山に囲まれた美しいまちで、観光地としての価値はもちろん捨て難いものです。その反面、土地の利が悪く、産業誘致は困難な所です。この条件下で新陳代謝乏しく、他に比して急速に老齢化せざるを得ませんでした。過去歴代の市長、先輩たちの努力があったにも拘わらず、これが現実です。老齢化したまちであれば、それを認め、利用して、高齢者が少しでも快適に過ごせるまちを、全国に先駆けて積極的に作る手があります。立派な病院も相次いで出来つつありますし、これを核として、介護施設、とりわけ一般マンションとの中間に位置付ける色々なレベルの「サービス付き」「賃貸型」マンションを主とした「医療介護福祉都市」とでも称する小樽市作りをすることです。

・中心過疎に成りつつある今をチャンスに、そうした目的で「都市計画」をすべき時です。入居者は小樽のみならず、札幌にいやというほど潜在しています。

・そうした条件下の都市には、介護、リハビリ等、若者の雇用が生じます。

・小樽にはお金がない以上、外からインフラに資本を導入します。また、部分的には国の助成もあるはずです。

・これらは市長命令によるプロジェクトチームの存在が必要でしょう。

【回答】

「医療介護福祉都市」と称して本市のまちづくりを進めてはどうかとのご提言でありますが、このようなグランドデザインを描いてまちづくりを進める自治体も多くあると認識しております。最近のことで申しますと、国では、平成27年6月に日本創生会議が公表した「東京圏高齢化危機回避戦略」を受け、東京圏高齢者の地方移住を促進し、その受け皿として、全国で日本版CCRC(元気なうちに移住し、介護や医療が必要になれば受けられる共同体のこと、米国が発祥の考え方)を構築していく意向を示しており、地方版総合戦略の柱として取り組む自治体もありますし、北海道知事も積極的に取り組む自治体を支援する旨、言及しております。しかし、一方で、他地域から転入してきた高齢者が介護サービスを使うことになれば、受け入れ側の自治体の財政負担が大きくなること、また、全国的に介護に携わる職員が不足する中、地方ではより深刻な状況にあり、職員確保に課題があることなどが指摘されております。本市におきましても同様に、高齢化の進行により、65歳以上の方の介護保険料が増額傾向にあり、市民の負担が増しているほか、市内事業所でも介護職員の確保に苦労していると聞いております。施設を伴うまちづくりは、核となる民間の開発事業が必要であります。本市では、このたびのご提言を踏まえ、今後の国の動きや民間事業者の動きを注視してまいりたいと考えております。

 

14.おたるドリームビーチについて【7月3日受理】

ドリームビーチについて、ほとんどの市民が市長の方針に大賛成だと思いますが、なぜ議会が反対するのかわかりません。小樽の海水浴場で小樽市外の方々が利益を上げたり楽しんだりすることがなぜいけないのか?急に閉鎖しても大勢の海水浴客が必ず来ます。平年より事故やゴミ等のトラブルが増えますと小樽市の観光に対するイメージに大きな打撃になると思います。議会が反対なら札幌市に相談する訳にはいきませんか?また、ボランティアの若者も立ちあがってくると思います。新幹線も通ります。こんな事では小樽の発展は期待できません。

【回答】

今夏、おたるドリームビーチにつきましては、市営開設のための予算案が可決に至らなかったため、海水浴場として開設はいたしませんが、海水浴場が開設されなくとも、相当数の海水浴客が訪れるものと想定されます。今後は、北海道や警察などの関係機関や地域のボランティア団体などと協力しながら、来場者の安全確保や海岸の清掃などにできる限り取り組んでいきたいと思っております。

 

13.近隣市町村との物産交換市、除雪、横断歩道の白線について【7月3日受理】

1.仁木や余市などの近隣町村、あるいは夕張市などと交流を図り、果物産地の名産品と小樽市の海産物などとの交換市など開いてはいかがですか。そのためには各農協、観光協会など格安で良いものがいただければ良いと思います。それには若い力が必要です。青年会議所の若い力を借り、行政が後押しするという構想はいかがでしょう。

2.除雪についてですが、生活道路除雪の際に、雪の固まりが「置き雪」として置かれています。非常に固い氷の様な雪の固まりです。高齢者は除雪のたびに難儀しております。以前、広報では「置き雪」は自己責任だと書いてありましたが、高齢者は無理です。除雪車のドライバーの技量によるものもあると思いますので指導をお願いします。

