平成29年度「わたしたちの思い」に寄せられた手紙

公開日 2020年12月07日

更新日 2021年01月06日

平成29年8月に寄せられた手紙

小樽市出身の人財について【8月21日受理】

本市に縁のある作家が芥川賞を受賞されました。ぜひ、講演会などを企画されてはいかがでしょうか。

【回答】

本市にゆかりのある作家の芥川賞受賞は、大変喜ばしいことであり、講演会開催は、小樽市民が期待しているものと感じております。

当市の文学館においても、講演会の開催に向けては、多方面から検討することが必要となりますが、受賞後のスケジュールは多忙を極めるものと推測されることや、ご本人のご意向等を鑑みながら、調整しなければならないことでもあることから、講演会については、近日中の実現は難しいものと考えております。

しかしながら、今後、芥川賞受賞を記念した展示等を検討するなど、市民の皆さまのご要望に沿った企画を進めてまいりたいと思います。

稲穂2丁目の歩道橋について【8月8日受理】

稲穂2丁目の横断歩道橋を撤去してはいかがでしょうか。

【回答】

当該歩道橋については、昭和54年に設置されたものであり、北海道開発局小樽開発建設部が管理しているものです。小樽開発建設部では、外観の老朽化が著しいため、補修の検討をしているが、実施時期は決まっていないとのことでした。

今後、利用状況を見ながら、撤去することも検討していただくよう、小樽開発建設部に要請したいと考えています。

小樽市内にスケート場を【8月7日受理】

現在、私は73歳ですが、少年時代は、スキーやスケートで遊ぶには不自由がありませんでした。しかし、現在は、料金を支払わなければ利用することができなくなりました。しかも、スキー場は市内にありますが、スケート場は市内に存在せず、市外まで行かなければなりません。

廃校となった小中学校の敷地などを利用してスケート場を設置し、子どもの遊び場にしていただけないでしょうか。

【回答】

小樽市内にスケート場がないため、スケートをされる際には、市外に行かれているとのことで、大変ご不便をお掛けしております。

小樽市内には、過去に小樽市特設スケート場として、昭和29年から昭和51年まで23カ年にわたり小樽公園運動場等で開設しておりましたが、利用者の減少や気象上の問題のため、閉鎖した経緯があります。

また、市民の皆さまから、体育施設の充実を求めるご要望を数多くいただいておりますが、市が管理している体育施設の多くは老朽化が進み、その修理や整備に追われているのが現状であり、今すぐにスケート場を建設することは、難しいと考えています。

しかしながら、今後の小樽市におけるスケート人口の推移、建設や維持管理に係る費用を考慮しながら、将来に向けてスケート場建設の必要性については、検討してまいりたいと考えております。

選挙の投票所について【8月7日受理】

選挙における投票所についてですが、坂の上やバス停から遠くにあります。また、期日前投票所も本庁舎のみであり、小さな子どもいる人や高齢者には負担だと感じるので、投票所を増やしてほしい。

【回答】

お手紙にありました選挙の投票についてですが、市長部局とは独立した行政委員会であります選挙管理委員会が担当となりますので、別紙のとおり選挙管理委員会から回答させていただきます。

(選挙管理委員会)

選挙の際には、市内47カ所に投票所を設置しておりますが、本市は山坂が多いため、お手紙にありましたとおり、坂の上にある施設などに設置せざるを得ないケースもございます。

投票所は、その施設が住民に広く知られていること、また、できるだけ段差が無く、入り口と同じ階で投票できることや駐車場があることなど、有権者の皆様が利用しやすい要件を最大限考慮し、選定しております。何とぞご理解くださいますようお願いいたします。

なお、代替可能な施設があるなど地域としてまとまった要望がありましたら、当委員会において検討いたしますので、ご意見をお寄せください。

また、本市では人口とともに有権者数も減少が続いており、投票所の統廃合が検討課題とされる中、平成8年から現状の投票所数を維持しているなど、人口規模に比べ恵まれた状況にあることから、これ以上投票所を増やすことは難しいものと考えております。

期日前投票や不在者投票につきましては、従前は市役所本庁舎のみに投票所を開設していましたが、中心部以外にも増設を要望されるご意見を多くいただいたため、昨年7月の参議院議員選挙から、塩谷地域と銭函地域において新たに開設いたしました。

当委員会といたしましては、できることから投票環境の向上に努めてまいりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

税金の納付方法や金額について【8月4日受理】

税金をコンビニやクレジットカードで納められるようにしてほしい。また、小樽市の税金を安くしてほしい。札幌市の方が税金が安いため、札幌市に住む人が多いのではないかと感じています。

【回答】

市税等のコンビニ払いやクレジットカード等にも対応し、もっと税金を払いやすい環境にしてほしいとのご要望についてですが、本市では、コンビニ払いは導入しておりませんが、平成30年度からクレジット納付を実施する予定で準備を進めております。

現在は、金融機関に赴いての窓口支払いと口座振替に限られておりますが、クレジット納付の導入により、パソコンやスマートフォンがあれば24時間、いつでも、どこでも納税を行うことができるようになります。

次に、小樽市の税金をもっと安くしてほしい、他市の方が安いのではとのご意見についてですが、まず、個人市民税につきましては、地方税法に標準的な税率や均等割額が定められており、本市はこれと同じものを採用しております。所得金額や所得控除額が同じであれば、ごく一部の超過税率や均等割額を独自に定めている市町村のほかは、全国どこでも同じ税額となります。

また、固定資産税・都市計画税につきましては、地方税法や総務大臣が定める全国的に統一された「固定資産評価基準」に基づき算定しており、本市では、地方税法に定められている固定資産税1.4%、都市計画税0.3%の標準的な税率を採用していることから、他市と比較して本市の税が特に高いということはないと考えております。

