平成30年度「わたしたちの思い」に寄せられた手紙

公開日 2020年12月07日

更新日 2021年01月06日

平成30年8月に寄せられた手紙

「わたしたちの思い」の運営について【8月2日受理】

前市長宛にいくつか「わたしたちの思い」を提示し、市長不在のなか職務代理者より回答をいただきましたが、「わたしたちの思い」の運営に関して提案をいたします。

  1. 宛先他に市長名が記載されておりますが、これを「小樽市長御中」のみとできないでしょうか。時期によっては選挙活動(売名行為)と受け取られる懸念を回避するのが狙いです。
  2. 職務代理者よりいただいた回答は、文書にて郵送されました。経費節約の視点から、メールでの回答でも良いかと考えます。様式にメールIDとメールでの回答可否を記入できる欄を設けたらどうでしょうか。さらにFAX関連の欄は不要と考えます。

【回答】

  1. 宛先から市長の個人名を削除してはどうかとのご意見につきましては、本市では、一般的に、担当者から順に上位職へ書類等が回付される、いわゆる、「ボトムアップ方式」により意思決定等がなされております。しかし、「わたしたちの思い」では、市民の皆さまから多様なご意見やご提言をお寄せいただき、それらを市政に反映させるため、最初に市長が目を通し、必要に応じて、担当者に指示を出す「トップダウン方式」を採用しております。このため、市長の個人名が印刷されていることには、単に、組織の長・代表者であるという意味合いに加え、直接、市長が目を通していることを象徴的に伝える効果があるものと考えております。また、次年度以降の取扱いについては、選挙管理委員会とも協議の上、検討してまいりたいと思います。
  2. 経費節約のため、メールでの回答可否を確認し、FAXによる回答を廃止してはどうかとのご提案についてですが、メール回答の可否の確認につきましては、次年度以降に向け、レイアウトを変更し、確認欄を設けるなどの検討を進めてまいりたいと考えております。FAXでの回答につきましては、それを希望されている方もおりますので、現時点での廃止は考えておりません。

第6次総合計画成果指標の達成度の公開について【8月2日受理】

第7次総合計画を策定するために用意された『「(仮称)第7次小樽市総合計画」策定系資料集〜小樽の未来の為に〜』には、第6次で策定した施策に対応した「成果指標の推移と達成度」が記載されております。この「成果指標の推移と達成度」とその解説文を、次のような効果を想定して、小樽市HPにわかりやすくグラフ表示等を活用して、随時更新したものを公開できないでしょうか。

  1. 第6次の計画・施策の評価を、成果指標の達成度等により市民に実施させ、第7次総合計画基本計画(案)に対して積極的なパブリックコメントを引き出す。
  2. 未達成傾向にある成果指標に対して、市民として何をすべきか問題意識を持たせ、市政への参加意欲を高める。

【回答】

「第6次小樽市総合計画成果指標の達成度の公開」につきましては、平成28年度及び平成29年度に試行として実施した行政評価(施策評価)の評価調書として、ホームページで公開しております。また、評価の過程における市民参加の場面として、「行政評価市民会議」を設置し、市民の視点からの意見をいただいたところであります。

しかしながら、両年度の施策評価を通して、成果指標の設定数や内容等が全般的に不足、又は改善を要するという課題が見出されたため、今年度は第6次総合計画の施策評価は行わず、現在策定中の第7次総合計画の基本構想に引き続いて策定する、同基本計画において、できるだけ的確に施策の成果を説明できる成果指標の設定を行う予定としております。

小樽市総合体育館について【8月2日受理】

息子に付き合って体育館に行きますが、建物内の温度・湿度はどうにかできないのでしょうか。熱中症に気を付けましょうって言われても限度があり、あの状況ではいつか事故が起きると思います。教育委員会に問い合わせたましたが、今のところ解決は無理と言われました。それではいつ解決してくれるのでしょうか。中・高体連など、子供達の利用が多いと思いますが、「子供を育てる」ということでは良い環境にないと思います。ただでさえ少子化だというのに、だから札幌に流れていくんです。

【回答】

総合体育館につきましては、昭和49年建築の施設であり、冷房設備のない施設です。夏期におきましては、2階部分となるアリーナ観客席や第4体育室が特に暑くなる状況でありますが、必要に応じて午前中のうちから扉や窓を開放したり、換気扇を回したりするなどの対策を行っているところです。新たに冷房設備を設置するとなりますと、多額の経費を要することから、導入は難しい状況でありますので、ご理解いただければと思います。

総合体育館は、教育委員会の生涯スポーツ課が所管し、施設の管理を民間の指定管理者に委託して運営している施設です。このたびのご意見につきましては、生涯スポーツ課を通じて指定管理者にもお伝えし、情報の共有を図るとともに、熱中症対策のために、施設利用者に対してこまめに水分を補給するなどの周知を徹底するよう、引き続き指導してまいります。