3.市道の横断歩道の白線が消えている所がたくさんあります。以前、市の説明では管轄が北海道か北海道安全協会だと記憶しておりますが、管轄はどうあれ白い線を明瞭に引いてほしいと思います。

【回答】

1.他市町村との物産交換市につきましては、現在、小樽市は、北後志の5町村(積丹町、古平町、仁木町、余市町、赤井川村)と協定を締結し、北後志地域の農水産物及び特産品に関する情報を市民の皆様に冊子やホームページでお知らせしているところです。また、地域の経済団体による、周辺町村の未利用果実を活用した商品開発も行われるなど、民間主導による農産物のブランド化や地産地消の取組も進められております。道内各地ではそれぞれの土地の産品の積極的なPRを進めているところですので、ご提案されるように、市としましてもいろいろな形における周辺町村等との交流を通して、お互いの経済活性化を進めることは、今後も一層重要になると考えております。

2.除雪後の置き雪につきましては、基本的には各家庭で処理をお願いしているところでありますが、除雪車のオペレータの技量により差があるような状況では困りますので、市としましても現地の状況を確認しながら、除雪業者への必要に応じた指導も検討していきたいと思います。

3.横断歩道は公安委員会で設置し北海道警察が維持・管理をしており、現在、横断歩道の白線を引き直しておりますが、路線や場所により優先順位があるため、市内全域の白線を引き終わるには、時間がかかっております。また、一般的な白線(センターライン、路側帯など)については、道路管理者が引いておりますので、こちらもそれぞれ優先順の中で作業を行っておりますので、ご理解いただければと思います。

 

12.おたるドリームビーチについて【7月3日受理】

ドリームビーチについて、ビーチまでの道路を一度封鎖してその間に海の家の撤去をしてビーチをきれいにし、新たに海の家を経営する人達を募集して海の家の経営者から家賃をいただき、ビーチは市が管理してシャワー室やトイレ、ゴミの回収、ビーチ利用者にはビーチ利用料を取るようにしたらどうでしょう。ビーチの有料化によりきれいで安全で他にないビーチを作って市が経営し利用料などを財源にしたら良いと思います。

【回答】

おたるドリームビーチにつきましては、まず、協同組合による海の家の全棟除却を確実に進めていくこととしています。また、おたるドリームビーチの海岸は国有地であり、誰でも自由に使用することが可能であるため、そこで利用料金を取るのは難しいものと考えますが、今後は、健全なビーチづくりとそれに関連して経済効果を生む方法を検討してまいりたいと考えております。

 

11.小樽遊園地構想について【7月2日受理】

小樽市全体をテーマパーク(遊園地)にしましょう。

・具体案をネットで全世界に募集する。

・一口100円でテーマパーク建設基金を設立し、ネットで全世界から集める。

・私のアイデアとしては手宮線を整備して総合博物館にあるSLを走らせる。そのまわりに散歩道を作り、人力車、自転車、タクシーの通行を可能にする。周辺を昭和屋台村にして関連イベントを開催する。クラシックカー大会も小樽に似合う。古民家、空き家を借りて短期の市営貸家を市内あちこちに整備する。カジノは不要です。

【回答】

小樽遊園地構想について、たいへん夢のある、また、郷愁を感じるアイデアと感心しながら拝見いたしました。構想の中にございますクラシックカーの大会につきましては、小樽市総合博物館などで実施しておりますし、また、旧国鉄手宮線につきましてはSLの運行はできないものの、さまざまなイベント等で活用されはじめております。このたび、いただいた多様なアイデアをただちに実現することはできませんが、今後、小樽の地域資源を活かした観光施策の参考とさせていただきたいと思います。また、カジノにつきましては、小樽が持つ環境や風土に適さない施設であり、不要であると考えております。

 

10.おたるドリームビーチについて【7月2日受理】

市営海水浴場開設が否決されましたが、ドリームビーチは観光資源として近くにはゴルフ場やスキー場も有り、通年型の観光地にならないでしょうか?運河や古い建築物も重要な観光資源ですが、それ以外もあって良いと思います。