本市の財政状況を考慮しますと、税を安くすることは難しいですが、今後も、貴重な市税を必要な行政サービスのためにしっかりと役立ててまいりますので、ご理解いただければと思います。

平成29年7月に寄せられた手紙

銭函サービスセンターでの行政サービスを増やしてほしい【7月27日受理】

現在、銭函サービスセンターで、住民票や戸籍などの取得のため、年に数回利用していますが、ふれあいパスの申請や受取、保険関係なども手続きができると便利だと思います。

本庁舎まで行くのは、大変ですので、高齢者が便利で住みよいまちと思えるように対策を考えてください。

【回答】

銭函サービスセンターでの利用できる種類を増やしてほしいとのことですが、私としましても、サービスセンターの利便性向上について、取り組みたいと考えております。ご要望のありましたサービスセンターでのふれあいパスの申請・受け取りにつきましては、平成30年度の早い時期の実施を目標に、現在、課題整理を行っているところです。また、社会福祉の手続につきましては、現在も、国民健康保険や介護保険等について、簡易な申請の取り次ぎを行っており、今後も、各種手続についてサービスセンターでの取り次ぎが可能な場合は、実施に向け課題を整理しながら、取り組んでまいりたいと考えております。

美化運動に力を【7月20日受理】

運動がてら道路のゴミ拾いをして、ボランティア袋に入れて、ごみ集積所に置くと、見ていた人から「今日は、そのゴミ出しの日ではない」とすごいけんまくで怒られました。また、散らかすのは観光客だと言い張る人もいました。

公園や道端の草が伸びて見苦しくなってから、やっと刈り取るのではなく、先手必勝で対応するべきです。

市民から寄付を募るなどして、美化運動に力をいれてはいかがですか。喜んで協力したいと思いますので。

道路の安全な通行について【7月19日受理】

  1. 下水道側溝の蓋をしていただきたいです。特に冬期間は、除雪車の道路端は雪が盛り上がるため、人間は車道を歩くことになり、安全面で不安があります。
  2. 信号機を手押し式ではなく、対面交差点のような自動で、青(進行)、赤(停止)などの表示がされる信号機に変えていただきたいです。
  3. 近くの店舗を利用する車両が道路を横断する際の左折・右折により、歩行者が安全に歩行できず困っています。

【回答】

  1. 側溝の蓋については、本市では蓋のみの設置は行っていませんが、側溝の老朽化により交換が必要となった場合には、蓋付きの側溝を設置しているところですので、状況を確認しながら対応してまいります。
  2. 信号機の設置については、小樽警察署に要望を伝えさせていただきましたが、日中は自動で赤信号に変わる押しボタン式の信号機が、すでに設置されている箇所のため、さらに信号機を設置するのは難しい状況にあるとのことでした。
  3. 店舗などに出入りする車両については、車両が車道から歩道を通って道路外の施設(駐車場等)に出入りする際には、車両は歩道等に入る直前で一時停止し、かつ歩行者の通行を妨げないようにしなければなりません。(道路交通法第17条第2項)。しかし、このことを知らない運転者も多く見受けられることから、市としても交通安全団体と協力して交通安全教室など、さまざまな機会を通じて運転者に周知を図るとともに、警察からも指導や取締りの実施についてお願いいたしました。

冬期間の除排雪について【7月19日受理】

市長は、きめ細やかな除排雪の実現を目指しているとのことですが、私の住む地域では、それとは反対の状況になっています。以前は、2回排雪されていましたが、今年は0回でした。除雪対策本部に電話をしましたが、明確な回答はなく、様子を見ているとのことでした。

バス停や大型車も通る場所ですので、過去と同様の除排雪を望みます。また、車道に噴き上げる形の除雪を行っていますが、大量の雪が歩道側に落ちるため、歩くのが大変です。

【回答】

いただきました要望を踏まえ、冬期間の道路状況を把握し、除排雪作業に努めてまいります。

道路に出ている木について【7月11日受理】

近所の方の土地から生えている木が道路にはみ出しおり、ごみ収集車、宅配便、トラックなどが通った場合、危険です。

今後も、枝が伸びることが予想されますので、木を切るように話をしてもらえませんか。

【回答】

担当者が現地を確認したところ、視界が悪く危険な状況が確認できましたので、木の所有者に話をしたところ、近日中に剪定する約束をいたしました。

小樽市保健所長について【7月10日受理】

小樽市保健所長が空席になって久しいですが、これは、問題だと思います。医師である保健所長の緊急時の対応に問題が起こらないよう、空席期間は短くするべきだと考えます。

過日、新聞報道で知りましたが、昨年7月より市内医療機関で結核の集団発生し、今年まで続き、情報公開も遅れたことは望ましいものではなく、保健所がとった対応が十分だったのか疑問に感じます。

保健所長の任命権者は誰ですか。もし、市長なら、市長の責任も問われかねないのではないでしょうか。

【回答】

市内医療機関における結核集団感染に関する保健所の対応についてですが、昨年7月の患者発生からこれまで国のマニュアルなどに基づき、感染拡大防止に努めてまいりましたが、残念ながら集団感染事例となり、市民の皆さまにご心配をおかけする結果となりました。

当該医療機関におきましては、院内感染対策として職員及び患者の検診を、順次実施するなど感染拡大防止の取り組みを、一層強化しております。

本市といたしましても、当該医療機関などと連携し、感染拡大防止の取り組みを進めておりますので、ご理解いただければと思います。

なお、集団感染事例は、国への報告とともに公表することとなっており、これまでの本市の対応について、国からも適切であるというコメントをいただいております。

また、保健所長の不在につきましても、ご心配をおかけしておりますが、保健所長の任命権は、市長である私にありますので、前任の保健所長が退職した後、後任の保健所長を選任するため、関係機関に働きかけを行ってまいりました。

