減塩を心がけましょう

公開日 2021年03月11日

更新日 2023年08月10日

食塩の摂りすぎに注意!

食塩の摂りすぎは、高血圧の原因となり、循環器疾患など様々な生活習慣病を引き起こす可能性があります。
また、胃がんのリスクを上昇させるとも言われています。
 
日本人の食塩摂取の目標量は、成人男性で7.5g未満/日、成人女性で6.5g未満/日※とされていますが、現状は男性10.9g、女性9.3g(令和元年国民健康・栄養調結果)と、男女ともに目標を上回っています。
※日本人の食事摂取基準(2020年版)
 
生活習慣病を予防し、健康に過ごすためにも、毎日の食事で減塩を心がけましょう。


おいしく減塩するコツ

旬の食材を使う

旬の食材や新鮮な食材は、素材自体の味が良いため、濃い味付けをしなくてもおいしく食べられます。
薄味にして、素材そのものの味を楽しみましょう。

酸味や香味、辛味などを活用する

酸味」「香味」「辛味などを調理に使うことで、味にメリハリがつきます。

  • 酸味:酢、柑橘類(レモン、ライム、ゆずなど)
  • 香味:ねぎ、にんにく、しょうが、しそ、ハーブなど
  • 辛味:唐辛子、わさび、からし、山椒、カレー粉など

だしの「うまみ」を生かす

かつお節、昆布、煮干しなどのだしには、うまみ成分が豊富に含まれています。
だしをきかせてうまみを生かすことで、薄味でもおいしく仕上がります。
ただ、市販のだしには食塩が多く含まれるものもあるので、使い過ぎには注意しましょう。

「乳和食」を取り入れる

乳和食とは、和食に牛乳・乳製品を使用した料理方法のことです。
食塩が多くなりがちな和食ですが、乳製品のコクやうまみを生かすことでおいしく減塩できます。
詳しくは、一般社団法人Jミルク「Jミルク乳和食サイト」をご確認ください。

減塩食品を使う

減塩しょうゆや減塩みそなどの調味料のほか、麺類や練り製品など様々なものがあります。
同じ分量でも含まれる食塩の量が少ないため、手軽に減塩することができます。
※カリウムが多く添加されている食品もあるため、カリウム制限がある方はかかりつけ医等の指導に従ってください。

こいくちしょうゆ大さじ1あたり食塩約2.6グラム→減塩しょうゆ大さじ1あたり食塩約1.5グラム

栄養成分表示をチェック

加工食品などに付いている「栄養成分表示」は健康づくりに役立つ情報源です。
料理や食品を選ぶ際に「食塩相当量」(またはナトリウム)を確認しましょう。


※ナトリウム表記の場合
ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)

食べ物に含まれる食塩の量

食塩が多く含まれる食品を知り、食べる頻度や量を調節しましょう。

食品に含まれる食塩の目安量[PDF:415KB]

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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