FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和3年1月18日放送分

公開日 2021年02月03日

更新日 2021年03月17日

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【前半】

  • 増加傾向にある感染症の状況と市民の皆さんへのお願い
  • 厳冬期における水道管凍結にご注意を!
  • 令和3年度予算編成作業市長ヒアリング始まる

【後半】

  • 歩くスキー普及事業(用具の貸出し等)について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
新年2回目の番組になりました。昨年の12月あたりは少し落ち着きを見せていた小樽市内の新型コロナの感染状況ですが、12月30日水曜日に市内医療機関で集団感染、クラスターが発生して、年を越して1月に入ってもまだまだ心配な状況が続いていますね。

(市長)
そのとおりですね。今、村岡さんがおっしゃられたように12月30日に集団感染が確認をされてから、連日のように市内では2桁の感染を続けてきていまして、1月15日現在ではありますが、今月だけでも200人を超える感染が確認されていました。すでにご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、1月15日、先週の金曜日になりますが、感染拡大防止のお願いということで、私のメッセージをホームページに掲載をしましたし、また、今日、先ほど昼休みではありますが、ビデオメッセージを収録しまして、改めてこれも市のホームページで掲載をしようと思っています。やはり長期化もしていますし、感染者も増えているということで検査、医療の現場、それから福祉介護の現場もそうですが、大変なご努力を重ねられていると思っています。やはり地元の経済、地域経済にも大変大きな影響を与えていることもありまして、改めて市民の皆さんにご理解とご協力を求めたところです。

(FMおたるパーソナリティー)
この年末年始が挟まりましたが、お正月は普段札幌などに住んでいるご家族が帰省という感覚ではなくて、年を越しに実家に戻ったりといったケースが多かったように思うんですけれど。

(市長)
どの程度かはちょっとわかりませんが、やはり小樽の場合、経済面でも生活面でもいわゆる札樽圏という一つの圏域ですので、そういった事例もあったというふうには聞いています。

(FMおたるパーソナリティー)
感染の状況、性別ですとか年代別で見ていますと、最近は男女年代問わず陽性となっている状況のような気がするんですよね。また残念ながら市役所の職員の中でも感染者が出ているということですよね。

(市長)
そうですね。市民の皆さんにも、一部職場も閉鎖をするなど大変ご不便をお掛けして申し訳なく思っています。先週までの間に職員7人が感染をしています。感染拡大の防止にはしっかり努めていかなければなりませんが、市としましても職場の消毒ですとか濃厚接触者の出勤停止といいますか、そういった措置を講じながら、できるだけ市民の皆さんにご不便をお掛けしないように、また迷惑をお掛けしないようなかたちで体制を組んでいるところです。

(FMおたるパーソナリティー)
私たち市民にできることとすれば、やっぱり三密を避ける、換気をしっかりする、マスクをつける、基本的なところですが、手や指の消毒であったり、そうしたことをしっかりと守っていくということも大事ですよね。

(市長)
そうですね。市民の皆さんもそうですし、私たち市の職員もです。改めて注意喚起を呼び掛けたところです。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽は北海道の中でも、とりわけ感染者数が突出して高くなっている状況が続いていますし、それに伴って医療体制もひっ迫している状況になるかと思います。小樽市内であれば観光事業であったり、また飲食店の皆さんも大変お困りの状況だと思いますが、小樽市としての今後の対策といいますか、状況で何かお考えのところというのはありますか。

