FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和2年11月16日放送分

公開日 2021年02月03日

更新日 2021年02月03日

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音声データダウンロード(11月16日放送分)29分(YouTube)

【前半】

  • リスナーからのお便り
  • 小樽市発熱者相談センターの開設について

【後半】

  •  「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のロゴマークデザイン募集について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話しをお伺いします。迫市長、どうぞよろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
今日はまず、リスナーさんから寄せられたご意見についてお伝えしていきますね。愛知県の豊橋市にお住まいのラジオネーム「くじら山こうじ」さんから、前回11月2日(月)の生放送の直後にメッセージをいただきましたのでご紹介します。「生放送なのでもう間に合わないと思いますがお尋ねします。遠くにあっても北海製罐第3倉庫の解体問題について、興味深く注視しています。これは小樽市だけの問題ではなく、これからも全国でこういうことは起こると思うのです。小樽は先進地域、小樽モデルとも呼べるような保存形態を期待しています。僕も保存運動に尽力したいと思っていますが、どんな方法があるでしょうか。」というメッセージをいただいたんですね。

(市長)
ありがたいですね。まずこの問題に関心を持っていただいているということも嬉しいですし、何かお力添えをいただけるということですから、本当に「くじら山こうじ」さんにはお礼を申し上げたいと思っています。実は昨日まで出張してたんですが、いくつか目的はあったんですが、その一つは北海製罐本社の方にお伺いして、解体を一年待っていただけるということで時間的な猶予をいただきましたので、池田社長にお会いして、そのお礼を申し上げて来たんです。これからの進め方についてはまだ具体的には決まっていませんが、一年間って多分あっという間だと思うんですよね。ですから市民の皆さんや、それから経済界の皆さん、それから市議会、こういう各界の皆さん方のご意見をこれからしっかりお伺いしていきたいと思っています。先日、市内の若い皆さん方がお集まりになって第3倉庫の活用について議論されたという報道も拝見しましたし、それ以外にも私のところに「何とか残していただけないか」というお手紙や、あるいは直接お越しになったりされている団体の方々もいらっしゃいますので、何とか良い形で保存、そして活用です。保存だけというのはなかなか難しいと思うので、保存活用できるような方法をこれから皆さんのご意見などもいただきながら考えていきたいと思っています。これからの方向性が決まれば、この放送を通じてお伝えさせていただきたいと思っています。「くじら山こうじ」さんのお力添えもいただきたいと思っていますし、おっしゃる通りこの小樽はこういう歴史的な景観を守っていくという意味からすると先進都市ですから、小樽のモデルになるようなものが実現できればいいなと私も思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
その「くじら山こうじ」さんからは、この翌日、11月3日(火)にもう一通メッセージをいただきまして、これはご意見ご要望というよりもお褒めの言葉になるんじゃないかと思うんですが、「昨日の『明日に向かってスクラムトライ!』の中での落書きへの対応、素早くて驚きだ。しかもJRの所有なのに市からJRへの働きかけ、そしてJRの対応、なんとスムーズなんでしょうか。どこの街でもこんなふうに早く対応してくれればいいのにね。予算が云々とかうちの仕事ではないと、放置しないところはさすがに小樽市です。見習わなければならないですね。」という内容で、これはラジオネーム「hanako」さんから寄せられたメッセージに対応して、市内勝納町にありますJR函館本線の鉄路を支えるレンガ造りの橋脚2カ所に書かれた落書きを、小樽市とそしてJR北海道さんが連携してすぐに消してくれたというお話でしたよね。