平成30年7月に寄せられた手紙

さまざまな提言【7月24日受理】

  1. 勝納川散策路に桜を植える。
  2. ミス小樽の廃止(時代遅れ)。
  3. 天神小学校を、「道の駅」やレストラン、貸しスタジオとして利用。
  4. 朝里川温泉及びダムの活用(「そぞろ歩き」のできない温泉地はつまらない)。
  5. 他の都府県のアンテナショップ誘致や、商店街の空き店舗を利用して「お好み食堂」をつくる(商店街の飲食店のメニューを空き店舗に出前してもらって、利用客が好みのものを食べられる場をつくる)。
  6. 妙見市場を子供の遊び場にする。

街路樹の雑草と水芭蕉の群生地について【7月23日受理】

街路樹の下が雑草だらけだと思いました。害虫も発生するので、除草を考えてほしいと思います。また、塩谷に水芭蕉が群生しているところがありました。小さな観光地になるといいなと思います。

【回答】

国道5号線の街路樹についてのことでしたので、小樽開発建設部に報告させていただきます。

また水芭蕉については、長橋から塩谷に抜ける稲穂沢にある水芭蕉の群生地のことだと思いますが、ここは、写真を趣味とする人々の間では比較的知られているスポットのようです。ただし周囲に駐車場もなく、比較的わかりづらい場所でもありますので、本市が積極的にPRするのではなく、口コミ等で知る人ぞ知る場所として伝わればと考えております。

水芭蕉といえば、小樽の苗穂公園の中にも群生を見ることができます。こちらは駐車場もありますし、市としても自然公園の魅力のひとつとしてPRしていければと考えております。

トンネルの照明について【7月18日受理】

塩谷中学校から忍路に抜ける農道に三つのトンネルがありますが、どのトンネルも暗く、入った瞬間センターラインがわからなく、非常に危険を感じています。特に最初の左カーブのトンネルは、入った瞬間何も見えない状態です。私たちはセンターラインや左の壁を目測しながら運転しますが、それが全く見、もう少し照明を増やして欲しいと思います。

施設名(ローマ字)の英語表記推進について【7月17日受理】

市内の公共施設、観光施設の行き先(場所、方向等)を知らせる看板(表示板)においては、ローマ字による表記がいまだに存在し、海外からの旅行者に不親切であると考えます。

【回答】

ローマ字表記については、日本人が発している言葉を聞き取ることで判断がつきやすいという利点もありますし、ローマ字表記をするかどうかは、看板を設置している方それぞれの判断によるものと思われます。ご指摘になっているのは、国道の信号機などに設置している現在地を表記した看板のことかと思いますので、看板を設置している国道の管理部署にお考えをお伝えしたいと思います。

バス路線の確保・維持について【7月17日受理】

高齢化による自家用車の利用率が低下することが予想されるなか、バス路線の維持は重要な課題である。第6次総合基本計画においても、市民のバス利用回数を増やすことが評価項目として予算化(計画課)されています。そこでバス利用率向上施策を提案します。

  1. 職員の原則バス利用の推進(自家用車利用を原則禁止する)
  2. 通勤・通学時間帯における4車線でのバス優先レーンの設置
  3. 複数路線利用時の利用料削減による利用者拡大
  4. ワンコイン区間の設置による利用者拡大
  5. ふれあいパスの継続

【回答】

まず職員の原則バス利用の推進につきましては、通勤の途上に保育園への送迎をしなければならないなどの理由で、公共交通機関を利用できない職員もおりますことから、職員の自家用車利用を禁止することは困難でありますが、市内バス路線を含む公共交通全体の利用促進に関する取組において、市職員に対し積極的な協力を要請し、公共交通の利用を奨励していきたいと考えております。

次に、通勤・通学時間帯における4車線でのバス優先レーンの設置、複数路線利用時の利用料削減による利用者拡大、ワンコイン区間の設置による利用者拡大につきましては、本市では、人口減少や少子高齢化に伴い、路線バスをはじめとした公共交通利用者が減少しており、将来にわたる公共交通の維持が大きな課題となっているため、平成29年11月に交通事業者や公共交通利用者、関係機関等で構成した小樽市地域公共交通活性化協議会を設立し、課題解決に向けた議論を行うとともに、公共交通のマスタープランとなる「小樽市地域公共交通網形成計画」の策定作業を進めており、現在、公共交通の利用実態やニーズ等を把握するための調査を実施しております。今後、調査結果の分析等を行い、課題を整理した上で、計画の方針や目標を定め、必要となる具体的な施策や事業を検討、実施していくこととなりますが、公共交通の利用促進のための施策は重要な位置付けになると考えており、この度のご提案も参考とさせていただき、将来に向けた持続可能な公共交通体系の構築を図ってまいりたいと考えております。