(市長)
そうですね。感染者数につきまして、感染状況そのものはいろんな指標があるんですが、今回、小樽市の危機的なこの状況をお示しするために、メッセージの中でもお示ししましたが、1週間当たりの人口10万人に対する感染者数っていうのがあるんですが、小樽は非常に高くなっています。10万人当たり、北海道では21.5人、それから東京でも88.4人なんですね。ですが小樽の場合は100人を超えて102人という数字になっていますので、大変高い水準になっているということは市民の皆さんにもご理解をいただけるのではないかなと思っています。これからの対応といいますか、今もやっているんですが、もちろん総力を挙げて感染の拡大の防止に努めています。例えば保健所には、市の職員を後方支援として送り込んでいます。例えば検査だけではなくて、今、病床も厳しくなっていますので、自宅で待機されている患者さんもいらっしゃいます。その後の状況を確認するための手も足りませんので、そういった場合、うちの方から職員を後方支援というかたちで、送り込んで万全な態勢をひいています。東京事務所の所長も引き上げさせまして、保健所の後方支援に回ってくださいということで、今日小樽に戻ったところです。あと経済対策ですね、私の元にもやはり本当に窮状を訴える切実な声というのが耳に届いています。今日、18日、実は国会が開会いたしました。これから小樽市にもそうなんですが、地方自治体に対して、地方創生臨時交付金というコロナ対策の交付金が配分されることになっていますので、こういった交付金ですとか国の制度を活用しながら、通算しますとこれで第7弾になりますが、第7弾にあたる感染拡大防止対策だとか、それから経済対策、こういったものを速やかに実行に移していかなければいけないと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
コロナにつきましては、なかなかこの目に見えないウイルスと戦うところもありましてね、もしかすると無症状で自分がウイルスを持っているかもしれないという思いで行動するのと、そうでないのでは全く状況が変わってくるわけですから、引き続き気を引き締めて臨んでいきたいなと思います。

(市長)
そうですね。あともう一つ言い忘れたのですが、最近新聞などでもワクチン接種の記事を目にする機会が少しずつ増えていると思いますね。まだ先はちょっと見えないんですが、小樽市の保健所でも感染拡大の防止対策を講じる一方で、ワクチン接種に向けた準備もすでに開始しているところです。これからの経過については、また放送で報告させていただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
また番組でもお伝えしたいと思います。さて、最近は少し緩んできましたが、年末年始、西高東低の典型的な冬型の気圧配置が続きまして、道内各地で交通障害ですとか、また、水道管の凍結といった事例が相次いでいました。各自治体の水道局への問い合わせが非常に多かったと聞いていますね。

(市長)
市内でも実は年末年始の6日間で139件、水道凍結の通報が相次ぎました。例年ですと数件あるかないかなんですが、この年末年始は対応が追いつかなかった。休日の体制を急きょ拡充して対応に当たりましたが、即日対応できないご世帯もあったということで伺っています。ご迷惑をおかけした部分もあるのかなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
例年だと数件あるかないかが139件と、確かに冷え込みが厳しかったですからね。

(市長)
かなり冷えていましたからね。

(FMおたるパーソナリティー)
気温が氷点下4度になると日中でも水道管凍結の恐れがあるということで、実は今日も予想最高気温が氷点下4度くらいということですから、日中でも気をつけなきゃいけないでしょうね。

(市長)
そうですね。それぞれのご世帯の状況が違いますので一概には言えませんが、水道局の方では一応マイナス4度というのを一つの目安にしています。むしろ厳寒期はこれからですよね。今年は特に年末年始は寒かったですが、むしろ厳寒期というのは1月の下旬から2月にかけてということですので、改めてご注意いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
水落としの栓を止めて、そして建物の水道管に残っている水を残らず抜くという水落としの作業、これが必要になってくるんじゃないかなと思いますが、水道管が破損破裂してしまってからでは遅いということですからね。これからも厳しい寒さが続きますので、ぜひ注意していただきたいと思います。

(市長)
可能であればこのコーナーでも、職員に凍結防止のノウハウも説明させたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
それはいいですね、ぜひお願いします。さて、令和3年度の小樽市の予算編成作業、これまで小樽市では財政部を中心に各部局の事業とそれに対する予算配分について、年内から協議調整を重ねられてきたと思いますが、現在は、市長査定、市長ヒアリングの作業段階に入ったとお伺いしているんですが。

(市長)
そうですね。先週の木曜日14日から市長のヒアリングというのをスタートしています。スケジュールが決まっているんですが、22日まで今週いっぱいでしょうか、各部から今年はこういった事業をやりたい、あるいはこういった事業を続けてやりたいとかそういった説明を受けることにしています。その前に年内に財政部長のヒアリングを終えて、それを終えたものを今度、私どもがヒアリングということになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。具体的な事業とそれに伴う予算の配分についてはまさにこれからだと思いますが、全体的に見て言えることというのはありますか。

