令和2年度「市長への手紙」に寄せられた手紙

公開日 2021年03月13日

更新日 2021年03月13日

令和2年9月に寄せられた手紙

新型コロナウイルス対策について【9月30日受理】

薪ストーブの使用規制について、新型コロナは、肺の病気であり、小樽市は高齢者が多い。専門家は、薪ストーブ使用は大気汚染の元凶であり、高齢者がその元凶である空気を吸いコロナに感染した場合は、重症化し死亡率を高めると警告しています。

(対策)

  1. 町内会組織等を活用し、薪ストーブ使用家庭等の全体把握と危険性の指導
  2. ワクチン、特効薬の開発までの間、薪ストーブ使用自粛の広報、できれば条例制定の検討
  3. 薪ストーブ使用下における喚起の検証

【回答】

まず、新型コロナウイルスの重症化リスクとしては、1.高齢であること、2.他の疾病があることとされ、疾病としては、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、がん、心疾患が知られています。このことを踏まえますと、薪ストーブの排気ガスは、新型コロナウイルス感染症重症化の直接原因とはならないものと思われます。

さらに、薪ストーブにつきましては、大気汚染防止法などの法令による規制対象とはなっていないため、薪ストーブの使用方法等に対する一律での指導や、条例等による規制を行うことは難しいものと考えております。

そのため、市では、工場・事業所及び個人における薪ストーブの使用について、近所にお住いの方などからご相談が寄せられた場合には、使用されている方に対して、煙の排出抑制に努めるよう、個別に指導を行っているところであります。

今後も引き続き、市民の皆様の良好な住環境のために、必要な指導を行ってまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。

 

 

禁煙について【9月17日受理】

アーケードでたばこを吸うことについて、小樽市の条例で禁煙にならないでしょうか。アーケードは小さい子供が通ります。病をかかえた人も通ります。地方から来る修学旅行生も通ります。たばこの煙は意外と大きく流れます。せめて屋根のついている通りは、禁煙でお願いします。

 

公園管理のお願い【9月16日受理】

排雪場所になっている公園について、この春も側溝がこわされ、直してもらっています。毎年こわれているので、かなり市のお金がかかっていると思います。毎年この繰り返しでいいのでしょうか。
(1)こわれないように、グレーチング等のふたをつけて下さい。(2)法面にたまる砂等の除去を、きちんとして下さい。基本的には、法面を排雪場所にすることは無理です。

【回答】

(1)破損が繰り返されているので、グレーチング蓋を設置します。(2)融雪時に確認し清掃対応しますが、法面への投雪については、地域における排雪場所が少なく作業上やむを得ない旨、ご了承願います。

 

流雪溝の新設提言と南小樽駅の病院口改札新設について【9月14日受理】

小樽も何年か先に新幹線が走るようになって、天神に新駅ができ、当然国道393号線も車の往来が今より多くなることが予想され、道路の拡幅もありうることでしょう。冬の除雪体制を考えたとき、歩道の両脇に山積みとなる雪の始末を少しでも緩和できるように、「流雪溝」の新設によって勝納川の下流に流すよう、国に提言してはいかがでしょうか。

また、小樽市立病院も新しくなりましたが、もっと利用しやすくするためにも、ホームからまっすぐ市立病院へエスカレーターで繋げる「病院口改札」の新設をJRに申請してはどうでしょうか。

【回答】

流雪溝については、連続的に流れる一定の水量が常時必要であるため、設置については困難と思われます。ご意見は、北海道開発局小樽開発建設部へお伝えします。

また南小樽駅については、現在エレベーターの設置など段差解消工事を行っており、この工事の終了が令和4年秋です。すぐに検討はできませんが、いただいたご意見は今後の参考にさせていただきます。

 

令和2年8月に寄せられた手紙

後期高齢者医療被保険者証について【8月5日受理】

後期高齢者医療被保険者証ですが、現行の大きさでは携帯に不便です。名刺サイズになると、定期入れや財布に入れられるので助かります。

【回答】

後期高齢者医療被保険者証につきましては、保険者である北海道後期高齢者医療広域連合において、文字が大きくて見やすく、紛失もしにくいということから、制度開始当初から現在のサイズを採用しております。また、北海道全域で統一したサイズを使用していることから、本市だけ単独で変更することができませんが、北海道後期高齢者医療広域連合には、ご要望をお伝えします。

なお、国においては、令和5年3月末を目指して、名刺サイズの大きさで顔写真入りの身分証明書となるICチップを組み込んだマイナンバーカードを、被保険者証としても利用できるよう準備を進めています。準備が十分整いしだい、定期入れや財布などにも携帯できる名刺サイズのマイナンバーカードを被保険者証として利用いただくことが可能となりますので、ご利用できるようになる際には、広報等を通じて皆様へご案内させていただきます。

 

令和2年7月に寄せられた手紙

不審者の削減について【7月30日受理】

わたしの家の近くで不審者がでました。通学の途中だったそうなので怖いです。不審者をキャッチして市に知らせる装置を市内に設置すれば、わたしも市民のみなさんも安心して外へ出ることができると思います。

【回答】

小樽市では、警察署と今日協力して、不審者が出たことをお父さんやお母さんにメールなどでお知らせしたり、パトロールなどを行ったりしています。このアイデアも参考にさせてもらい、不審者の被害から市民の皆さんを守っていきたいと思います。

 