その結果、来年度に保健所長を選任できる見通しが立ち、現在、その準備を進めているところでありますので、ご理解いただければと思います。

市街中心部の横断歩道橋の色について【7月10日受理」

小樽駅前の歩道橋など、小樽駅周辺の横断歩道協の色は薄黄色ですが、信号機や街灯の色は緑色です。

歩道橋の色も緑色に塗装することで、統一感が得られ、良好な都市景観が得られると思います。

【回答】

小樽駅周辺の歩道橋につきましては、ご指摘いただきました小樽駅前歩道橋や産業会館前の浅草横断歩道橋がありますが、いずれも昭和50年代に設置されており、クリーム色の塗装色は設置当時のものと思われます。また、市内にあるほかの歩道橋においても、同系色のものが多く見られております。

このうち小樽駅前歩道橋については、平成21年に策定した小樽市景観計画の「小樽歴史景観区域」内にあり、横断歩道橋を含む工作物の新設等を行う際の色彩は「周辺の街並みとの調和に配慮した色彩」とすることとし、色彩基準を設けております。

素材の違いや面積の大小により、同じ色でも大きく印象が異なりますので、色彩の検討は慎重に行う必要がありますが、今後、「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」に基づく届出が必要となるような、大幅な外観の変更を伴う補修等が行われる場合には、施設管理者とふさわしい色彩のあり方について協議してまいりたいと考えております。

小樽の山と海について【7月10日受理】

小樽は、海も山もあるのに、活かされていない気がします。函館山からの風景に負けない素晴らしい天狗山も、もう少し活用できないものかと思います。また、海も小樽市内で子どもがひざまで入れて、市民や観光客も遊べる、そうのような水の遊びパークのようなものがあってもいいのではないか。ただ観光地を歩いて帰るのはなく体を使って遊べる場所が必要で、例えば、築港の海ではボランティアの人たちがボートやヨットで夏の間遊ばせてくれているが、各宿泊施設にその情報提供し、もっと観光客の人にも参加してもらえれば、楽しい海の街小樽を広めていけると思います。

【回答】

小樽は、海と山をはじめ、四季折々の表情を見せる豊かな自然に囲まれた街です。私も、山々から観る海原と海岸線、街並みの景観は、小樽の持つ大きな魅力の一つだと思っておりますし、特に、天狗山からの眺望は小樽ならではの美しさを有しておりますので、夜景はもちろんのこと、まれに「雲海」を望めることも、おすすめの展望スポットとして、観光客の皆さまにPRしてまいりたいと考えております。

また、8月21日からの「天狗山夜景の日イベント」が、これまでの1日開催から6日間開催に延長されますので、これにつきましても、広く、魅力発信に努めてまいります。

本年4月から実施しております「第二次小樽市観光基本計画」におきましては、「観光客と市民がふれあい、新しい発見があり、また来たいと思える街」をサブテーマとしてうたっており、水辺も含めて、観光客と市民の皆さまが、さまざまな交流をとおしてふれあうことのできるような体験型観光の推進を目指すとともに、いただいたご提言は、地域資源を活かした観光施策の参考とさせていただきたいと思います。

高齢者福祉のまちづくり【7月10日受理】

私は、介護施設で働いていますが、弱い高齢者をそまつにするような社会は、間違っていると思いますので、そういう社会にならないように「商業都市から福祉都市へ」へお願いします。

【回答】

「弱い高齢者をそまつにするような社会は、間違っていると思います」とのご意見についてですが、私もそのとおりであると思います。本市では、先般、次期総合計画を策定するため市民アンケートを実施したところですが、「健やかに暮らせるまち」が小樽の将来イメージ1位となり、多くの市民の皆さまが、保健・福祉・医療の充実を期待している結果となりました。

また、「高齢者の生きがいづくりや生活支援」の施策については、今後、重要度が高いと考えている方が、多いこともわかりました。高齢化が著しい本市では、高齢者の皆さまに生きがいを持って元気に楽しい人生を送っていただくということは、大変重要であると認識しておりますので、高齢者の皆さまをはじめとする、すべての市民の皆さまが「健やかに暮らせるまち」の実現に向け、認知症カフェを運営する団体に対する補助を新たに実施しており、小樽市歯科医師会の理解と協力を得て後期高齢者の無料歯科健診を新たに行うなど、バランスの取れた施策に取り組んでまいります。

道路の排水溝について【7月10日受理】

雨の日に道を歩いていると、道路に雨水が流れ出ている場面を目にします。例えば、私の住んでいる近くの排水溝付近に雑草が生えており、雨水の流れの妨げになってしますのではと、気にして見ています。雑草の処理は誰がするのかわかりませんが、台風の報道を見るたびに気になってしまいます。

【回答】

現地を確認した結果、草が生えている側溝は国道の敷地内にあることが判明したことから、小樽開発建設部に報告したところ、開建でも現地を確認し、対応をするとの事でありました。市道であれば小樽市が対応することになりますが、市民の皆さんは道路管理者が誰かは判断できないので、気づいた点があれば連絡していただければ対応いたします。

高齢者の運転免許証返納、人口減対策、廃校跡地の活用について【7月6日受理】

  1. 高齢化が進む小樽市での、高齢者の運転免許証の返納についてですが、返納を促してはいかがですか?その代わりバス券の支給でしたら、いくらもかかりません。
  2. 10年後の小樽の人口は、7〜8万人と予想されています。札幌の若い人たちに、小樽に引っ越して、通勤してもうらう。人口増にもなるし消費増にもつながるのではないでしょうか。
  3. 廃校跡地の活用ですが、集合住宅にして、市民の文化活動に利用できれば良いと思います。高齢者用の集合住宅ができれば安心です。山坂が多い小樽では、除雪の問題などもあるので、高齢者は助かるのではないでしょうか。