【回答】

私も、多くの方が訪れております銭函の良好な海岸線は、小樽運河や歴史的建造物と同様に観光資源の一つであると考えておりますが、今年のように安全体制の整わないおたるドリームビーチでは、水難事故などが危惧されますので、観光資源として利用することはできません。しかしながら、お手紙にありましたとおり、銭函にはゴルフ場やスキー場もありますことから、来年以降は再びおたるドリームビーチの開設を目指し、将来的には一年を通して、札幌の市民の皆様も含めた観光客の集客が見込める地域にできるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 

9.公衆トイレ、ご当地ナンバーについて【7月2日受理】

1.小樽公園入口と図書館前にある公衆トイレの荒廃が目にあまります。建替えを考えてほしい。また、JR塩谷駅裏の丸山登山口に公衆トイレの設置を検討してほしい。市内外から年間1万人以上が登山に訪れております。

2.観光都市として弾みがつくので、車のご当地ナンバーを検討してほしい。

【回答】

1.図書館下の公衆トイレにつきましては、築後40年以上を経過しておりますので、建物、設備の経年劣化や大便器の一部破損により、良好な使用環境にないことは承知しております。しかしながら、建替えをするためには2千万円程度の経費がかかると試算されておりますし、応急措置として大便器を取り替えようにも同じ型式の代替え品がない状態でありますので、なかなかご意見にお応えできない現状にあります。将来的には、使用頻度や管理経費、公衆トイレの全体的な配置も考慮しながら、廃止を含めた検討を行う必要もあるものと考えております。なお、小樽公園の見晴台に設置されております公衆トイレにつきましては、来年度、バリアフリー化などの改修工事を行う予定となっております。また、塩谷丸山登山道入口付近へのトイレの設置の件につきましては、登山道を管理する石狩森林管理署に確認したところ入口付近の土地は民有地でありますことから、その設置は難しい状況にあります。

2.ご当地ナンバーについては、単独の市区町村ではなく、地域特性等について一定のまとまりのある複数の自治体で構成された地域であること、また、当該地域の保有車両数についても10万台以上であることなどの導入の基準があります。この基準に照らした場合、小樽市の車両の保有台数と周辺町村である北後志5町村の保有台数を加えても基準の10万台以上にならないこと、また、新規登録、移転登録、変更登録等の場合、希望者だけでなく、当該地域全ての住民が対象になることから、当該地域住民の理解を得なければなりませんので、現時点では難しいものと考えております。

 

8.障がい者用トイレ設置について【7月2日受理】

1.市民会館入口には障がい者用スロープがありますが、車イス用トイレがありませんので設置してください。また女性用トイレに洋式が1つしかなくて困ります。高齢者や障がい者は和式を使えませんので洋式に替えてください。

2.市民センターのトイレも洋式が1つしかないので替えてください。

3.市民センターに障がい者用のパーキングスペースが無くて困ります。

4.障がい者用福祉ハイヤーチケットの枚数を増やしてください。冬場の通院時にチケットが不足して困っています。

障がい者と高齢者にやさしい市政を求めます。

【回答】

1・2.市民会館は昭和38年の建物で老朽化がかなり進んでおり、修繕の優先順位を考えますと、市の限られた予算の中では、すぐに対応できないことをお詫びいたします。なお、市民会館の女子トイレにつきましては、今年6月に館内の和式トイレ14基を簡易設置型洋式トイレに改修いたしましたので、次回、ご来場の際にご確認ください。トイレの改修は市の施設全体の課題と考えておりますので、今後、市民センターも含めどのような改修を進めていくのか検討してまいりますので、しばらくご不便をおかけいたしますが、ご理解いただくようお願いいたします。

3.障がい者用パーキングについては、市民センター横に1台分用意しておりますので、ご利用いただければと思います。

4.「障害者タクシー利用助成事業」の交付枚数拡大のご要望につきましては、本市の財政状況が厳しい中で、他の施策の状況も見て判断しなければならないものがあり、現時点では大変難しいものと考えております。

 

7.市営住宅の入居について【7月2日受理】

現在、雇用促進住宅に入居していますが、平成33年度までに退去しなければなりません。市営住宅に優先入居はできませんか。

【回答】

市営住宅は公営住宅法に基づいて建設されている住宅であり、入居者は公募することとされております。公募以外で市営住宅に優先的に入居できるのは、災害や市営住宅の建替えによるものとされているため、雇用促進住宅から市営住宅に優先的に入居することはできませんのでご理解いただければと思います。なお、市営住宅は年6回偶数月の上旬に募集しております。