看護師の質の向上について【7月27日受理】

(小樽市立病院看護師の)患者の家族への対応に憤りを感じています。年数を重ねると、スキルアップもするでしょうが、態度も大きくなり敬語も使えなくなるのでしょうか。実技のスキルアップはもちろんですが、患者や患者の家族に寄り添う、心ある行動をとっていただきたいです。看護師だから偉い、公務員だから偉い、そんな風に感じてしまうような出来事が多々あり、残念に思います。人のこころは簡単に変わりませんが、そういった部分の指導をしっかりしてほしいです。

 

要望【7月27日受理】

市営住宅の住人です。数年前から外壁の塗り替え工事が行われていますが、コロナ禍で工事中は窓を開けることができず喚起も不十分で、心配と不安でいっぱいです。工事の先送りを検討してください。

【回答】

市内の市営住宅の改善事業等の実施にあたっては、長期的な見通しを立て、効果的・効率的に事業を進めるため、それぞれの住宅の工事すべき時期を決めておりますので、先送りは難しいものと考えております。当該住宅の外壁改修工事につきましては、工期は4ケ月半ほどで設定しておりますが、それぞれの住戸において実際に窓を開けることができない期間は約10日間となっておりますので、これらの期間については台所のレンジフードファンを作動させるなどして、室内の換気をしていただくようお願いします。現在、世界的にコロナ禍の状況の中、本市としても入居者の方々の健康が第一と考えており、窓を開放できない期間を極力短くし、その期間を事前に入居者の皆様へ周知するなど努力してまいります。

 

首都圏からの移住援助と企業誘致について【7月20日受理】

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、企業の在宅テレワークが普及し、この傾向はコロナ終息後も存続すると推測します。それにより、首都圏から地方への移住希望者が増加しており、報道では移住希望地の第一位が北海道で、道内自治体でも移住者の誘致、助成を積極的に事業化しているところが少なからず見られます。小樽は、人口減少・少子高齢化に歯止めがかからず苦慮している現状ですが、移住者を増やすことで方策の一助になると思います。小樽は山と海に囲まれ自然が豊かで、運河や歴史的建造物の街並みなど魅力に満ちあふれています。また、物価が安定して暮らしやすく札幌にも近く買い物に便利という利点があります。レジャーでは、スキー、釣り、温泉、ゴルフ等、グルメでは鮨、海鮮、スイーツ、酒、ワイン等と、その美点は枚挙にいとまがないほどです。市としてこれらの特色をアピールして、移住希望者の誘致、支援、助成の事業を力強く推進することを期待します。

また国は、海外の生産拠点を国内に移す事業所に補助金を出しており、道は首都圏からのサテライトオフィスや工場の誘致強化に本腰になっています。小樽もこのチャンスを逃さず、積極的に取り組むことを提言します。

【回答】

首都圏からの移住の援助につきましては、これまでも、東京都で行われる移住フェアに出展し、小樽市への移住を検討されている方々からお話をお聞きし、移住の後押しを行ってきているほか、首都圏に限らず広く全国から、小樽に移住し、起業を検討されている方々に向けて、本市を体験していただく起業希望者のための小樽体験ツアーを毎年2月に開催し、実際に移住に繋がってきております。令和元年度からは北海道と道内市町村による、首都圏からの移住者を対象とするUIJターン新規就業支援事業に参画し、対象企業への就職を条件に世帯最大100万円の支援金を支給することとしており、今年度からは、三世代同居近居などを行う方に対し、最大100万円の住宅購入費等の支援を行う予定であり、移住での課題となる「しごと」と「すまい」の問題に対応しているところです。また、ご指摘の通り、コロナ禍の影響からテレワークが普及してきている現状から、本市でのテレワーク環境を探るべく、ホテルやちょっと暮らし施設を活用したテレワークモニター事業を、現在検討しているところです。これらの取組を行う中で、美点としてご指摘いただいた自然環境や歴史的な街並み、生活利便性やレジャー、グルメなどの特色をアピールし、今後の移住につなげ、少しでも人口減少に歯止めをかけたいと考えております。

次に、企業誘致についてですが、ご指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、国内への生産回帰や首都圏からのオフィスや工場の移転の動きがみられることから、本市におきましても、首都圏との同時被災の可能性が少ない地理的優位性、小樽市企業立地促進条例に基づく課税免除(3年間)や小樽市IT関連企業等誘致促進補助金などの優遇制度をPRするなど、引き続き積極的に企業誘致活動を進めてまいりたいと考えております。

 

救急車両について【7月20日受理】

電動工具で小指と薬指を切断し、初めて札幌の病院まで救急車に乗車しました。札幌まで1時間、切断した指を押さえながら必死でした。救急車の振動がひどいので、隊員にベットから起き上がっていいか聞くと、リモコンで背もたれを起こしてくれましたが、傷ついた左手をももの上に置いたところ、路面の振動が傷に伝わりとても我慢ができず、腕を胸まで上げ右手で押さえて病院まで行きました。一刻も早く目的の病院まで安全に運ぶ車両が救急車だと思っておりましたので、ショックでした。今どきクッションの無い車が、救急車として使われていることに怒りさえ感じました。市長にも、救急車のベッドで横になり、1時間でも体験してもらいたいと思います。今この瞬間も、119番の要請がくれば、急病人やけが人を乗せ救急車両が走っています。小樽市の救急車両の総点検をお願いします。

