FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和3年2月15日放送分

公開日 2021年03月09日

更新日 2021年03月17日

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【前半】

  • 飲食店に対する休業要請期間の終了について
  • 小樽市飲食店休業協力金について
  • 国の第3次補正予算「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の活用について
  • 小樽市離職者支援給付金の申請受付期間の延長について
  • ワクチン接種対策本部の設置について

【後半】

  • 新型コロナウイルス感染症に関する各種保険料の減免について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、2月も半ばになりまして、市内の酒類を提供する、飲食店の皆さんに向けての休業のお願い、これは期間を定めて、集中的にコロナの市中感染の封じ込めを図る、小樽市独自の感染防止対策ということですが、本日2月15日(月)まで相当多くの飲食店の皆さんにご協力を頂いて、一定の成果が見られたんではないでしょうか。

(市長)
なかなかストレートに成果というのは、言いづらい部分もあるんですけれども、この休業の要請を決めた背景には、やはりその飲食店でのクラスターの発生、あるいはその感染者の発生というのがあって、さらにその背景には新規の感染者数が増えてる、あるいは病院のベッドを確保が難しいという状況の中で、この休業の要請に至ったんですけれども、結果としてこの15日までの間にクラスターは解消されましたし、その後クラスターの発生だとか飲食店からの感染者もありませんので、本当に事業者の皆さんの協力の賜物だなと感謝をいたしております。

(FMおたるパーソナリティー)
市長としては、ここぞ、というタイミングで急きょ手立てをされたんではないかと思いますが、この2週間余り皆さんで我慢をされて、感染のさらなる広がりというのは防げたのではないでしょうか。

(市長)
はい、ありがとうございます。思いとすれば、やはりクラスターの芽を早めに摘む、そして先手を打つ。そういう視点でこの休業要請には至ったんですけれども、ただ、これまでの経過を見ましても、クラスターと言いますか、感染というのは波のように、引いては寄せ引いては寄せ、の繰り返しですから、引き続き緊張感をもって対応に当たっていきたいなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
この休業の要請に、2月1日(月)から2月15日(月)まで、全ての期間で休業されてご協力いただいた酒類を提供する飲食店にお支払いされる休業協力金、この申請受付が明日2月16日(火)から始まるんですね。

(市長)
そうですね。すでに申請書については、小樽市のホームページに掲載されておりますので、ご確認をいただきたいなと思っておりますけれども、今回の休業要請に応じていただいた事業者の皆さんには、一店舗当たり15万円の協力金をお支払いさせていただくことになっておりまして、これは、今、村岡さんがおっしゃられましたように、明日2月16日(火)から3月15日(月)までの期間となっております。

(FMおたるパーソナリティー)
2月1日(月)から2月15日(月)の間、ずっと休業していたことが分かる告知掲示物、例えばシャッターに貼り紙を貼ったものですとか、また、休業告知が掲載されたお店のホームページですとかSNSなどの書類が確認のために必要ということなんですね。

(市長)
そうですね。申請書、それから振込口座がわかるものも必要ですけれど、お休みをされてたという証になるものとしては休業の貼り紙、それからお酒類を提供されていたとわかるもの、店舗としてわかるもの、例えばメニューの写しだとか、お店の名前が入ったお品書きの写真だとか、こんなような添付書類が必要になってまいりますので、ご注意いただければなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
この協力金について申請書を始め、今お話のありました必要書類などは、どちらで確認するとよろしいでしょうか。

(市長)
この申請書は、市のホームページにすでに掲載されておりまして、そこからダウンロードができますので、手続きについての詳細もホームページで確認できることになっております。ただ、インターネットの環境にない方には市役所から郵送をさせていただきますので、産業港湾部の商業労政課というところが担当しておりますので、この商業労政課の方にお尋ねをいただければと思っております。できるだけ早くにお支払いをさせていただきたいと思っておりますけれども、申請をいただいてから10日から14日間をめどにお支払いできるように我々としても手続きを進めていきたいなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、わかりました。申請を予定されている方については、なるべく早めに、済まされた方がよろしいかと。または感染予防の観点から、なるべく郵送での提出にご協力お願いしたいと思います。お問い合わせは、小樽市役所産業港湾部商業労政課となりますのでよろしくお願いします。さて、新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな対策に資する第3次となります、国の臨時交付金。こちらについては、前回の番組なんかでも少し触れましたが、小樽市への配分額が今回は7億円規模ということだそうですね。