【回答】

  1. 高齢者の運転免許証の返納についてですが、市のホームページに、制度についての紹介や運転確認チェックリストを掲載しているほか、高齢者を対象とした交通安全教室等の開催の際に、返納を呼びかけております。しかしながら、免許を保有する方においては、自己の所有する免許への愛着や免許を保有するメリットなどから、自主的な返納に抵抗感を感じる方もおり、積極的な返納が進んでいないのが現状となっております。今後も、他都市の状況を調査するなど、高齢者の運転免許証の促進について、よりよい方法を検討してまいりたいと考えております。
  2. 人口減対策についてですが、小樽市の人口は、国立社会保障・人口問題研究会が行った将来推計によると、8年後の平成37年で102,199人、13年後の平成42年で92,396人になるとされており、年間2,000人程度の減少が見込まれています。小樽の活力を保つためには、人口の減少に歯止めをかける必要がありますが、移り住んでいただく方のみに住宅の補助などを行うことは、すでに小樽にお住まいの方との不公平感が生じるため、難しいものと考えております。しかしながら、お手紙にありましたとおり、他地域へ通勤する方に小樽で暮らしていただくことも、ひとつの方策と考え、選んでいただけるようなまちとするために、子育て環境・支援の充実や小中学校での教育力の向上などに取り組んでおり、他の地域にはない、小樽に移り住んでいただけるような、魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
  3. 学校跡の活用についてですが、廃校となった建物は古いものが多く、改修費用や撤去費用がかさむなどの財政負担や、都市計画法上の用途制限などの課題はありますが、お手紙にありました集合住宅や市民の文化活動の場としての利活用案や、他の自治体の活用例なども参考にしながら、地域の発展や市民全体の利益につながるような活用策の検討を進めてまいります。また、現在開催中の「小樽市民会議100」におきましては、参加されている方々からも学校跡の活用策のほか、これからのまちづくりに必要な、さまざまなテーマについて貴重なご意見をいただいているところであり、今後、開催する会議におきましても、具体的なアイディアの一つとして、引き続きご意見をいただければありがたいと考えております。

小樽市立病院の混雑について【7月5日受理】

病院の診療についてですが、いつも待たされ疲れます。予約の関係でしょうか、時間を均等にすることで、混雑を緩和し診療がスムーズにすることで先生や患者も負担が少なくなると考えられます。毎月受診することになっていますので、もう少し待ち時間を短くできないでしょうか。たくさんの患者さんの願いだと思います。

産業廃棄物の仮置場、市営駐車場、市道の補修、バス路線の延伸について【7月5日受理】

  1. 公園付近にある産業廃棄物の仮置場は、子供の遊び場と住宅の間にあり、しかも宿泊施設も近くにあることから、仮置場としてはふさわしいとは思えません。公園には駐車場がないため、仮置場を駐車場として整備するよう提言します。
  2. 小学校の近くに、火防線の一部を市営駐車場として賃貸している場所があります。駐車している車は、化学薬品を積載する大型車や一般車が駐車していますが、火防線であれば可燃物や危険物は直ちに撤去しなければなりません。この場所は公園の入口にもなっており、多くの児童がつ通行しますので、直ちに改善するよう提言します。
  3. 市道の所々で、道路の嵩上げや冬の雪の重さで沈下した防護柵が多く見られます。一度に補修するのは予算的にも無理があると思うので、計画的に補修することを提言します。
  4. バス路線について、集合住宅や学校がある付近まで延伸していただきたい。学童や高齢者の利便性を計ってください。

公衆トイレ、手宮線遊歩道、歩行者保護規定について【7月5日受理】

  1. 街中に公衆トイレを設置できませんか。小樽の中心部である花園、稲穂、色内地区は5号線上を含めて、各通りや旧手宮線遊歩道、大通り線等々観光客を含めて人通りは多いと思いますが、水飲み場や公衆トイレがありません。まさか、ホテルや店舗のトイレがあるからという訳ではないと思いますが、ぜひ、設置を検討してください。
  2. 旧手宮線遊歩道は、自転車通行については、たぶん、小さな黒色看板が所々にありますので通行は不可とは思いますが、看板が小さく字も小さくて自転車の人には読めないし、その看板すら設置されていない場所もあり、観光客の間を縫って自転車は通っていきます。通行不可であれば、大きな看板で日本語だけでない絵文字を含めて、表示すべきかと思います。また、遊歩道と車道が交わるところに、歩行者保護のための表示がありません。歩道側に「車道なので注意して渡れ」という看板か、遊歩道の延長線上の車道を公安委員会指定の横断歩道にしないと、観光客は仲間と話しながら車道に出てくる危険性があります。現在、設置されている柵は役に立っていません。
  3. 歩行者保護のための身近な小さな交通違反について、昨年もこの時期にご提案申し上げ、警察に通知した旨の回答をいただきましたが、現実は何も変わっていません。小さな違反の継続が大きな事故につながることは自明の理。発生してから、市が悪い、警察が悪いという話しではありません。大事故も結局は、歩行者がいるにもかかわらず「これくらいなら」との違反が重なって発生したものと思います。主要な通りの車両通行時間規制違反、駅前周辺の横断歩道前後の駐停車禁止場所での駐車車両、車道から歩道を横断して施設に出入りする際の歩行者保護のための規定違反など、歩行者保護規定を守らない運転手があまりにも多いので、歩行者が安心して歩ける歩道が必要と思います。