【回答】

大変なけがを負われましたことに心からお見舞い申し上げます。

お手紙にありました救急自動車につきましては、道路運送車両の保安基準に定められた緊急自動車の基準に適合しており、十分な車両の緩衝装置やストレッチャーを固定する架台も防振性能を有しております。また、救急自動車は、車両の異常や故障の未然防止の観点から、法定点検の他に毎日朝夕の車両点検を実施しており、当該救急自動車につきましても、再度、点検及び確認を行いましたが異常は認められませんでした。今後につきましても、ご意見を参考に、より一層の安全で安心な救急自動車の運行に努めてまいります。
最後になりますが、一日も早いけがの回復を願っております。

 

 

高齢者の運転免許証自主返納について【7月20日受理】

高齢者による運転死傷事故は、後をたちません。自分の技術を自覚し、事故防止のために、協力的に免許証を返納する者に対し、その長期間にわたる苦労に報いるためにも、市としてささやかや返礼の提供はできないものでしょうか。市の財政事情も理解できますが、他の自治体では、期間限定のハイヤー割引チケット、全国共通商品券の発行など、ご苦労さん制度を実施しているところもあります。

【回答】

運転免許証の自主返納につきましては、「自分は加害者に決してならない」という尊い決断であると認識しております。運転免許証を自主返納される高齢者への返礼につきましては、本年4月15日から、本市を含むさっぽろ連携中枢都市圏の市町村において、「さっぽろ圏高齢者運転免許証自主返納支援制度」が開始されております。この制度は、本市を含む札幌圏に居住する65歳以上の方が運転経歴証明書を提示した場合に、配送料の割引や商品・サービスの無料提供などの特典が受けられるというものであります。現在、同制度には、圏内の6事業所が協力し、市内ではイオン小樽店、コープさっぽろ各店など6店舗で利用可能ですが、今後の協力事業所の増加やサービスの拡大等が期待されるところです。

なお、本市の事業としましては、運転免許証の自主返納に特化したものではありませんが、高齢者の心身の健康保持と生きがいの創出を目的とした「ふれあいパス」を実施しており、市内の70歳以上の方に、バスもしくは鉄道の利用について助成を行っております。市の厳しい財政状況の中、加えて新たな制度を導入することは難しいものと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

 

 

学校でのオージオメーターについて【7月17日受理】

知人の勤める学校のオージオメーター(聴力検査機器)が不具合らしいです。これは生徒の健康診断で使う精密機器で、正しく作動していないと子どもが困ります。ぜひ点検や修理をお願いします。

 

様々なご意見【7月17日受理】

街頭放送について、市民の健康のためにも、毎朝定時にラジオ体操を流していただけませんか。体操をするかしないかは市民の自由ですが、曲が流れるだけで健康に対する関心が高まり、一日の活動のきっかけになるでしょう。

また、かつては西の神戸、東の小樽と言われた「小樽の水」は、おいしさに定評があると聞いていましたが、これが製造原価の高騰で終売となると知り残念です。小樽は観光の街なのに、自動販売機に「小樽の水」が陳列されていません。せめて小樽駅前や小樽運河、水族館やメルヘン広場で、各メーカーの自販機の一列にでも陳列していれば、このようなことにはならなかったのではないでしょうか。戦略的に販売に取り組む部署を設け、販路拡大により取扱本数を増やすことでコストを下げ、引き続き販売を継続できないでしょうか。

【回答】

まず、市民の健康づくりにつきましては、街頭放送につきましては、民間の会社において有料で運営されており、市の事業としてラジオ体操の曲を放送することは、難しい状況です。しかしながら、市では、例えばタウンノルディックウォーキングなど、様々な健康づくりを目的とした取組が行われており、コロナ禍ではありますが、感染予防対策をとりながら開催されております。感染状況により中止の場合もありますが、ぜひご活用ください。

次に「小樽の水」につきましては、製造本数とコストの関係も検討しましたが、製造会社が遠隔地であることもあり、製造本数を増やしてもコストの圧縮には限界がありました。また、現状の人員体制で販売専属に人員を割くことは、コスト的にも業務的にも困難ですので、ご理解願います。

 

 

交差道路のロードヒーティング化について【7月14日受理】

近所の交差点は、バス通りでもあるがロードヒーティングされておらず、冬場は滑ります。ぜひロードヒーティング化をお願いします。

 

体育施設の駐車場建設反対について【7月13日受理】

およそ50年前、子どもが小学校3年生のとき、稚内から鹿児島までサイクリングで縦走し、工業地帯の汚染を体験しました。これは現地に出向いてみなければ、言葉や書面では分かりえないことです。「たくさんの人が集まれるように、体育館の駐車場を増やしてほしい」という要望に対し、市の財政を鑑み反対です。「たくさんの人が」とは、「車を持った人がたくさん」という主旨と読みました。現在、体育館の周辺にそれを建設できる空き地がありますか。私は体育館には緑の森林浴がふさわしいと常々思っています。人間、歩くことがどれだけ大事かは、車を持っている人は理解できないのではないかと思います。