(市長)
そうですね。今回、全国で1兆5000億円が地方自治体に配分されたんですけども、そのうち小樽には7億円ほどの配分が決定をされました。もう私どもといたしましては、飲食店の休業要請の協力金、これもこの臨時交付金を活用させていただくことになっているんですけれども、多くの事業者の皆さんが売り上げの減少だとかにお困りお悩みになってると思いますので、事業継続のための支援金、これは去年も一度やっているんですけれど、同じような支援策を、この臨時交付金を使って考えていきたいなと思っております。具体的には2月19日(金)に記者会見を行いながら、この7億円を使って、どういった事業を小樽市としてやるのかっていうことについて、ご紹介をさせていただきたいなと思っておりますので、今しばらくお待ちいただければなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、その国の臨時交付金を活用した事業ということで、関連があると思いますが、新型コロナの影響でお勤め先からの離職を余儀なくされた方々への小樽市独自の支援策として離職者支援給付金があります。今回この事業の申請期間について、延長を決めたということなんですが、具体的にはどういったお話になるんでしょうか。

(市長)
令和2年の3月以降に、お勤め先を離職されて、今の時点でも再稼働、お仕事についていないという方を対象に、お一人5万円を給付させていただくという、これは小樽市独自の事業なんです。これを本来であれば2月1日(月)で受付を終了させていただくことにしていたんですけれども、今年に入ってからも感染者の増加が見られますし、市内の経済の状況、それから雇用状況が、依然として厳しい状況にありますので、この期間を今回4月30日まで、受付を延長させていただくことにいたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
今年に入ってからですとか、また最近離職されたという場合も該当になるんですか。

(市長)
対象となる方につきましては、昨年令和2年の3月1日から、今年令和3年の3月31日までに離職された方ですから、最近仕事を離れた方も対象になるということですね。ただし条件がございまして、お辞めになられてからまだ働いていないということ、お辞めになる前に3カ月以上雇用されていた期間があるということと、それからこれまでにこの給付金を受けとったことがないということ、などの一定の要件があるんです。それから昨年の4月28日から申請されるまでの間にお子さんがお生まれになった方については、さらに、お子さん一人当たり5万円の加算があるということになっております。今の期間が延長されておりますので、この内容についてご確認いただければなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。離職者支援給付金について、申請の要件ですとか申請方法などについて市のホームページに掲載をしています。また市役所の福祉部相談室で随時受付をしていますので、お困りの方はぜひお問い合わせされてみてはいかがでしょうか。さて、新型コロナウイルスのワクチンの接種について連日報道などでもありますが、こちらは費用は国負担になりますけれども、実際その実施の主体は各市町村ということになるんですよね。これ業務としては、大変なボリュームになってくるんじゃないかなと思うんですが、小樽市の進捗としてはいかがでしょうか。

(市長)
はい。小樽市としてはですね、まず2月5日(金)にワクチン接種対策本部というのを立ち上げました。組織体制といたしましては、本部長に副市長、それから副本部長に総務部長と保健所長を充てまして、実際に作業にあたる職員といたしましては課長以下4名。さらに4月からは、臨時の職員の方を1名充てまして5名体制でこの対策本部の運営にあたって行きたいなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。国からの情報もやや不足気味と言いますか、あの業務内容に具体的に打ち出していくのも、なかなか大変で難しいと思いますし、取り組みの種類としては経験したことのない大規模なものとなりますよね。

(市長)
そうですね。既にお隣の余市町などでは、余市スタイル、東京都練馬区でも練馬スタイルということで独自の運営方法を既にご発表もされておりますけれども、小樽市としてはまだそこまで行っておりません。まだまだ解決しなければならない課題っていうのは今いくつかありまして、接種、順序順番の決定ですとか、接種の場所ですとか、こういったことは医師会の皆さんですとか、医療機関の皆さんとしっかりと協議をし、調整をしていかなければいけないと思っておりますし、クーポン券の配布ですとか、市民の皆さんにお知らせもしなければいけないということで、今国の方ではまず医療従事者それから高齢の方、それから一般市民という順番は決められておりますけれども、私どもとしてもこれから一つ一つ具体的に対応をお示しをさせていただきたいなと思っておりますけども、やっぱりスピード感をもって取り組んでいかなければなりませんよね。これが一番大きなテーマになってくるんじゃないかなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
このコロナに対してはまだまだ油断ができないというところがたくさんありますからね。

(市長)
数字をみましても、感染者数がだいぶ改善してきてるなとは思っておりますけれど、気を抜いてクラスターが1件発生してしまいますと一気に、数字というのはポンっと上がってしまいますから、やっぱり予断を許すことはできないなと思っております。引き続き緊張感を持って臨んでいきたいなと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。ありがとうございました。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、後半は小樽市役所職員の皆さんにお話を伺っていきます。市民生活を支える重要な制度に保険制度があります。小樽市で担当されている保険制度は、国民健康保険、後期高齢者医療制度、介護保険の三つがあります。本日は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた被保険者の方々に対する支援策として、これら三つの保険制度の保険料の減免制度についてのお話を伺います。国民健康保険を担当している、国保年金課の松井奈々さん、後期高齢者の健康保険を担当している後期高齢・福祉医療課の加藤明日花さん、そして介護保険課の越智美幸さんにお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします。