最後に、ふれあいパス事業につきましては、市内在住の70歳以上を対象に、「積極的な社会参加と心身の健康保持、生きがい創出」を目的として、実施しているものです。平成9年の制度開始から現在に至るまで、数回に渡り事業内容の見直しを行ってきましたが、今後、高齢化が急速に進む本市においては、高齢者数のピークとなる平成35年に向けて、事業費の増加が予想されております。本市の厳しい財政状況の中においても本制度を維持できるよう、現在、事業者とICカード導入の可否などを協議中で、将来に渡って持続可能な負担の在り方を含めた見直しについて協議、検討しております。

市職員数の適正化について【7月17日受理】

統計書によると、市職員数は増加傾向にあります。人口減、財政規模減等を受け、第7次総合計画基本構想(案)では、「コンパクトな効率的なまちづくり」をすすめるとあります。また歳出あるいは市政運営上の「設備」の一部である「人件費」については、中期財政収支見通し(平成30年度〜平成34年度)において、従来通り義務的経費として扱われ、今後の財政健全化に向けた取り組みにおいては「業務の質と量に応じた人員配置の適正化」にとどまり、住民比率に対比した減員に触れていません。市職員数について、長期的にどのように考えているのでしょうか。

【回答】

職員数につきましては、近年の職員数は増加傾向にあり、住民基本台帳人口の減少に伴い、住民一人当たりの職員数も増加しております。職員数の増加は、新規採用者数を増加させたことによるものですが、当市では、財政健全化のため、平成17年から5か年で職員を削減する計画を立て、職員の削減を実施しました。その後も新規採用の抑制や、新規採用者を退職者の2分の1とするなどして、職員の削減に努めてまいりましたが、大幅な削減を実施した結果として、慢性的な欠員による業務負担の増や、職員の年齢構成に歪みが生じたため、市政運営上必要な人員を確保するため、近年は新規採用者を増加させているところです。

人口の減少に対応した職員削減の必要性は感じているところですが、住民サービスの低下を防ぎつつ職員を削減するためには、コンパクトなまちづくりや、庁内組織の見直しにより、業務の効率化を図ることが不可欠でありますので、これらの取組を進めていくことが必要であると考えております。

今後の職員数の見通しにつきましては、過去の職員削減により生じた課題について、一定程度の解消が図られましたが、人口減少や当市の財政状況を踏まえると、長期的な総職員数の削減は不可避であると考えており、今後も業務の効率化を図り、一部業務の外部委託化なども検討しながら、適正な人員配置に努めてまいりますので、ご理解いただきたいと思います。

除排雪の仕様開示について【7月17日受理】

市民の最も関心のあるテーマに除排雪があります。市民の立場で現在の除排雪の仕様がどうなっているのか、本年度はどう改善されていくのか、仕様を開示し、市民とともに具体的に議論する必要があると感じています。「(仮称)第7次小樽市総合計画」策定資料においても、「創意工夫などの現状の取り組みが見えてこない」と市民アンケート結果が示されています。

そこで次を提案します。

  1. ロードヒーティング対象区域とその拡張性に関する考え方の公開
  2. 除排雪について、(1)昨年度の業者への現説資料のうち市民視点での仕様の公開、(2)予定される今年度の仕様(案)の公開とパブリックコメント制度の適用、(3)(2)を受け市議会で仕様(案)を決定する、(4)業者選定

【回答】

  1. ロードヒーティング対象区域とその拡張性に関する考え方の公開につきましては、本市では冬期間における急坂路線の凍結路面対策として、ロードヒーティングを設置してきましたが、平成16年度に新設事業が完了し、現在は既存施設においてバス路線や交通量の多い路線から順次、更新事業のみを行っております。ロードヒーティングの対象区域としましては、市内全域を対象区域としておりますが、スタッドレスタイヤの機能向上や、砂まきにより急坂路線の管理を行っていることから、現在のところ新たな路線への設置予定はありません。
  2. 除排雪の「昨年度の業者への現説資料のうち市民視点での仕様の公開」及び「業者選定」につきましては、現状で市道の除排雪に関する委託業務の仕様書を含む設計図書及び地域総合除雪の業者選定を広く市民の皆様に公開することは行っておらず、このことを変更する予定はありません。また、「予定される今年度の仕様(案)の公開とパブリックコメント制度の適用」と、そのことを受け「市議会で仕様(案)を決定する」ことにつきましても、現状でこのようなことを実施しておりませんが、仕様書を含む市道の除排雪計画については、年2回開催している除雪懇談会、「わたしたちの思い」、電話やファックス等で直接伺う「市民の声」等で、市民の皆様からのご要望・ご提案の内容や、市議会での議会議論等を参考に策定しており、その内容や主な変更点につきましては、除雪懇談会、市のホームページ、「広報おたる」等を通して周知しているところであり、今後についても同様に進めてまいりたいと考えております。