【回答】

私も小樽公園の「みどり」は、市街地中心部にありながら市民にやすらぎを与える施設と考えており、その保全・育成に努めているところであります。さて、総合体育館の駐車場は手狭であるため、規模の大きな催事の際には、小樽公園や市役所駐車場が満車になり、周辺の道路では渋滞や路上駐車が発生するなど、改善が必要な状況にあります。このため、山の手小学校の建築敷地とするため廃止した、小樽公園第2駐車場を旧緑小学校跡地に設置し、これらの課題解決を図るためその整備内容を検討させているところであります。ご指摘にありましたとおり、大変厳しい財政状況にあることから、整備内容の検討にあたっては、このことを十分に踏まえて進めるよう指示しております。

 

「ホームページ依存」について【7月13日受理】

私の家庭では、インターネットが使える環境ではありません。勤務先や子どもの家庭ではその環境にあるので、どうしても必要であれば調べることは可能ですが、ホームページ以外に伝達手段はないのかと、つい考えてしまいます。以前は、新聞や市発行の文書でお知らせがあり、申し込みや回答は封書やはがきで行っていました。小樽市のように、年金生活世帯や生活保護受給世帯の高齢者の比率が高い中で、最新の情報のためにわざわざお金のかかるインターネット環境に入る方は多くないと考えますが、そのような高齢者でも正しい情報は欲しいし、申請や申し込みもしたいと思います。ぜひ、大事な通知については、新聞やテレビ・ラジオ、広報誌でもお知らせし、可能であれば「詳しくはホームページをご覧ください」で締めくくる事は避けてもらえればと思っています。ここまで進んだホームページ依存を、一朝一夕に改善できるはずはありませんが、情報獲得の手段を考えて一石を投じてみました。

【回答】

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、特別定額給付金をはじめとした緊急経済対策等の周知につきましては、ホームページをご覧いただけない市民の皆様にもお知らせできるよう、新聞にお知らせのチラシを挟み込む一方、新聞をお取りになっていない方へは直接チラシを郵送したり、市がスポンサーとなっておりますSTVのテレビ番組や、私が出演させていただいておりますFMおたるの「明日へ向かってスクラムトライ」というラジオ番組を活用したりするなど、大変苦慮したところです。チラシの新聞への挟み込みや郵送につきましては、費用の問題もあり常時活用できるものではありませんし、ご指摘のように、直ちにホームページ依存を改善できる有効な手段はありませんが、広報誌に掲載する情報の優先度を見極め、上記テレビ・ラジオ番組の市民の皆様への周知を徹底し、『「詳しくはホームページをご覧ください。」で締めくくることは避ける』とのご意見を念頭に置きつつ、ホームページだけに頼らない情報発信の手段について工夫してまいります。

 

学校給食のアレルギー対応について【7月10日受理】

小学校に通う娘は、乳アレルギーを持っています。学校給食は卵アレルギーには対応していますが、乳アレルギーには対応していません。パンやシチューなど食べられないものは、なるべく同じように手作りして持たせていますが、自宅から持っていくことが恥ずかしいらしく、何も食べずにそのまま持ち帰ってくることもあります。みんながデザートをおいしそうに食べている時も、一人何も食べずに早く給食の時間が終わらないかと待っているそうです。すべてのアレルギーに対応することは難しいと思いますが、乳アレルギーの給食対応の実現を強く希望します。

 

風力発電について【7月10日受理】

4月末に公表された(仮)北海道小樽余市発電所の建設計画について、多くの小樽市民と市長に意見書を提出しました。それらを受けて北海道に提出した小樽市としての意見書を見ましたが、住民の不安や懸念をしっかりと受け止めていただき、ありがとうございました。今回の計画は、小樽・余市にまたがる山間部が事業予定区域ですが、石狩湾の洋上でさらに巨大な風力発電の計画が3つ進んでいます。海の上だからいいということにはならないと思います。海の生態系への影響、多数の風車による累積的影響に関する調査はほとんどなされていません。低周波、超低周波は耳には聞こえませんが、高齢者、子供、聴覚に障害を持つ人、つまり弱い人に影響が出る可能性が高いと言われています。小樽市は海と山に囲まれた自然豊かな街ですが、それが仇になって、海と山からの低周波から逃れることができない、そんな街にしてほしくないと強く思います。自然再生エネルギーを推進する国の支援を受け、主に首都圏の事業者が「確実に利益になるビジネス」として、続々と風力発電事業に参入しています。しかし、地域に暮らす住民にとってなにかメリットはあるでしょうか。固定資産税や事業者による基金のような、目先の微々たるお金のために、これまでの歴史の中で継承されてきた独自の自然景観や、住民が健康に暮らす権利、それらを未来の世代に残す私たちの義務を、放棄することがあってはいけません。現在、風力発電が建設された地域の住民からは、様々な被害を訴える声が上がっています。計画を推進する前に、風力発電の実態を科学的、客観的に検証することが必要です。そして、小樽市としてもガイドラインや条例などを制定して、住民が地域の中でより豊かにより幸せに生きる権利を守るという姿勢を、明確に打ち出してほしいと切に願います。

【回答】

石狩湾の洋上風力発電事業計画につきましては、平山様をはじめ多くの皆様から、自然環境の破壊、低周波音による健康被害等を懸念するご意見をいただいております。風力発電のような規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地による段階的な手続が定められていることから、市としてガイドラインや条例を制定することまでは考えておりませんが、市民の皆様から自然環境の破壊、低周波音による健康被害、景観等への影響、さらには、複数の事業が集中することによる累積的な影響を懸念する声や建設に反対する声が寄せられておりますので、今後の手続きである方法書、準備書の各段階においても、配慮書同様に、市として必要な意見を述べていきたいと考えております。なお、一般海域の洋上風力発電事業につきましては、環境影響評価法の手続きとは別に、「海洋再生可能エネルギー発電施設の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」に基づき、石狩湾が「促進区域」として指定されることが必要な条件となっておりますが、現時点では「促進区域」に指定されておらず、今後の見込も示されていない状況となっております。