【回答】

  1. 公衆トイレの設置についてですが、街中に設置するとなりますと、その用地を取得する費用に加え、冬期間も利用できるようにするには、施設内のトイレと違い、凍結を防止するための設備などが必要なことや、景観に配慮したデザインのものにするなど、かなりの経費がかかることになります。また、設置する近隣の方のご理解が得られるのかということも、課題になるかと思っております。街中周辺の公衆トイレとしては、現在は、運河周辺に数カ所設置しておりますが、新設は難しい状況にはあるものの、公衆トイレや施設内のトイレの洋式化に対するご意見を多く頂戴しているため、原則、トイレ内の便器の半数を洋式にする計画を立て、今年度から少しずつではありますが、改修していく予定としております。皆さまに快適にご利用いただけるよう、努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
  2. 旧手宮線遊歩道は、自転車通行については、歩道部分(土色部分)は、押しての通行は問題ありませんが、乗っての通行は不可となっております。ただし市道長橋線〜市道手宮川通線の区間では、自転車や人力車の軽車両優先路が整備されているため通行可としています。看板については、景観の問題もあり鉄道施設風の小さな表示でスタートした経緯であり、手宮側は、要所に道路標識のようなもので絵文字風に配置しています。しかし箇所数は少ないので、今後、設置されていない部分も含め配置を進める予定であります。遊歩道が車道と交わるところに、歩行者保護のための表示がなく、現在、設置されている柵は役に立っていないとのことですが、柵に塗装(黒に黄色の縞模様)し目立つようにする手法で、市道船見〜竜宮線間を検討中であります。なお、横断歩道や白色のハッチの路上ペイントについては、公安委員会より難しいとの回答を受けております。

  3. 歩行者保護のための身近な小さな交通違反についてですが、ご指摘いただきました交通違反の解消につきまして、担当課である生活安全課が小樽警察署と打ち合わせを行いました。各通りの車両通行時間規制違反車両については、他の時間規制道路と同様に通行許可証の所持のチェックのほか、取り締まりの実施をお願いいたしました。同じく、駅前周辺の横断歩道前後の駐車車両については、小樽市と道路管理者で協議し、駐車しないよう促す看板の設置を検討するとともに、駐車しようとする車両への注意や悪質な駐車車両の取り締まりをお願いいたしました。また、歩行者保護規定を守らない運転手が多いとのことですが、車両が車道から歩道を通って道路外の施設(駐車場等)へ出入りする際には、車両は歩道等に入る直前で一時停止し、かつ歩行者の通行を妨げないようにしなければなりません(道路交通法第17条2項)。しかし、このことを知らない運転者も多く見受けられることから、市としても交通安全団体と協力して交通安全教室など、さまざまな機会を通じて運転者に周知を図るとともに、警察からも指導や取り締まりの実施についてお願いいたしました。

小樽の魅力について【7月4日受理】

私は、夏季の間4カ月くらい関東地方から来ています。今年で5年目となりますが、私にとっても素晴らしい土地(観光も含む)だと思います。小樽が私にとって、これは「スゴイ」と思いますのは、市民の方には生活の一部になっている「坂」です。市内に一歩入った時から周りは坂だらけで、圧倒されます。平地の多い地方から見ると、なぜこんな大変な思いを毎日しなければならないのかと思います。

国道5号線から山側へ入れば、それこそ尽きることがない「坂」ばかりなので、これは財産だと思います。名前が付いている坂もあるが、それこそ名も無い坂に小樽らしい名称を付け観光客に紹介し体験もしてもらったら新しい名物になるかもしれません。

【回答】

市内にはたくさんの坂があり、中には言われのある坂も多くあります。現在、小樽観光協会が作成している観光パンフレットには映画やドラマのロケ地にもなった薬師神社の坂などを紹介しているほか、本市のホームページでは30カ所ほどの坂を紹介しております。

坂のまち小樽におけるさまざまな坂につきましては、小樽の魅力のひとつとして、発信してまいります。

精神障がい者のバス運賃の半額申請について【7月4日受理】

私は、前にも市長さんにお願いしました。それは、精神の障がいを持っている人が一般の人と同じバス賃を払っているということは、納得がいきません。年金や生活保護で暮らしている私たちにとって、大きな支出です。身体・知的障がいと同様に半額にしていただけないでしょうか。前にもお願いしたのですが、とおりませんでしたので、大変残念です。私も、精神に障がいを持ち、働いてもわずかな時給の工賃です。その上、高いバス賃を払うというのは、ありえないのではないでしょうか。どうかよろしくお願いします。

【回答】

障がい者の方に対するバス運賃の割引は、各バス事業者の判断で実施がされているものですが、現在、市内路線などのバス運賃につきましては、お手紙にありますとおり、精神障がい者の方は割引の対象となっていないものです。

本市では、昨年11月に道と札幌市の担当者と一緒に各事業者に対し、精神障がい者の方への運賃割引を実施されるよう要望を行ったところですが、その際の回答は、経営が厳しい中で事業者の負担増は難しいというものでした。

また、全国市長会を通じて、精神障がい者の方への公共交通運賃について割引制度を設けるよう、国へ要望を出しているところであり、今後につきましても、関係機関等への働きかけを続けてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

市長への感謝・除雪について【7月4日受理】

札幌から小樽へ移り住んで5年になりますが、2016年から今年の冬期間の除雪は、本当に改善されていて良かったです。特に今季、札幌市の各地はひどい状況になっていましたが、「小樽はバッチリだよ!」と友人たちに自慢するほどでした。きっと、ほかにもたくさん改善されたことがあると思いますが、「冬期間の除雪」は、市民生活、経済活動、観光業、子どもの安全、等々、非常に多くの分野に影響を及ぼす重要な課題だと思います。今年の冬も、どうぞよろしくお願いいたします。