 

6.市長へのメッセージ【7月2日受理】

私は根っからの小樽っ子ではなく、旭川、名寄、富良野など転々として小樽に住み40年になりますが、先人の権威が強く、保守的で古い体質にしがみついていることに当初驚きました。飛躍した意見や行動、思い切ったアイデアは暗黙の了解で閉じ込められているように思えます。経験に基づくプライドならばそのようなくだらぬプライドを捨て、先ず、地元の意見、若者の希望もどんどん取り入れ、この街の住民の幸せを考えるのが先決です。他の市町村は新風を取り入れ、ユーモラスな要素も入れ、アピールしています。小樽は本当に全てに後退しています。高齢者の街であるのに、休むどころか腰を掛ける所もありません。本州の友人が何人かいますが、小樽は福祉、その他において遅れていると怒っています。大企業へ資金を投じるより、地元の企業の発展、ひいては市民が安らげる地にしていただきたい。思い切った型破りなユニークな街を望みます。

【回答】

本市では、人口減少や少子高齢化、財政問題など多くの課題を抱えており、これらを解決していくためには、市が主体的に取り組むことはもちろんですが、市民の皆様と協力してまちづくりを進めていくことが大切であると考えております。

お手紙にありました貴重なご意見なども参考にさせていただきながら「住みよいまち、人にやさしいまち小樽」の実現に向け、選挙公約に取り組んでまいりたいと考えております。

 

5.緊急性のない質問やお願いを受け付ける係の設置について【7月2日受理】

市によって設置された2本の積雪棒が折れ曲がったままでそのままになっています。3月に連絡しましたが未だ現場の確認等されていません。

緊急性のない質問やお願いを受け付けてくれる専門の係を設けていただきたい。受付番号等を明示してそれに対する回答を連絡してもらえないかと思います。相談する案件によりどこの係にお話すれば良いのか分からない場合も多いと聞きます。

【回答】

対応が遅れましたことは、本市の連携ミスでありますのでお詫び申し上げます。ご指摘のスノーポールについては、現時点では特に必要がありませんので回収いたします。

相談する案件をどこにお話をすればよいかということにつきましては、市役所には多くの課や係がありますので、市役所本庁舎本館・別館にそれぞれ案内の職員を配置した窓口がございます。お申し付けいただきましたら、お客様からお問い合わせの内容をお伺いし、担当課をご案内させていただいておりますので、ご利用ください。

 

4.小樽の素晴らしい自然の活用について【7月2日受理】

小樽で育つ子ども達が、たくましい人間力はどこにも負けない自然児になるように、銭函から塩谷にかけて静かで美しい宝のような海で朝日や夕日を体験させるのはどうでしょう。感性のあふれる子どもになると思います。山には森林浴の素晴らしさや小さな草花の美しさをもっと知って欲しい所がいっぱいあります。これを全国にアピールして、小樽に体験移住などしてもらい、大人も子どもも生きていて良かったと感動することができる場所を提供することの一助になればと思う日々です。この為のボランティアなら、小樽市民も快く手助けできると思います。市長も足でゆっくり歩んでみてはいかがなものでしょうか。

【回答】

これからの小樽のまちづくりを担う子どもたちは、大切な宝であり、このまちで育つ子どもたちが、夢を持ち、ずっと住み続けたいと思えるまちづくりが重要と考えております。小樽には海と山に囲まれた豊かな自然に恵まれたまちであるほか、数多くの貴重な歴史的文化資産など、すばらしい資源や地域特性があることから、自然や歴史体験の機会を通じた情操豊かな人間形成や、心身の健やかな成長を目指すことができるような環境を整えてまいりたいと考えております。また、この小樽特有の地域資源や知名度などの「強み」を最大限に活用するため、その可能性をしっかりと掘り起こし、磨き上げ、本市が有するポテンシャルを顕在化させることで、その効果の波及に努め、小樽のすばらしさを市外の皆様にも幅広く情報発信するとともに、私自らが小樽の営業マンとして積極的に小樽のPR活動を展開していきたいと思います。これからも、自然や歴史を大切にするとともに、新しい価値観や考え方を取り入れながら、子どもからお年寄りまで、市民の皆様が、小樽に対する愛情や愛着を持ち続けてもらえるような、さまざまな施策に取り組んでまいりたいと考えております。