(市長)
メッセージ、本当にありがとうございます。本当にJRさんが即座に対応してくれたというのが一番ですので、私どもといたしましてはJR北海道さんにまず感謝したいと思っているんです。こうしたご意見ですとかご要望、今回はリスナーの皆さんからのご意見でしたが、どんな形であれ私たちとしてはそれに対してスピード感を持って、なおかつ誠意をもって対応させていただきたいと思っていますし、そういう意味では私どもは「市長の手紙」もやっていますが、この「明日へ向かってスクラムトライ!」、この番組も一方的ではなくて、双方向的な関係の中でいろいろなご意見ご要望をいただきながら、それに対して一つ一つ回答をしていきたいと思っています。そういう市民の皆さんの声にお応えしていくということが、やはり市民の皆さんにとっても将来的には住みやすいまちづくりにつながっていくんだろうなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。ぜひさまざまな忌憚のないご意見ご感想をお寄せいただければなと思います。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、今月初めのお話ですが、道内の新型コロナの感染者数が連日過去最高を更新しまして、11月7日(土)には北海道によって警戒ステージが2から3に引き上げられましたね。

(市長)
小樽も同じですね。しばらくの間ほとんど連日のように感染者が出ていまして、今朝、市役所で会議がありまして、配られた資料をご紹介したいと思いますが、月別の患者数の推移があるんですが、皆さんご存じの通り、小樽市立病院でクラスターが発生した8月には患者さんがこの月だけで40名いらっしゃる。今、11月は半月終わりましたが、すでにもう32人ということで…

(FMおたるパーソナリティー)
半月で32人は多いですね。

(市長)
2倍だと60を超えちゃいますので、これまでの最高ということになるかも知れませんので、私どもは大変な危機感を持っていますし、今日、確か鈴木北海道知事と秋元札幌市長が、多分、これからの対策強化についてになると思うんですが、会談されるということも伺っていますので、それを受けまして我々もこの後、緊急に対策本部を開いて、小樽市としてどうすべきか、その前に北海道が発表されるであろう情報を共有するという作業をこれから行うことにしています。いずれにしても、緊張感を持ってこれからも取り組んでいかなければならない問題だなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。私たち小樽市民ですが、この期間、どういう点に気をつけて生活していくと良いでしょうか。

(市長)
市民の皆さんの生活、それから地域経済のことを考えますと昼カラの時にやったような、例えば公共施設の利用制限だとか、営業自粛だとか、休業の要請ですとか、そういうことはできる限り避けたいと思っていますので、市民の皆さんのお一人お一人の協力をいただくということが一番大事ではないかと思っているんですね。ステージが3に上がった時点で北海道内全域に、北海道が要請したものについてはすでにご存知かもしれませんが、発熱だとか咳がある、体調が悪い場合についてはまず外出を控えていただきたいということだとか、飲食を伴う場面では極力感染リスクを回避していただきたいということ、それから新北海道スタイルを実践している店舗や施設を選んで利用していただきたいということは、すでに要請をされているわけです。小樽市としましては市民の皆さんにはクラスターですとか、市中感染の拡大につながらないように、今一度、マスクの着用ですとか、手や指の徹底した手洗いの励行、それから社会的な距離を保つ、また換気ですね。今回、先ほど言いましたように出張を先週していたんですが、昼カラの時に厚生労働省の方からクラスター班が応援に駆けつけていただいて、そのことのお礼もあって厚生労働省にも今回行ってきたんですね。その際に技官の方にお会いしたんですが、換気ってどうしたらいいですかとお伺いしたんです。例えば30分に何回とか、一時間に何分とか、どういうやり方がいいんでしょうかとお聞きしましたら、そのやり方ではないんですね。会議なら会議の時間中、ずっと換気をしておくということが一番いいということで教えていただきました。今日、朝の会議の中ではうちの職員にも話しましたが、時間を区切って開けるということではなくて、やはり一定時間開けておいて空気を動かしておくことが大事だということで教えていただきましたので、皆さんもぜひ実践していただければなと思っています。市民の皆さんのお一人お一人の協力をいただくということが一番大事ではないかと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、分かりました。これからは冬の厳しい時期に向けて、いろいろ気を付けてはいても、発熱ですとかそういう症状が出る場合も少なからずあると思うんです。早く検査をしてもらってコロナなのか、インフルエンザなのか、その陽性だとか陰性だとか確かめてすぐに医療機関などで療養すると同時に、家族だとか友人、同僚など、周りに感染を広げないと、こういうことも大切になってきますよね。