(市長)
そうですね。まず一つはやはり歳入が非常に厳しいのではないかと思っています。これは国税それから地方税ともに減収が見込まれています。国税が減収するということになりますと、我々に配分いただく地方交付税にも影響いたしますし、地方税などは直に影響を受けますので、歳入の減少が大きく見込まれるだろうという想定の中で、事業をしっかり厳選していかなければいけないだろうと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
厳しい収入状況、市でいうところのその歳入状況になるわけですが、歳出の方では、迫市長ご自身としては、柱としたい考え方というものはあるのでしょうか。

(市長)
いくつかありますが、一つは財政そのものですね、財政をしっかり健全化していきませんと、これからのまちづくりに支障をきたしますので、わかりやすく言いますと一般のご家庭で言いますと貯金ですよね。貯金を少し積み立てておくくらいの余裕を持っておかなければいけないと思っていますので、まずは、一つは財政を健全化するっていうのは一番大きな目標だと考えています。もう一つは、その予算そのものに関わるわけではありませんが、やっぱり改めて人口の確保ということです。このコロナ禍にあって北海道の人口というのは数カ月連続して転入超過になっています。首都圏は転出超過になっているというこの状況を、やっぱりしっかり生かしながら小樽の特性をPRして、なんとか移住政策につなげていけないかなと考えていまして、これに関連する予算も計上させていただこうと思っています。ですから人口と財政、この二つをしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございました。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」後半は、小樽市職員の皆さんにお話を伺っていきます。今日は歩くスキー普及事業について小樽市教育委員会生涯スポーツ課の今堀さんにお越しいただきました。今堀さん、よろしくお願いします。

(今堀)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
コロナ禍の影響でいわゆる三密を防ぐために、市民の皆さんもご自宅で過ごす機会が大変多くなってきているかと思いますが、屋外で、また少人数でそれぞれの間隔をある程度保ってできる冬のスポーツとしてクロスカントリースキー、歩くスキーというのがあるんですよね。この普及事業を小樽市が行っているということですが、まずはこの概要について教えていただけますか。

(今堀)
小樽市では冬期間における市民の健康・体力づくりを目的として、毎年1月から3月に最上2丁目にあります小樽からまつ公園運動場運営ハウスを一般開放して、周辺のコースの整備や用具の貸し出しを行う事業を行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
これすでにもう始まっているんですよね。

(今堀)
はい。

(FMおたるパーソナリティー)
スキーやスキー靴そしてストックが必須アイテムとなるんですが、自分で揃えるとなると、結構な費用がかかると思うんですが、これをレンタルできるということですよね。

(今堀)
はいそうです。ご自身で一式を揃えるとなると、ある程度、数万円程度の費用はかかると思うんですが、からまつ公園の運営ハウスでは用具を無料でお貸ししています。

(FMおたるパーソナリティー)
無料でお貸しいただけるということは大変ありがたいなと思うんですが、この道具なんですが、最近新しくなったんですよね。

(今堀)
はい、そうです。用具は子供たちを中心としたスポーツの振興にという観点で、平成30年度から令和元年度にかけまして、小樽市の予算で新調していますし、ワックスがけなど定期的に整備をしていますので安心してご使用いただけると思います。

(FMおたるパーソナリティー)
つい最近入れ変わったばかりということで、その点も大変ありがたいなと思います。このレンタル制度をすでにご存知の市民の皆さんもいらっしゃると思うんですが、利用されている方というのは、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。

(今堀)
用具を新調したこともありまして、近年での利用者は増加傾向にあります。具体的に言いますと、昨年の利用者は約1600人でして、そのうちの約6割の方が用具の貸し出しを利用されています。今年はコロナ禍ということで、感染リスクの低い屋外での活動について関心が高まっているように感じていまして、昨年に比べても利用者数は好調に推移しているところです。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。意外と多くの方が利用されているということなんですが、ゲレンデスキーはやったことがある方はいても、歩くスキー、クロスカントリースキーとなると初めてやられる方は、基本が分からないとチャレンジしにくいのかなと思ったりもするんですけど、そのあたりはいかがですか。