市と市民の相互コミュニケーション確立推進について【7月17日受理】

市政の現況を多くの市民が正しく理解するために、市が積極的に情報発信をする、その上で市民が市に対して前向きな提案をどんどん行うという双方向のコミュニケーションが不十分であるという理解にあります。

その根拠として

  1. 広報おたる等では市の事業全容及び、経費面の根拠が示されない。
  2. ホームページで色々な資料が公開されているが、補足説明文はなく、さらに高齢者等のITリテラシーが低い者にとっては、重要な媒体とならない。
  3. パブリックコメント数は異常と思える程、低位である。
  4. 市が行うアンケートは、無作為2〜3千人を対象とし、回答率30%程度である。

があります。

私からは、TVデータ放送の活用、無記名による市政アンケート(オンライン)の実施を提案します。

【回答】

まずTVデータ放送の活用につきましては、地上デジタル放送への移行が完了し、TVを視聴する全ての方がデータ放送を利用することが出来るようになったこともあり、今後、市民の方々へ情報発信するための重要な媒体になり得るものと考えております。

しかしながら、費用等の問題もあり早急な導入は困難と思われますので、すでに「地デジ広報」をはじめている札幌市、岩見沢市、砂川市等を参考に、将来的な導入の可能性について、検討してまいりたいと思います。

次に、オンラインによる無記名の市政アンケートにつきましては、導入手法について検討した経緯はありますが、総務省によると、平成28年度のインターネット利用者が全国的には8割を超えていることに対し、同年度に実施した市民アンケートでは、インターネット利用者は5割弱であり、また市政情報の入手方法も紙媒体である方が多数を占めていることから、本市では、現時点においては紙媒体による手法が有効であると考えております。

子供たちに正しい小樽を伝える【7月13日受理】

市民の生活環境にとって、「樽」と「たる(木へんに尊)」の表記が混在している状況の中で、子供達(小中学生)からどちらの文字が正しいのかと親や先生が質問を受けたとき、どう説明するのでしょうか。教育・文化及びアイデンティティの視点で、考え方を確認させてください。

【回答】

小中学生から質問されたときは、手書き上の習慣や印刷のシステム上の理由で「樽」の代替として「たる(木へんに尊)」を使用することもありますが、「樽」が正しい表記である旨、説明するものと認識しております。

「樽」の漢字は、小中学校の国語科の指導の対象とはなっておりませんが、小樽市立学校で学ぶ子どもたちは、「樽」の漢字を読んだり書いたりする機会が多く、漢字の書き表し方について正しい知識を身に付けることは大切ですので、教育委員会から校長会を通じて各小中学校へお知らせしてまいります。

自然の村の入場料について【7月11日受理】

私はボランティア団体の代表と、障がい者団体の副会長をしています。

年に一度ボランティア団体での行事として、炊事遠足を行っています。数年前までは、滝野すずらん公園を利用して入場料は無料でした。しかし、移動に時間がかかり大変なので、小樽市内で見つけたのが自然の村でした。

我々の団体は、障がい者を支援してくれている健常者と、ボランティアで参加してくれている地元の高校生です。利用するためには、ひとり200円とはいえ多額で、団体にとって負担になっています。

気軽に出かけ、広い野原をみんなで歩き回り、美味しい空気と美味しい豚汁を作って食べたい。せめて地元の住人だけでも入場料を減免して欲しいと願っています。

歴史的建造物の解体について【7月9日受理】

近年、小樽市では歴史的建造物の解体が相次いでいます。また、無名の歴史的建造物に至っては、以前から保護が課題として挙げられているにも関わらず、何の対策も行われないまま解体されているのが現状です。対策として、一定の築年数を経た建物の解体には市の許可を要するなど厳しい条例を設ける、一定の築年数を経た建物の所有者の負担軽減措置をとる、ホームページを通じて建物を手放したい人と購入希望者を繋ぐ、「小樽市指定歴史的建造物」の指定をより積極的に行う、または、「小樽市指定歴史的建造物」とは別に、古民家等への指定に特化した新たな枠組みをつくるなどが考えられます。現状を放置しておくと近い将来小樽市の歴史ある景観は確実に無くなり、歴史を魅力とする小樽市にとっては、「魅力あるまち」とは真逆の結末となります。何か対策をお考えでしょうか。