(市長)
そうですね。すでに報道もされていますが、発熱などの症状のある方の相談と受診の新しい体制が、実は今日の9時からスタートをしています。これは小樽市の発熱者相談センターと発熱者検査センターを新たに設置するものです。基本的には市民の皆さん、それぞれかかりつけの先生がいらっしゃると思いますので、かかりつけの先生に相談していただくことになるんですが、かかりつけの先生がいらっしゃらないだとか、どこに相談したらいいか迷ってらっしゃる方の場合については発熱者相談センターにまず電話相談をしていただいて、その後、検査センターで検査を受けていただくということになります。かかりつけの先生がいらっしゃる場合には、まずはかかりつけの先生に電話相談をしていただいて、その先生のところで検査を行っている場合には検査を受けていただくことになります。かかりつけの先生のところで検査を行っていない場合には、その先生から検査センターの方に検査の手配をしていただけるということになっていますので、ご利用いただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
今日から新しい体制がスタートしたということなんですよね。風邪かな、インフルエンザかなと体調が悪くなったら、今日からは、まずはかかりつけ医の先生に電話相談、そしてかかりつけ医がいないなどの場合は本日から開設になりました小樽市発熱者相談センターに相談してください。24時間対応となっていますので、どうぞご安心ください。電話番号は0570-080-185番となっています。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

(市長)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。後半は小樽市役所職員の皆さんにお話しを伺っていきます。10月5日の放送で残念ながら日本遺産の選定にならなかった「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」の取り組みについて少し紹介しました。その時は準備中ということでしたが、今どのように進められているのか、今日は小樽市産業港湾部観光振興室の遠山さんにお越しいただきましたので、お話を聞いてみたいと思います。遠山さん、どうぞよろしくお願いします。

(遠山)
観光振興室の遠山です。どうぞよろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」を地域活性化に生かしたいというお話でしたが、まずはその理由をお聞かせいただいてよろしいですか。

(遠山)
小樽には魅力的な歴史的建造物や文化遺産が多く残されていることは皆さんご存知だと思います。街並みに魅力を感じて観光客の皆さんが多く来ていただいていますが、個々の遺産のつながりや、小樽はどんな街なのかを説明するストーリーということはあまり知られていないと感じています。今回、日本遺産の認定を目指す取り組みの中で「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」というストーリーがまとめられましたので、これをぜひ市民の皆さんと共有し、ストーリーを生かして観光客の皆様に本物の小樽を伝えていければと考えたことが大きな理由になります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね。確かに小樽には歴史的建造物がたくさんありますが、個々の文化遺産にどのようなつながりがあるのかということは、あまり伝わっていないように感じますよね。今後、この「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のストーリーをどのように市民の皆様にお伝えしていく予定ですか。

(遠山)
11月10日(火)から小樽文化遺産ポータルというインターネットのサイトを開設しておりまして、その中で日本遺産「北前船」「炭鉄港」とともに「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のストーリーを紹介しています。さらに市民の皆様に知っていただきたいと考えていますので、11月22日(日)から3回、小樽文化遺産ジャーナルを発行し、新聞折り込みで配布します。新聞を購読されていない場合でも、小樽文化遺産ポータルでも掲載しますのでご覧いただきたいと思います。さらに広報おたる12月号においてもそのストーリーを詳しく紹介しますので、こちらもぜひ読んでいただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
これでもかと立て続けにストーリーを紹介していくわけですよね。市民の皆様にも理解が広がるといいですよね。

(遠山)
実はストーリーをいろいろな形で紹介するには理由がありまして、日本遺産や「北前船」「炭鉄港」にはロゴマークというものがあります。「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」におきましてもロゴマークを作りたいと考えています。そのためにも多くの方にストーリーを知っていただく必要があると考えています。現在、市内市外にロゴマーク募集のポスターやチラシの掲示をしていますので、すでに見ていただいている方もいらっしゃるのではと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
そうかも知れませんね。「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のロゴマークを作りたいということで、そのためにストーリーの情報発信をしているということなんですが、このロゴマークのデザインについては現在募集中ということなんですよね。詳しく教えていただいてもよろしいですか。