(今堀)
初心者の方にも楽しんでいただけるように、午前中は小樽スキー連盟の小樽クロスカントリースキークラブがコースの見回りを兼ねて活動しています。スキーの履き方ですとか基本的な歩き方などのレクチャーを受けられますし、希望があれば一緒にコースを歩くもできます。クラブのメンバーはオレンジ色のスタッフゼッケンをつけていますので、気軽にお声掛けいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
最初はスキー連盟の方からアドバイスを頂けるということなんですね。ぜひご利用されてみてはいかがかなと思います。ゲレンデスキーの時もそうですが、もちろんこのクロスカントリースキーの時も、例えば身長ですとか足のサイズだとか皆さんこまごま違いがあると思うんですが、お貸しいただける道具についてもう少し詳しく教えていただいてもよろしいですか。

(今堀)
スキー板の長さについては、だいたい身長から20cm程度長いものが目安とされていまして、運営ハウスで管理しているスキーの板は、だいたい110cmから200cmまで取り揃えていまして、スキー靴については18cmから30.5cmまであります。スキー板、ストックあとスキー靴のセットでだいたい約100セットが貸し出し可能となっています。だいたい年齢でいうと5、6歳のお子さまから利用できるのではないでしょうか。利用方法につきましては、運営ハウス備え付けの使用者名簿に必要事項を記入して、受付に提出する形となっています。提出する際には、当日の体温ですとか、直近2週間における体調確認をさせていただきますのでご協力いただければと思います。またこの使用者名簿の様式につきましては、市役所のホームページにも掲載していますので、運営ハウス内での密を避けるために、団体で利用される方などは、あらかじめ様式をダウンロードして記入していただいたものを提出いただけると幸いです。また、運営ハウス内では定期的な換気や消毒を行っています。利用者の皆様にはハウス内でのマスク着用をお願いしていますので、ご協力いただけますと幸いです。

(FMおたるパーソナリティー)
数そしてサイズともしっかり用意されているんですね。スキー板やスキー靴そしてストック以外にご自分で用意するものというのは何かありますか。

(今堀)
一般的なスキーウェアですとか帽子、サングラス、着替えのアンダーウェア、タオルなどです。一般的な防寒着で十分です。結構全身を使う運動になりますので、あまり着こみ過ぎると汗をたくさんかいてしまうことになると思います。またコロナ禍ということもあり、運動中もマスクであったり、口元が隠れるようなネックウオーマーを着用されている方がたくさんいらっしゃいますね。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。歩くスキーをしている最中は結構汗をかくということですから、寒いからといってゴテゴテの防寒着っていうのはあまり好ましくないということですね。わかりました。じゃあ道具は揃いました、では実際このからまつ公園に行くとどういったコースがあるんでしょうか。

(今堀)
このコースは国体でも使用されたこともありまして、現在も全日本スキー連盟の公認を受けているクロスカントリーコースのうち、からまつ公園グラウンドの中の平らなコースと起伏のある林間コースが使用できます。天候や積雪状況によりますが、最長は約5キロ、所要時間は初心者の方でだいたい1時間半ぐらいのコースとなっています。林間コースは、冬の松林や白樺並木がとてもきれいで、豊かな自然を感じることができると思います。また、コースの中には小樽を代表する歌人で教育者でもあった小田観螢(おだかんけい)さんの歌碑がありまして、そこから林越しではありますが、天気が良ければ小樽港が一望できるようなコースとなっています。

(FMおたるパーソナリティー)
これは晴れた日なんかは、ほんとに小樽ならではの素晴らしい景観が楽しめそうですよね。もしかすると小動物とか野鳥にも出会いそうですよね。

(今堀)
小動物の足跡は結構よく見かけることができまして、運が良ければリスやウサギに会えるかも知れないですね。何年か前には鹿を見たといった方もいらっしゃいました。