【回答】

近年、解体された古い建造物には、市指定歴史的建造物ではないものも含まれておりますが、本市では、学識経験者の意見や審議会の答申を踏まえ、条例に基づき、所有者の同意を得た上で指定歴史的建造物の指定をを行っているほか、これらの建造物の保全について、経費の一部の助成など支援を行っています。

基本的に建造物は所有者の財産であり、その財産の保有や処分については、その所有者の考えや事情が優先されるため、条例等により一律に一定の築年数をもって何らかの措置を講ずることや解体を規制することは難しいものと考えています。しかし、古くから残る建造物を活用し、まちなみ景観を残していくことは望ましいことですので、本市では活用する上での法規制の問題等についてご相談に応じております。

除排雪について【7月9日受理】

5年前に主人が亡くなってからは、本当に困っております。冬がくるのがこわいです。娘と暮らしておりますが、大変です。市の車も、ひと冬に一回ぐらいしか来てもらえませんよね。せめてひと冬に三回(月に一回)ぐらい来てほしいですね。雪投げはお向かいのご主人が手伝ってくれますが、本当に大変です。電気で溶かしておりますけれど、電気代も大変です。

小樽駅前の再開発について【7月9日受理】

12年後の北海道新幹線延伸で、新小樽駅とJR小樽駅は分離されるのでしょうか。交通アクセスは充分でしょうか。現在のバスターミナルについて、各路線の乗り場の変更はありますか。

【回答】

まず、新小樽(仮称)駅の所在地についてですが、JR小樽駅とは直線距離で4キロメートルほど離れている小樽市天神2丁目への建設が予定されています。

次に、新小樽(仮称)駅とJR小樽駅との交通アクセスにつきましては、「北海道新幹線新小樽(仮称)駅周辺まちづくり計画」(平成28年度策定)において、路線バスの強化や専用シャトルバスの運行など、両駅を結ぶ交通手段の充実について方向性を整理したところであり、今後、設立を予定している官民連携組織において検討していくこととしています。

また、JR小樽駅のバス乗り場については、新小樽(仮称)駅からの交通アクセスの検討に基づき、バス事業者との調整の上、決定されるものと考えています。

小樽港米軍艦寄港問題について【7月9日受理】

「住みよい町、人にやさしい町小樽」をつくっていくために、と言うのであれば、核兵器を搭載している可能性のある米軍艦の小樽港寄港を許可すべきでない。小樽は核兵器廃絶平和都市宣言をしている町ではないですか。米軍艦を小樽港に入れることに反対です。小樽市長として、平和憲法9条を守りぬく立場で、「平和な町」「平和な港づくり」に力を入れてもらいたい。それが、「住みよい町」「人にやさしい町小樽」になると、信じています。

【回答】

米国艦船の寄港につきましては、小樽港は商業港であることから、本市としても、度重なる米国艦船の寄港は必ずしも好ましい状況であるとは考えておりません。

しかしながら、外交や防衛に関することは、国の専管事項とされており、日米安全保障条約及びこれに基づく日米地位協定により、米国艦船はわが国の民間港にも入港できることとなっており、米軍の関係者については、一定の条件の下にわが国への入国も認められているところです。また、港湾法では、港湾管理者である市長は、何人に対しても不平等な取扱いをしてはならないものと定められているため、米国艦船であるという理由のみをもって港湾施設の使用を不許可とするのは、同法に違反するおそれもあります。

これらのことから、本市では、米軍艦船の寄港に当たっては、商業港としての機能を損なわないよう、1、入出港時及び接岸時の安全性、2、商業港としての港湾機能への影響、3、核兵器の搭載の有無の三点の基準に基づいて、入港の可否を判断しています。

ご指摘のとおり、本市では、わが国の非核三原則が完全に実施されることを願い、全ての核保有国に対し、核兵器の廃絶と軍縮を求め、核兵器廃絶の世論を喚起するため、昭和57年6月28日に核兵器廃絶平和都市となることを宣言していることから、特に、上記3の確認については、外務省及び米国総領事館に対し文書照会し、その回答を得た上で慎重に判断しているところです。

今後におきましても、本市としましては、市民の平和と安全を守る立場から、米国艦船の入港は、慎重に判断する必要があると考えておりますし、小樽港が商業港であることから、商船優先の立場で対応してまいりたいと考えております。

なお、本市では、平成21年10月に核兵器廃絶を目的とする平和首長会議に加盟し、平和に対する姿勢を対外的に示しているほか、毎年8月には平和事業を実施しており、今後とも核兵器廃絶及び平和の希求に努めてまいります。