(遠山)
はい。ロゴマークデザインを大募集しています。募集期間は11月10日(火)から12月21日(月)で小樽文化遺産ジャーナルのサイトから応募用紙をダウンロードしていただきまして、郵送か電子メールでご応募願います。応募資格は市民、市外の方を含めまして、年齢も問いません。選考方法は最終的には来年2月中旬を予定しておりますが、市民投票で決定し、最優秀賞には商品券5万円分、優秀賞には商品券1万円分を贈呈します。ぜひストーリーをお読みいただきまして、応募していただきたいと思います。応募方法の詳細は小樽文化遺産ジャーナルのサイトをご覧いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
なんと最優秀賞には商品券5万円分と、大変魅力ある商品のラインナップになっているのではないかと思いますが、最終的には市民投票でロゴマークが決定されるということですが、その採用されたロゴマークですが、今後どのように活用したいと考えてらっしゃるんですか。

(遠山)
来年3月には多くの方に知っていただくために「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のパネルを作成します。また、観光客の方に市内を回っていただくために周遊マップを作成しますし、食に関することなど目的別に市内を回っていいただくために散策コースを造成し、パンフレットを作成していきますので、そうしたものにロゴマークを使用していきます。多くの皆様に見ていただけるように小樽文化遺産の情報発信のシンボルとして使いたいと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
ロゴマークを小樽文化遺産の情報発信のシンボルとして使っていきたいという事ですので、私もストーリーを読んでみて応募しようかな思ったりもするんですが。さて、そのほかにも「北前船日本遺産」の関係でぜひお話ししたいことがあると伺っていますが、どのような情報になりますか。

(遠山)
「北前船日本遺産」を盛り上げたいということでイベントを開催します。まずは目玉として12月19日(土)18時からウイングベイ小樽さんと周辺施設で小樽雪花火を実施します。小樽市内に泊まっていただいた方や飲食、買い物、ボランティア活動など、小樽での良いことをポイント化して、4000ポイント貯まった方には特別観覧エリアを購入できるシステムを構築します。コロナ禍で不安に感じている方もいらっしゃると思いますが、コロナ感染対策マニュアルを策定し、現在、スタッフが皆様を安全にご観覧いただくためにいろいろ検討しています。ぜひ観覧される方と一緒に良いイベントにしていきたいと考えていますので、お越しになる方はソーシャルディスタンスやマスク着用にご協力いただければ嬉しいです。

(FMおたるパーソナリティー)
こちらは昨年も開催した小樽雪花火ですよね。今、大変な時期ですが参加される方にもご自身で対応できるコロナ対策を徹底された上で、楽しんでもらいたいですよね。ところで、この小樽での良いことをポイント化するというのは変わった仕組みですね。

(遠山)
そうですね。特別観覧エリアを別立てで設けることでソーシャルディスタンスを確保できること、そして観覧者の方も含めて一緒にイベントを盛り上げたいということから、できるだけ多くの皆さんが参加できる参加型の仕組みを考えました。小樽での良いことのポイントをたくさん貯めて、特別観覧エリアを獲得してぜひ冬の小樽の一時を楽しんでほしいと思います。小樽での良いことやポイントなど詳しい内容は小樽雪花火ホームページをご覧ください。

(FMおたるパーソナリティー)
分かりました。さて、そのほかにも「北前船日本遺産」のカードも作られるということを伺っていますが、これはどういう取り組みをされるんですか。

(遠山)
12月1日(火)から北前船構成文化財のカードを集めるカードラリーを開催します。北前船は初めての取り組みになりますが、全9種類のカードを市内各所に配置してすべて集めた方には北前船カードコンプリート認定証や小樽雪花火の特別優待エリアを贈呈します。すごくレアなカードもありまして、私のおすすめは堺町通り商店街が埋め立て前の立岩前の北前船の写真で、北前船を見ている当時の人たちも写真に納まっていますので、とてもおもしろいと思います。詳しいカードの設置場所は、担当企業のオープラン様のホームページに掲載していますので、ご確認いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
日本遺産炭鉄港カードもすごく好評だったと伺っていますので、北前船カードも興味のある方は多いんじゃないかと思います。ぜひリスナーの方もゲットしてみてはいかがでしょうか。さて遠山さんは小樽での映画やテレビのロケをサポートする小樽フィルムコミッションの業務も担当しているということですが、このコロナ禍でいろいろ大変じゃないかと思うんですが、具体的にはどういう活動されてるんですか。