(FMおたるパーソナリティー)
ご担当の今堀さんから見て、この歩くスキーの魅力はどういったところを感じていらっしゃいますか。

(今堀)
私自身も先日初めて経験してきたんですが、アルペンスキーと比べて踵が離れていますので、すごい不思議だなあと思ったのと、エッジというものがないので曲がったり止まったりっていうのがすごい難しかったんですが、履いた感じがすごい軽いなっていうのが印象的でした。生涯スポーツの観点で言いますと、お散歩気分からハードなトレーニングまで運動強度を自分の体調や気分に合わせて行えますので、年齢を問わず、それぞれのペースで楽しめるのが歩くスキーの魅力だと思います。個人的にはリフト代がかからないことが大きな魅力かなと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
しかも道具も無料ですからね。私も10年くらい前にお借りして行ったことがあるんですが、アルペンスキーをやってらっしゃる方はちょっと練習すればすぐに慣れますよね。すごく気持ちいいんじゃないかなと思います。この歩くスキーを行うことで得られる効果ですとか、こういったものはどういったところにあるんですか。

(今堀)
自然を感じながらゆっくり歩くだけでもリフレッシュすることができますし、負荷をかけて行う場合は、心肺機能の強化だったり全身運動になると思います。またランニングと比べて膝や足首への負担が少ないこともメリットの一つかなと思っています。学校の高校のボート部だとか屋外競技の部活動で冬期間のトレーニングとして利用している学校もありますし、冬場の運動不足の解消としてご夫婦や親子で利用されている方もいらっしゃいます。

(FMおたるパーソナリティー)
すごくメリットが多くて、あまりデメリットが見当たりませんけれども、健康増進にうってつけかと思いますが、一方で本格的に資格を取りたい方のために、検定試験というのが実はあるんだそうですね。

(今堀)
そうなんです。まず、歩くスキー教室というものを1月23日の土曜日から2月23日の祝日にかけて合計8回開催します。希望者には、教室の最終日の2月23日に技能検定会、バッジテストと呼ばれるものを行っています。歩くスキーの教室自体にはバッジテストを受けない方でも、どなたでも参加できますし、1回のみの参加ということも可能です。ただ今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から事前申込制となっていまして、当日の飛び入り参加はご遠慮しています。参加希望者の方は市役所のホームページに掲載しています参加申込書に必要事項を記入して、小樽市の総合体育館に郵送またはファクスでお申し込みください。

(FMおたるパーソナリティー)
実は迫市長もクロスカントリースキーはかなり本格的に打ち込まれていると伺っていますし、あれは一昨年でしたか、実際に迫市長のスキーもスタジオにお持ちいただいたことがあったんですよね。では最後にメッセージをお願いしたいと思います。

(市長)
今、今堀君がお話ししましたが、私も夏は道路を走っているのですが、やはりスキーを滑らせますので、ランニングに比べますと膝とか腰とか足首、こういった部分に非常に負担の少ないスポーツだなと感じています。それとやはりストックワークというものがありますので、全身運動になります。少しずつ靴とかスキーを新しくして多くの皆さんにご利用いただいていますが、まだまだ多くの皆さんにご利用いただきたいなと思っています。それから自然ですとか景観ですとか、そういったものに触れながら本当に心身ともにリフレッシュできるなと思っていますので、多くの皆さんにお越しいただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。普段はなかなか簡単に入れないようなところも雪が降っていることで前に進めるっていう場所もあったりしますからね。

(市長)
そうですね。先ほどよりお話をさせていただいていますが、全部道具は揃っていますので、身軽にお越しいただけるっていうのも良い点かなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。ぜひたくさんの方にご利用していただきたいと思います。後半は、歩くスキー普及事業について小樽市教育委員会生涯スポーツ課の今堀さんにお話を伺いしました。迫市長、今堀さんどうもありがとうございます。

(市長・今堀)
どうもありがとうございました。

エンディング

お送りしてきました「明日へ向かってスクラムトライ!」、再放送はあさって水曜日の午後7時からお送りします。どうぞ再放送もお付き合いください。

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