 

 

小樽の雪捨場(築港)について【7月10日受理】

冬場、築港の海にある雪捨場に、ダンプに積まれた雪が投棄されているのを目撃しました。ダンプに積まれた雪はいろいろなごみ等が含まれており、これを海に投棄する自治体があると、小樽に住んで24年初めて知りました。海をきれいにしなければならない立場の市のやり方には疑問符がつきます。本来、雪捨場としている場所は、毎年ごみをその都度取り除き清掃しています。海に投棄は「不法投棄」と言われても仕方ないと思います。長年実施している状況で、別に不法投棄と思っていないのか、また、海に投棄したいきさつを答えてください。

【回答】

ご指摘をいただきました海域(中央ふ頭)への投雪に至った経緯につきましては、平地が少ない地形的制約がある陸域だけでは、十分な広さの雪堆積場を確保することが極めて困難な状況にあるため、昭和52年から投雪が行われております。投雪時に混入しているゴミ等については、都度処理させていただいており、投雪される雪自体は廃棄物に該当しないという認識であります。また、毎年7月頃には海底の土砂等を浚渫し、搬出も行っている状況であります。市民の皆様へは、広報や除雪懇談会などで毎年、周知させていただいております。漁業者の皆様への対応につきましては、窓口である漁業協同組合様から毎年、書面において、同意をいただいております。また、海域(開設前・開設中・閉鎖後)の水質調査も実施させていただき、環境基準値内であることも確認しているところであります。昨年度、市民の皆様に開放した陸域の雪堆積場は、郊外に4箇所(祝津豊井浜・幸1丁目・望洋シャンツェ・銭函浄水場(桂岡に位置))あり、特に銭函地区については、昨年度より、民間企業所有地の借地が不可となり、陸域における適地の確保に、現在も苦慮しているところであります。海域での処理に頼らざる得ない状況が続いていることに関しては、課題として重く受け止めており、今後におきましても、陸域における雪堆積場の確保のため、適地の模索や融雪処理施設等の検討も含め、取り組んで参りたいと考えております。

 

 

生活保護について【7月10日受理】

生活保護を受けて自家用車を持って元気な人なのに、働かずパチンコに通っている人がいます。そんな家に、どういう基準で生活保護費を与えているのか知りたいです。もっともっと苦しい家計を続けている人がいます。

【回答】

生活保護制度につきましては、日本国憲法第25条の生存権を根拠とする制度であり、生活に困った国民は誰でも権利として、本制度を利用できることとなっております。このため、世帯の収入が制度の基準以下の場合には、基本的には生活保護の受給が可能となります。一方、制度の利用にあたっては、受給者自身には、最大限の能力活用を図っていただくことや生活の向上のための努力をしていただくこと等、様々な義務や制約があり、就労が可能な方については就労していただくこととなっております。また、自動車の所有や使用につきましては、身体の障害により通院、通学時に必要とする場合、通勤時に自動車以外の交通手段がない場合などの特別な場合を除き、認められないこととなっております。パチンコ等の遊興につきましても、頻度によっては、生活の向上を大きく妨げるものであり、適切ではないものと考えております。このため、受給者に対しては日頃より定期的に訪問調査等を行い、能力活用や生活管理等を適正に行うよう指導を行っておりますが、一部に把握しきれていない場合もあるかと思われますので、何かお気付きの事案がありましたら、担当課までご一報ください。なお、その場合には、お知らせいただいた対象者について、保護受給の有無を含め、一切の個人情報をお知らせすることができませんことをご理解ください。

 

 

空家対策について【7月8日受理】

小樽市内は、商店を含めて空家の多いことに驚かされます。人口減少、高齢化に伴い、自然の成行きかと思いますが、古くなり倒れかけた無人の空き家を見るたび、そこで暮らしてきた幸せな家族の姿を想うと悲しくなります。解体費用に数百万円と、低所得者の老後の人生を考えると、なかなか実現が難しい。私も今79歳と一人暮らしで、解体も目の前にせまっています。この解体費用を市から援助できないものか。また、これから増加の一途たどる空家において、市はどのような対策を打ち出しているのか。

【回答】

まず、建物解体費用の市からの援助金につきましては、ご指摘のとおり、近年の少子高齢化の進展により、空き家は全国的にも大きな社会問題となっており、とりわけ高齢化率が40%を超えている本市におきましては、空家率が平成30年で17.3%と全国平均の13.6%を大きく上回る数値となっております。このことから本市では空家対策に関する様々な取組を行っておりますが、その一つとして、市民の皆様が安心して生活できる環境を確保することを目的に、平成30年度より「小樽市特定空家等住宅除却費助成制度」の運用を開始し、一件でも多くの危険な空家の解体が進むよう取り組んでおります。この助成の対象となる空家は、財源が限られていることもあり、周辺へ危害を与えるおそれのある危険な空家が対象であり、上限額30万円として除却工事費の3分の1を助成しております。