(遠山)
小樽フィルムコミッションでは、主に小樽市内にロケに来た方たちの支援を行っています。撮影内容に応じたロケ情報の提供やエキストラの募集、撮影申請手続きの手伝いなどを行い、撮影隊が制作した作品を通して魅力的な小樽を取り上げていただき、その作品を見た方々が小樽に行きたいと思っていただければという思いで活動しています。

(FMおたるパーソナリティー)
映画やドラマの撮影ともなりますとすごく楽しそうな現場のイメージもありますが、今年はコロナ禍の中で全国でロケが中止となった時期もありましたもんね。小樽では昨年まではどういう撮影が行われていたんですか。

(遠山)
撮影実績としては、平成30年度は125件の問い合わせをいただき、115件の撮影がありました。昨年度は74件の問い合わせがあり、59件の撮影がありました。小樽がロケ地となっている代表作品としては、やはり市長も出演していました「LoveLetter」をはじめ、「探偵はbarにいる」シリーズ、「きみはいい子」などの作品があります。また、近年は旅番組やバラエティ番組の撮影が多く、昨年度はタカアンドトシさんが出演している「ベタな旅人トラベター」や旅番組の代表「朝だ!生です旅サラダ」などの撮影がありました。また先日ロードショーとなり話題となっている映画「ホテルローヤル」も主なロケ地は釧路市や札幌市ですが、実は1シーン、小樽で撮影がありました。今年度はコロナ禍で例年より撮影件数が減っていますが、最近徐々にお問い合わせが増えてきたところです。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。北海道全体がまた大変厳しい状況になってきていますが、少しずつ小樽で撮影されたものが増えてきているというのは嬉しいですよね。さて、この小樽フィルムコミッションですが運営としてはどのように成り立っているんでしょうか。

(遠山)
小樽フィルムコミッションは会員の皆様の会費によって成り立っています。会員さんは随時募集していまして、年会費1000円です。会員さんの特典としては、小樽ロケ番組の情報をいち早くお伝えし、また、優先してエキストラの募集を行っています。また、法人会員さんも募集していますので、ご興味がありましたら小樽フィルムコミッションのサイトをご覧いただくか、小樽フィルムコミッション事務局、市の観光振興室までお問い合わせいただければと思います。また前半にご紹介した「北前船」や「炭鉄港」などの日本遺産や小樽文化遺産は撮影対象としてもとても人気のあるところとなっています。その点でも今回のロゴマークは活用される場面がたくさん出てくると思いますので、皆様のご応募をお待ちしています。

(FMおたるパーソナリティー)
遠山さん、ありがとうございます。最後になりますが迫市長、「LoveLetter」にもご出演されたということですが、メッセージをお願いできますでしょうか。

(市長)
今、いろいろと担当の方からお話がありましたが、小樽にとって強みというのは、いつも私も話してるんですが、歴史、文化、それから海、港、こういう強みを生かしてこれからのまちづくりを進めていかなければいけないと思っています。先ほどからお話があります日本遺産も文化庁から選定をされたということだけではなくて、地域の活性化につなげていくということが大事なので、これからも市民の皆さんのご意見をいただきながら、歴史的な遺産、あるいは古い街並みをどう活かして観光振興につなげていけるかということをもっと議論していきながら、魅力的なまちづくりにつなげていきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、分かりました。本日は迫市長、そして観光振興室の遠山さんにお話をお伺いしました。迫市長、遠山さん、どうもありがとうございます。

(市長・遠山)
ありがとうございました。

エンディング

お送りしてきました「明日へ向かってスクラムトライ!」、再放送はあさって水曜日の午後7時からお送りします。どうぞ再放送もお付き合いください。

 

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