観光客に対しての配慮がたりない【7月9日受理】

毎年2回ほどオタモイ海岸に行きます。旧式トイレを利用のたびに、かがんで用を足しますが、大変な思いをしています。観光客の皆様方も同じだと思います。何とか早急に検討してください。

【回答】

市で管理しているトイレは、市役所庁舎などの公共施設に附属するものを含めますと、その数は100箇所以上になります。

トイレに対してはこれまでも様々なご要望をいただいておりましたので、利用状況を鑑み、洋式便器等に改修する計画を立て、順次、実施しているところですが、1箇所洋式便器に改修するのに、状況にもよりますが水洗式の場合で30〜40万円程度かかります。

また、御存知のとおり、オタモイ地蔵尊までの遊歩道や海岸へは土砂崩れ等の危険があるため、立入禁止となっていることから、観光客の皆様には観光船での遊覧を進めております。

このような状況でありますので、改修は難しいものと考えておりますが、ほかに不自由なく利用できるような方法がないか検討してまいりたいと思います。

築港広場公園の噴水について【7月6日受理】

昨年まで、季節になると、噴水に近所の方、幼稚園、保育園の多くの方が遊びに来ていました。これが今年は、水道料金がかかるとのことで、未だにみられません。

お金がかかるからと言って、子供の楽しむ場所まで止めても良いものでしょうか。これから夏休みに入ります。期間限定でもよいので、なるべく早く動かして、子供たちのささやかな楽しみの場をつくってください。

流雪溝の設置について【7月4日受理】

冬期間、市の除雪車の置き雪に、大変苦労しています。雪を高く積みあげられず、やむなく道路に積んでしまうため、徐々に道路幅が狭くなり、対面通行ができなくなりますし、道路の真ん中を歩いた歩行者が車からクラクションを鳴らされています。

そこで提案ですが、流雪溝を設置すれば、雪を持ち上げることもなく運んで投下するだけなので、労力も少なく済みますし、道路が極端に狭くなることもないと思います。

流雪溝に流す水は海水を使えば良いですし、費用は海水をくみ上げる電気料金と、ポンプを整備する維持費のみで、除排雪の必要がなくなれば数年で元が取れるので、国道から海側は流雪溝で対応できると思います。

市立小樽美術館・文学館内のコインロッカー設置について【7月3日受理】

私は、作品の搬入や陳列、搬出で何かと美術館に足を運ぶことが多いのですが、作業時にコート類やカバンなどを一時的に保管する場所がなく、とても不便さを感じます。また、展覧会を鑑賞する時も、コートを持ったままで鑑賞することになり、身苦しさや重さを感じます。車で来館される方は車内に保管できますが、そういう方ばかりではありません。また、市外からの観光客の方々、美術館を訪問する児童生徒たち、高齢者にとっても優しい配慮になるのではないでしょうか。

【回答】

市立小樽美術館・文学館内には、現在1階中村善策ホール奥に8個の返金式コインロッカーを設置しておりますが、わかりにくい場所にありますので、今後、ご案内の表示方法を検討いたします。

コインロッカーの増設につきましては、費用の面からもすぐに対応することは難しいため、お手荷物が多い場合には、事務室にてお預かりするという対応も行っておりますが、このことにつきましても、窓口にわかりやすく表示するよう対応いたします。

精神障がい者のバス運賃の半額申請について【7月3日受理】

私をはじめとする、精神の障がい者のバス賃について、毎年お願いしていますが、なぜ精神の障がいを持つ市民だけ、障がい者手帳での割引が効かないのでしょうか?私をはじめ、皆、収入が生活保護や障がい者年金で、細々と暮らしている立場も考えていただき、ぜひ、手帳の提示で半額としていただきたいのです。私はボランティア程度の、時給150円という給料なのです。しかし働けない障がい者はもっと大変だと思います。よろしくお願いします。

【回答】

障がい者の方に対するバス運賃の割引は、昨年もご説明させていただいているとおり、各バス事業者の判断で実施がされているものですが、現在、市内路線などのバス運賃につきましては、精神障がい者の方は割引の対象となっていないものです。

本市では、一昨年に引き続き昨年も、道と札幌市の担当者と一緒に、道内の主要交通事業者団体に対し、精神障がい者の方への運賃割引が実施されるよう要望を行ったところですが、その際の回答は、経営が厳しい中で事業者の負担増は難しいというものでした。

また、全国市長会を通じて、精神障がい者の方への公共交通運賃について割引制度を設けるよう、国へ要望を出しているところであり、今後につきましても、関係機関等への働きかけを続けてまいりますので、ご理解いただければと思います。

なお、本市では精神障がい者の方が社会復帰施設等に通所する場合の交通費の一部を助成することにより、その費用負担の軽減を図るとともに、社会復帰及び社会参加を促進することを目的とした事業を継続しているところでありますので、ご活用いただければと思います。