次に、空家に対して市はどのような対策を打ち出しているのかにつきましては、平成27年5月に全面施行された法律「空家等対策の推進に関する特別措置法」を受け、これまで本市においては、平成27年度に空家対策の窓口を一本化するとともに、平成28年度には「小樽市空家等対策計画」を策定し、危険な空家の所有者等への指導・助言や良好な空家の所有者等に対して利活用を促す施策などを行っております。また、今年度、空家実態調査を行っており、これを基に市民アンケートを行ったうえで、令和3年度に「小樽市空家等対策計画」を改定し、更なる空家対策に取り組んでまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

 

 

子育て給付認定の現況届の件【7月8日受理】

子供の施設利用給付認定書が、コロナの影響でやっと6月8日に届いたのに、それと同時に現況届を6月末までに提出してくださいと通知がきたことに、納得ができません。なぜ同じことをすぐに行わなくてはいけないのでしょうか。1年後ならわかりますが、まだ何日もたっていないのに、また会社に就労証明書を提出してもらうのは、おかしいと思います。もう少し、期限等を見直してもらえると助かります。

【回答】

「現況届」は、保育の必要性に係る事由に引き続き該当していることを確認する観点から、年1回を基本に保護者から提出を求めることとされ、本市では、毎年6月に提出をお願いしております。また、この際に添付する「就労証明書」は、証明日から1か月以内を有効としております。本年度、幼稚園での預かり保育を利用する際に、子育てのための施設等利用給付認定の申請を頂いておりましたが、その際にご提出を頂きました「就労証明書」の証明日は本年4月のものであったことから、この度の現況届では、改めて就労証明書の提出をお願いしたものであります。就労証明書の発行は、勤務先にご記入をお願いするものでありますことからも、保護者の皆様にとってご負担となる証明書類とは思いますが、子ども子育て支援法第30条の5及び同法施行規則第28条の3第2項の規定に基づき、確認が必要とされる手続でありますことから、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

 

 

歩道のツルツル路面について【7月7日受理】

昨年末、観光客が行き交う堺町周辺は、車道には砂かまかれていましたが歩道は砂がまかれてなく、たくさんの人たちに踏み固められツルツル路面でした。前を歩いていた観光客が転倒、たぶん何人もの方たちが転倒していると思います。せめて核店舗の人たちが店前に積極的に砂をまくか、砂箱を設置してください。小樽市内、坂道だけではなく、一般道にも砂をまいてほしいです。

 

 

公園遊具に大人用ストレッチ具を【7月6日受理】

私は、朝ウォーキングがてら望洋東公園などに立ち寄り、鉄棒で足腰を伸ばしています。仕事柄、全道を回り、朝に公園に寄りますが、「大人用ストレッチ器具」が設置されている自治体が多くなっていますが、小樽市内はどうなのでしょうか。望洋東公園にも、せめて大人がぶら下がれる高さの鉄棒があればと思います。

【回答】

本市では、老朽化した公園遊具の更新についての事業を現在進めており、ご要望のありました望洋東公園については、平成25年度にこの事業を実施し遊具の更新を行ったところであり、現時点では新たな遊具の設置について計画はしておりません。 望洋台から少し距離はありますが、平磯公園(小樽市若竹町20番)には大人の方も利用できる鉄棒があります。今後の公園整備にあたっては、地域の声も伺いながら進めてまいりたいと考えております。

 

 

野良猫のえさやり禁止について【7月6日受理】

近所の住人が野良猫にえさをやるため、その家から猫がはなれず、私の家や土地にふん尿の被害があるので、保健所より、次に被害があった場合には改善命令を出すと言われたが、後日、被害が過大ではないので、出せないと言われました。隣の家もえさやりをはじめ、残ったえさにきつねやカラスも来るので、エキノコックスも心配です。改善命令を出すように指示をお願いします。

 

 

除雪、国道5号線のスピード違反について【7月6日受理】

少なくても月2回位は除雪をしてほしいです。

国道5号線の春香から銭函の間の、車のスピード違反が大変多いので、警察への指導をお願いします。

 

 

通学路の木の伐採について【7月3日受理】

桂岡小学校正門通りの通学路の木を伐採してほしいです。40年以上経つと思いますが、高くなりすぎて、もし台風で倒れてきて児童にでも直撃したらと心配しています。

 

 

様々な要望【7月6日受理】

  1. 小樽公園付近の駐車場の整備をしなければ、せっかくの公園、体育館、市民会館が無駄。そして、公園から港湾への自慢の眺望をもっと良くしたら、もっと人も集まるのでは。
  2. 築港を競艇場に(ウイングベイ小樽4階の再利用)。
  3. 自衛隊の誘致。
  4. 市の職員は、なるべく小樽市民を採用すべき。
  5. 市議会議員の数の縮小。市民の数に比べてどれだけ多いことか。