石原裕次郎記念館の閉鎖について【7月4日受理】

今年の夏で石原裕次郎記念館が閉鎖とのことですが、以下のことを提案します。

  1. 小樽市は、観光都市宣言をし、石原裕次郎記念館のおかげもあり、観光都市として、それなりの実績を上げています。その恩に報いるためにも、記念館跡地に石原裕次郎さんの銅像を建立し、「俺の小樽」、「夜霧よ今夜も有難う」等のヒット曲が流れるようにして、跡地を聖地としてはどうでしょうか。
  2. 例年、潮まつりの時に催される「石原裕次郎ヒット曲のど自慢大会」を独立させて、「裕次郎祭」として跡地で開催するようにする。
  3. そのための資金は、小樽観光協会主体で、市民等、有志から募金を募り銅像建立に活動してはいかがでしょうか。もちろん、市長、市会議員、小樽市民等、一体で取り組んではいかがでしょうか。

【回答】

石原裕次郎記念館は、残念ながらまもなく閉館することとなりますが、これまで多くの方が来館し、小樽観光にも大いに寄与していただいたものと、私も大変感謝しているところです。

閉館に当たり、石原裕次郎さんが生前に使用していたロールスロイスが寄贈されることとなり、本市総合博物館の自動車展示館で、夏期営業の期間中、展示をすることにしました。また、小樽観光協会が日本郵便北海道支社と連携し、オリジナルフレーム切手セット「裕次郎永遠に」を発売するなど、石原裕次郎さんの足跡を後世に伝えていくとともに、観光振興に繋げてまいりたいと考えています。

なお、石原裕次郎さんの銅像を建立すること、跡地を聖地とし、「裕次郎祭り」を行なうこと、建立のため市や議会、市民とも一体で募金活動をしてはいかがかというご提言につきましては、小樽観光協会にも、お伝えしたいと考えております。

民泊施設の規制【7月4日受理】

近年、海外から等の観光客増に伴い全国的に民泊施設が営業しています。既存の宿泊施設が足りないのか、民泊の料金が格安なのかはわかりませんが、外国人には特に人気があるように聞いています。隣にも民家を2棟買い取り、民泊施設へ改装中で年内にも営業とのことです。ごみの排出や治安など、いろいろと心配する声が近隣の人々から聞こえてきます。小樽市では、面積的に消防法の規格外と考えますが、旅館業法等で保健所などの規制は受けると思いますので、これらの点を考慮の上、条例当を制定し、近所トラブルにならないように、配慮願います。

【回答】

「民泊施設の規制」につきましては、一般住宅などに旅行客を有料で泊める「民泊」の営業基準を定めた住宅宿泊事業法(民泊法)が本年6月に成立したところであります。民泊法では、都道府県への届け出により年間の営業日数180日を上限に民泊事業ができますが、条例で定めることによって民泊の営業日数を引き下げるなど地域の実情を反映することができます。

今後、民泊施設が増加することに伴い、宿泊客によるごみの排出や治安等への影響が生じることが懸念されることから、現在、北海道が条例の制定に向けた検討を進めると聞いております。

また、この法律では、小樽市など保健所のある自治体について、都道府県の事務処理を代行できることにもなっておりますので、今後、北海道との協議や保健所のある自治体との情報交換を行いながら、本市における条例制定の必要性やその内容について検討を進める予定です。

海水浴場への出入口の整備【7月3日受理】

海の憧れから、海水浴場の近くに住んでいます。特に夏の海水浴シーズンやオフシーズンの海辺での散歩を楽しみにしていますが、海辺へ渡る道が見当たりませんので、仕方がなく民地の敷地を通り海辺へ行っております。この道を通る際に苦情を言われたことはありませんが、民地なので申し訳なく思うことから、海辺への通り道を確保してほしい。

【回答】海水浴場への出入り口については、海水浴場組合に確認したところ、海水浴期間はバス停付近に正式に出入り口を設けているとのことでしたので、使用する際はこちらの出入り口を使用していただければと思います。また、海水浴場組合には出入り口を分かりやすくなるような看板などの設置も、検討していただくように伝えました。

さまざな要望【7月3日受理】

  1. 駅前交差点は歩行者が多く車が曲がれませんので、信号機を歩車分離にしてください。
  2. 道の駅などを造り、トイレや駐車場も無料で使えるようにし、特産品を売って知名度をあげてはどうか。
  3. こどもを保育園に通わせていますが、保育料が高い。
  4. 私が住んでいる住宅地の札幌方面にある出入り口に、センサー信号機を設置してほしい。

【回答】

1.  小樽駅前の信号機の歩車分離につきましては、ほかからも要望が寄せられており、警察に要望を伝えていますが、国道5号の信号は連動制御を行っているため、一箇所だけ歩車分離にすることは渋滞にもつながるため難しい状況との説明を受けております。

2.  道の駅の設置につきましては、国土交通省から登録要件が示されており、道路利用者のための休憩機能、道路利用者や地域の方々のための情報発信機能、道の駅をきっかけに、まちとまちとが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための地域の連携機能、という三つの機能を有することが必要とされています。これまで本市においても、この三つの機能の確保を前提に道の駅設置について研究・検討を行ってまいりましたが、設置に当たっては、次の課題を解決する必要があると考えています。

(1)交通条件、地理的条件などを踏まえた幹線道路との接続可能な敷地をどう確保していくのか。

(2)道の駅は、自治体直営や第三セクターによる経営が主流となっていますが、市の厳しい財政状況の中で、施設整備費や維持管理経費をどう確保していくのか。

(3)小樽には、市場や堺町通りなどへも、多くの観光客や市民が訪れており、既存商業施設との競合による影響についてどう対処していくのか。

今後の道の駅設置については、これらの課題をきちんと整理し、将来性や採算性などを十分考慮しながら、その必要性も含め、さらに検討を行っていかなければならないものと考えております。