小樽「道の駅」について【7月3日受理】

地方に行った時に思うのですが、小樽にはそれなりに美味しいものが沢山あるのに、なぜ「道の駅」を作らないのか不思議です。観光客が来て1か所で小樽の名産品が買えるのなら、大変便利だと思います。小樽をもっと活性化するには絶対必要だと思います。

【回答】

 「道の駅」を設置するに当たり、国土交通省が示す登録要件として、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行う「地域の連携機能」という三つの機能を有することが必要とされております。その中で本市においては、「幹線道路との接続可能な設置に適した敷地の確保」、「市の財政状況が厳しい中での施設整備費や維持管理経費の確保」、「市場などの既存の商業施設との競合による影響への対処」といった課題があり、設置に当たってはこれらの課題を解決する必要があると考えています。

 一方で、本市には新鮮な魚介類、農産物やワインなど魅力ある特産品が数多くあり、そのような特産品をまとめて提供できる「道の駅」は、地元をPRするための魅力ある施設になり得るとの考えもあります。

 今後、課題を整理した上で、将来性や採算性などを十分に考慮しながら、その必要性も含めて検討を行っていかなければならないものと考えております。

お見合いパーティー実施について【7月3日受理】

私の息子は37歳になります。この春、ようやく東京から札幌に異動になり、親としてはほっとしておりますが、一日も早くお嫁さんを連れておいでと言っているものの、反応がありません。そこで、小樽市内で会費制のお見合いパーティーを企画、実施していただければ幸いです。

【回答】お見合いパーティーについてですが、男女が出会う場としての、いわゆる婚活イベントは、これまで小樽雪あかりの路やおたる屋台村などを会場として開催されたと聞いておりますが、それらは市が主催したものではなく、また、現状では、市主催での開催予定はございません。この先、市主催で婚活イベントを開催することがありましたら、市のホームページやイベント広告紙などでお知らせしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

眺望の良い水天宮について【7月2日受理】

水天宮は街の中心にあり、ここから見る景色は素晴らしいです。堺町からも近く、買い物や運河だけでなく、ちょっと散策して街や港を眺める場所がありますと紹介したらいいのでは?どうして小樽市はこんなに良い場所をもっと宣伝しないのでしょうか、もったいないと思います。市も協力して近辺を整備して、もっと観光地として活用されるよう願っています。

【回答】

本市としましても、水天宮は重要な眺望スポットとして認識しており、平成6年には小樽市指定歴史的建造物にも指定しております。観光客の認知度は高く、テレビ番組や短編映画の撮影実績も多くあります。

毎年発行の観光ガイドブック「もっともっと小樽」では、小樽港が一望できるビューポイントとして、春に発行する「さくらマップ」では桜とともに港を見下ろせる場所として、紹介しております。また、おたる案内人がお勧めする市内散策コースマップのひとつ「『坂』を堪能てくてくコース」の中では、特に境内からの眺めが格別と表現しているところです。

さらに、水天宮例大祭につきましては、毎月発行の月間イベント情報に掲載し、小樽市内の観光案内所、ホテルなどはもとより札幌駅の観光案内所にも配布しております。

このように、水天宮からの眺望および建物については、現在もPRをしているところではございますが、今後も、PRを続けてまいります。

「観光都市」小樽の美化について【7月2日受理】

他市と比べ小樽の中心部はきれいという印象はなく、中心部をはなれると、逆に汚いと言ってもいいくらいですが、多額のお金をかけなければ、街並みを美しく保てないわけではないと思います。個々人、会社などが各々の周りを綺麗にすれば、街中がいつも美しく保てると思います。観光客がたくさん往来している場所も、個々の方々が日頃から心づかいをしていれば、評判も高まり、更に観光客数も増えると思います。私が勤めていた会社の地区は、私が頻繁に掃除をし、きれいにしていたら、周りの会社でも掃除をするようになりました。今は近くの公園やゴミステーションを、知人と3人で草刈りや清掃を行っています。

また、我家の前の陥没した道路2ヶ所について、補修の要望を出しましたが、いつまでたっても補修してもらえないため、自費で補修をしました。市の財政が厳しく、市民の要望に中々応えられないのであれば、市の指定業者が請け負って町内会費で補修した場合、それに対し補助金制度をもうけてもらえればと思います。

【回答】

本市では、平成18年6月にボランティアの皆様による「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成し、市民や事業者の皆様と協働して、市民や観光客に対する啓発を目的として定期的なごみ拾いを行っているほか、ポイ捨て防止対策として看板を設置して啓発しているところです。また、ボランティア専用袋(ピンク色)を作成し、町内会をはじめ個人でもボランティア清掃をされる皆様に無料でお配りし、きれいな街づくりにご協力いただいております。市職員につきましても、ボランティア専用袋の積極的な活用を促しておりますが、より一層の活用を促すため、全職員に対して、改めて周知していきたいと考えております。