【回答】

  1. まず、小樽公園の付近に駐車場を整備することにつきましては、現在進めております旧緑小学校解体工事終了後に、公園駐車場として利用いただけるよう、整備内容について検討を進めております。また、小樽公園からの眺望につきましては、見晴台からの眺望を一定程度確保するため、枝払いなどを樹木の育成に配慮しながら随時行っております。
  2. 次に、築港を競艇場にとのことですが、本市では、平成26年度に市民へのアンケートや港湾利用者との意見交換を行いながら、「若竹地区水面貯木場及び周辺有効活用計画」を策定し、この区域については「水面や水辺を生かした海を体感できる魅力あるウォーターフロント空間」を将来の目指す姿として、多くの市民や来訪者で賑わう空間づくりを目指すこととしております。このため、本市で現在検討中であります小樽港の将来の目指すべき姿である「小樽港長期構想」の策定と具体の港湾整備を位置付ける「港湾計画」の改訂作業の中でも、平成26年度に計画した将来の目指すべき姿を反映していく考えであります。また、ウイングベイ小樽内の空きスペースの活用や新たな施設の誘致は、最終的には、施設所有者である小樽ベイシティ開発の意向によりますが、今後とも、市民をはじめ多くのお客様に買い物やレジャーを楽しんでもらえる場をつくるという視点で考えてまいります。
  3. 次に、自衛隊の誘致につきましては、現在のところ考えておりません。本市は商業港湾都市として発展し、明治、大正、昭和初期の繁栄の時代に築かれた歴史文化資源と、変化に富んだ美しい海岸線や緑豊かな山々などの自然景観が一体となった、情緒あふれるまちなみを形成しており、今後もこれらを大切にしたまちづくりをしたいと考えております。また、小樽港は物流を中心とした商業港であり、今後においても、国内貨物の誘致や諸外国との貿易拡大による物流の活性化等を進めるとともに、経済効果の高いクルーズ船の誘致を図るなど、平和で質の高い商業港として発展させていきたいと考えており、軍港化に関してこれまで一貫して否定してきているところです。自衛隊の誘致は、人口対策や経済活性化の面において一定程度の効果は期待できますが、その一方で、上記のとおり本市のまちづくりの方針にはなじまない面があることから、現在のところ、市の収入を増やす方策として誘致を行うことは考えておりません。
  4. 最後に、「小樽市民の優先採用」につきまして、職員の採用については、柔軟な発想や創造性に富む人材、困難な課題に積極果敢に挑む、意欲ある人材の確保のために、筆記試験や個人面接のほか、集団討論の場を設け、職員としての適性を見極めてきたところであり、採用試験の公平性や将来的な市民サービスの質向上の観点からも居住地をもって採用を判断するのではなく、適性をより重視した採用試験の実施を考えております。しかしながら、市の職員として小樽市に居住することが望ましいことは言うまでもありませんので、採用試験の実施要領には「職員の市内居住」を応募の基本とする旨の記載をしており、市内居住の重要性を理解して採用試験に臨んでもらうような方策をとっておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
  5. 市議会議員の縮小につきましては、市長部局とは独立した執行機関であります小樽市議会から、回答させていただきます。市議会議員定数の縮小については、文字どおり定数を削減すべきということのみならず、市民の皆様が、市議会が十分な機能を果たしていないと感じておられるという叱責として、真摯に受け止めさせていただきます。本市議会の議員定数は、昭和62年5月から平成15年4月までは36人でしたが、平成15年5月からは32人、平成19年5月からは28人、そして、平成27年5月からは25人と、徐々に削減を進めてきているところでありますが、今後も更なる人口減少を見込まれますことから、重要な課題であると認識しております。しかし本来、地方議会は地方自治における二元代表制の一輪として、市長をはじめとする執行機関の業務について、市民の利益を代表する立場から監視し、チェックするとともに、市民の皆様の様々な声を市政に届けるという重要な役割がございますので、その役割を十分に果たすため、単に議員定数を減らせばよいというものではないと考えております。まずは、開かれた議会や議会活性化などの議会改革に積極的に取り組み、市議会議員が市民の皆様の負託にしっかりとお応えし、それが市民の皆様に浸透して、市議会並びに市議会議員が必要だと考えていただけるようにならなければと考えており、その上で、人口減少に応じた適正な議員定数についての議論につなげていかなければならないと考えております。これらは日進月歩の取組であり、なかなか一朝一夕にとはまいりませんので、もどかしく感じられることもあろうかと存じますが、何とぞご理解いただいた上で、今後とも、本市の議会運営を厳しく見守っていただき、何かお気付きの点がございましたら、ご指摘くださいますようお願いいたします。


精神障がい者のバス賃半額のお願い【7月3日受理】

私は、精神障がいを持つ人にもバス賃半額を訴えます。仕事をしている私も、手当はあるものの時給200円と少なく、交通費をもらえるとしてもわずかばかり。私のほかには、仕事をしておらず、交通費すらもらえていない人もいます。とてもかわいそうに思えるのです。バス会社に、手帳の提示で半額の件、お願いできないでしょうか。

【回答】

精神障がい者の方へのバス運賃の半額補助につきましては、本市では北海道や札幌市の担当者と一緒に、北海道バス協会、JR北海道および北海道運輸局に対し、公共交通機関の運賃割引が実施されるよう、例年要望活動を行っているところです。しかし、事業者の経営も厳しい状況から、運賃割引については難しい状況となっております。そのため、全国市長会を通じて、国に制度として設けるよう要望を出しているところです。今後も精神障がい者の方の支援が充実するよう、関係機関等への働きかけを継続してまいります。

 

 