3. 保育料につきましては、子育て世帯の負担軽減のため、平成29年4月分から3歳未満の第2子以降(所得要件あり)の保育料を無料としたところです。今後も子育て世帯の負担軽減に積極的に取り組み、市民の皆様へお知らせしてまいります。

4. 総合体育館前の道路につきましては、公園及び施設利用者の安全確保の観点から駐車禁止の規制を実施しておりますので、ご理解をお願いいたします。

5. お住いになっている住宅地の出入り口への信号機設置につきましては、要望があったことを警察に伝えておりますが、市内には安全施設設置の要望箇所が多数あり、道路形状や利用状況から信号機の新設が難しい状況との説明を受けております。

津波避難タワーの建設について【7月3日受理】

今年3月に道の防災会議が公表した津波予想図によれば、最大遡上高が4.74mで私の住んでいる居住区の大部分は、浸水域に含まれます。第1波到達時間は26分となっています。昨年の避難訓練などでも意見が出ていましたが、この時間内で避難所まで非難できない方がかなりいると想定されます。特に一部の通り沿いの一帯は、困難と思われます。そこで、適当な場所に「津波避難タワー」を建設することを提案します。本州各地でもすでに建設が進められていると聞いています。想定どおりの津波に襲われれば、私の住んでる地域は壊滅すると思われます。

【回答】

本市では、今年の2月に北海道が公表した津波浸水想定を踏まえ、津波避難計画を策定中です。この計画では、避難の経路や避難場所を指定するほか、津波到達時間までの間に、安全な場所への避難が困難な地域の抽出も行う予定です。

抽出した結果、避難が困難な地域がある場合には、お手紙にありました津波避難タワーの整備も含め、どのような避難対策が有効なのか検討してまいりたいと考えております。

道の駅について【7月3日受理】

全国的に見て「道の駅」が注目されていますが、なぜ小樽では「道の駅」を設置しないのですか?観光客プラス地元の人に活用してもらえるような「道の駅」を設置してほしいです。新鮮な魚類や農作物、アルコール類等、商品はたくさんあると思います。

【回答】

道の駅につきましては、現在、北海道に100を超える道の駅があり、その多くで直売所を設置し、地元の特産品を販売することなどにより、地域経済の活性化に貢献しているものと考えております。

また、道の駅は、国土交通省から登録要件が示されており、道路利用者のための休憩機能、道路利用者や地域の方々のための情報発信機能、道の駅をきっかけに、まちとまちとが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための地域の連携機能、という三つの機能を有することが必要とされています。

これまで本市においても、この三つの機能の確保を前提に道の駅設置について研究・検討を行ってまいりましたが、設置に当たっては、次の課題を解決する必要があると考えています。

  1. 交通条件、地理的条件などを踏まえた幹線道路との接続可能な敷地をどう確保していくのか。
  2. 道の駅は自治体直営や第三セクターによる経営が主流となっていますが、市の厳しい財政状況の中で、施設整備費や維持管理経費をどう確保していくのか。
  3. 小樽には、市場や商店街の通りなど、多くの観光客や市民が訪れており、既存商業施設との競合による影響についてどう対処していくのか。

いただきましたお手紙にありますとおり、本市には新鮮な魚類、農産物やワイン等、魅力ある特産品などが数多くありますが、今後の道の駅設置については、これらの課題をきちんと整理し、将来性や採算性などを十分考慮しながら、その必要性も含め、さらに検討を行っていかなければならないものと考えております。

歴史的建造物を活用した小樽の活性化について【7月3日受理】

フラワーアーティストの講演に参加し、「花と歴史的建造物のコラボレート」を開催との情報がありましたので、事前の質問用紙に、小樽にも全国的に珍しい旧三井銀行、旧拓殖銀行、旧三菱銀行など、そのままの姿の歴史的建造物がありますので、小樽の活性化のために、その催しを小樽でするのは如何ですかと書いたところ、講演の質問コーナーで私の意見を取り上げてくれ、フラワーアーティストの方も「小樽は大好きで、実現したい」と前向きでした。歴史的建造物に花を添える個展を実現しませんか?間違いなく、小樽の活性化につながります。

【回答】

歴史的建造物を活用した小樽市の活性化につきましては、お手紙にありますとおり、小樽には明治期以降の歴史や文化、経済の面影を色濃く残す、数々の銀行建築が往時の姿のまま存在しております。

華道家のフラワーアーティストによる「小樽の歴史的建造物を活かした個展企画」につきましては、もし、実現が可能となれば、これまでにない素晴らしい芸術イベントになるものと思います。ご提案が皆さまの前で紹介された講演会は、テレビ局主催と言うことですから、あらためて、状況について確認したいと考えております。

JR銭函駅のエレベーター設置について【7月3日受理】

地元の強い要望による銭函駅エレベーター工事について、JR側との折衝等や問題解消に向けた行動が、とても評価できます。

【回答】

JR銭函駅におきましては、平成28年10月よりバリアフリー化事業として、エレベーターや多機能トイレなどの工事を実施しており、年内に完成する予定とJR北海道から説明を受けております。
JR銭函駅のエレベーターの新設は、地域住民の皆さまはもちろんのこと、観光などで銭函へおいでいただくお客さまに対する利便性向上にもつながりますので、完成した際には、多くの皆様が利用されることを期待しております。