(松井、加藤、越智)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
新型コロナウイルス感染症が流行して一年が経過した今、市民の皆さんはこの間大変な日々をお過ごしされてきたと思います。本日お越しいただいた3人の皆さんは、市民生活に不可欠な保険という業務を担当されているということですが、それぞれ担当されている業務がどのようなものか自己紹介も兼ねて、まず松井さんから教えていただけますか。

(松井)
私は医療保険部国保年金課の松井と申します。国民健康保険の業務を担当しています。国民健康保険は、自営業者や会社を退職された方など社会保険などの対象者ではない全ての方が対象となる保険制度です。私は保険係に所属しております。この係では国民健康保険の加入に関する「資格」、料金を決める「賦課」、医療費を支払う「給付」という業務を担当します。私は今「資格」を主に担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
松井さんありがとうございます。次は加藤さんお願いします。

(加藤)
はい。私は医療保険部後期高齢・福祉医療課の加藤と申します。後期高齢者医療係に所属しており、後期高齢者医療制度の業務を担当しています。後期高齢者医療制度とは、主に75歳以上の方を対象とした保険制度で、この係では保険の加入に関する「資格」についてのことや保険料の「賦課」の業務を担当しています。私は現在「資格」を担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、加藤さんありがとうございます。それでは最後、越智さんお願いします。

(越智)
はい。私は医療保険部介護保険課の越智と申します。保険係に所属しております。この係では介護保険料の加入に関する「資格」についてのことと料金を決める「賦課」や保険料の「納付」の仕事などを中心に担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。ありがとうございます。皆さん窓口の対応をされていて、市民の皆さんから今回のテーマの保険料減免のような細かなご相談を受けるということも、松井さん、多いんですか。

(松井)
はい。窓口対応ではさまざまなご相談がありますが、中でも特にこの新型コロナの減免についてのご相談は、皆さんこの状況の中で本当に大変な思いをされていらっしゃると思います。なので私たちの説明が分からないために、さらに不安を感じてしまうことのないよう、丁寧にお話を伺うことを心掛けています。

(FMおたるパーソナリティー)
とりわけ繊細なご相談となるでしょうから市民の皆さんへ寄り添って丁寧にお話を伺うということなんですね。今回お話いただくコロナウイルス感染症の影響を受けた方の保険料の減免というのは具体的に、松井さん、どういった支援策なんでしょうか。

(松井)
この支援策というのは、それぞれの保険に加入されている方で、新型コロナウイルスの影響を受けた方に対する支援なのですが、具体的な例をご説明しますと保険料の一部が減額される場合としては、その世帯の主たる生計維持者の事業収入、不動産収入、または給与収入などが令和元年に比べて3割以上減少した場合となっておりまして、保険料の全額が免除される場合としては主たる生計維持者の方が新型コロナに感染してしまい、重篤な状態になった場合や亡くなってしまった場合となっています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。では一部が減額される場合についてお聞きしますが、どんな方でも前の年より3割収入が減ると対象になるということで、加藤さん、よろしいんでしょうか。

(加藤)
実はいくつか条件があるんです。代表的な例としては、国民健康保険と後期高齢者の保険では令和元年の所得の合計額が1千万円を超える方は対象にならないというものです。

(FMおたるパーソナリティー)
越智さん、介護保険はいかがでしょうか。

(越智)
介護保険ではその制限はないんです。

(FMおたるパーソナリティー)
つまり、病院にかかるための健康保険には所得が1千万円以内という条件があるけれども、介護サービスを受けるための介護保険の場合は、松井さん、その条件はないということなんですね。

(松井)
そうなんです。三つの制度とも減免制度の内容もよく似ていますが、このように保険によって少し違う条件もあるんです。例えば国保では、倒産や解雇などによる失業で雇用保険を受けている方のうち、すでに国保の保険料の軽減という措置を受けている方は対象にならないといった条件などです。

(FMおたるパーソナリティー)
加藤さん、保険もいろんな条件があって、なんだか難しい印象がちょっとあるんですけれども。

(加藤)
私たちが担当する保険の制度は、このように、とても複雑で難しいので、もし自分はどうなんだろうかと気になる方がいましたらご遠慮なく問い合わせていただきたいですね。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。一口に減免と言っても保険によって細かい条件があるんですよね。健康保険も介護保険もとても身近でなくてはならないものなんですが、ちょっと少し難しくて、ご高齢の方などは特に相談に行くこともちょっと気後れするということもあるかもしれませんね。

(加藤)
そうなんです。ですからこのことに限りませんが、気になることがあればご遠慮なく窓口にと言いたいところですが、今は感染のこともご心配かと思いますので、まずはお電話でお問い合わせください。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。まずはお電話でお問い合わせいただきたいということなんですが、ところで越智さん、この保険料ですが、いつからいつまで納付する分が減免の対象となるんでしょうか。