 

3.銭函駅〜張碓町のバス運行について【7月2日受理】

私が住む地区は少子高齢化が進んでいます。それも独り暮らしがとても多いです。買物、病院等に行くにも手段がなく非常に困惑しています。せめて午前1便、午後1便でも町内を巡回するマイクロバスを運行していただきたく思います。路線バスはありますが、JRに乗るためには手稲駅まで行くしかありません。時間がかかり不便です。コミュニティバスが普及している世の中、小樽市は遅れています。切に願いたい。

【回答】

コミュニティバスは、乗合バス業者が運行しない地域や撤退した地域を運行し、しかも運賃が低廉であることから、現在、導入している自治体においても収支を均衡させることは極めて困難であるほか、運行する地域と他の地域の公平性なども課題としてあげられていると聞いております。運行を市が行う、あるいはバス事業者に委託する、いずれの形態をとるにしても本市の厳しい財政状況の下で、コミュニティバスを運行することは大変に難しいというのが現状です。人口減少や高齢化が進む中、路線の廃止や便数の減少など、市内の交通空白・不便地域が生じていることについては課題として受け止めておりますので、引き続き公共交通の確保という公益的な観点からも、少しでも住みやすいまちづくりを目指し努力してまいります。

 

2.除雪と公園整備について【7月2日受理】

1.私の住む地区は坂の上です。高齢者も多く年々札幌や本州に転居して空き家が増えています。「除雪さえしっかりしてくれたらここで死ぬまで住み続けたい」が日常の会話です。ですが、除雪は年々回数が減って住みづらくなっています。先日もついに本州に転居した人がいます。除雪は住民の命綱です。限りある市の予算ではありますが、それさえしっかりしていたら人は減りません。みんなここに住み続けたいのです。

2.毎日平磯公園を散歩しますが、公園内は雑草が大人の背丈ほどに伸び、荒れ放題です。せっかく、眺望台もあるのに海も半分しか見えません。中学生の部活も以前より少なく見なくなりました。住民のボランティアにも限りのある広さです。子どもも大人もみんなが集う、安心の公園がいつの間にか物騒な場所になってしまいました。悲しい光景です。

【回答】

1.除雪につきましては、除雪出動基準に沿って行っていますが、気象状況に応じて除雪が追いつかなかったこともあります。今後については除排雪の改善に一層、取り組んでまいりたいと思います。

2.公園の草刈りについては、毎年6月末から7月初旬頃におこなっております。皆様の全ての要望に沿えない部分もありますが、気になることがありましたら直営の作業班もおりますのでお気軽にご連絡をいただければと思います。

 

1.除排雪について【7月1日受理】

冬場の除排雪の件です。町内の地区で貸出ダンプの取りまとめをしています。生活道路が私道のため除雪ステーションの市の除排雪がなされません。公道にするため私道の持ち主の方とともに市役所に寄付する話をしましたが、条件を充たさないとことを理由に受け入れられませんでした。そこで、貸出ダンプ制度を利用させてもらうことになりました。素晴らしい制度だと思います。大変助かっています。この制度を利用しつつ、お願いが二つあります。

1:雪が激しい時は、除雪ステーションの市道の除排雪が入りますが、その時、年に1回でよいので、ショベルカーを入れていただきたい。市内には沢山の私道があることは承知していますが、雪が激しい時は、人力では、いくら皆でしてもマウンド状になり高齢化のため、救急車を要請しても入れなくなります。

2:貸出ダンプの業者から「抽選日で決まった日に必ず行けるわけではない」「市役所下請業務ではない」と言われました。これは明らかなルール違反です。非常に皆が怒っています。是非、貸出ダンプ登録業者一覧表から外してください。私たちは、毎日が雪との戦いをしています。まさに死活問題なのです。

【回答】

私道については市として除雪できませんが、除排雪に伴う個人負担の軽減については、高齢者対応や民間除排雪との連携など、今後の市の除排雪体制における課題整理と合わせて検討していきたいと思います。また、貸出ダンプ制度の積み込み業者については登録の際に事実関係を確認したうえで、指導を行いたいと思います。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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