平成29年6月に寄せられた手紙

放課後児童クラブについて【6月26日受理】

放課後児童クラブの内容について意見を書かせていただきます。

小樽の児童クラブが「とじこめクラブ」と評判があまり良くない事はご存知でしょうか。そのため、小学校入学前に、札幌へ引っ越しをするご家庭もあります。単親家庭、共働き家庭の場合、小学校の子どもが授業終了後に利用する放課後児童クラブの内容がとても気になります。手洗いやトイレ以外は、部屋から出られないというのは子どもの発達に問題があるのではないでしょうか。おやつも添加物満載の物を食べさせ「食育」とは遠い状況です。子どもの発育・発達を考えた託児所ではない放課後児童クラブを推進してください。全国で、より進んだ取組をしている放課後児童クラブの内容を取り入れてほしいと願います。(公園遊び、昔遊び、手作りおやつ食育など)

【回答】

放課後児童クラブは、発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう、児童の自主性、社会性及び創造性の向上や、基本的な生活習慣の確立等により、児童の健全な育成を図ることを目的とし、遊びや生活の場、静養するための場として、厚生労働省の「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」に基づき専用区画を設置し、運営するものとされております。

お手紙にありました児童クラブの内容につきましては、児童が自由にクラブの出入りをすることとなると、児童の安全確保を満足に行うことができなくなるほか、学校内の空き教室を利用し児童クラブを開設している現状から、他の学年の授業や課外活動などに対して影響を与えないための配慮も必要と考えております。

また、平日はお預かりしている児童の帰宅時間等がそれぞれ異なることから、児童みんなで外遊びなどを行うことは難しいですが、長時間お預かりし、他の児童も登校していない土曜日や、夏休みなどの長期休業期間中には、体育館を使用することが可能な日や天気の良い日に、体育館での運動や外遊びを行うよう心がけております。

なお、おやつに関しましては、各クラブに、極力無添加物などのものを提供するよう指導を行っておりますが、限られた財源の中での運営を行っていることから、全てのおやつを無添加物にすることは現状では難しいと考えております。

しかしながら、お手紙にありますとおり、進んだ取り組みを行っている自治体は多くあると思いますので、小樽市といたしましてもより良い運営を行えるよう取り組んでまいります。

手宮緑化植物園について【6月9日受理】

今年の5月5日に手宮緑化植物園に行きました。桜は五分咲きくらいでしたが、見学後に事務所に行き園芸雑誌を見ていたら参考になる記事があり、コピーをお願いしたいと思ったらコピー機がありませんし、自動販売機を利用しようと思ったら、使用不可で大変不便な思いをしました。また、事務所の植物棚には植物は何にもなく、寂しい思いでした。ゴールデンウィークの繁忙期には、アルバイト一人の対応では、何をかいわんやです。公園と来場者を大切にしていただきたいと思います。

平成29年4月に寄せられた手紙

野良猫の餌やりについて【4月6日受理】

猫は確かにかわいいと思うが、餌やりの問題はマナーです。餌やり禁止を広報誌などに掲載しPRするとか、とにかく増やさないこと。「きれいな街」を構築するために、解決に向けて対策を練ってください。

【回答】

野良猫の餌やりなどの行為つきましては、北海道が所管する「動物の愛護及び管理に関する条例」に基づいた、「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」に、対策が示されています。

その対策には、「飼い主のいない猫を管理する場合には、不妊去勢手術を施して、周辺地域の住民の十分な理解の下に、給餌及び給水、排せつ物の適正な処理等を行う地域猫対策など、周辺の生活環境及び引取り数の削減に配慮した管理を実施するよう努めること。」となっており、本市では、北海道と協力して、基準を守るように指導を行っております。

また、野良猫に対する無責任な餌やりについて、市内全町内会に猫の適正飼養に関する記述を含むチラシの回覧を3月末にお願いし、不妊・去勢手術の重要性等を啓発しているほか、個別の相談には、無責任な餌やりをしている人に対し、付近住民の理解が得られるように、不妊・去勢手術を施し、付近を猫のフンで迷惑をかけないように自宅の敷地内に猫用のトイレを設け、一代限りのお世話に留めるように指導を行っています。

なお、猫の室内飼育や餌やり規制については、法的に義務化されておらず、行政が猫の強制排除をすることや、餌やりの禁止や罰金等を規定する条例を制定することは非常に難しい状況であり、野良猫への餌やり原則禁止を目指していた他自治体の条例においても、条例で定めたルールを守れば、給餌することも認められると聞いています。

無責任な餌やりは、野良猫を増やすことにつながることから、市民の皆さんが迷惑を被らないように指導を継続し、動物愛護への正しい理解を市民に広げながら、きれいなまちづくりに努めてまいります。

勤労女性センターの名称について【4月4日受理】

 

勤労女性センターの名称は、戦後、男女平等の中にあっても、男性社会と言われた時代の名残の呼び方である。今は、男・女・その他の性も認め合う社会になった。勤労女性という名称を公募して早急に変えるべきと考える。

【回答】

小樽市勤労女性センターは、昭和50年、勤労女性及び家事等に従事する女性の福祉の増進を図るために設置され、女性が有意義に活動できる場所や機会を提供してきたところであります。設置当時は「勤労婦人センター」という名称でしたが、その後、全国的な女性の地位向上もあり、当市においても「婦人」を「女性」に変え、「勤労女性センター」という現在の名称になっております。

昨今は、「男性も女性もその他の性も認め合う社会に」という考え方に変わりつつありますので、名称の変更も検討する必要はあるかと思いますが、固定的性別役割分担意識や就労の機会や待遇などでは、依然として男性優位と感じる面も多く、実態としては「女性の」ための施設という位置付けは、今でも意味のあるものと考えています。

今後、男女共同参画が進み、性別による格差を考慮する必要がなくなった際には、「勤労女性」という名称が不要となりますので、変更も検討させていただきます。

なお、当センターでは、男性の利用も歓迎しており、主催事業であります「(春季・秋季)生活講座」では、一部の講座を除いて男性も参加できますので、広く市民の方々に利用されるよう周知してまいります。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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