風力発電について【7月3日受理】

小樽は夏は海や登山、冬はスキー、郊外には朝里川温泉、そして国内外のたくさんの人が、「歴史とロマン」を求めて訪れる日本有数の観光都市です。そこに降って湧いたような、本州大企業による「風力発電」の提案がおきました。これは運河論争やカジノ問題のような、市民を二分したり、足して2で割るようなものではありません。小樽の背骨の山々の、東京ドーム309個分の広大な国有林に、札幌テレビ塔級の風力発電を27基も造るという、途方もない自然破壊が進行しようとしています。クルーズ船周遊の景観に悪影響を与えるのは必至で、地元の建設業を潤すことにもなりません。さらに環境庁からも異例な注文が付きました。「原発から自然エネルギーへ」という流れとはいえ、一つの自治体にこれほどの「負の負担」を及ぼす今回の風力発電に、ぜひとも反対の意思を示してください。次の世代に禍根を残さないような街づくりを行うことは、現世代の責任だと思います。

【回答】

本市と余市町にまたがる山林の風力発電事業計画につきましては、多くの皆様からも、自然環境や景観などへの影響を懸念するご意見をいただいており、本市としても環境保全や眺望景観上の影響を大変危惧しているところであります。当該風力発電事業については、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会に対し、自然環境の破壊、森林伐採による土砂災害、低周波音による健康被害などへの影響の低減や丁寧かつ誠実な説明に努めることに加え、今後、住民等の理解が得られているとは言い難い状況にある場合、あるいは、環境保全や眺望景観上の重大な影響があると判断した場合は、事業計画を現状のまま進めることを是認できない可能性があるという内容の意見書を作成し、提出したところであります。今後も、いただいたご意見や、環境影響評価法の次の手続きである方法書、準備書等の結果も踏まえ、本計画に対する判断を見極めたいと考えております。

 

 

小樽市指定のごみ袋について【7月3日受理】

小樽市指定のごみ袋は5l、10l、20l・・・となっています。出産時に20Lのごみ袋をもらい嬉しかったのですが、ごみの日10Lだと少し入らないけど、20Lの袋を使うほどおむつのごみも出ず、15Lがあればいいなあと、何年間もごみの日がくるたびに思っていました。ぜひ15Lの袋を作ってほしい。

【回答】

小樽市指定の燃やすごみ袋は、5L、10L、20L、30L、40Lの5種類となっており、道内人口10万人以上の9都市では、小樽市を含む7市が5種類、札幌市を含む2市が4種類となっております。各家庭のご事情に合った多くの種類があることは理想と考えておりますが、袋の製作コストや、販売をお願いしているお店の負担等を勘案した上で、前述の5種類としているところでありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

さまざまな要望【7月2日受理】

私は小樽が好きで、5年前に市外から転居しました。長く住んでいる方には当然かもしれませんが、小樽の観光資源は豊かな自然だと思います。海のことを言う方が多いですが、私は山がいいと思っており、山から眺める海は最高です。しかし、この景観のすばらしさをアピールしきれていないのが現状だと思います。自然探勝路の案内板は雨ざらしのまま見直された形跡がありません。山中海岸への看板のみ、きれいになっているのを確認しましたが、旭展望台の看板は朽ちて読めないままです。

そして毛無山に27基もの風力発電が造られて、得られるものと失われるものとをはかると、豊かな景観が失われることの方が、損失だと思います。

南小樽駅の桜の木も残してほしいです。

【回答】

本市の観光資源は豊かな自然であり、特に山であるとのご意見をいただきましたが、おっしゃるとおり、歴史や文化、食はもちろん、豊かな自然、特に山は本市の重要な観光資源のひとつだと認識しております。観光指針として策定した「第二次小樽市観光基本計画」においても、本市の魅力は、歴史や文化、海はもちろんのこと、知られざる観光資源として「山」の潜在性・可能性について言及しており、当市のさらなる“強み”として遊歩道の整備や情報発信強化をしてまいります。ご指摘のあった旭展望台の看板については、老朽化していることは認識しておりますので、今後改修に向けて検討してまいります。また旭展望台の周辺に展開される18のコースの遊歩道看板については、今年度修理する予定です。自然探勝路の案内板については、北海道の所管となっているため、担当窓口である後志総合振興局環境生活課に対し、本間様からいただいた御意見をお伝えさせていただきます。

次に本市と余市町にまたがる山林の風力発電事業計画につきましては、本間様をはじめ、多くの皆様からも、自然環境や景観などへの影響を懸念するご意見をいただいており、本市としても環境保全や眺望景観上の影響を大変危惧しているところであります。 当該風力発電事業につきましては、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会に対し、自然景観や眺望景観、特に本市の貴重な観光資源の一つでもある塩谷丸山や重要眺望地点である天狗山などからの眺望に与える影響を十分に調査すること、また、安全上の観点から、風力発電機等の保守点検、故障時の対応などについても適切に対応できる対策を講じること、さらには、環境保全や眺望景観上の重大な影響があると判断した場合は、本事業計画を現状のまま進めることを是認できない可能性があることなどの内容の意見書を作成し、提出したところであります。

最後に、南小樽駅の桜の木につきまして、ご存知のとおり、現在、同駅では、エレベーター設置などのバリアフリー化工事を実施中ですが、JR北海道からは、駅舎横の桜の木を保存する方法で、工事を実施すると聞いております。工事によってご心配をお掛けした様ですが、ご安心ください。

 

 

道路脇の草刈りについて【7月2日受理】

道路の脇に生えている草が道路にかぶさっていたり、ものすごい茂みになっています。また、イタドリの群生に大量のゴミを持ってきて投げ捨てている人も見ましたが、茂りすぎてふつうには発見できません。草刈りお願いできませんか。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
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