市道の補修については、町会から市に寄せられた要望から、該当箇所がもれていたようですが、補修自体は市が実施しているので、今後気づいた点をご連絡いただければ現地を確認して対応いたします。

立木の樹種名について【7月2日受理】

私は、毎朝夕、愛犬といっしょに散歩をしており、小樽公園・図書館の周りも散歩コースの一つで、緑の整備が大変すばらしく感謝しています。そこで一つ提案しますが、立木に樹種名の名札をもっと増やしてつけてください。

奥沢水源地の植栽について【7月2日受理】

先日、数年ぶりに奥沢の旧水源地を見ましたが、廃止後、緑化等改修がされていない感じを受けました。水源地跡地にアジサイ、桜、ツツジなどを植えてはどうでしょうか。苗は市民からの協力で提供してもらえば簡単に集められると思うので、有名な観光地に匹敵する名所を目指してはいかがでしょうか。

防犯カメラの設置の推進について【7月2日受理】

日々、様々な凶悪事件が報じられ、自分や家族がいつか被害に遭うのではないかと不安に思っておりますが、自分たちの行動に気をつけても限界があります。

そこで防犯カメラ設置の推進をお願いします。犯罪の抑止にもなりますし、防犯カメラの映像が証拠となり、事件が解決に至ったということも多く聞きます。理想は一家に一台の設置ですが、一人暮らしや金銭的に余裕のない家庭もあることと思いますので、補助金を出すことも検討していただければ、より一層設置に拍車がかかるのではないかと思います。

住む場所を決めるにあたって「治安の良さ」は重要なポイントではないかと思いますので、ご検討いただけたら幸いです。

自然の村パークゴルフ場について【7月2日受理】

開設以来、自然の村パークゴルフ場を愛好しています。かつては多くの方々が来場しましたが、他に良好なパークゴルフ場ができ、来場者も減って行くのが現状です。自然の村パークゴルフ場を愛好する人々の間では、公社と市が協力して宣伝することで、評判が口込みで広がり、来場者が増えると予想してます。他にも、入場料を下げる、トイレなどの設備改善など、市民が何を要望してるか確かめる事を進言します。

【回答】

パークゴルフ揚を利用されている方のご要望につきましては、おたる自然の村公社が、パークゴルフ場を含む「おたる自然の村」の施設を利用される方からご意見をいただく用紙を用意しております。今後も快適にご利用していただくために、様々なご意見をお聞かせいただき、対応可能なものにつきましては、取り組みをさせていただきたいと思います。

また、施設職員からも利用者の皆様に、このような用紙がある旨のお声掛けをするよう周知いたします。

豊かな街づくりについて【7月2日受理】

私たち夫婦は、年に何回か函館を訪れるのが毎年の楽しみで、函館公園では、春は桜が咲き乱れ、たくさんの函館市民があふれんばかりに集い楽しんでおり、小さな動物園、子どもの国も本当に手入れされております。この光景は、20年くらい前の小樽にもあった光景でもあります。それが今では、小樽公園は手入れされず、市民の集う場所ではなくなりました。観光客ばかりの小樽ではなく、もっと市民が集い誇れる公園を美しい歴史のある小樽に戻してください。

平成30年5月に寄せられた手紙

いすのカバーの張り替えについて【5月11日受理】

市役所へ諸手続きのために出かけたとき、いすのカバーが切れていて、悲しい気持ちになりました。カバーの張り替えはすぐにできないのでしょうか。

【回答】

すぐに張り替えやカバーを掛けるなどの対応を、させていただきます。

桜ケ丘球場のトイレについて【5月11日受理】

 

桜ケ丘球場のトイレは、1ケ所しかなく、においもくさくて汚いです。色々な大会で利用されることもあるので、市庁舎のトイレだけでなく、外のトイレにも気をつかってください。

【回答】

桜ケ丘球場のトイレについては、一塁側観客席上段にあるトイレのほかに、三塁側にもトイレを設置しておりますが、木々で見えづらくなっており分かりにくいかもしれません。看板等で周知を図ってまいります。

また、トイレの汚れ等についてですが、大会の多い5・7・9月は週3回、そのほか6・8・12月は週2回のペースで清掃するようにしており、引き続き皆さんが利用しやすいようトイレの清掃に努めてまいります。

桜ケ丘球場をはじめ、体育施設の多くで老朽化が進んでおり、早期の整備は難しい状況にありますが、老朽度や緊急性、必要性を見極めながら、できる限りの改善を進めてまいります。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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