(越智)
令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限がある保険料が対象になります。これは介護保険だけでなく、三つの保険全てがそうなっています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですか。年度末は3月で、もう今は2月ですから、すでにほとんどの保険料を納めてしまっているといった方もいらっしゃいますよね。そういう方はどうなるんでしょうか。

(越智)
はい。減免になる分の金額を計算して、多くいただいている分は還付するという形になります。

(FMおたるパーソナリティー)
さかのぼって計算して多かった分は、還付される、戻ってくるということですね。健康保険料は安心して医療を受けるためにしっかり納める必要があるものだと思いますが、新型コロナの影響を受けて収入が厳しくなっている方にとって少しでも負担を少なくしていただけるというのは、松井さん、とても助かりますよね。

(松井)
ただ、申請すれば無条件で対象になるわけではなく、いくつか提出していただかなければならない書類や細かい要件の確認が必要です。感染防止の観点から申請書は郵送でお願いしていますが、書類の不足などにより二度手間になったり実は対象にならなかったなどでお手数をおかけしなくて済むようにできるだけ事前にお電話でご相談いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
事前の確認は大切ですよね。書類に不足があると、処理にも時間がかかってしまいますし、余計な手間をかけないためにもまずは確認をしていただくのが良いかもしれないですよね。ところで、越智さん、この減免制度ですが、いつまで受け付けていただけるんでしょうか。

(越智)
申請書の受け付けの締め切りは令和3年3月31日です。

(FMおたるパーソナリティー)
あと、1カ月半なのですね。

(越智)
はい。ですから、今日はリスナーの皆さんにもそのことをお伝えしたくて、こうして3人で伺ってPRしたかったんです。

(FMおたるパーソナリティー)
お忙しいところ、ありがとうございます。ところで、この減免制度の実績と言いましょうか、松井さん、現在どのくらいの方が申請をされているんでしょうか。

(松井)
私が担当している国民健康保険は、受け付けを開始した令和2年6月11日から1月末までに、およそ470件の申請がありました。

(FMおたるパーソナリティー)
なんと470件。月で割り返すと1カ月平均で60件くらいの申請があったということですよね。ちなみにですが、減免した金額はどのくらいになるんですか。

(松井)
およそ1億1350万円です。

(FMおたるパーソナリティー)
1億円を超えているんですね。大変な金額だと思いますが、では加藤さん、後期高齢者医療制度についてはいかがでしょうか。

(加藤)
件数は92件で、金額はおよそ1040万円です。国保に比べると少し少ないですが、後期高齢者医療というのは75歳以上の方が主な対象となっている保険ですので、年金で生活されている方が多くご自身で事業をされている方やお給料が主たる収入という方が少ないというのもあると思います。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、分かりました。それでは越智さん、介護保険はいかがでしょうか。

(越智)
介護保険は311件で、金額はおよそ2340万円です。介護保険も国民健康保険に比べると少し少なくなっていますが、介護保険も65歳以上の方が主な対象となっているので、後期高齢者医療制度と同じ傾向はあるかと思います。でも介護保険の被保険者の方は現役世代の方も一定数いらっしゃるので、ご自身で事業をされていたりお勤めになっている方も多いことから、新型コロナの影響を受けている方も少なくないと感じています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね、すでにこれだけの件数が申請に来ていらっしゃいますが、まだご存じない方がいらっしゃいましたら、加藤さん、ぜひ間に合わせて欲しいですよね。

(加藤)
そうなんです。新型コロナの影響を少しでも軽減するために行われている施策です。この財源は国から全額補填(ほてん)されることになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
財政状況が厳しい小樽市の負担がなく国が補填(ほてん)してくれるというのも大きいですよね。本日は市民の皆さんにとって身近な保険制度における新型コロナに関する支援策をご紹介していただきました。迫市長、これはとても大切な情報ですね。

(市長)
そうですね。新型コロナの影響を受けまして、事業の収入が下がっている方ですとか、給料が減ってしまった方、また、中には感染してしまったことによりましてお体に深刻な影響を受けている方もいらっしゃるかもしれません。そういった方々が一人でも多く、こういった支援制度にたどり着けるように今日はPRしたいというふうに考えたところです。期限まであと1カ月半となっておりますので、担当の方からも説明がありましたけれど、ご自身が対象になるのではと思われた方は、まず市役所に、そして電話でお問い合わせいただければと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、わかりました。本日は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた方々に対する三つの保険制度の保険料の減免について、小樽市医療保険部の皆さんにお話をお伺いしました。迫市長、松井さん、加藤さん、そして越智さん、どうもありがとうございます。

(市長、松井、加藤、越智)
ありがとうございました。

エンディング

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